2009年5月31日日曜日

ラ・シニョーラ、ヤクインタのドッピエッタでネドベドのラストマッチを勝利で飾る!!

Serie A Matchday 37 Juventus 2-0 Lazio @ Olimpico di Torino
Juventus:Iaquinta 3,59

Juventus 4/11 draw 7/2 Lazio 8/1(William Hill

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 38)
Del PieroIaquinta
NedvedCamoranesi
ZanettiMarchisio
SalihamidzicZebina
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、メルベリ、マルキオンニ、チアゴ、ジョビンコ、アマウリ、トレゼゲ

ラツィオはビアンコセレスティのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Lazio (Serie A Matchday 38)
KozákDel Nero
FoggiaBrocchi
LedesmaDabo
De SilvestriLichsteiner
RozehnalSiviglia
 Carrizo 


ベンチメンバーはGKムスレラ、ディアキテ、コラロフ、トゥイア、ペルペトゥイーニ、メグニ、メンディチーノ。

ネドベドのラストゲームは彼がユベントスの前に所属していたラツィオとのゲーム。今日はカピターノのマークを彼が巻いている。ピッチに膝をついて祈りを捧げるネドベド。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

2分、ユーベ先制。レデズマからボールを奪ったカモラネージから前線のヤクインタへ。ヤクインタが右足で飛び出したGKカリッソの股間を抜いてレッテ。1-0。

右サイドでレデズマにプレスをかけてボールを奪取したカモラネージからのパスに反応したヤクインタが冷静にカリッソの股間を抜いた。

10分、ユーベ。ゴール正面左遠目からのプニツィオーネ。デル・ピエロが直接狙うがわずかにゴール左に外れる。

デル・ピエロの調子が戻ってきた。今日はミスも少ないし。ポストもできている。

13分、ラツィオ。最終ラインからのロングボールにコザークが抜けだし、GKブッフォンの頭上を超えるループを撃つが枠をとらえられず。

また縦パス1本。今回は上手くプレッシャーをかけたが、決定的な場面を作られた。

22分、ユーベ。左サイドでサリハミジッチとネドベドの連携からクロス。デル・ピエロが落としたところに走り込んだサリハミジッチのクロス。マルキジオが叩くがわずかにゴール左に外れる。

マルキジオのティーロの前にデル・ピエロのファールがあったか。マルキジオのティーロは強烈で枠にいってほしかったが。

23分、ラツィオ。右サイドをあがってきたリヒトシュタイナーからパスを受けたフォッジャがドリブルでエリア内に切れ込みティーロ。GKブッフォンがセーブ。

フォッジャのドリブルは健在。右サイドから中に切れ込んでのティーロもブッフォンががっちりセーブ。

ラツィオはフォッジャに続いてコザークも負傷。

フォッジャはピッチの外から戻ってきた。

41分、ラツィオ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。フォッジャが直接狙うが壁に当たってスローインに。

フォッジャのティーロはヤクインタが頭で跳ね返した。

42分、ラツィオ。素早いリスタートからフォッジャが右サイドを破ってエリア内に切れ込みティーロ。GKブッフォンが抑える。

デル・ピエロのファールからのリスタート。フォッジャが切れ込むがブッフォンがきっちりコースを抑えていた。

アディショナルタイムは2分。

46分、ユーベ。カモラネージから左サイドのネドベドへのフィード。ネドベドのクロスをヤクインタが落とし、デル・ピエロがバイシクルで狙うがわずかに枠の上。

カモラネージからの流れるようなアタック。わずかな手数でのカウンターだが、十分に得点の匂いを感じさせてくれた。

プリマ・テンポはこのまま終了。1-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ57.8%、ラツィオ42.2%、ショッツオンゴールはユーベ1、ラツィオ2、ショッツワイドはユーベ5、ラツィオ3、ブロックドショッツはユーベ0、ラツィオ2。

セコンド・テンポ。ラツィオのキックオフ。

46分、ラツィオ。右サイドのリヒトシュタイナーからのクロス。デル・ネーロが飛びこむがレグロッターリェがゴール前で足を出してクリア。アンゴロに。

ラツィオに押される場面が増えてきた。イージーなミスも目立つ。

49分、ユーベ。キエッリーニが右サイドに開いたヤクインタへのパス。そのまま上がってヤクインタのクロスに合わせるがブロックが入ってアンゴロに。

キエッリーニのオーバーラップからのビッグチャンス。キエッリーニが果敢に飛びこむがブロックが入る。

51分、ラツィオ。デル・ネーロに代えてメンディチーノを投入。

デル・ネーロの出来は悪くなかったが。決めきれなかったというのが大きいか。

53分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージの素早いリスタートから左サイドにサイドチェンジ。ネドベドがミドルを撃つがクロスバーの上。

素早いリスタートから左サイドへのチェンジ。ネドベドが狙うが枠にいかず。

54分、ユーベ。ザネッティに代えてアマウリを投入。

押されている状況で前線からのプレスに切り替えたか。ネドベドがセンターへ。

58分、ユーベ追加点。レデズマのプニツィオーネを止めたカモラネージからデル・ピエロへつなぎ、前線のネドベドへ。ネドベドが上手く収めてヤクインタの前のスペースへ。抜けだしたヤクインタが右足でGKカリッソを破ってレッテ。2-0。

流れるようなカウンター。ネドベドが前線で体を張ってボールを収めると差し出すようなラストパス。ヤクインタが右足でカリッソを抜いてレッテ。ネドベドはラストゲームでアシスト。

63分、ラツィオ。ダボに代えてメグニを投入。

ダボはアンカーの位置から組み立てに参加していたのだが。効果的ではなかったか。

66分、ユーベ。右サイドでデル・ピエロがポスト、カモラネージ、デル・ピエロ、ゼビナとつなぎ、中に切れ込んだゼビナのボールがこぼれたところからネドベドのミドル。GKカリッソがセーブ。

ゼビナの中へのドリブルがこぼれたところに飛びこんだネドベド。強烈なミドルだったが、カリッソがセーブ。

69分、ラツィオ。右サイドのリヒトシュタイナーからフォッジャ、ブロッキとつないでのクロス。コザークがヘッドを合わせるがゴール左に外れる。

流れるような右サイドからのアタック。決定力がなくて助かった。

71分、ユーベ。ヤクインタに代えてジョビンコを投入。

ヤクインタは今日ドッピエッタの活躍。スタジアムからはスタンディング・オベーション。

77分、ラツィオ。シヴィッリャに代えてトゥイアを投入。

ラツィオはプリマヴェーラの選手を試す時期なのだろうか。今季の主力はサラテもロッキも出ていない。

77分、ラツィオ。リヒトシュタイナーにカルテリーノ・ジャッロ。

ファールは間違いないのだけど。

79分、ユーベ。ゼビナの前線へのフィード。アマウリのポストからネドベドの左足のミドル。わずかにゴール左に外れる。

強烈なネドベドのミドル。ラストゲームとは思えないほど動いているし、まだできそうなプレーをしている。若手にはこの姿勢を見習ってもらいたいもの。

81分、ラツィオ。ジョビンコへのファールでトゥイアにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコの突破をトゥイアが止めて、ジャッロの仕方なし。

82分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デル・ピエロがまたいでネドベドが右足で狙うがGKカリッソが片手で触ってアンゴロに。

ネドベドのラストティーロ。きれいな軌道で枠をとらえていたがカリッソに止められた。

83分、ユーベ。ネドベドに代えてチアゴを投入。

ユーベのすべての選手がネドベドを手荒く祝福。サヨナラを惜しむようにゆっくりとスタンドに手を振ってチアゴと抱き合い、ベンチに。

85分、ラツィオ。左サイドのデ・シルヴェストリが深くえぐってのクロス。こぼれたところをコザークが足を出して撃つが、ポストに嫌われる。

ボールはユーベのDFが囲んでいたが、その間から足を出してのティーロ。ポストに弾かれる。

アディショナルタイムはなく、タイムアップ。2-0でユーベの勝利。

ボールポゼッションはユーベ55.7%、ラツィオ44.3%、ショッツオンゴールはユーベ6、ラツィオ2、ショッツワイドはユーベ11、ラツィオ9、ブロックドショッツはユーベ1、ラツィオ8。

これでユーベはカンピオナートの2位が確定。ネドベドの引退とチャンピオンズリーグへのストレートインに華を添えた。

チャンピオンズリーグは1位インテル、2位ユベントス、3位ミランがストレートイン、4位フィオレンティーナがプレイオフに回る。

ヨーロッパリーグは5位ジェノア、6位ローマとコッパ・イタリアの覇者ラツィオ

降格は18位トリノ、19位レッジーナ、20位レッチェ

昇格はバーリパルマが決定。残り1チームはプレイオフ。

2 件のコメント:

S-KYO さんのコメント...

フォッジャっていまだ見た事は無いですけど、素晴らしいドリブラーのようですね♪

ウイイレで使っている選手でメッシの様に右に置いてます!

イタリア代表には入ってないんですかね??

Jで言うとどのくらいの立ち位置ぐらいの選手なんでしょう??

キリさんなら知っているかなと♪

kiri220 さんのコメント...

>S-KYOさん

フォッジャは右サイドを主戦場にしたドリブラーですね。
イタリア代表に招集されたこともあるはずです。

ドリブルが上手くて、FKの精度も高いのですが、エゴイスティックにシュートを撃ちにいく癖があります。

ミランからラツィオに移籍。ローン先のカリアリで大活躍してラツィオに戻ってきました。

Jだとどのくらいでしょうね。

FC東京の石川がガンガン攻めあがってシュートを撃つ感じでしょうか。

オフザボールの動きはあまりよくないから菅沼とはちょっと違うかも。

スケールは違いますけど、ちょっと前までのクリスティアーノ・ロナウドとプレースタイルは似ています。

ボールを持ったときの選択肢がドリブルが多いとか、パスはあまり出さないとか、ヘッドはあまり強くないとか、FKの精度が高いとか。

日本にはあまりいないタイプのプレーヤーですね。

立ち位置でいうと横浜Fマリノスの山瀬くらいですかね。

チームでは主力だし、才能はあるけれども、代表では常に控えで、あまり呼ばれないという。