2009年5月5日火曜日

ユベントスの監督候補は多士済々!!



ユベントスが今季どんな結果に終わっても、ラニエリの解任は避けられそうにない。ミラン戦の前ならチーロ・フェラーラしかいないだろうが、シーズン終了後ならそれこそすべての監督が候補となる。

今のところ名前が挙がっているのは、リッピ(イタリア代表監督)、ガスペリーニ(ジェノア監督)、スパレッティ(ローマ監督)、プランデッリ(フィオレンティーナ監督)、そしてチーロ・フェラーラ(ユベントス・プリマヴェーラ責任者)。

リッピとガスペリーニは復帰はありえないと噂を一蹴したが、ローマとの契約解除があると噂されるスパレッティは一度は否定したもののシーズン終了後はありうる。プランデッリはユーベとヴィオラの関係からありえないともいえるが、ユーベは強奪の手腕に定評がある。チーロ・フェラーラは身内で何の障害もない。

ラニエリはいい監督だったが、トレゼゲ、カモラネージといった過去の功労者たちに何のリスペクトもなく諍いを起こすようではもう政権を維持することは不可能だろう。監督として失敗したといってもいい。他のクラブでならやり直せるが、ユベントスではもう無理だろう。

オフィシャルは現在も監督人事については触れていない。噂だけがひとり歩きしている状態で、どうなるかは、ジョン・エルカン、コボリ・ジッリ、ブランらが話し合っている最中だろう。

プロジェクトは失敗したわけではないが、ラニエリを連れてきたことでジッリの首さえ飛ばしかねないのだ。

ユベンティーノは負けになれているわけではないし、勝ちに飢えている。ローマに勝ったことを最後に1カ月も勝利から離れていてはお話にならない。

ラニエリには感謝をしているが、ここまで来たらどんな名将でも建て直すことは不可能だ。カンフル剤は早めに打ったほうがいい。それだけのことは手遅れにならないうちに処方してもらいたいものだが。

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