2010年10月31日日曜日

ラ・シニョーラ、ミランの猛攻をしのぎ逃げ切っての勝利!! 暫定4位にジャンプアップ!!

Serie A Matchday 9 Milan 1-2 Juventus @ San Siro
Milan:Ibrahimovic 82
Juventus:Quagliarella 24,Del Piero 65

AC Milan 5/6 draw 12/5 Juventus 7/2(William Hill)



ミランはロッソネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。



ベンチメンバーはGKアメリア、モンテロンゴ、アバーテ、ジェペス、フラミニ、セードルフ、インザーギ。

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。



ベンチメンバーはGKコスタンティーノ、ソーレンセン、サリハミジッチ、シソコ、ペペ、ジャンネッティ、アマウリ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

1分、ミラン。右サイドからパトがドリブル突破。イブラヒモビッチとのウーノ・ドゥーエで抜け出し、角度のないところから浮かすがGKストラーリが落ち着いてキャッチ。

パトの一気のドリブル突破。イブラヒモビッチのポストから抜け出したパトが狙うがストラーリがキャッチ。

2分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デル・ピエロが浮かしてマルティネスがヘッドをあわせるがGKアッビアーティがキャッチ。

デル・ピエロが放り込んだボールにマルティネスがあわせるがアッビアーティが落ち着いての処理。

6分、ミラン。パトのドリブル突破からイブラヒモビッチにスイッチしてのミドル。クロスバー直撃。

パトが中盤から切り裂き、イブラヒモビッチにパスしてのミドル。クロスバーに嫌われる。

8分、ミラン。ボネーラからのパスに左サイドを抜け出したパトが深くえぐってのクロス。ガットゥーゾに戻してのティーロ。GKストラーリがセーブしてアンゴロに。

ボネーラからのパスに反応したパトが一気に走ってのクロス。ガットゥーゾのティーロはストラーリが弾き出す。

11分、ユーベ。右サイドからのスローインを受けたフェリペ・メロがカットインしてのティーロ。GKアッビアーティがセーブ。

フェリペ・メロがドリブルでカットインしてのティーロ。アッビアーティがセーブ。

18分、ユーベ。デ・チェリエからのクリアを受けたデル・ピエロが左サイドを抜け出してのティーロ。GKアッビアーティがセーブ。

パトの突破を止めたデ・チェリエからのクリアに左サイドを抜け出したデル・ピエロがそのまま突破。ティーロを放つがアッビアーティがセーブ。

20分、ミラン。右サイドのアントニーニが中にカットインしてガットゥーゾにパスしてのミドル。GKストラーリが抑える。

アントニーニからガットゥーゾに流してののミドル。ストラーリの正面。

22分、ユーベ。クアリャレッラから左サイドのマルティネスに振ってのクロス。クアリャレッラがヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

クアリャレッラからのパスを受けてのマルティネスのクロス。クアリャレッラがヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

23分、ユーベ先制。デル・ピエロから左サイドのデ・チェリエに振ってのクロス。中央でクアリャレッラがヘッドで押し込みレッテ。0-1。

アクイラーニからデル・ピエロ、左サイドのデ・チェリエに振ってのクロス。クアリャレッラがヘッドで押し込んで先制。

26分、ミラン。ゴール正面からのプニツィオーネ。ピルロが直接狙うがゴール左に外れる。

ピルロのプニツィオーネはDFにあたってゴール左に外れてアンゴロに。

28分、ユーベ。ボヌッチのフィードを受けたデル・ピエロがドリブル突破。クアリャレッラをデコイに使いながらそのままティーロ。GKアッビアーティがセーブ。

ボヌッチのパスに抜け出したデル・ピエロがドリブルで持ちこみそのままティーロ。アッビアーティが弾いてアンゴロに。

34分、ミラン。ボネーラに代えてアバーテを投入。

ボネーラの負傷による交代。

35分、ユーベ。パトへのファールでフェリペ・メロにカルテリーノ・ジャッロ。

パトのドリブル突破を止めたフェリペ・メロにジャッロ。

36分、ミラン。中盤でボールをうけたボアテンクがミドル。ゴール左に外れる。

ボアテンクのミドルは枠をとらえられず。

38分、ミラン。クアリャレッラをファールで止めたボアテンクにカルテリーノ・ジャッロ。

クアリャレッラを押し倒して止めたボアテンクにジャッロ。

40分、ユーベ。デ・チェリエに代えてペペを投入。

デ・チェリエの負傷による交代。モッタがレフトバック、ペペがライトバックに。

41分、ミラン。左サイドのアバーテの突破からのクロス。ファーでボアテンクがヘッドをあわせるがクロスバーの上。

アバーテがドリブル突破。クロスにボアテンクがあわせるが枠をとらえられず。

アディショナルタイムは3分。

45分、ミラン。フェリペ・メロへのファールでピルロにカルテリーノ・ジャッロ。

フェリペ・メロへのアフタータックルでピルロにジャッロ。

47分、ミラン。ガットゥーゾから左サイドのパトに振ってのクロス。中央でイブラヒモビッチがヘッドをあわせるがGKストラーリの正面。

左サイドのパトからのクロス。イブラヒモビッチがどんぴしゃりであわせるがストラーリの正面。

48分、ミラン。ピルロからのパスをエリア内で受けたイブラヒモビッチがティーロ。クロスバーを越えていく。

ピルロからのパスをエリア内で落としたイブラヒモビッチが至近距離から狙うがクロスバーの上。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-1とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはミラン61.8%、ユーベ38.2%、ショッツオンゴールはミラン3、ユーベ4、ショッツワイドはミラン6、ユーベ2、ブロックドショッツはミラン2、ユーベ1。

セコンド・テンポ。ミランのキックオフ。

49分、ミラン。左サイドのアントニーニから縦へボアテンクへのパス。ボアテンクが深くえぐってのクロスにニアで受けたイブラヒモビッチがティーロ。フェリペ・メロがブロック。

ボアテンクが左サイドを突破。クロスを受けたイブラヒモビッチがティーロを撃つがフェリペ・メロがブロック。

51分、ユーベ。ガットゥーゾへのファールでペペにカルテリーノ・ジャッロ。

ガットゥーゾへの激しいタックルでペペにジャッロ。

55分、ユーベ。マルティネスに代えてシソコを投入。

マルティネスの負傷による交代。空足を踏んだのか筋肉系の怪我なのか。

64分、ユーベ追加点。左サイドのクアリャレッラからシソコへのフィード。シソコがエリア内に抜け出し倒れながらもデル・ピエロに落とし、デル・ピエロが右足で突き刺してレッテ。0-2。

スローインを受けたクアリャレッラからシソコに。シソコが抜け出し、倒れながらもデル・ピエロに戻しての右足のティーロ。きっちり決めて追加点。

68分、ミラン。ロビーニョのアンゴロ。ピルロとのショートコーナーからのリターンを受けて角度のないところからのティーロ。ゴール右に外れる。

アンゴロに変化をつけての左サイドからのアタック。ロビーニョが狙うが枠をとらえられず。

69分、ミラン。ボアテンクに代えてセードルフを投入。

ボアテンクは積極的な突破が目立った。

74分、ミラン。パトに代えてインザーギを投入。

パトは高速ドリブルでユーベを切り裂いた。

76分、ユーベ。右サイドでデル・ピエロがボールを奪い、シソコ、クアリャレッラとつないでのミドル。ゴール左に外れる。

ミランのスローインにプレスをかけてデル・ピエロが奪い、シソコ、クアリャレッラとつないでのティーロ。枠をとらえられず。

77分、ミラン。ピルロのアンゴロ。ファーでイブラヒモビッチが折り返し、パパスタソプロスがヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

ピルロのアンゴロ。イブラヒモビッチが折り返し、パパスタソプロスがあわせるが枠をとらえられず。パパスタソプロスがフェリペ・メロを突きとばすがお咎めなし。

81分、ミラン追撃。ピルロ、ロビーニョのパスをつないで左サイドを突破したアントニーニからのクロス。ファーでイブラヒモビッチがヘッドをあわせてレッテ。1-2。

ロビーニョが左サイドを突破。アントニーニに渡して深くえぐってのクロスにファーでイブラヒモビッチがヘッドで押し込んで追撃。

85分、ユーベ。デル・ピエロに代えてアマウリを投入。

デル・ピエロは貴重な追加点。カピターノのマークはマルキジオに。

87分、ミラン。セードルフから右サイドのアバーテに振っての戻しをクロス。ファーでインザーギがヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

セードルフのクロスにインザーギがヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

89分、ミラン。右サイドのアバーテからのクロス。ファーに抜けたところをセードルフがティーロ。ゴール前に抜けたところをアバーテが再びクロス。インザーギがあわせるがGKストラーリがキャッチ。

アバーテからのクロスにファーでセードルフがあわせるがゴール前を抜ける。アバーテがあげなおすがインザーギのシュートはヒットせず。

アディショナルタイムは5分。

92分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。アクイラーニが狙うがGKアッビアーティがセーブ。

アクイラーニが直接狙うがアッビアーティがセーブ。

93分、ミラン。イブラヒモビッチのポストプレーからセードルフが狙うがGKストラーリがセーブ。

イブラヒモビッチのポストで落としたボール。セードルフが狙うがストラーリがセーブ。

95分、ミラン。右サイドでインザーギがキープ。ペペのクリアをイブラヒモビッチが拾い、インザーギにつないでのドリブル。シソコがエリア内で倒すが、その前にインザーギがフォリジョーコ。

危ないプレー。リゴーレになっていたら勝ち点2を失うからね。リプレイを見ると明らかにフォリジョーコ。

ゲームはこのままタイムアップ。1-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはミラン63%、ユーベ37%、ショッツオンゴールはミラン6、ユーベ6、ショッツワイドはミラン11、ユーベ3、ブロックドショッツはミラン6、ユーベ1。

2010年10月30日土曜日

名古屋、ケネディのペナルティの1点を守りきって首位を堅守!!

J League Division 1 Matchday 28 Nagoya 1-0 Cerezo Osaka @ Toyota Stadium
Nagoya:Kennedy 28(PK)

Nagoya 5/6 draw 23/10 Cerezo Osaka 3/1(William Hill)

名古屋はグランパスレッドのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。



ベンチメンバーはGK高木、竹内、三都主、ブルザノビッチ、花井、杉本

C大阪は白一色のセカンドジャージ。システムは4-2-3-1。



ベンチメンバーはGK丹野、山下、酒本、石神、黒木、播戸、小松。

前半。名古屋のキックオフ。

8分、名古屋。中村直志からのパスを受けた小川がミドル。GK松井の正面。

右サイドからカットインした小川の思いきったミドル。松井が正面でキャッチ。

13分、名古屋。左サイドからのFK。小川が放り込んだボールに中央で千代反田がバックヘッドで狙うがGK松井がビッグセーブでCKに逃れる。

小川の精度の高いボールをゴール前にあげ、千代反田がヘッドをあわせるが松井がビッグセーブで弾き出す。

15分、C大阪。左サイドの丸橋からのクロス。エリア内で清武が落とし、乾が狙うがゴール右に外れる。

丸橋からのクロスを清武がきっちり落として乾がコントロールショットで狙うが枠をとらえられず。

19分、C大阪。左サイドを乾が突破。深くえぐって角度のないところから狙うがサイドネット直撃。

トラップ一発で抜け出した乾が左サイドを突破して狙うが枠をとらえられず。

25分、C大阪。阿部のクロスに反応したケネディを上本が倒してペナルティの判定。上本にはイエローカード。

左サイドの阿部のクロスにケネディが反応。クリアしたが上本がケネディを倒してPK。執拗に抗議した上本にはイエロー。

27分、名古屋先制。PK。ケネディが右足でゴール右上に決めてゴール。1-0。

PK。ケネディが落ち着いて松井の逆をついて先制。

30分、C大阪。右サイドの清武からのパスを受けた家長が思いきったミドル。ゴール左に外れる。

清武からのパスを中央で受けた家長がミドル。わずかにゴール左に外れる。

31分、名古屋。中盤でボールを奪ったダニルソンが強烈なミドル。GK松井がセーブ。

ダニルソンが強烈なミドルで狙うが松井が正面でセーブ。

35分、C大阪。左サイドを丸橋が突破。クロスが抜けたところを逆サイドの高橋が狙うがGK楢崎がセーブ。

丸橋が左サイドを突破。クロスが逆サイドの高橋まで抜けるが、角度のないところから高橋がシュート。楢崎がセーブしてCKに。

39分、C大阪。千代反田へのファールでアドリアーノにイエローカード。

千代反田への肘打ちでアドリアーノにイエロー。

42分、C大阪。小川へのファールでアマラウにイエローカード。

小川への後ろからのタックルでアマラウにイエロー。

アディショナルタイムは2分。

46分、名古屋。右サイドの田中隼磨からのクロス。小川が落とし、マギヌン、小川とつないでのミドル。クロスバーの上。

小川のポストプレーからマギヌンが仕掛けてこぼれ球を小川が狙うが枠をとらえれず。

トータルショッツは名古屋6、C大阪5。

45分、C大阪。羽田に代えて播戸、アドリアーノに代えて小松を投入。

羽田は守備で効いていたが攻撃参加も積極的だった。アドリアーノはポストで貢献。C大阪はシステムを4-2-2-2に変更。

後半。C大阪のキックオフ。

45分、C大阪。丸橋のパスを受けた小松がエリア内でシュート。GK楢崎がセーブ。

こぼれ球を拾った丸橋から小松につないでのシュート。楢崎がセーブ。

47分、C大阪。小松のキープから右サイドの乾に振ってそのままミドル。GK楢崎がセーブ。

小松がバイタルで受けてのキープ。乾に振ってのシュート。楢崎がセーブ。

53分、名古屋。増川からのパスを中盤で受けたダニルソンが持ち上がって強烈なミドル。ゴール右に外れる。

ダニルソンの強烈なミドル。枠をとらえられず。

54分、名古屋。C大阪のミスパスを奪ったケネディから左サイドの玉田に振ってのミドル。クロスバーの上。

ケネディのパスカットから玉田に振ってのシュート。枠を越えていく。

56分、C大阪。左サイドの丸橋からのクロス。播戸がていねいに落として小松が狙うがGK楢崎がビッグセーブでCKに。

丸橋のアーリークロスを播戸が落とし、小松がフリーで狙うが楢崎がセーブ。

60分、名古屋。右サイドの玉田のクロス。小川が右サイドの中村直志に戻してのクロスにファーサイドでマギヌンがヘッドをあわせるが大きく枠を外れる。

名古屋が右サイドで起点を作り、中村直志のクロス。マギヌンがぶつけるように狙うが大きく外れる。

64分、名古屋。玉田に代えて杉本を投入。

玉田は積極的にシュートに絡んだが負傷の影響か。

66分、C大阪。右サイドの高橋のクロス。小松のポストから乾につないで落としたところ、丸橋が狙うがGK楢崎がビッグセーブ。

高橋のクロスを小松が乾につなぎ、丸橋に落としてのミドル。楢崎がビッグセーブでCKに。

69分、名古屋。乾へのファールで小川にイエローカード。

乾のカウンターをファールで止めた小川にイエロー。

74分、C大阪。GK松井から清武につなぎドリブル突破。浮かして乾に渡してのミドル。クロスバーの上。

清武のドリブル突破。ゴール前に浮かして乾につないでのミドル。枠をとらえられず。

75分、C大阪。清武に代えて黒木を投入。

清武は攻撃で積極的に絡んだ。

75分、C大阪。遅延行為で家長にイエロー。

おそらくは遅延行為で家長にイエロー。

78分、名古屋。小川に代えてブルザノビッチを投入。

小川はセットプレーで効果的なボールを供給。攻守で活躍。

81分、C大阪。家長からのパスを受けた乾のシュート。クロスバーに嫌われる。

家長からのパスを左サイドで受けた乾のシュート。クロスバー直撃。

82分、名古屋。乾をファールで止めたダニルソンにイエローカード。

乾のドリブルをファールで止めたダニルソンにイエロー。

83分、C大阪。ゴール正面遠目からのFK。アマラウが狙うが壁直撃。

FKのチャンスにアマラウが狙うが壁にぶつけてしまう。

87分、名古屋。中村直志に代えて竹内を投入。

中村直志はゲームメイクに活躍。

アディショナルタイムは4分。

名古屋が時間をコントロールしてゲームはこのまま終了。1-0で名古屋が勝利。

トータルショッツは名古屋8、C大阪14。

2010年10月29日金曜日

アンドレア・アニエッリのスクデット返還要求にFIGCのジャンカルロ・アベーテが反応!!



FIGC President Giancarlo Abete Responds To Juventus Revoked Scudetti Request(Goal.com)

FIGC president Giancarlo Abete has told Juventus it will take time to know whether they have any chance of getting their revoked Scudetti back.

President Andrea Agnelli is eager to discover what hopes the club have of having the 2004-05 and 2005-06 titles restored.

The FIGC received a file from Juventus based on evidence at the court of Naples where a penal trial into Calciopoli 2 is ongoing.

They confirmed they will be looking into the evidence from the court which has shown a number of clubs including Inter had contact with referees and designators.

But Abete was eager to airbrush hopes out of the picture, leaving the legal investigative panel of the FIGC to do its work.

"There is no response from the federation at the moment to Agnelli's request of having the Scudetti handed back. There is a legal process in course, the sports process follows that," he told the press.

"The FIGC respects the federal office and will do so with its conclusions.

"Our position on this is known ever since we received the file from Juventus. Stefano Palazzi [the investigator] has acquired evidence from Naples and he is working on it. We have to wait for the conclusions."


ユベントスのアンドレア・アニエッリ会長が要求しているスクデットの返還について、イタリアサッカー連盟のジャンカルロ・アベーテ会長は「ユベントスが返還を要求しているスクデットについて考えなければならない」とコメント。

インテルのマッシモ・モラッティはスクデットはインテルのものだと主張しているが、ナポリ検察の熱心な捜査でインテルが不正に審判に接触していたことは明らかになりつつある。ユベントスのスクデットが失効ならインテルにも資格がないわけで、クリーンだと言い張っただけ嘘つきのインテルはたちが悪い。

ただ、アバーテは「連盟としてはまだ回答がない」として、「捜査結果により、法的にきちんと判断する」としている。

現在もカルチョポリは捜査中であり、その結果によってはユベントスが主張している公平な処分が再び行われることになる。4年も経って新しい証拠がぞろぞろと出てくるというのはどういうことだろうと思うけれども。

ビッグクラブであっても臆することなく処分するところは、日本のプロ野球にも見習ってほしいけれどね。

2010年10月28日木曜日

ユベントスは剥奪されたスクデットの返還を要求!!



Juventus request return of 2006 Scudetto(ESPN)

Juventus have requested that the two Serie A titles they lost due to the 2006 Calciopoli match-fixing scandal be returned to them.

The Old Lady were stripped of their 2005 and 2006 Scudetti in the aftermath of the controversy with Inter Milan being handed the 2006 trophy and the 2005 version being given to no one. They were also relegated to Serie B and lost players like Zlatan Ibrahimovic, Fabio Cannavaro and Gianluca Zambrotta to other teams.

Juve say new evidence produced in a Naples criminal trial linked to the scandal shows Inter were also involved in the affair and have asked the Italian soccer federation to take away the 2006 title from the European champions, who deny wrongdoing.

"We have requested the 2006 Scudetto to be revoked (from Inter) and we have had sufficient guarantees from the federation that we will shortly have an answer, which we await with confidence," president Andrea Agnelli told Juve's annual general meeting.

"We also have the case in the Naples court. If the correctness of the club's actions in the relevant years is ascertained, we will be able to consider action aimed at reassigning the titles."

Agnelli also hailed progress on Juve's new stadium, which is on course to be ready for the start of next season but is still without a sponsor, and welcomed former midfielder Pavel Nedved onto the Serie A club's board.


ユベントスのアンドレア・アニエッリ会長はカルチョポリで剥奪された04/05,05/06シーズンのスクデットのうち、対象とならなかったにも関わらず不当に奪われた05/06シーズンの返還を求めたことを明らかにした。

ナポリ検察の粘り強い捜査により、タイトルを与えられたインテルもカルチョポリに関与していたことが濃厚となり、イタリアサッカー連盟もインテルにスクデットを与えたのは間違いだったと認めている。

アンドレア・アニエッリは04/05シーズンをチャンピオンのいないシーズン、05/06シーズンをユベントスのスクデットとするのが過去の例としても正当だとして、インテルからふたつのスクデットを剥奪すべきとしている。

クリーンだと言い張ったインテルが実は真っ黒ではないかというのは当時からいわれていたことで、ナポリ権脱は裁判所で証明するところまできている。もし、カルチョポリの例にならうなら、インテルの5連覇がなくなることになり、ビッグイヤーの優勝も怪しくなるのだが、どうだろうか。

ユベントスの主張が認められるかどうかはわからないが、今後の動向は注目すべきだろう。

2010年10月27日水曜日

ダイブのミロシュ・クラシッチに2試合出場停止の処分、ユーベは抗議の姿勢を見せる!!

Serie A Matchday 8 Bologna 0-0 Juventus @ Stadio Renato Dall'Ara

La Juventus prepara il ricorso(Juventus Official Website)

A seguito della decisione del Giudice Sportivo di comminare due giornate di squalifica a Milos Krasic, la Juventus è già al lavoro, attraverso i suoi avvocati Michele Briamonte e Luigi Chiappero, per presentare il ricorso in via d'urgenza presso i competenti organi. Tale ricorso sarà depositato domani nei termini previsti.

In mattinata, entrando in Lega, Andrea Agnelli aveva parlato della vicenda. Leggi le dichiarazioni del Presidente.

Al termine dell'Assemblea di Lega, anche Giuseppe Marotta si è espresso sulla squalifica dicendo che «la decisione del giudice è fortemente iniqua». «Krasic assolutamente non voleva commettere un'infrazione regolamentare - prosegue Marotta - e tantomeno consumare un comportamento antisportivo. Se metto il cappello da dirigente di calcio dico che la norma certamente va rivista, se metto il cappello da dirigente della Juventus ribadisco che credo assolutamente non congrua la sanzione inflitta dal giudice sportivo».

«Presenteremo ricorso immediatamente e dimostreremo – conferma Marotta - che il giocatore non ha commesso questa infrazione e starà ai nostri avvocati dimostrare questa tesi. Quando si parla di simulazione la definizione è molto ampia, sicuramente il comportamento di Krasic non era tendente ad ingannare l'arbitro che era ben appostato così come ben piazzato era l'assistente e pure il quarto uomo. Sicuramente non era fallo da rigore, ma da qui a dire che Krasic è un simulatore ne passa molto perché chi ha giocato a calcio sa benissimo che generalmente certi giocatori, ad esempio lo stesso Krasic, tendono magari a cadere con più facilità»


ユベントスはミロシュ・クラシッチに下された2試合の出場停止処分に対し、異議を申し立てることを明らかにした。

GMのジュゼッペ・マロッタによれば、「クラシッチはダイブをするような選手ではないこと。審判がきちんと見ていたところでのリゴーレ獲得だったこと」を強調、決してシミュレーションではないとして出場停止処分の取り消しを求めることを明らかにしている。

Juve's Krasic banned for two games for diving(Reuters)



Serie A said that after reviewing video evidence, it was clear there was no contact with Bologna's Daniele Portanova.

"The referee made an error because of a dive by the Juventus player," a statement said, adding Krasic must serve a two-game ban.

Vincenzo Iaquinta missed the resulting penalty after 36 minutes to partly placate furious Bologna players but Italian media has castigated Serbia's Krasic, who had made an excellent start to his Juve career.

The winger looked destined for a ban when team mate Alberto Aquilani admitted after the game that Krasic had "made a mistake" although others at the club defended the player despite the television evidence looking damning.

Italian soccer has used video evidence after matches to ban divers in the past and has been at the forefront of calls for world governing body FIFA to make use of technology while games take place.

Blonde-haired Krasic, a transfer window signing from CSKA Moscow, had quickly gained a place in Juve fans' hearts thanks to his driving runs and resemblance to former hero Pavel Nedved.

His absence for fifth-placed Juve against second-placed Milan has been made worse by news that Amauri will miss the game with an Achilles problem while fellow striker Iaquinta is highly doubtful with a knee injury.

Alessandro Del Piero, one away from breaking the club's Serie A scoring record of 178 goals at the age of 35, is likely to come into the side and lead the line with Fabio Quagliarella.


セリエAボローニャ戦でクラシッチが獲得したリゴーレについて、ビデオ判定の結果、ポルタノーヴァとの接触はなかったとして公式に2試合の出場停止を課した。

ユベントスは抗議する方針。

5位のユーベは次節のミラン戦で、アマウリをアキレス腱の怪我、イアクインタを膝の怪我で欠き、デル・ピエロとクアリャレッラとのコンビで臨むことになる。

とはいえ、パベル・ネドベドの再来としてユベンティーニの心をしっかりとつかんだクラシッチがいないのはやっぱり痛いなあ。と考えてみる。審判のミスも含めてフットボールじゃないのかなって。

負けたらそんなことを考えないのだけどね。映像ではかかとを踏んでいるように見えるのだよね。

2010年10月26日火曜日

ミロシュ・クラシッチはダイブで2試合出場停止か



Juventus Winger Milos Krasic To Be Punished For Diving Using Video Evidence(Goal.com)

Milos Krasic's dive that earned Juventus a penalty against Bologna will be analysed by the sporting judge on Tuesday and a two-match ban is likely, according to Ansa.

MORE

•Milos Krasic Respects The Rules - Juventus Director Jean-Claude Blanc
•VIDEO: Milos Krasic's Penalty Dive (Juventus - Bologna)
•Milos Krasic's Juventus Dive Proves Referees Make Mistakes - Luciano Moggi
•Bologna 0-0 Juventus: Vincenzo Iaquinta Misses From The Spot As The Old Lady Are Held By The Felsinei
The Serbian went down under no contact in the Rossoblu penalty area in the 0-0 draw on Sunday and the referee awarded a spot-kick, though Emiliano Viviano saved Vincenzo Iaquinta's ensuing penalty.

The Federal Prosecutor's office as well as the Italian FA (FIGC) have sent a request to the sporting court to examine the video evidence and determine the player's punishment if necessary.

Reports from the peninsula suggest the former CSKA Moscow star will be handed a two-match ban, meaning he will miss the crunch clash with Milan next weekend as well as the encounter against Cesena.

Krasic has had an impressive start to the season, illustrated by his rise over 500 places in the latest update of the Castrol Rankings.


ユベントスのライトウインガーのミロシュ・クラシッチはボローニャ戦で獲得したリゴーレがダイブだったとして2試合の出場停止処分を受ける可能性が高くなった。火曜日に処罰について話し合われ、決まればミラン戦、チェゼーナ戦に出場できない。長友とのマッチアップもなくなってしまうわけだけれども。

ビデオではポルタノーヴァがクラシッチのかかとを踏んでいるようにも見えるのだよね。

コンタクトはわずかでもスピードタイプのドリブラーはちょっとしたバランスで倒れるし、ミロシュはダイブでファールをもらうタイプではないわけで。

実際、レッチェの選手はクラシッチをファールで止めてことごとくジャッロをもらっていたわけでね。ファールが嫌ということでもないし。

ただ、ヴィヴィアーノが止めたことでユーベは勝ち点を稼げなかったのだし、主審にも責任があることを考えれば、ダイブで2試合はキツイのではないかな。

ルールとなれば従うしかないけれどもね。

2010年10月25日月曜日

デル・ネーリはクラシッチのダイブを否定、チームとして戦うと強調!!

Serie A Matchday 8 Bologna 0-0 Juventus @ Stadio Renato Dall'Ara



Juventus boss Del Neri: Krasic no diver(Tribalfootball)

Juventus boss Gigi del Neri insists Milos Krasic is no diver after their 0-0 draw with Bologna.

The stalemate was sealed after Emiliano Viviano saved a Vincenzo Iaquinta penalty, awarded for Krasic’s blatant dive.

“I am very satisfied with the team, as we kept a clean sheet and at the same time created important scoring opportunities,” said the Coach.

“It is not exactly a step forward, but we must not throw away a point at the Dall’Ara either, especially as we had to immediately change things with Amauri’s injury.”

The Brazilian-Italian limped off during the first half with a right ankle problem and is not expected to recover for next week’s meeting with Milan.

Krasic could also miss out if video evidence is used to show he dived in order to earn the penalty.

“Krasic is hammered throughout every game. I don’t know if there was a foul or not, but certainly he is not the type of lad to do this on purpose.

“I do not expect a ban for him. Do Juve depend on the performances of Krasic? Absolutely not.”

These results push Juve further down the standings, as they are now seven points adrift of leaders Lazio.

“The glass is half full,” assured Del Neri. “We could’ve finished our chances off better, but I think the team created a fair amount.

“We are certainly a fair way off Lazio, who had a great start, but we aren’t so far away from the other teams.

“Juve are not expected to win the Scudetto. Before people complained that we conceded too many goals, now they complain we don’t score them.”


ユベントスボローニャ戦で勝ち点3をあげられなかったことで順位を下げることになりそうなのだが。

デル・ネーリはカンピオナートでクリーンシートが続いていること、攻撃面でよいパフォーマンスができていることで満足しているという。

アマウリの足首の問題で選手交代をせざるをえず、ミラン戦に間に合わないのは問題だけれどもという前置きをした上で、ゴールを奪えなかったのは残念だったとコメント。

クラシッチのペナルティはダイブではという批判に対しては、「ミロシュはそんなことをするプレーヤーではない」と庇った上で、「ユーベはミロシュだけに頼ったチームではない」としてチーム全体で戦っていることを強調した。

ラツィオとポイント7離れたことに対しては、まだ半分以上も残っていると楽観的な意見をだして、たしかにラツィオは遠くまでいっているが、追いつけないわけじゃないと強調した。

スクデットは諦めたわけじゃないというのは素晴らしいことだね。昨シーズンは出だしこそ好調だったけど、後半は駄目だったからね。

2010年10月24日日曜日

ラ・シニョーラ、猛攻実らずボローニャとゴールレス!!

Serie A Matchday 8 Bologna 0-0 Juventus @ Stadio Renato Dall'Ara

Bologna 7/2 draw 12/5 Juventus 5/6(William Hill)



ボローニャはレッドブルのファーストジャージ。システムは4-1-4-1。



ベンチメンバーはGKルパテッリ、モラス、ルビン、カサリーニ、ムタレッリ、ラミレス、ヒメネス。

ユベントスは白地にイタリア国旗のセカンドジャージ。システムは4-4-2。



ベンチメンバーはGKマニンガー、レグロッターリェ、シソコ、ペペ、マルティネス、デル・ピエロ、イアクインタ。

プリマ・テンポ。ボローニャのキックオフ。

9分、ボローニャ。マルキジオへのファールでガリチュにカルテリーノ・ジャッロ。

マルキジオのカウンターを止めたガリチュにジャッロ。

10分、ユーベ。パポーニへのファールでモッタにカルテリーノ・ジャッロ。

パポーニへの激しいタックルでモッタにジャッロ。

11分、ユーベ。左サイドのデ・チェリエからのフィード。アマウリが落としてクアリャレッラがミドルを撃つがクロスバーの上。

アマウリのていねいなポストプレーからクアリャレッラのミドル。大きく枠を越えていく。

14分、ユーベ。右サイドのスローインからアクイラーニ、モッタとつないで深くえぐってのクロス。アマウリがファーでヘッドをあわせるがクロスバーの上。

スローインからモッタが深く右サイドを破ってのクロス。アマウリのヘッドは枠をとらえられず。

17分、ユーベ。アクイラーニのアンゴロ。中央でアマウリがヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

アクイラーニの精度の高いアンゴロ。アマウリが競り勝つがヘッドは枠をとらえられず。

18分、ユーベ。エリア内でボールを奪ったクラシッチのクロス。ファーでクアリャレッラが狙うがポルタノーヴァがブロック。

相手ボールをカットしたクラシッチが深くえぐってのクロス。クアリャレッラが狙うがポルタノーヴァがブロックして防ぐ。

21分、ユーベ。アマウリに代えてイアクインタを投入。

アマウリは負傷による交代。出来は最悪だった。

28分、ユーベ。アクイラーニからのフィードをイアクインタがポストで落とし、右サイドからクラシッチがクロス。ファーに流れたイアクインタがヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

イアクインタのポストプレーからクラシッチに落とし、クラシッチからのクロス。中央に走り込んだイアクインタがヘッドで狙うが枠をとらえられず。

30分、ボローニャ。ムディンガイからのパスを受けたパポーニがミドル。クロスバーの上。

左サイドからパポーニが中に入ってのミドル。わずかに枠の上。

33分、ユーベ。イアクインタからのパスを右サイドで受けたクラシッチがエリア内でポルタノーヴァに倒されリゴーレ。

イアクインタからのパスを受けたクラシッチがエリア内を突破しようとしてポルタノーヴァに倒されリゴーレ。

35分、ユーベ。リゴーレ。イアクインタが右足で狙うがGKヴィヴィアーノがビッグセーブで止めてアンゴロに。

イアクインタがリゴーレの絶好のチャンスを狙うがヴィヴィアーノのビッグセーブに止められる。

41分、ユーベ。ゴール正面からのプニツィオーネ。ボヌッチが狙うが大きく枠の上。

思いきってボヌッチが狙うが宇宙開発。

43分、ユーベ。マルキジオ、クアリャレッラ、イアクインタとつないで落としたボールをマルキジオが狙うがゴール左に外れる。

マルキジオから縦にクアリャレッラ、イアクインタとつなぎ、イアクインタのポストからマルキジオがボレーで叩くが枠をとらえられず。

アディショナルタイムは1分。

45分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。アクイラーニが放り込んだボールが弾かれたところ、マルキジオが拾ってのミドル。GKヴィヴィアーノがビッグセーブでクリア。

アクイラーニのプニツィオーネ。こぼれ球をマルキジオが狙うがヴィヴィアーノに止められる。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはボローニャ47.4%、ユーベ52.6%、ショッツオンゴールはボローニャ0、ユーベ2、ショッツワイドはボローニャ1、ユーベ6、ブロックドショッツはボローニャ0、ユーベ1。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

56分、ユーベ。フェリペ・メロから左サイドのデ・チェリエに振ってのクロス。中央でクアリャレッラがボレーをあわせるがクロスバーの上。

左サイドのデ・チェリエから速いクロス。クアリャレッラがあわせるが枠をとらえられず。

61分、ボローニャ。ラドヴァノヴィッチに代えてカザリーニを投入。

ラドヴァノヴィッチは守備で貢献。

62分、ユーベ。クラシッチに代えてデル・ピエロを投入。

クラシッチは完全にマークされながらもリゴーレを奪うなど活躍。

66分、ボローニャ。エクダルからのパスを左サイドで受けたパポーニがミドル。クロスバーの上。

ユーベのパスをカットしてエクダルからパポーニにつないでのミドル。枠を越えていく。

71分、ユーベ。クアリャレッラに代えてマルティネスを投入。

クアリャレッラは決定機を決めきれず。

72分、ユーベ。デル・ピエロのアンゴロ。中央でキエッリーニがヘッドをあわせるがクロスバーの上。

デル・ピエロのアンゴロにキエッリーニがヘッドをあわせるが大きく枠を越えていく。

74分、ボローニャ。パポーニに代えてヒメネスを投入。

パポーニは積極的なミドルがあった。

75分、ユーベ。フェリペ・メロから左サイドのマルティネスへのパス。カットインしてのティーロはわずかにゴール左に外れる。

左サイドでボールを受けたマルティネスがカットインしてのティーロ。ゴール左に外れる。

83分、ボローニャ。アクイラーニをファールで止めたポルタノーヴァにカルテリーノ・ジャッロ。

アクイラーニのカウンターを止めたポルタノーヴァにジャッロ。

84分、ボローニャ。エクダルに代えてムタレッリを投入。

エクダルは無難にゲームをこなしていた。

89分、ボローニャ。左サイドでボールを受けたディ・ヴァイオがムタレッリに流してのティーロ。DFにあたってコースが変わるがGKストラーリがセーブ。

ディ・ヴァイオからムタレッリに流してのティーロ。ストラーリがセーブ。

アディショナルタイムは5分。

93分、ユーベ。フェリペ・メロからの横パスを受けたアクイラーニがミドル。GKヴィヴィアーノがキャッチ。

アクイラーニのミドルはヴィヴィアーノの正面。

94分、ユーベ。ボヌッチからのフィード。マルティネスがポストで落とし、イアクインタが狙うがゴール左に外れる。

マルティネスのポストからイアクインタが狙うがブロックが入ってアンゴロに。

95分、ボローニャ。キエッリーニへのファールでムタレッリにカルテリーノ・ジャッロ。

キエッリーニへのアフター気味のタックルでムタレッリにジャッロ。

ゲームはこのままタイムアップ。0-0のゴールレスドロー。

ユーベはイアクインタがリゴーレを外したのが痛かった。

ボールポゼッションはボローニャ49%、ユーベ51%、ショッツオンゴールはボローニャ1、ユーベ4、ショッツワイドはボローニャ3、ユーベ9、ブロックドショッツはボローニャ2、ユーベ4。

2010年10月23日土曜日

名古屋、玉田、ダニルソンの2発で逃げ切り首位を堅持!!

J League Division 1 Matchday 27 Kobe 1-2 Nagoya @ Home's Stadium Kobe
Kobe:Popo 70
Nagoya:Tamada 5,Danilson 30

Kobe 16/5 draw 23/10 Nagoya 4/5(William Hill)

神戸はクリムゾンレッドのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。



ベンチメンバーはGK榎本宮本冨田、松岡、吉田、森岡、我那覇

名古屋は白一色のセカンドジャージ。システムは4-1-2-3。



ベンチメンバーはGK高木、竹内、千代反田、ブルザノビッチ、花井、三都主アレサンドロ、杉本

前半。神戸のキックオフ。

4分、名古屋先制。増川から右サイドの田中隼磨へのロングフィード。田中隼磨からのクロスに玉田がニアでヘッドをあわせてGK徳重を破ってゴール。0-1。

一発のロングボールで抜け出した田中隼磨からのクロス。フリーでニアに飛びこんだ玉田がヘッドで押し込んで先制。

8分、神戸。ボッティからのパスをエリア内で受けたポポが右サイドに流れてキープ。ボッティに落としてのクロスにエジミウソンが飛びこんでヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

ポポのキープからボッティに落としてのクロス。エジミウソンが中央で競り勝つが枠をとらえられず。

16分、神戸。エリア前でボールをうけた小川慶治朗のミドル。GK楢崎がキャッチ。

小川慶治朗が思いきったミドル。楢崎が落ち着いてキャッチ。

22分、名古屋。右サイドのスローインを受けたダニルソンのミドル。ゴール右に外れる。

スローインを受けたダニルソンが中にカットインしながらのミドル。枠をとらえられず。

24分、神戸。ダニルソンの横パスを田中英雄がカット。左サイドから切れ込み角度のないところから狙うがGK楢崎がセーブしてCKに。

ダニルソンの安易なパスをカットした田中英雄がエリア内に切れ込んでシュートを撃つが楢崎がセーブ。

25分、神戸。ポポのCK。ボッティとのショートコーナーからポポが中にカットインしてのミドル。ケネディがブロック。

ポポがボッティとのショートコーナーから中に切れ込んでミドルを撃つがケネディがブロックして大きくクロスバーを越えていく。

29分、名古屋追加点。ゴール正面遠目からのFK。ダニルソンが左足でGK徳重を破ってゴール。0-2。

ダニルソンの強烈なシュート。徳重は正面だったが触ることができず。ネットに突き刺さって追加点。

33分、神戸。ダニルソンのパスを石櫃がカット。田中英雄につないでシュートを撃つが闘莉王がブロックに入ってゴール左に外れる。

またもやダニルソンのミスパス。石櫃を倒すが田中英雄につながり決定的なチャンスだったが闘莉王がブロックに入ってシュートを防ぐ。

34分、神戸。ボッティに代えて吉田を投入。

ボッティは負傷による交代。

37分、名古屋。右サイドのスローインのボールをうけた闘莉王がエリア内に入ってのシュート。ゴール左に外れる。

スローインを受けた闘莉王がそのまま狙うが枠をとらえられず。

38分、神戸。吉田から右サイドの石櫃に振ってのクロス。ファーサイドまで抜けてエジミウソンがフリーで受けるがGK楢崎がラッシュして、エジミウソンのシュートはクロスバーの上。

吉田のキープから石櫃に振ってのクロス。ゴール前に抜けたボールはファーのエジミウソンに届くが楢崎のプレッシャーにエジミウソンのシュートは浮いてしまう。

41分、神戸。小川慶治朗が左サイドを突破。中央の吉田に戻してのミドル。クロスバーの上。

小川慶治朗が左サイドを突破してマイナスのボールで吉田に。大きく枠を越えていく。

アディショナルタイムは3分。

47分、神戸。ゴール正面遠目からのFK。ポポが直接狙うがGK楢崎が横っ飛びでセーブ。

ポポが強烈なシュートで狙うが楢崎がビッグセーブでCKに。

トータルショッツは神戸10、名古屋5。

後半。名古屋のキックオフ。

51分、名古屋。石櫃へのファールで阿部にイエローカード。

石櫃の突破をファールで止めた阿部にイエロー。

55分、名古屋。玉田からのスルーパスを受けた金崎が抜け出してのシュート。GK徳重がビッグセーブでブロック。

玉田からのパスに抜け出した金崎がGKと1対1になるが徳重がビッグセーブで防ぐ。

58分、名古屋。金崎に代えてブルザノビッチを投入。

金崎の負傷による交代。

61分、神戸。ダニルソンへのファールで小林にイエローカード。

ダニルソンの突破を止めた小林にイエロー。

62分、名古屋。左サイドエリア角付近からのFK。ブルザノビッチが直接狙うが壁直撃。

ブルザノビッチのシュートは壁を越えられず。

64分、神戸。エジミウソンに代えて森岡を投入。

エジミウソンは決定的なチャンスを外してしまう。

65分、名古屋。マギヌンに代えて杉本を投入。

マギヌンがゲームメイクで活躍。

69分、神戸追撃。田中英雄から右サイドの石櫃に振り、さらに吉田に出してのクロス。ファーサイドでポポがヘッドで叩き込んでゴール。1-2。

右サイドの石櫃から縦へのパス。走り込んだ吉田からのクロスにファーでポポがヘッドをあわせて追撃。

71分、名古屋。左サイドの阿部からのアーリークロス。ニアに走り込んできた杉本がヘッドをあわせるがGK徳重がキャッチ。

阿部のクロスに杉本がニアであわせるが徳重がキャッチ。

73分、神戸。田中英雄から右サイドの石櫃に振って田中英雄に戻してのクロス。ファーで茂木が折り返すが名古屋がブロック。

田中英雄と石櫃のコンビで崩してのクロス。茂木が折り返すが名古屋がCKに逃れる。

74分、神戸。小川慶治朗に代えて松岡を投入。

小川慶治朗は縦への突破が素晴らしかった。

84分、名古屋。玉田に代えて千代反田を投入。

玉田は先制ゴールの活躍。

85分、名古屋。GK楢崎からのフィード。エリア内にこぼれたところ、ケネディが狙うがポスト直撃。リフレクトをブルザノビッチが狙うが石櫃がブロック。

楢崎からのボール。ケネディがポストで落としたところ、こぼれ球をケネディが狙うがポスト直撃。ブルザノビッチのミドルも石櫃にブロックされる。

89分、神戸。右サイドエリア角付近からのFK。ポポが直接狙うが闘莉王がブロック。

ポポのシュートは闘莉王が体を張ってブロック。

アディショナルタイムは5分。

91分、神戸。ポポのCK。こぼれ球が右サイドに流れたところ、吉田から三原に落としてのクロス。ファーにこぼれたところ、田中英雄が狙うが大きく枠の上。

ポポのCKが右サイドにこぼれたところ、吉田が拾って三原に落としてのクロス。ファーで田中英雄がフリーで狙うが枠をとらえられず。

ゲームはこのままタイムアップ。1-2で名古屋が勝利。

トータルショッツは神戸15、名古屋10。

2010年10月22日金曜日

ラ・シニョーラ、ザルツブルグのプレスに苦しみ3戦連続のドロー!!

UEFA Europa League Group A Matchday 3 Salzburg 1-1 Juventus @ Stadion Salzburg - Salzburg
Salzburg:Švento 36
Juventus:Krasic 48

Salzburg 19/5 draw 13/5 Juventus 8/11(William Hill)

ザルツブルグは白、赤、白のファーストジャージ。システムは4-1-4-1。



ベンチメンバーはGKヴァルケ、ドゥディッチ、アウグスティヌセン、ヤンチャー、ヒアーレンダー、ライトゲプ、ボゴシアン。

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。



ベンチメンバーはGKストラーリ、モッタ、フェリペ・メロ、クラシッチ、レグロッターリェ、ジャンドナート、ジャンネッティ。

ファーストハーフ。ザルツブルグのキックオフ。

7分、ザルツブルグ。シソコからボールを奪ったサラテがミドル。GKマニンガーがセーブ。

シソコがパスの出しどころを探している間にサラテに奪われ、そのままミドル。マニンガーがセーブ。

24分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのFK。デル・ピエロが直接狙うがGKトレンメルが正面で弾き返す。

デル・ピエロが直接狙ったシュートはトレンメルがパンチングで逃れる。

29分、ザルツブルグ。ゴール正面やや左からのFK。ヴァルナーが直接狙うが壁に当たってCKに。

ヴァルナーのシュートは壁に当たってコースが変わりそのままCKに。

32分、ザルツブルグ。ポクリヴァツからのパスを中盤で受けたメンデスのミドル。GKマニンガーが弾き出す。

メンデスが思いきったミドル。マニンガーが弾き出す。

35分、ザルツブルグ先制。メンデスからのパスを左サイドで受けたシュヴェントがカットインして右足のシュート。GKマニンガーを破ってゴール。1-0。

メンデスのパスを受けたシュヴェントがドリブルでカットイン。右足で巻くようにマニンガーを抜いて先制。

アディショナルタイムはなく、ファーストタイムはこのまま終了。1-0とザルツブルグリードで折り返し。

ショッツオンゴールはザルツブルグ3、ユーベ1、ショッツワイドはザルツブルグ1、ユーベ0。

45分、ユーベ。ペペに代えてクラシッチを投入。

ペペは積極的なアタックが見られず。

セカンド・ハーフ。ユーベのキックオフ。

47分、ユーベ同点。マルキジオから左サイドのデ・チェリエに振ってのクロス。ファーサイドで受けたクラシッチが右足でGKトレンメルを破ってゴール。1-1。

マルキジオからデ・チェリエに振っての単純なクロス。絶妙なポジションにいたクラシッチが右足で沈めて同点。

49分、ユーベ。右サイドを突破したクラシッチのクロス。ニアでアマウリがヘッドをあわせるがわずかにゴール左に外れる。

クラシッチが高速ドリブルで右サイドを突破。クロスにアマウリが飛びこむが枠をとらえられず。

51分、ザルツブルグ。メンデスに代えてライトゲブを投入。

メンデスは先制点をアシスト。

54分、ザルツブルグ。左サイドエリア角付近からのFK。ヴァルナーが直接狙うが壁直撃。

ヴァルナーのシュートは壁に。リフレクトもブロックされる。

56分、ユーベ。左サイドでボールをキープしたデル・ピエロからのクロス。ファーサイドでアマウリがヘッドを叩きつけるがGKトレンメルがセーブ。

デル・ピエロのキープからカットインしてのクロス。アマウリがヘッドをあわせるがトレンメルがキャッチ。

56分、ユーベ。シュヴェクラーへのファールでマルティネスにイエローカード。

シュヴェークラーへのファールでマルティネスにイエロー。

62分、ザルツブルグ。キエッリーニへのファールでサラテにイエローカード。

キエッリーニに体をぶつけるファールでサラテにイエロー。

63分、ユーベ。マルティネスに代えてフェリペ・メロを投入。

マルティネスも積極的な突破は見られず。

64分、ザルツブルグ。ライトゲブからのパスに抜け出したヴァルナーが左サイドの角度のないところから狙うがGKマニンガーがセーブ。

65分、ザルツブルグ。ライトゲブから左サイドのシュヴェントに振ってのクロス。ライトゲブがあわせるがゴール右に外れる。

ライトゲブからシュヴェントに振ってのクロス。中央でライトゲブが受けるがシュートは枠の外。

66分、ユーベ。グリゲラからのフィードに抜け出したクラシッチがドリブルでカットイン。シュートまで持っていくがクロスバーの上。

グリゲラからのフィード。クラシッチが抜け出してのシュート。枠をとらえられず。

68分、ユーベ。ゴール正面遠目からのFK。デル・ピエロが直接狙うがゴール左に外れる。

デル・ピエロのシュートは枠を大きく外れていく。

70分、ユーベ。フェリペ・メロからのパスに抜け出したデル・ピエロが狙うがゴール右に外れる。

フェリペ・メロのフィードに抜け出したデル・ピエロがシュートを撃つが枠をとらえられず。

78分、ザルツブルグ。サラテのドリブルからヴァルナーにあててこぼれ球をサラテ、シュヴェントのシュートのこぼれ球をヴァルナーが叩き込むがオフサイドでノーゴール。

ヴァルナーのポジションは完全にオフサイド。シュヴェントのシュートがパスと見なされてノーゴール。

79分、ユーベ。グリゲラに代えてモッタを投入。

グリゲラに負傷による交代。

80分、ユーベ。遅延行為でフェリペ・メロにイエローカード。

CKのボールを蹴りだしたフェリペ・メロにイエロー。

81分、ザルツブルグ。サラテに代えてヤンチャーを投入。

サラテはカウンターのドリブルで威力を発揮した。

84分、ザルツブルグ。ヤンチャーのCK。ファーサイドでアフォラビがヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

ヤンチャーのCK。アフォラビのヘッドはゴール左に大きく外れる。

88分、ユーベ。左サイドのスローインからマルキジオ、シソコ、フェリペ・メロ、クラシッチとつないでのミドル。ゴール右に外れる。

左サイドから中央につないでのクラシッチのミドル。枠をとらえられず。

アディショナルタイムは2分。

92分、ザルツブルグ。右サイドからのロングスロー。こぼれ球をヤンチャーが狙うがGKマニンガーがビッグセーブ。

ロングスローからのこぼれ球。ヤンチャーがフリーで狙うがマニンガーがビッグセーブでCKに。

ゲームはこのままタイムアップ。1-1のドロー。

ショッツオンゴールはザルツブルグ4、ユーベ6、ショッツワイドはザルツブルグ6、ユーベ4。

2010年10月21日木曜日

UEFA Champions League Matchday 3 20th October 2010

UEFA Champions League Matchday 3

Group A

Internazionale 4-3 Tottenham @ Stadio Giuseppe Meazza, Milan
Internazionale:Zanetti 2,Eto'o 11(p),35,Stanković 14
Tottenham:Bale 52,90,90+1

Inter hold off Tottenham fightback(uefa.com)

前半はインテルの猛攻。GKゴメスが退場になったこともあり、トッテナムは数的不利に陥り4失点。前半でゲームは決まってしまった。しかし、トッテナムは諦めておらず、後半に入ってベイルのハットトリックで1点差までディフェンディングチャンピオンを追いつめた。インテルホームでこれだけできるならと期待させる内容で折り返しは注目の一戦となった。

Twente 1-1 Bremen @ FC Twente Stadion, Enschede
Twente:Janssen 75
Bremen:Arnautović 80

Arnautović earns Bremen a point at Twente(uefa.com)

ポゼッションはトゥエンテやや有利。攻勢もトゥエンテが仕掛けて、ブレーメンゴールを脅かしたが、結局はヤンセンの1ゴールだけ。負けるとあとが厳しくなるブレーメンはアルナウトヴィッチのゴールで5分後に追いつき、なんとか勝ち点1を獲得。グループステージ突破に向けて希望を残した。

Group B

Schalke 3-1 Hapoel Tel-Aviv @ Arena AufSchalke, Gelsenkirchen
Schalke:Raúl González 3,58,Jurado 68
Hapoel Tel-Aviv:Shechter 90+3

Raúl double helps Schalke overcome Hapoel(uefa.com)

ラウールのゴールへの嗅覚は一向に錆び付いていない。ハポエル相手に2ゴールで存在感をアピールすると、フラドが追加点を叩き込んで勝利を決定づける。ハポエルはGKノイアーと絡んだシェフテルがアディショナルタイムに押し込んで1点を返すのが精一杯で3連敗で折り返しとなった。

Lyon 2-0 Benfica @ Stade de Gerland, Lyon
Lyon:Briand 21,Lisandro 51

Lyon cruise to victory against ten-man Benfica(uefa.com)

リヨンが安定したゲーム運びでベンフィカを圧倒。退場者が出てからは余裕をもった試合でコントロール。リサンドロ・ロペスの追加点でベンフィカを沈めた。ベンフィカは2枚目のイエローでひとり退場になったのも痛かったが、ショッツオンゴールが1本もなかったのではどうしようもなかった。

Group C

Rangers 1-1 Valencia @ Ibrox Stadium, Glasgow
Rangers:Edu 34
Valencia:Edu 46(o.g.)

Rangers held by Valencia as Edu loses direction(uefa.com)

バレンシアがポゼッション優位に試合を進めたのだが、先制したのはレンジャーズ。CKからエドゥーがヘッドで叩き込んで先制。しかし、その後の追加点のチャンスは生かせず。後半始まってすぐに今度はエドゥーが自陣ゴールに叩き込んでしまうオウンゴールで追いつかれるとゲームはそのままドローに。なかよく勝ち点1を分け合う結果となった。

Manchester United 1-0 Bursaspor @ Old Trafford, Manchester
Manchester United:Nani 7

Nani strike ensures United beat Bursaspor(uefa.com)

ファーガソンとルーニーとの確執が報道されているマンチェスター・ユナイテッド。この日もルーニーはベンチ外。ポゼッションはユナイテッドでブルサスポルを圧倒。ナニがカットインしてのミドルで突き刺して幸先よく先制する。しかし、その後は圧倒的に攻めながらも追加点を奪えず。ユナイテッドが最少得点で逃げ切ったが消化不良のゲームとなった。ブルサスポルは3連敗と厳しい結果になった。

Group D

Panathinaikos 0-0 Rubin @ OAKA Spiros Louis Stadium, Athens

Stalemate frustrates Panathinaikos and Rubin(uefa.com)

ほぼ互角のポゼッションだったが、シュートを積極的に撃ったのはルビン・カザン。前半から攻め込んだがパナシナイコスのゴールを割ることはできず。一方のパナシナイコスもチャンスを作って攻めたがルビンを崩すことができなかった。両者が勝ち点1を分け合う結果となった。

Barcelona 2-0 København @ Camp Nou, Barcelona
Barcelona:Messi 19,90+2

Messi mastery takes Barcelona top(uefa.com)

圧倒的なポゼッションを誇るいつものバルセロナのサッカー。メッシのドリブルを絡めて狙っていくシステムで先制する。コペンハーゲンも反撃を試みるがポストに直撃するなどツキもなく追いつけず。バルセロナはアディショナルタイムにメッシのゴールで駄目を押してトップに返り咲いた。

2010年10月20日水曜日

UEFA Champions League Matchday 3 19th October 2010

UEFA Champions League Matchday 3

Group E

Roma 1-3 Basel @ Stadio Olimpico, Rome
Roma:Borriello 21
Basel:A. Frei 12,Inkoom 44,Cabral 90+3

Brilliant Basel stun Roma(uefa.com)

大丈夫なのかローマというレベルの試合。トータルショッツこそ上回ったが、ポゼッションもペースもバーゼル。失点シーンも完全にDFラインをずたずたにされての3失点。崩壊していく守備陣に対し、攻撃はボリエッロのゴールだけという惨憺たるありさまで早くも2敗目を喫してしまった。

Bayern 3-2 CFR Cluj @ Fußball Arena München, Munich
Bayern:Cadú 32(o.g.),Panin 37(o.g.),Gómez 77
CFR Cluj:Cadú 28,Culio 86

Bayern beat CFR Cluj to extend group lead(uefa.com)

ポゼッションは圧倒的にバイエルンだったが、勇敢なクルージュはバイエルン相手に一歩も引かずに戦った。不運なオウンゴールが重ならなければ金星をあげていたかもしれない。ポスト直撃の惜しいシュートもあった。だが、たらればであって結果はバイエルンの勝利。バイエルンは無傷の3連勝で突破に王手をかけた。

Group F

Spartak Moskva 0-2 Chelsea @ Luzhniki Stadion, Moscow
Chelsea:Zhirkov 23,Anelka 43

Zhirkov sparks Chelsea success at Spartak(uefa.com)

スパルタク・モスクワが攻勢を仕掛け、チェルシーが耐える構図だったが、2発を確実に決めたチェルシーがアウェイで勝利。3連勝を飾った。スパルタク・モスクワはホームで圧倒的に攻め立てたがツェホの壁に阻まれて最後までゴールを割ることができず。チェルシーの牙城を崩すことができなかった。

Marseille 1-0 Žilina @ Stade Vélodrome, Marseille
Marseille:Diawara 48

Diawara gets Marseille up and running(uefa.com)

ジリナをホームに迎えて押しに押しまくったマルセイユが決定機を何度も迎えるが決めきれない。だが、チャンスを作ってきたマルセイユは後半開始早々にCKからディワアラがヘッドで押し込んでリードを奪うとそのまま逃げ切って初勝利をあげた。ジリナは完全にゲームを支配されて反撃も単発といいところはなかった。

Group G

Ajax 2-1 Auxerre @ Amsterdam ArenA, Amsterdam
Ajax:De Zeeuw 7,Suárez 41
Auxerre:Birsa 56

Ajax hold firm for vital victory against Auxerre(uefa.com)

アヤックスは序盤の攻勢から前半だけで2点のリード。デ・ゼーウとスアレスのゴールでオセールをリードする。オセールはFKからビルサが直接ねじ込んで1点差とするが、アヤックスが逃げ切り初勝利をあげて勝ち点4。勝ち抜けに望みをつないだ。オセールはこれで3連敗。厳しい戦いとなっている。

Real Madrid 2-0 Milan @ Estadio Santiago Bernabéu, Madrid
Real Madrid:Cristiano Ronaldo 13,Özil 14

Milan slip up at slick Madrid(uefa.com)

ポゼッションはほぼ互角。パスをつなぐチーム同士の戦いだったが、レアル・マドリーがクリスティアーノ・ロナウドがFKを直接叩き込むとエジルが追加点とリードを奪うと、ミランの猛攻を余裕を持ってしのぎ、マドリーが3連勝。ミランは決定機をカシージャスに阻まれゴールを破ることができなかった。

Group H

Braga 2-0 Partizan @ Estádio Municipal de Braga, Braga
Braga:Lima 35,Matheus 90

Lima leads Braga to success against Partizan(uefa.com)

ブラガは前半リマのFKがきれいに決まって先制。さらに猛攻を仕掛けてパルチザンゴールに襲いかかる。パルチザンも反撃するがゴールは枠をとらえられない。ブラガはホームアドバンテージを活かしてさらにパルチザンゴールを脅かし、終了間際にさらに追加点を奪って初勝利をあげた。パルチザンは3連敗と厳しい展開となった。

Arsenal 5-1 Shakhtar Donetsk @ Arsenal Stadium, London
Arsenal:Song 19,Nasri 42,Fàbregas 60(p),Wilshere 66,Chamakh 69
Shakhtar Donetsk:Eduardo 82

Sizzling Arsenal sweep Shakhtar aside(uefa.com)

GKピャトフのキャッチミスでソングが決めるとアーセナルのゴールショーが続く。ナスリ、セスク、ウィルシャー、シャマクとPKを含めて5得点でシャフタール・ドネツクを圧倒。ポゼッションこそ互角、チャンスも同じ程度だったが、シャフタール・ドネツクはアーセナルから移籍したエドゥアルドが1点を返すのが精一杯だった。

2010年10月19日火曜日

アクイラーニの去就で明暗を分けたユベントスとリバプール!!



Alberto Aquilani Expects To Sign Permanent Deal With Juventus In March Or April - Agent(Goal.com)

The agent of Juventus midfielder Alberto Aquilani believes his client will only speak about a permanent move to the Bianconeri in March or April.

Franco Zavaglia admits Aquilani was not a bad choice when he joined the Turin giants on loan late in the transfer window.

"We will only speak with management in the Spring: March or April, and not any time prior" Zavaglia told TuttoJuve.com. "He is playing well, and as long as he does this, Liverpool will not be giving us a discount.

"I had told the press he was not a waste. Everyone has now realised how good a player he is.

"He has the ability to change a team, and am pleased not only for scoring, but also because of how he is playing. I also thank [Juventus coach Luigi] Del Neri for the words he spoke about Aquilani, which have given him motivation."

Zavaglia is also pleased that the former Roma midfielder is also in consideration for a national team call-up.

"It is certainly an objective, but an Italian national team jersey is only awarded after continuity," he concluded.


怪我がちでローマでくすぶっていたアルベルト・アクイラーニ。才能は本物だったが、シャビ・アロンソの代役としてリバプールに移籍しても才能の片鱗を見せることはできなかった。結局はホジソンに戦力外とされてユベントスに買い取りオプション付きでローンされた。

ユベントスでもレジスタのファーストチョイスはクラウディオ・マルキジオで、アクイラーニの出番はなかった。しかし、ルイジ・デル・ネーリはアクイラーニがフィットするのを待っていただけだった。インテル戦で途中出場で存在感を見せると、レッチェ戦ではマルキジオのアシストで先制点をあげてみせた。

デル・ネーリはアクイラーニにユベントスの戦術を理解させ、どうプレーすればフィットするかをきっちり教えていたのだろう。アクイラーニはユベントスで自信をもってプレーしているように見える。代理人がユベントス移籍はよい選択で、3月か4月には完全移籍での契約をしたいと望むのは当然のことだ。

さらに、アクイラーニはイタリア代表に招集されることも見えてきている。これだけきっちり仕事ができるならレジスタとしてきっちり仕事ができるはずだ。戦術理解も高く、低迷するアッズーリの救世主としてゲームを組み立てるプレーヤーになれるはずだ。

Calcio Debate: Liverpool ‘Flop’ Alberto Aquilani Is Reborn As Juventus Revival Continues(Goal.com)

On the weekend where the crisis of England’s most successful club went from bad to worse with yet another defeat to Everton in the Merseyside Derby, a result that sees Liverpool floundering in the relegation zone, out-on-loan Reds midfielder Alberto Aquilani poured yet more salt into an already sore wound with an indomitable performance for an increasingly improving Juventus side.

While there is no doubt that Liverpool erred in splashing out €20 million on a player who has had more injuries than a Nigel De Jong torture victim, especially as he was signed as Xabi Alonso’s replacement, all this talk of the 26-year-old being an unmitigated ‘flop’ is rather, well, premfaced. Not only did Aquilani play very well in virtually all of his admittedly low number of 26 games for Liverpool last season, more importantly the 2007 Champions League finalists are crying out for a commanding midfielder of his ilk just now.

Juventus were already laughing all the way to the bank when they managed to sell the worst player to represent the Bianconeri for at least a decade – Christian Poulsen – to Liverpool for €5.5m, their merriment increased even further when they were handed Aquilani on loan in return, with the option to buy him permanently. In the space of a few months Liverpool have gone from a midfield of Mascherano-Aquilani-Gerrard to one including Poulsen, the equally awful Lucas and Raul Meireles. No wonder they are in the relegation zone.

The Roman has gradually been implemented into the Juventus starting XI, and the last few weeks has demonstrated that if he can stay fit he will be a top-class – potentially world class – midfielder for the Old Lady. He confirmed his impressive showing against Inter a fortnight ago with another super display in the 4-0 thrashing of Lecce yesterday afternoon. Aquilani opened the scoring with a 25-yard thunderbolt, and controlled the middle-of-the-park alongside fellow reborn team-mate Felipe Melo.

The Brazilian had an horrific first season in Turin last term, following his big-money move from Fiorentina where he had been the best midfielder in Serie A in 2008/09, but Luigi Del Neri has rediscovered the 27-year-old. Melo tucked away the non-existent penalty Juve were awarded yesterday with an impudent ‘Panenka’ chip down the middle of the goal, an execution that symbolised his form and confidence. As well as his renowned defensive work, Melo was even surprisingly spraying 50-yard Michel Platini raking-passes around the pitch.

With Milos Krasic once again unstoppable on the right flank, and centre-back duo Giorgio Chiellini and Leonardo Bonucci blossoming to earn a second clean sheet in a row, there is no doubt that Juventus are growing in stature. Finally, the Bianconeri have a recognisable system and style of play.

It is unlikely that the Old Lady will challenge for the Scudetto this season. There are still far too many weaknesses such as the full back positions, the left midfield role, and the absence of a top-class forward. But, if Juve maintain their current form then a top four spot at least should be a guarantee. And that will enable them to fill these holes with Edin Dzeko-calibre stars and really challenge for major honours from 2011/12.

Just like Liverpool now, Juventus recently hit rock bottom both on-and-off-the-pitch. But the signs are there, with a new president who shares his grandfather’s values, a new stadium on the way, a ‘new’ group of promising players such as Aquilani, Melo, Krasic and Bonucci, and a new, clear system, that Italy’s most successful team are on the road to success again sooner rather than later.



ビッグ4の一角だったリバプールは現在19位とどっぷりと降格圏に浸かっている。エバートンとのマージーサイドダービーにも敗れ、買収でクラブ経営が安定してもチームは上昇しないという悪循環ぶりだ。

同じようにクライシスを迎えていたユベントスがチームを建て直し、スクデットを狙えるチームになったのとは対象的でもある。

ユベントスはリバプールに余剰人員であるクリスティアン・ポウルセンを売却し、アクイラーニを買い取りオプション付きのローンで獲得した。リバプールは中盤の要であるシャビ・アロンソ、マスチェラーノ、アクイラーニを失い、ポウルセンだけという状態。ジェラードも本調子ではなく、チームは崩壊状態にある。

一方、昨シーズンに金のバケツ賞を受賞するなど期待を裏切ったフェリペ・メロを守備に専念させることで再生させたデル・ネーリは右サイドのミロシュ・クラシッチの突破でチャンスメイクすると簡単なボールを押し込むだけというクロスでゴールを稼いでいる。キエッリーニとボヌッチの若手アッズーリコンビも今季2回目のクリーンシートと安定、フェリペ・メロが守備に専念することで2CBの負担が軽くなったのも大きい。

もちろん、ユベントスにも多くの弱点がある。フルバックが固定できないこと、左サイドのアタッカーが今ひとつフィットしないこと、ワールドクラスのストライカーがいないことなど問題はあるが、それでもユベントスが建て直しに成功してきっちり結果を残しているのは事実。

チャンピオンズリーグのファイナルまで進出したリバプールのクライシスは、ユベントスのような計画的な再建プランを持っていなかったことが原因なのか。ベニテスからホジソンへの禅譲もうまくいかず、借金が膨らみ、新戦力を獲得することができなかったのも大きい。ルーカスはひどいレベルとまで言い切っている。

ユベントスとリバプールの間でお互いに戦力外の選手を交換したかたちになっただけによけいに対比されてしまう。あまりにもこの差は大きい。

ほとんどのファンがリバプールは失敗したと考えていることからも現在の結果は当然というべきなのだろう。

2010年10月17日日曜日

ラ・シニョーラ、4ゴールでレッチェを圧倒!! 5位にジャンプアップ!!

Serie A Matchday 7 Juventus 4-0 Lecce @ Olimpico di Torino
Juventus:Aquilani 13,Felipe Melo 34(r),Quagliarella 44,Del Piero 82

Juventus 4/11 draw 7/2 Lecce 8/1(William Hill)



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。



ベンチメンバーはGKマニンガー、モッタ、レグロッターリェ、シソコ、ペペ、マルティネス、デル・ピエロ

レッチェはジャッロロッシのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。



ベンチメンバーはGKベナッシ、グスタヴォ、ブリヴィオ、オフェレ、ヴィヴェス、ムナーリ、ディ・ミケーレ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

7分、ユーベ。キエッリーニのフィードを左サイドで受けたマルキジオが突破。デ・チェリエに渡してのクロス。アマウリが飛びこむがクリアされる。

デ・チェリエのクロスにアマウリがどんぴしゃりで飛びこむがクリアが先でアマウリのファール。

12分、ユーベ先制。右サイドをクラシッチが突破し、クアリャレッラにスイッチしてのクロス。リフレクトを拾ったマルキジオがアクイラーニに落とし、右足でミドルを突き刺してレッテ。1-0。

右サイドをクラシッチが高速ドリブルで突破。クアリャレッラからのクロスをレッチェが跳ね返すが、マルキジオ、アクイラーニとつないできっちりミドルを突き刺して先制。

16分、レッチェ。クラシッチをファールで止めたメスバーにカルテリーノ・ジャッロ。

クラシッチのドリブルとファールで止めたメスバーにジャッロ。

18分、ユーベ。中央をクラシッチがドリブル突破。左サイドのクアリャレッラに振ってカットインしてのティーロはブロックが入ってアンゴロに。

クラシッチの中央突破から左サイドのクアリャレッラに振って中に切れ込んでのティーロ。ブロックされる。

21分、ユーベ。右サイドからクラシッチがカットイン。そのままエリア内に侵入してのティーロ。GKロザーティがビッグセーブ。

クラシッチが高速ドリブルで右サイドからカットイン。そのままティーロまで持ちこむがロザーティがビッグセーブでアンゴロに。

23分、レッチェ。左サイドのメスバーの突破からのクロス。ゴール前でコルヴィアがあわせるがGKストラーリがセーブ。

メスバーの突破からティーロ性のクロス。コルヴィアがあわせるがわずかにあわず。

24分、レッチェ。オリベーラにカルテリーノ・ジャッロ。

詳細はわからず。グリゲラへのファールかな。

32分、レッチェ。左サイドからカットインしてきたクラシッチをリスポリが倒してしまいリゴーレ。

デ・チェリエからのパスを受けたクラシッチがエリア内にカットイン。たまらずリスポリが倒してリゴーレ。

33分、ユーベ追加点。リゴーレ。フェリペ・メロが右足でGKロザーティが飛んだあとに緩く蹴り込んでレッテ。2-0。

フェリペ・メロが落ち着いてリゴーレを沈めて追加点。

38分、レッチェ。ジャコマッツィからのパスを受けたオリベーラがミドル。ゴール左に外れる。

ジャコマッツィからのパスを受けたオリベーラが中央突破。そのままミドルを撃つが枠をとらえられず。

43分、ユーベ追加点。アクイラーニからクラシッチにつなぎドリブル突破。アマウリとのウーノ・ドゥーエから抜け出してのクロスにファーサイドからクアリャレッラがヘッドで押し込んでレッテ。3-0。

アクイラーニからのパスを受けたクラシッチがドリブルで仕掛け、アマウリとのウーノ・ドゥーエから抜け出してのクロス。ファーサイドでクアリャレッラがヘッドで飛びこんで追加点。

アディショナルタイムは2分。

45分、レッチェ。クラシッチへのファールでファビアーノにカルテリーノ・ジャッロ。

クラシッチのドリブルを止めたファビアーノにジャッロ。

プリマ・テンポはこのまま終了。3-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ53.7%、レッチェ46.3%、ショッツオンゴールはユーベ4、レッチェ2、ショッツワイドはユーベ1、レッチェ2、ブロックドショッツはユーベ2、レッチェ0。

45分、レッチェ。オリベーラに代えてヴィヴェス、ジェダに代えてオフェレを投入。

オリベーラは積極的なアタックもあったがファールも多かった。ジェダは存在感なし。

セコンド・テンポ。レッチェのキックオフ。

48分、レッチェ。左サイドのメスバーからのクロスに中央でオフェレがヘッドをあわせるがGKストラーリが横っ飛びでセーブ。

メスバーからのクロスにオフェレがどんぴしゃりであわせるがストラーリがセーブ。

54分、レッチェ。コルヴィアのポストプレーからの落としをヴィヴェスが狙うがクロスバーの上。

コルヴィアの精度の高いポストからヴィヴェスが狙うが枠をとらえられず。

54分、レッチェ。ピアッティに代えてムナーリを投入。

ピアッティはゲームを作っていたのだが、効果的ではなく。

57分、ユーベ。アクイラーニのパスを右サイドで受けたクラシッチがドリブル突破。アクイラーニに戻してのティーロはゴール右に外れる。

アクイラーニの散らしからクラシッチが突破。最後はアクイラーニのティーロだったが枠に飛ばず。

59分、レッチェ。クラシッチへのファールでフェッラリオにカルテリーノ・ジャッロ。

かなり強烈なタックル。クラシッチはファールでしか止められない。フェッラリオにジャッロ。

60分、ユーベ。ゴール正面遠目からのプニツィオーネ。アクイラーニのボールにアマウリがヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

アクイラーニのボールはアマウリにどんぴしゃりだったがヘッドはゴール右に。

62分、ユーベ。クアリャレッラのボール奪取からフェリペ・メロとのウーノ・ドゥーエからGKロザーティが飛び出したところ、ループで狙うがクロスバーの上。

クアリャレッラのフォアチェックからボール奪取。フェリペ・メロと絡んでフリーのクアリャレッラが狙うが枠をとらえられず。

63分、ユーベ。フェリペ・メロに代えてシソコを投入。

フェリペ・メロはインコントリスタとして十分な働き。リゴーレでゴールも決めた。

66分、レッチェ。右サイドのムナーリからのクロス。ファーでオフェレがヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

右サイドのムナーリが上がってのクロスにオフェレがヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

68分、レッチェ。左サイドでボールをうけたグロスミュラーからのクロス。ファーでムナーリがヘッドをあわせるがGKストラーリがキャッチ。

レッチェがサイド攻撃を仕掛けてきている。グロスミュラーからのクロスにムナーリが飛びこむがストラーリがキャッチ。

75分、ユーベ。アクイラーニに代えてペペを投入。

アクイラーニはレジスタとして十分な働き。先制点も決めた。

79分、ユーベ。クアリャレッラに代えてデル・ピエロを投入。

クアリャレッラは前線から献身的な守備。ゴールも決めた。

77分、レッチェ。ムナーリのポストプレーからリスポリがミドル。ジャストクロスバーの上。

ムナーリのポストプレーからリスポリがミドル。わずかにバーの上。

78分、ユーベ。右サイドを突破したクラシッチがティーロ性のクロス。ゴール左角にあたるがアマウリもデル・ピエロも押しこめず。

クラシッチの突破からのクロス。狙ったかゴールに向かうが角で跳ね返される。

80分、ユーベ。キエッリーニからのフィード。デル・ピエロが抜け出してティーロを撃つがゴール左に外れる。

キエッリーニからの一発のパスに抜け出したデル・ピエロがティーロ。枠をとらえられず。

81分、ユーベ追加点。マルキジオから右サイドのクラシッチに振っての切れ込んでのクロス。デル・ピエロがフェイントでDFを外して左足でティーロ。Gkロザーティを破ってレッテ。4-0。

マルキジオからのパスを受けたクラシッチが右サイドを突破。エリア内に侵入してデル・ピエロに渡し、デル・ピエロがフェイントでDFを外して左足で押し込み追加点。

アディショナルタイムは3分。

91分、レッチェ。クラシッチへのファールでグロスミュラーにカルテリーノ・ジャッロ。

クラシッチのドリブルをファールで止めたグロスミュラーにジャッロ。レッチェのジャッロはクラシッチがらみばかり。

ゲームはこのままタイムアップ。4-0でユーベの勝利。暫定で5位タイまでジャンプアップ。

ボールポゼッションはユーベ52.5%、レッチェ47.5%、ショッツオンゴールはユーベ5、レッチェ2、ショッツワイドはユーベ5、レッチェ4、ブロックドショッツはユーベ2、レッチェ2。

名古屋、鬼門の新潟戦で4失点の大敗!!

J League Division 1 Matchday 26 Niigata 4-1 Nagoya @ Tohoku Denryoku Big Swan Stadium
Niigata:Marcio Richardes 31,75,Mikado 43,Oshima 45
Nagoya:Kennedy 34

Albirex Niigata 21/10 draw 9/4 Nagoya 23/20(William Hill)

新潟はオレンジ一色のファーストジャージ。システムは4-4-2。



ベンチメンバーはGK黒河、鈴木、中野、大野、加藤、田中亜土夢、川又。

名古屋は白一色のセカンドジャージ。システムは4-1-2-3。



ベンチメンバーはGK高木、竹内、千代反田、ブルザノビッチ、小川、三都主、杉本

前半。新潟のキックオフ。

2分、名古屋。左サイドのスローインからダニルソン、阿部とつないでの玉田へのパス。玉田がスルーしてエリア内にこぼれたところ、金崎が狙うがゴール右に外れる。

阿部のパスを玉田がスルー。金崎が抜け出して狙うが枠をとらえられず。

7分、新潟。ミシェウの突破からのこぼれ球、小林から右サイドの西に振ってのクロス。ミシェウはわずかに届かず。

ミシェウの突破に闘莉王が突っ掛けてボールがこぼれるが小林が拾って西に振ってのクロス。決定機だったがミシェウは届かず。

15分、新潟。小林から左サイドの酒井に振って、さらに右サイドのマルシオ・リシャルデスへのサイドチェンジ。クロスを放り込むがGK楢崎がパンチングで逃れる。

新潟の大きなサイドチェンジ2発。マルシオ・リシャルデスのクロスだったが楢崎がパンチングで逃れる。

18分、名古屋。ゴール正面遠目からのFK。ダニルソンが直接狙うが壁直撃。こぼれ球を阿部がミドル。クロスバーの上。

ダニルソンが低い弾道で狙うが壁にぶつけてしまう。阿部が拾って狙うが枠をとらえられず。

19分、新潟。右サイドからのFK。マルシオ・リシャルデスが放り込んだボールにニアで西がヘッドをあわせるがクロスバーの上。

マルシオ・リシャルデスの精度の高いキックに西があわせるが枠を越えていく。

22分、名古屋。左サイドの阿部からのパスを受けた金崎がためてオーバーラップした阿部に出してのクロス。ニアに玉田が飛びこむがサイドネット。

名古屋がゆったりとボールを回して左サイドからのアタック。金崎からのパスを受けた阿部のクロスに玉田が飛びこむが枠をとらえられず。

23分、名古屋。中盤でボールを受けたマギヌンが持ち上がりながらのミドル。クロスバーの上。

マギヌンがフリーで持ってのミドル。枠を越えていく。

28分、名古屋。ミシェウの突破をファールで止めた中村直志にイエローカード。

ミシェウのカウンターをファールで止めた中村直志にイエロー。

30分、新潟先制。左サイドエリア角付近からのFK。マルシオ・リシャルデスが右足で直接突き刺してゴール。1-0。

マルシオ・リシャルデスが右足で右サイドのサイドネットに直接突き刺して先制。楢崎は触れず。

33分、名古屋同点。左サイドのスローイン。阿部が受けてのクロス。ファーサイドで金崎が受けてのシュート。こぼれたところをケネディが右足で叩き込んでゴール。1-1。

左サイドのスローインから阿部が深くえぐってのクロス。金崎がファーで落とし、こぼれたところをケネディが右足で叩き込んで同点。

36分、新潟。本間からのパスを受けたマルシオ・リシャルデスのミドル。GK楢崎がセーブ。

マルシオ・リシャルデスが前が空いたのをみてのミドル。楢崎が抑える。

37分、名古屋。マギヌンからのカウンター。右サイドを駆け上がった金崎が抜け出してのミドル。クロスバーの上。

マギヌンのパスに抜け出した金崎がエリア付近まで行ってのミドル。クロスバーを越えていく。

38分、新潟。東口にイエローカード。

詳細はわからず。遅延行為か異議か。

40分、名古屋。左サイドからのスローインを受けた玉田が角度のないところからのシュート。GK東口がビッグセーブでCKに。

スローインを受けた玉田が振り向き様のシュート。東口がビッグセーブ。

41分、名古屋。マギヌンのCK。中央でケネディがヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

マギヌンが緩くあげたボール。ケネディがヘッドをあわせるが枠をとらえられず。

42分、新潟勝ち越し。ミシェウが右サイドを深くえぐってのクロス。ニアで三門が右足でボレーをあわせてゴール。GK楢崎も届かず。2-1。

ダニルソンのカットボールを拾ったミシェウが右サイドを突破。深くえぐってのクロスに三門が右足でボレーをあわせて勝ち越し。

44分、新潟追加点。ミシェウからのカウンター。左サイドの本間に振ってのクロス。ファーで大島が右足をあわせてゴール。3-1。

名古屋の攻めからのカウンター。ミシェルから本間に振ってのクロス。ファーで大島が右足に引っかけて追加点。

アディショナルタイムは2分。

名古屋は猛攻を仕掛けるがゴールは奪えず。前半はこのまま終了。3-1と新潟リードで折り返し。

トータルショッツは新潟5、名古屋8。

後半。名古屋のキックオフ。

51分、名古屋。マルシオ・リシャルデスへのファールで中村直志にイエロー。2枚目で退場。

エリア前でボールを持ったマルシオ・リシャルデスへのファールで中村に2枚目のイエロー。もちろん退場。

53分、新潟。ゴール正面からのFK。マルシオ・リシャルデスが直接狙うが壁直撃。さらにマルシオ・リシャルデスが狙うがCKに。

マルシオ・リシャルデスが直接狙ってくるが壁直撃。セカンドボールを拾ってさらにシュートを打つがブロックされてCKに。

55分、新潟。遅延行為で小林にイエローカード。

スローインでわざと遅らせた小林にイエロー。

59分、名古屋。左サイドからのスローインを受けたマギヌンが突破。クロスにニアでヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

マギヌンの突破からのクロス。金崎のヘッドは枠をとらえられず。

62分、新潟。中盤でボールを受けたマルシオ・リシャルデスのミドル。GK楢崎がセーブ。

中盤でボールを受けたマルシオ・リシャルデスのミドル。楢崎がセーブ。

63分、新潟。マルシオ・リシャルデスのCK。ミシェウとのショートコーナーからマルシオ・リシャルデスに落としてのシュート。GK楢崎がキャッチ。

ミシェウのキープからマルシオ・リシャルデスに落としてのシュート。楢崎がキャッチ。

65分、名古屋。金崎に代えて小川、マギヌンに代えて三都主を投入。

金崎はドリブルが切れていたが決定機を決められず。マギヌンはゲームメイクで活躍。

74分、新潟追加点。ミシェウから左サイドの三門に振って深くえぐってのクロス。ニアで受けたマルシオ・リシャルデスがループでGK楢崎の頭上を破ってのゴール。4-1。

闘莉王のパスをカットしたミシェウが左サイドの三門に振ってのクロス。ニアで受けたマルシオ・リシャルデスが楢崎の位置をよく見てループを浮かして追加点。

77分、名古屋。玉田に代えてブルザノビッチを投入。

玉田は惜しいシュートがあったがゴールは奪えず。

79分、新潟。右サイドでボールをキープした三門からのパスを受けた本間のミドル。クロスバーの上。

本間が思いきったミドル。枠を越えていく。

80分、新潟。大島に代えて鈴木を投入。

大島は1ゴールの活躍。

81分、新潟。阿部へのファールで西にイエローカード。

阿部の突破をファールで止めた西にイエロー。

86分、新潟。酒井に代えて中野を投入。

酒井は積極的に攻撃参加。

88分、名古屋。左サイドエリア角付近からのFK。三都主が放り込んだボール。ファーで闘莉王がヘッドをあわせるがゴール左に外れる。

闘莉王のヘッドは枠をとらえられず。

89分、名古屋。三都主のCK。ショートコーナーから田中隼磨があげてファーでケネディが落として闘莉王がシュート。しかしブロック。

田中隼磨からのクロスをケネディが落とし、闘莉王が狙うが新潟はブロック。

89分、新潟。GK東口からのフィード。ミシェウが抜け出し、エリア内でマルシオ・リシャルデスに渡してのシュート。GK楢崎がビッグセーブ。

ミシェウにつないでのカウンター。最後はマルシオ・リシャルデスに渡してのシュートだったが楢崎がビッグセーブ。

アディショナルタイムは3分。

92分、新潟。三門に代えて大野を投入。

三門は勝ち越しゴールの活躍。

93分、名古屋。三都主からケネディ、右サイドの田中隼磨に振ってのクロス。闘莉王が飛びこむがケネディにあたってゴールはならず。

三都主からケネディ、田中隼磨とつないでのクロス。闘莉王がヘッドで狙うがケネディにあたってしまう。

ゲームはこのままタイムアップ。4-1で新潟の勝利。

トータルショッツは新潟13、名古屋12。

2010年10月15日金曜日

ユベントスはネドベドを理事会にノミネート!! 経験値に期待!!

Blanc: Nedved will be great addition to Juventus board(Tribalfootball)

Juventus GM Jean-Claude Blanc says Pavel Nedved would be a great addition to the board.

The former midfielder and fan favourite has been nominated to the Board and will be voted in later this month.

“It will be a stronger Board of Directors and this is why we need the introduction of an important choice for the sporting side of things,” explained general manager Blanc to Italpress.

“Pavel knew that Juventus was his home and the door has always been open for him. We took a few months to really consider what his best role could be.

“Nedved will bring his experience and gravitas to the club.”


ユベントスのGMジャン・クロード・ブランは強い理事会を作るために、クラブのレジェンドであるパベル・ネドベドを加える予定であると発表した。

ネドベドは理事会のメンバーとしてノミネートされ、一カ月後の投票によって正式に決まる予定となっている。

ブランは「パベルはユベントスが彼の家であり、いつでもドアが開いていることをよく知っている。わたしたちは数ヶ月も前からパベルがもっとも力を発揮できる役割を考えていたんだ」と述べて、ネドベドの経験をクラブに注入することでユベントスの復権に力を貸してくれるはずと期待してる。

ネドベドは闘魂溢れるプレーでチームを引っ張ってきた。彼の引退でチームの闘争心が薄れたのは確か。

しかし、彼が理事会に帰ってくることで力になるならネドベドは喜んで協力してくれるはずだ。強いユベントスの復権のために。今、すべてのユベンティーノが頑張っている。ネドベドも同じ。

一カ月後というのは待ち遠しいが、プリマヴェーラの指揮ではなく理事会という道で戦うことを選んだネドベドの力の注入に注目したい。

2010年10月13日水曜日

日本はフィジカルサッカーの韓国にもゴールを許さず!!

International Friendly Match Korea Republic 0-0 Japan @ Seoul World Cup Stadium

韓国戦後 ザッケローニ監督会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

この試合は金曜日のアルゼンチン戦と同様に、フレンドリーマッチとは言えない雰囲気になった。2つのタイプの異なるチームが全力を出し切った。韓国はフィジカルとガッツを前面に押し出したサッカーで、日本は持っている技術をベースにポゼッションを高めて仕掛けるサッカーをしていた。今日の日本は、それができた場面とできなかった場面があった。日本のDFからFWまでの距離が狭まりすぎたときは、なかなかスペースが作れず、うまくいかないところがあった。逆に、うまくサイドチェンジして、サイドから攻撃ができたことには満足している。特に右サイドから、多くのチャンスが生まれたと認識している。日本がサイドにできるスペース、そのスペースをうまく突いたときには、どんな相手でもかなり怖い存在になれると思う。

このチームは、素晴らしい才能を持った選手がいる素晴らしいチームだと思う。まだまだ伸びしろはあると思う。このチームに対してのわたしの目的はいくつかあるが、1つ目は選手たちをよく知ること、2つ目はその選手たちにもっと能力があるという自信を植え付けることだ。試合前、われわれが恐れていたのは相手のフィジカルの強さを生かしたセットプレー、それから10番(パク・チュヨン)を起点に始まるカウンターにも注意するように伝えた。普段、わたしの選手は技術的に優れているので、ボールを回しているときに今日のような多くのミスをすることはない。ピッチコンディションも日本には不利に働いたと思う。


アルゼンチン戦では早い時間に先制することでアルゼンチンを本気にさせることができた。アルゼンチンを破ったことで、アジア最大のライバルの韓国も本気となった。日本に負けるわけにはいかないという歴史的な背景もあっただろうが、そんなことは関係なく韓国は積極的にゴールを奪いにきた。

フレンドリーマッチにも関わらず、真剣勝負に近いゲームが続けてできた理由である。日本が強くなったことで相手が日本をリスペクトし、そして真剣勝負で選手が成長するという好循環を生んでいく。強くなる、相手に日本とやれば経験値が高くなると思わせればしめたものだ。

今の日本は貪欲にイタリア流を復習することでより高く飛ぶための準備をしている最中だ。ステップの過程を間違えなければはるか高いところまで行き着くことができるのではないか。

――前半15分は相手のパワーで圧倒されていたが、その後はポゼッション率を上げて前半は日本のリズムだった。試合の流れが変わったのは何が原因だと思うか(後藤健生/フリーランス)

韓国は試合開始すぐに、自分たちの特長であるフィジカルを前面に押し出してきた。日本は、ピッチコンディションが悪かったこともあり、なかなかそれに順応できなかったが、15分以降はワイドに開いて相手の左サイド、ウチの右(サイド)に内田と松井を中心にスペースができたので、そこにボールを放り込んでいくことで相手のディフェンスラインが間延びしたような気がする。


ザッケローニの指示はサイドアタックだったはず。ワイドに開いて攻撃すれば相手も対応せざるをえない。まだ入りの部分で中央を固めるというやり方をしてしまうところに日本の課題があるということなのだろう。相手の力を分散させるようにストロングポイントを両サイドと中央の3点におけば、相手はすべてをカバーするために戦力を一点集中するわけにはいかない。韓国に押し込まれたから一転日本のペースになったことを今後の糧にしてもらいたいものだ。

――アルゼンチンとは違った厳しい相手に対して、戦えた選手とそうでない選手がいたように思うが、例えば90分使った前田についてはどう評価するか? またアウエーということで何か作戦は考えていたのか(田村修一/フリーランス)

前田についてだが、前回はほとんど(ワントップは)森本だった。今日に関しては、試合終盤でもまだまだやれる感じだったので、前田がどういうプレーをするのか最後まで見てみようと思った。それと、最後の最後で怖かったのは相手のセットプレーだったが、前田は守備でもサポートしてくれると思ったので最後まで残した。

2つ目の質問だが、日本の能力があれば、ホームでもアウエーでも変わらず試合ができると思った。試合前に選手には、ホームでやるのと変わらない、という話をした。ただ、金曜日にホームでアルゼンチンに勝っていることもあって、韓国は気持ちを前面に押し出したサッカーをしていた。当然、相手がいることなので、ウチがいつも主導権を握れるわけではないが、最終的にはホームでもアウエーでも自分たちのサッカーができることがわたしの目標だ。

――自信をつけさせたいということだが、この2試合でアジアカップに向けた改善点は(大住良之/フリーランス)

約10日間、選手と一緒にいたが、その間に2試合あり、前の試合のリカバリーもしなければならなかったので、まだまだ選手たちにやってほしいことは伝わり切っていない。ただ、今後のスケジュールを見て、わたしはゆっくり(チームを)成長させていこうと決めた。最終的な大きな目標は、2014年のワールドカップだが、その間にアジアカップがあって、コパ・アメリカに参加できて、親善試合もたくさん組まれると思うが、そうした試合を経て成長させていくのが、われわれの仕事だ。特にこのチームでの課題は、試合の流れを読むことになると思う。試合の中で、ずっと横パスだけでも縦パスだけでもだめなわけで、試合の流れを読んで、きちんとした状況判断に則した戦術を用いること、それができるようになりたい。特に大切なのは、最後の数分になっても、攻撃の姿勢を崩さなかったことだ。


アジアカップに向けて自信をつけさせるというのは、裏返せば当たり前のことを当たり前のようにできるようにするということだろう。ヨーロッパ標準の守備セオリーがきっちり使えるようになればバタバタと慌てなくて済むようになるし、アジアレベルなら互角以上に戦えるとの計算ではないか。

ザッケローニは成長していく日本代表を目の当たりにして喜びに満ちているに違いない。スポンジのように貪欲にザックの知識を吸収し、実戦にフィードバックしている彼らの姿は感動ものだろう。だが、それでも過信に陥らないのは、ヨーロッパのトップでは声がかからなかったという事実ではないか。あるいは、日本代表でビッグアップセットを起こして再び第一線に返り咲くことを考えているかもしれないが。

スペイン流にこだわっていた原技術委員長だが、アルゼンチン戦、韓国戦をみるかぎりにおいては絶好の教師を見つけてきたというべきだろう。

試合後、韓国代表チョ・グァンレ監督会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

――チョ・ヨンヒョンが3バックで前の位置だったことについて。それからボランチのシン・ヒョンミンとポジションが重なったのではないか(韓国人記者)

日本とアルゼンチン(の試合)を見て、日本の守備に感動した。日本の堅い守備はメッシも封じていたので、ちょっとびっくりした。日本は守備がいいので、何とか中盤で勝負をつけるようにしないと、こちらの攻撃がうまくいかないと判断して、中盤でのボールポゼッションを考えた上で(選手の)ポジションを配置した。特にパク・チソンを中盤に置いて攻撃を生かそうとしたのだが、パク・チソンが欠場することになりチームが混乱した。チョ・ヨンヒョンのポジションは、本田(圭)が少し下がった位置で動くので、それを封じることを考えた。シン・ヒョンミンについては、キ・ソンヨンが昨日の練習後に腰を痛めたというので、MFで韓日戦にふさわしい経験のある選手が足りないと思って選んだ。

――今日の試合、よくできたことと、改善すべきところは(韓国人記者)

アルゼンチン戦と比べて、より(日本は)守っていたように思う。激しいプレッシャーで日本のプレーをよく封じていた。できなかったこととしては、攻撃面でオーバーラップが足りず、いろんなチャンスが作れなかったところだと思う。

――後半、 ヨム・ギフンを投入したが、すぐにユ・ビョンスに代えたのはなぜか(韓国人記者)

ユ・ビョンスは現在、Kリーグの得点ランキングトップなので、その得点感覚を信じて切り札として使ってみたのだが、うまくいかなかった。


韓国のシステムがバタバタしていたように見えたのは流動的に動かしていたわけではなく、パク・チソンがいないために彼中心のチームが組めなかった弊害だったということ。

それでも韓国はパク・チュヨン、イ・チョンヨン、チェ・ソングッの3人が積極的に日本ゴールに迫り、何度もチャンスを作って日本を脅かした。守備面の修正がなければ日本は早いうちに失点していただろう。ポゼッションを武器とする日本がフィジカルで勝負する韓国を相手にするには相手をいなしてということが大切になるのだが、その部分では日本はまだまだ経験値が足りなかった。

一方の韓国はもっとできたはずという思いがあるかもしれない。決定機は同じでもパク・チュヨンのシュートは二度決定的なものがあったし、チャンスも多く作った。ホームということを考えれば勝ちにいってドローというのは残念な結果。だが、日本はアウェイでも韓国に負けないだけのチームに育ちつつあると考えれば成長していると希望を見いだすことができる。

――日本の代表チームについて、ワールドカップ(W杯)以前と以後の違いがあるとすれば、どのように認識しているか(湯浅健二/フリーランス)

特に日本の守備の組織力が高くなったと思う。岡田監督時代よりは、ディフェンスのラインが前線に上がって、相手陣内でフォアチェックしている。(そのことで)攻撃への切り替えが早くなり、(相手にとって)危ない場面をよく作れるようになった。岡田監督時代は、攻撃に転じるときに余計なパスが多かった。今の日本代表は、すごく攻撃が早くなったというイメージがある。


ザッケローニはイタリアのクラブを率いている時代からショートカウンターを武器としていた。高い位置でボールを奪い、相手に守備を固めさせることなくゴールを陥れるというやり方はイタリア伝統の戦い方だ。岡田さん時代に無駄なパスを回して遅攻に転じざるを得なくなった場面が何度もあったことを考えれば、よりスリリングな場面が増えていくのではないか。

――これで今年3回目の韓日戦だが満足できたか? 特に監督が強調している、より早く考える、スマートなサッカーということだが、その完成度がどれくらいか(韓国人記者)

今日の試合は、大変難しい試合だった。選手は頑張ってくれたが、わたしが目標とするサッカーとはかなり差があると感じている。それにまだ選手を全部把握できているのか、ということもある。招集して2日や3日で選手を把握するのは難しい。アジアカップの前に2週間の事前合宿があるが、それを通して今までの3試合で足りなかったことをチェックしておきたい。

――今年のA代表のスケジュールは終わることについての総括を。またW杯以降、3試合戦って1勝1分け1敗だったことについて(韓国人記者)

準備期間が足りなかった。わたし自身は勝利への欲は強い方だ。勝つことも大事だが、アジアカップという大きな目標が目の前にある。3回のフレンドリーマッチで戦術、ゲームより、選手をよく見ることをポイントに考えていた。今のところ選手はほとんど把握できたという自信もあるし、そうした選手でアジアカップの準備をすれば8割から9割くらいで自分のサッカーは完成すると思う。特に今のチームで自信があるのは、失点があまりなかったことと、MFと攻撃陣の連係。そこをポイントに強化すれば、もっと怖いチームになると信じている。

――パク・チソンがいるのといないのとでは、チームのパフォーマンスが大きく変わる。それに対応できるオプションはあるのか? また、パク・チソン不在のチームをどう思うか(韓国人記者)

この問題では特に頭を痛めている。中盤をもうちょっと細かく、そしてアグレッシブにプレーできる選手を探している。そうした選手を確保できれば、ひとつのオプションとなるだろう。ユン・ピッカラムは若いし安定感もあるが、攻撃面でまだ足りない部分がある。ただし可能性がある選手ので、信じてみたい。


韓国メディアの代表に対する姿勢を見られたことは大きな収穫だ。彼らも今回の日本戦は消化不良だったのではないか。もっと韓国はいいサッカーができるはずと考えてぶつけて、満足できる解答を引き出した。日本に比べて韓国のメディアはサッカーに対する圧力がかなり厳しい。監督への注目度もはるかに高い。調子がよくても内容を問う紙面も多い。

いまのところパク・チソンがいない状態だからという言い訳ができるけれども、パク・チソンがいても日本は抑えきったのではないか。いや、エースがいるほうが抑えられたときのショックは大きい。その意味では韓国対策をすでに日本は作り上げている可能性はある。

ザッケローニはアルゼンチン戦も韓国戦もきっちり10時間以上かけて分析し、選手にフィードバックするだろうから、復習はどんどん進むことになる。より成長し、ステップアップするための糧となる。

未来を感じさせる日韓戦 (1/2)
韓国代表0-0日本代表
(スポーツナビ)

今回、ホームで日本を迎え撃つ韓国は、宿敵に3タテを食らわせるべく、国外で活躍する11名を含むベストメンバーを招集している。だが、先に日本がアルゼンチンに1-0で勝利したゲームは、韓国の人々に少なからぬ衝撃を与えたようだ。今年のW杯で韓国は、アルゼンチンに1-4と完敗を喫している。その南米の雄を相手に、ホームで行われた親善試合とはいえ日本が歴史的勝利を収めたのだ。当然ながらそこには、いくばくかの嫉妬(しっと)を含んだ驚嘆があったはずである。と同時に、新たに就任したイタリア人監督の下で、日本はそのプレースタイルを刷新し、さらなる進化を遂げようとしている。ならば、ここはひとつホームでしっかり日本をたたいておきたい――というのが、日本への警戒感を募らせる韓国サイドの偽らざる気持ちであった。


韓国がフレンドリーマッチにもかかわらず本気を出してきたのは、アルゼンチン戦の結果を受けたということはあったに違いない。韓国がキリキリ舞いさせられたアルゼンチンのパスサッカーとメッシのドリブルをアルゼンチンが本調子ではないにしてもきっちり抑えきったのだ。韓国としては負けるわけにはいかなかった。アジアの雄としての地位を守るために。本音だったことだろう。

試合は得点こそなかったものの、終始スリリングな展開で進行した。

序盤は韓国が、闘争心を前面に押し出したプレーで、日本に対して猛烈なプレッシャーをかけてくる。それでも日本の堅い守りは決して崩れることはなかったが、12分に駒野がイ・チョンヨンと激突し、着地の際に右腕を痛めてリタイアするアクシデント(のちに骨折と判明)。すぐさま内田篤人が投入される。その後、15分を過ぎたあたりから、ようやく日本ペースでボールが回るようになるが、アルゼンチン戦のような縦への推進力が、この日はあまり感じられない。それだけ相手のチェックは激しく、しかも入念だったのである。特に両サイドでは、2人の選手が縦方向に並び、有効なスペースをことごとく封じていた。27分には、フリーで受けた本田圭が左足で豪快なシュートを放つが、これは相手GKのセーブに阻まれてしまう。前半の日本の得点チャンスは、このシーン以外にはほとんど見られなかった。

後半も韓国の猛攻に耐える時間帯が続く中、日本は長谷部や本田圭が強引なドリブル突破から、何とか打開の糸口を見いだそうとする。そうした流れの中で感心したのは、日本のほとんどの選手が韓国の選手に対して、フィジカルやスピードで決してひけをとらない戦いを見せていたことである。とりわけ長谷部、本田圭、長友といった、ヨーロッパの舞台でもまれている選手は体幹が強く、勝負どころもきちんと心得ている。その一方で、物足りなく感じられたのが高さだ。特に攻撃時でのセットプレーは、これまでなら日本の大きな得点源のひとつであったが、中澤佑二も田中マルクス闘莉王もいない今のチームでは、いくら正確なプレースキックを放っても、なかなかゴールには結びつかない。栗原に中澤の役割を期待するのは、いささか酷な話であろうか。

その後の日本は、4-3-3にフォーメーションを変え、併せて細貝萌や金崎夢生といったアルゼンチン戦でチャンスがなかった選手にも出番を与えるなど、勝負を懸けるというよりも選手の能力を見極めるようなベンチワークを見せる。日韓戦のテンションの高さに引きずられることなく、あくまでも自らに課したミッションを優先させる、ザッケローニ監督らしいさい配だ。前線の枚数を増やしたことが奏功してか、前半以上に決定的なチャンスを得ることができたが、後半32分には相手のペナルティーエリア内でのハンドが見過ごされ、終了間際の本田はまたしてもGKに阻まれてしまう。結局、今年最後の日韓戦は、0-0の引き分けに終わった。


駒野の骨折は残念だった。着地のタイミングの失敗というのは本人の責任ではなく、競り合った相手選手の責任でもない。駒野には取り返さなければならない忘れ物があるのだが、怪我で諦めることなくアジアカップまでにしっかり治してリベンジを果たしてほしい。両サイドのフルバックができて、守備意識のカバーリングができるようになった彼は非常に貴重な存在だ。

日本代表がプレスをかけられても慌てなくなったというのも大きな成長だろう。ヨーロッパ流のプレッシングをかけられると日本はバタバタしてミスを連発するのが常だった。だが、自信をつけ、守備セオリーを身につつある今ではすぐにパニックになることはない。難しいことはひとつもやっていないにも関わらず、チャンスを作ることができるようになった。

韓国のほうがチームとして熟成しており、日本は復習の最中だと考えれば、ドローは妥当な結果ではないか。3FWという概念を日本の攻撃陣が理解できれば、もっと破壊力のあるスカッドを形成することができる。前田が成長すればというのも森本だけに頼らないチームとして戦うというコンセプトがぶれなかったからだろう。

よくぞ引き分けに持ち込んだ。しかし、やっぱり勝ちたかった。そんなことを考えながら記者席を立とうとすると、見ず知らずの韓国人のおじさんが、ニコニコしながら右手を差し出してきた。反射的にこちらも右手を出すと、彼はぎゅっと握手して、韓国語で何事かまくしたてた。その高揚した話ぶりからして「お互い死力を尽くした、いいゲームだったなあ」と言っていたのだと推察する。この日は試合後に、スタンドのあちこちでこうした光景が見られたのではないだろうか。

日本が韓国に失点を許さなかった要因については、韓国の体制がスタートしたばかりであったことに加えて、パク・チソンが不在であったこと(試合前日に手術した右ひざに痛みを覚えて大事をとったそうだ)やピッチコンディションの不良など、いくつも挙げることができよう。だが、それらを差し引いても、この日の日本の戦いぶりがおとしめられることはないはずだ。その事実をきちんと評価しているのが、敵将チョ・グァンレ監督である。演歌歌手・前川清をほうふつとさせる韓国の新しい指揮官は、W杯以後の日本代表の変化について、このように述べている。

「守備の組織力が高くなったと思う。岡田監督時代と比べると、ディフェンスのラインが前線に上がって、相手陣内でフォアチェックしている。(そのことで)攻撃への切り替えが早くなり、(相手にとって)危ない場面をよく作れるようになった。これまでは攻撃に転じるときに余計なパスが多かったが、今の日本は攻撃が非常にスピーディになったという印象を受けている」

その日本を攻略するべく、中盤での構成を含めて入念に準備してきたチョ・グァンレ監督であったが、やはりパク・チソンの直前の欠場は大きな誤算となってしまったようだ。韓国代表にとって、アジアカップ終了後の代表引退を表明しているパク・チソンの後継者問題は、今後も頭を悩ませることになりそうである。


韓国も日本を認めざるを得ないほど、日本が強くなったということではないか。今までは勝っても何か言い訳ができる状態だった。運が悪かったとか、主力がいなかったとか。今回の試合もパク・チソンがいればという言い訳ができるが、彼がいないチーム作りはきちんとしなければならない。日本は既にブラジルに向けてのスカッドに経験を積ませている最中であり、選手のセレクトも行われている。

チームで戦うというコンセプトに対し、韓国はどう戦うのか。韓国メディアはいろいろ考えたのではないか。ヨーロッパ化しつつある日本と戦うことは韓国の力がどれだけ通用するかを計るいい相手になると。

日韓戦の復活はその意味では大きい。日本にとっても韓国にとっても大きくメリットがあるマッチメイクだからだ。

さて今回の日韓戦は、日本にとっても韓国にとっても、年内最後の代表戦であった。この時期に今年一年を振り返るのは、何やらとても気が早いような気もするが、この機会にどうしても指摘しておきたいことがある。それはこの2010年が、代表強化の方向性という意味で、非常に画期的な一年であった、ということである。

ポストW杯、ポスト岡田の代表監督選考が、思いのほか難航したのは紛れもない事実だ。結果としてW杯以後の最初の2試合は、原博実技術委員長が監督代行を務めるという苦肉の策をとらざるを得なかった。だが終わってみれば、この監督代行による2試合があったからこそ、岡田時代からの継続性はより明確なものになったような気がする。

もし、9月のパラグアイ戦からザッケローニがチームを率いることになっていたなら、今とはずいぶんと違ったメンバー構成になっていた可能性は高く、チームとしての方向性や選手の特性の見極めに、もっと時間がかかったのではないか。その意味で「日本としては今後、こういうサッカーを目指したい」「そのために現状、最も相応しいと思われるのはこういった選手たちです」という原技術委員長のプレゼンテーションは、極めて有効であったように思えるのである(もちろん、あくまで結果論ではあるが)。

そして何より、今大会の成果と反省を踏まえて、技術委員長自らが次期監督の獲得に向けた陣頭指揮を執ったことは大きかった。不慣れな交渉ゆえに人選には難航したが、これまでのように協会のトップが大きな発言力を持ち、強化の方向性も継続性も度外視した監督選びが続いていたことを考えれば、これは極めて大きな前進であったと言えよう。

ホームでアルゼンチンに勝利し、アウエーで韓国に引き分け、2試合での失点はゼロ。この守備力の強じんさは、間違いなくW杯で得た経験と自信がベースとなっている。と同時に、岡田体制からザッケローニ体制への移管が非常にスムーズに行われたことの証(あかし)であるとも言えるのではないか。「日本サッカー界の未来は明るいんじゃないか」というキャプテン長谷部のコメントにも思わずうなずきたくなる。日本代表に関して、これほど前向きな気持ちで年を越せる幸せをかみしめつつ、そろそろ当方もアジアカップに向けた準備を始めることにしたい。


W杯南アフリカ大会直前のどんよりした気持ちに比べれば、今は晴れ晴れとしている。岡田さんのサッカーを否定していたのは小難しいサッカーを他のチームよりも多く走りまわって続けるという不可能に近いことをやろうとしていたからだ。人間は身についていないことはやろうとしてもできない。

本戦での成功は岡田さんが戦術をシンプルにしたからに他ならない。ボールを奪えば単純にサイドにはたき、ドリブルを仕掛けるというやり方で相手を苦しめた。

ザッケローニはさらにシンプルにして、縦パス1本でもチャンスをつくれることを証明した。もちろん、横パスだけでも縦パスだけでもサッカーの攻めは単調になってしまうが、ザックのサッカーはシンプルだからこそ、応用がききやすい。考えるサッカーはオシムからの継承だが、やることがシンプルならいろんなアイディアがわいてくるというものだろう。

アジアカップまで選手たちがきちんと守備のセオリーを忘れなければ、期待できる大会になるに違いない。