2009年2月28日土曜日

鹿島が前半の3点でスーパーカップを制する!!

FUJI XEROX SUPER CUP 2009 Kashima Antlers 3-0 Gamba Osaka @ National Stadium
Kashima Antlers:Koroki 6,Marquinhos 14,Nozawa 39

鹿島は赤黒のファーストジャージ。システムは4-2-2-2。

Kashima Antlers (FUJI XEROX SUPER CUP 2009)
KorokiMarquinhos
DaniloNozawa
MotoyamaAoki
AraibaUchida
InohaIwamasa
 Sogahata 


G大阪は白、青、白のセカンドジャージ。システムは3-4-1-2。

Gamba Osaka (FUJI XEROX SUPER CUP 2009)
LucasYamazaki
 Endo 
YasudaTerada
HashimotoMyojin
TakagiNakazawa
 Yamaguchi 
 Fujigaya 



前半。鹿島のキックオフ。

1分、G大阪。右サイドからのスローインが抜けたところをルーカスが狙うがゴール左に外れる。

岩政のミスでボールがこぼれた。ゴール前のミスは致命的なことになりかねない。

6分、鹿島先制。野沢のCK。岩政が真ん中で潰れてこぼれたところをファーで興梠が左足で叩き込んでゴール。1-0。

岩政が潰れてこぼれたところに一瞬早く興梠が飛びこんで叩き込んだ。押されていた鹿島が先制。

13分、鹿島追加点。左サイドから興梠のクロス。ファーでマルキーニョスがヘッド。こぼれたところをみずから左足で押し込みゴール。2-0。

左サイドでボールを持った興梠からのクロス。マルキーニョスはヘッドで競り合い、落としたボールをみずから押し込んだ。

17分、G大阪。寺田がボールを奪い、前線の山崎へ。右サイドに流れながらシュートを撃つがGK曽ヶ端がセーブ。

中に絞っていた寺田がボールをうばって山崎へ。山崎はコースを探しながら右に流れ、シュート。曽ヶ端がセーブ。

21分、G大阪。ゴール前でボールを受けた橋本がミドルを撃つがGK曽ヶ端がセーブ。

ゴール前でボールを受けた橋本が振り向いてシュートを撃つが曽ヶ端が正面で止めた。

26分、鹿島。左サイドのスペースへのボールに抜けだしたマルキーニョスがクロス。興梠が詰めるがDFにブロックされる。

縦パス1本で抜けだしたマルキーニョスからのクロス。興梠が触れば1点だったが、G大阪のDFが戻ってブロック。

33分、G大阪。興梠へのファールで中澤にイエローカード。

この試合1枚目のイエロー。位置的には無理をするところではなかったが。

36分、G大阪。ゴール正面左遠目からのFK。遠藤が直接狙うがGK曽ヶ端ががっちりキャッチ。

遠藤のシュートも正面でそれほど力はなかった。こぼれればチャンスだったのだが。

38分、G大阪。ダニーロへのファールで遠藤にイエローカード。

後ろからのタックルでイエローは仕方なし。

39分、鹿島追加点。右サイドのダニーロからのパスを受けた興梠が中にやわらかいグラウンダーのクロス。野沢が右足で押し込んでゴール。3-0。

素早いリスタートからダニーロ、興梠とつないでのクロスに野沢が飛びこんだ。

45分、G大阪。岩政と絡んでいたルーカスにイエローカード。

副審からのアピールでルーカスにイエロー。ルーカスはかなりフラストレーションがたまっている。

アディショナルタイムは2分。

46分、鹿島。寺田へのファールで本山にイエローカード。

右サイドから上がっていった寺田を倒したことに対するイエロー。左サイドにつながったところだし、ファールは流してあとからカードでもよかったのでは。

前半はこのまま終了。3-0と鹿島リードで折り返し。

45分、G大阪。中澤に代えて播戸、高木に代えて朴東赫を投入。

G大阪はシステムを4-2-2-2に変更。橋本がライトバックに、安田がレフトバックに。

後半。G大阪のキックオフ。

日本テレビは相変わらずボールホルダーの名前をいわない。試合の流れを実況するよりも雑談ばかり。北澤や都並が茶々を入れるから画面を見続けなければゲームの流れを追うのは難しい。外国語の流れるようなパスワーク実況を聞いていると非常にストレスを感じる。

51分、G大阪。GK曽ヶ端がボール保持後に蹴った山崎にイエローカード。

シュート態勢に入っての右足が曽ヶ端の顔に入った。曽ヶ端が山崎に詰め寄るが大事には至らず。

52分、鹿島。本山に代えて増田を投入。

本山はイエローをもらっているので早めの手当てか。

大迫勇也に注目するのはわかるがそれよりもゲームの実況をしろ。ゲームはどうでもいいのか。

58分、鹿島。ゴール正面からのFK。野沢が直接狙うが壁にぶつけてしまう。

頭の上ぎりぎりを越して落とす狙いだったがG大阪はヘッドで跳ね返す。

69分、G大阪。山崎に代えて佐々木を投入。

G大阪はルーカス、播戸、佐々木の3FWに。個人的には寺田と交代したほうが佐々木の力を活かせると思うのだが。3点のビハインドは相当のリスクをとらなければ難しい。

70分、G大阪。右サイド高い位置からのFK。遠藤が放り込んだボールに朴東赫がヘッドをあわせるがGK曽ヶ端がセーブ。CKに。

朴東赫のヘッドはジャストミートしたが曽ヶ端が正面で弾く。シュートのコースがずれていればというところ。

寺島淳司アナウンサーはG大阪はマンチェスター・ユナイテッドから3点とったと言っているが、あれがゲームが壊れてからのものとわかっていない。大量リードで勝ちがほぼ確定となれば、どんなビッグクラブでも気が緩む。相手が格下となればなおさら。

75分、G大阪。ゴール正面左からのFK。遠藤が直接狙うがわずかにゴール右に外れる。

遠藤は狙いすぎた。枠にいっていれば正面でもない限り曽ヶ端は反応できなかったはず。それくらい鈍い反応だった。

都並ははじめからずっとら抜き表現を使っている。テレビの解説に呼ばれているのだから正しい日本語を使え。

81分、G大阪。ルーカスのパスがこぼれたところを拾った寺田がコースをあけてシュートを撃つがGK曽ヶ端が横っ飛びでセーブ。

曽ヶ端はシューターが見えている状態では反応が速い。この読みを外すか、反応できないくらい強烈じゃなければ抜けないかもしれない。

87分、鹿島。興梠に代えて田代を投入。

興梠は1ゴール、2アシストの活躍。お役ご免で田代と交代。

88分、G大阪。岩政へのファールで播戸にイエローカード。

播戸はボールを取り返しにいったが岩政を引っかけてしまった。

89分、鹿島。マルキーニョスに代えて大迫を投入。

オリヴェイラは追いつかれることはないとの判断か。大迫はこういう短いチャンスを生かしていくしかない。

アディショナルタイムは3分。

91分、G大阪。縦パスに抜けだした播戸がエリア内でキープ。飛びこんできた遠藤に渡すがシュートは大きく枠の上。

かたちはよかったがシュートが宇宙開発ではノーチャンス。

ゲームはこのままタイムアップ。3-0で鹿島の勝利。

このゲームはどう考えても西野が入り方を間違えた。練習もしていないシステムを実戦でやっても機能しない。過去に経験があるというのは意味がないことを理解しなければ、今季のG大阪は降格争いをやりかねない。

2009年2月27日金曜日

パベル・ネドベドが引退宣言!!

ユベントスの不動の左サイド、パベル・ネドベドが今シーズン限りで引退を表明した。まだまだできるはずだが、本人は若手にポジションを譲るべきと話し、家族も納得しているという。引退後のプランはまだ決まっていないそうで、B降格のときにあったプリマのコーチを務めるという話もまだないらしい。ただし、タイトルに向けての執念は見せていて、最後まで戦うことは間違いなさそうだ。

ユベントスのネドベドが引退表明「スパイクを脱ぐ時期が来た」(スポーツナビ)

「チームがCLかセリエAのタイトルを獲得できるか否かに関係なく、今シーズン末をもって引退する。これは最終決定なので意見が変わることはないと思うし、その必要もないだろう。今でもまだプレーを楽しむことができているが、フィジカルやメンタルのコンディションも考慮して決断を下した。また、若手選手にポジションを譲るべき時であることも理解している。まだ若いと思われているかも知れないが、僕はもうすぐ37歳だ。スパイクを脱ぐ時期が来たということだ」


L'annuncio di Nedved
"Lascio a fine stagione"
(La Gazzetta dello Sport)

LARGO AI GIOVANI - Lo juventino ha spiegato nel post-partita di Stamford Bridge: "Mi sto divertendo molto, ma credo che fisicamente e mentalmente sia arrivato il momento di lasciar spazio ai giovani. Meritano di giocare. Forse vi sembra che sia ancora giovane, ma io ho quasi 37 anni e credo che il momento sia veramente giusto per staccare. Cosa farò dopo? Non ho ancora deciso".


Nedvěd confirms summer retirement plan(uefa.com)

'Right time'
"I'm still enjoying playing but considering my physical and mental condition I understand that the time has come to make way for younger players – they deserve to play," said Nedvěd, European Footballer of the Year in 2003. "Maybe you think I'm still young but I'm almost 37. I will quit at the end of the season, no matter how well we do in the Champions League or Serie A. The decision is final and I don't think I will change my mind – I don't need to. It is the right time to quit."


日本語、イタリア語、英語と並べたみたが、書いている内容は同じ。若手にポジションを譲る時期が来たと感じているのは間違いないようだ。ユベントスは以前からポスト・ネドベドに向けて人材を探してきた。パッラディーノがポジションを奪うまでにもいかず、ジョビンコもまだまだ。ナポリのハムシクも抵抗が強く、しばらくは喪失感を感じることになると思う。

まだまだシーズンは終わっていない。スクデットもビッグイヤーも可能性は残っている。シーズンが終わったときのために”お疲れさま”と”ありがとう”の言葉はとっておこうと思う。

2009年2月26日木曜日

UEFA Champions League First knockout round First leg 25th February 2009

UEFA Champions League First knockout round First leg 25th February 2009

Real Madrid 0-1 Liverpool @ Santiago Bernabéu Stadium - Madrid - Spain
Liverpool:Benayoun 82

ボールポゼッションはレアル・マドリー56%、リバプール44%、ショッツオンゴールはレアル・マドリー5、リバプール4、ショッツワイドはレアル・マドリー8、リバプール3、ブロックされたシュートはレアル・マドリー0、リバプール2。

Madrid caught by Benayoun sucker-punch(uefa.com)

スタッツだけならレアル・マドリーが圧倒的に攻めたように見える。ゲームを観ていないからなんとも言えないが、やはりイングランド勢強しを見せつけた1戦となった。今季のレアル・マドリーがだらしないといってもサンチャゴ・ベルナベウでのアウェイゴールは大きい。

UEFA Champions League First knockout round First leg Chelsea 1-0 Juventus @ Stamford Bridge - London - England
Chelsea:Drogba 12

ボールポゼッションはチェルシー51%、ユーベ49%、ショッツオンゴールはチェルシー3、ユーベ4、ショッツワイドはチェルシー6、ユーベ7、ブロックされたシュートはチェルシー5、ユーベ5。

Drogba puts Chelsea in pole position(uefa.com)

ゲーム自体は互角。チェルシーがチャンスを確実にものにしたのに対し、ユーベは決めきれなかった。アウェイゴールを奪えればよかったが、最少失点でもよしとしよう。ホームで巻き返しもある。ミスパスをなくし、プレスをかける。早い時間に追いつけば勝ち進めるはず。

Villarreal 1-1 Panathinaikos @ El Madrigal - Villarreal - Spain
Villarreal:Rossi 67(pen)
Panathinaikos:Karagounis 59

ボールポゼッションはビジャレアル60%、パナシナイコス40%、ショッツオンゴールはビジャレアル8、パナシナイコス4、ショッツワイドはビジャレアル9、パナシナイコス1、ブロックされたシュートはビジャレアル5、パナシナイコス2。

Rossi to the rescue for Villarreal(uefa.com)

ジュゼッペ・ロッシのペナルティに救われたということだろう。ポゼッションでもシュート数でも圧倒しながら勝ち切れなかったビジャレアルは悔いが残るだろう。パナシナイコスは会心のドローか。アウェイゴールをもってホームに帰るのは大きい。

Sporting 0-5 Bayern @ José Alvalade - Lisbon - Portugal
Bayern:Ribéry 42,63(pen),Klose 57,Toni 84,90+ 1

ボールポゼッションはスポルティング51%、バイエルン・ミュンヘン49%、ショッツオンゴールはスポルティング1、バイエルン・ミュンヘン7、ショッツワイドはスポルティング8、バイエルン・ミュンヘン6、ブロックされたシュートはスポルティング4、バイエルン・ミュンヘン1。

Brilliant Bayern brush Sporting aside(uefa.com)

もうこれは決まりだろう。スポルティングがアウェイで6点もとるとは思えない。力不足だったということだろう。16強の中で一番噛み合わせが悪かったというか。そうとしかいいようがない。バイエルンも今季は調子がよくないのだが、ドローに恵まれたということだろうか。

ラ・シニョーラ、1点のビハインドでファーストレグを折り返す

UEFA Champions League First knockout round First leg Chelsea 1-0 Juventus @ Stamford Bridge - London - England
Chelsea:Drogba 12

チェルシーは青、青、白のファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Chelsea (UEFA Champions League First knockyout round First leg)
 Drogba 
AnelkaKalou
BallackLampard
 Mikel 
Ashley ColeBosingwa
TerryAlex
 Čech 


ユベントスは黄金色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (UEFA Champions League First knockout round First leg)
Del PieroAmauri
NedvedCamoranesi
TiagoSissoko
MolinaroMellberg
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ユベントスはベンチにGKマニンガー、ヤクインタ、トレゼゲ、ポウルセン、マルキジオ、グリゲラ、マルキオンニと入れてきた。攻撃的な選手を多く揃えたというのはゴールを奪いにきたということで、得意のショートカウンターからツェフの壁を破る気は満々ということか。

チェルシーはドログバを真ん中、アネルカを左、カルーを右に置いてきた。3FWと言えどもクロスを送るというかたちではなく、攻撃の幅はやや狭いと言えそう。右はやや広いかもしれないけれど。ベンチにはGKイラーリオ、イバノビッチ、ディ・サント、マルダ、パウロ・フェレイラ、マンシェン、ストフというメンバー。出場機会に恵まれていないメンバーがベンチに揃っている。これもヒディンクの奇策だろうか。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

3分、チェルシー。左サイドのアネルカから右サイドのカルーにサイドチェンジ。カルーがボシングワを建てに走らせてデコイにし、中に切れ込んでのティーロ。GKブッフォンが落ち着いて抑える。

攻撃の仕掛け合い。アマウリのドリブルを止めてのチェルシーのカウンターだったが、ユーベもDFがコースをきっちり絞っていた。

7分、チェルシー。中央でボールを持ったバラックが左サイドのスペースへ。オーバーラップしたボシングワがディープクロス。ニアでドログバがヘッドをあわせるがクロスバーの上。

これは危険なシーンだった。きっちりマークについて自由にさせなかったからよかったが、フリーで撃たせると恐ろしい。

11分、チェルシー先制。ユベントスのクリアボールを拾ったカルーがスルーパス。ディフェンスラインを破ったドログバが右足でGKブッフォンを抜いてレッテ。1-0。

フォリジョーコにも見えるのだが。判定はゴール。クリアが小さくなったところを拾われてしまった。セーフティファストの鉄則なのに。

14分、チェルシー。ランパードのアンゴロ。ドログバがヘッドであわせるがゴール左に外れる。

チェルシーがかさに掛かって攻めてきている。シュート数はチェルシーの7に対してユーベは0。ギアを切り替えなければ。

21分、ユーベ。アマウリのポストプレーからチアゴが抜けだし、デル・ピエロへのスルー。デル・ピエロが右足で狙うがGKツェフが弾き出してアンゴロに。

振り向きざまの強烈なティーロだったが、ツェフが鋭い反応で止めた。ビッグセーブを破らなければ。

32分、チェルシー。ランパードのアンゴロ。こぼれ球をファーで拾ったカルーの浮き球をテリーがヘッドで狙うがGKブッフォンがキャッチ。

こぼれ球をことごとく拾われている。ワイドにアタックを仕掛けているのはチェルシーで、ユーベは相変わらずミスパスが多い。

ユーベはシソコが怪我の治療中。ティーロにいって足首にタックルが入っただけに心配だが。

シソコは元気に戻ってきた。足を引きずってはいない。

アディショナルタイムは1分。

ユーベはネドベドのアンゴロがあったもののチャンスを生かせず。1-0で折り返し。

ボールポゼッションはチェルシー50%、ユーベ50%、ショッツオンゴールはチェルシー2、ユーベ2、ショッツワイドはチェルシー3、ユーベ3、ブロックされたシュートはチェルシー4、ユーベ3。

序盤に圧倒されたユーベだが、なんとか持ち直した。ポゼッションも圧倒的チェルシーだったのに五分に。セコンド・テンポの頑張りに期待したい。

セコンド・テンポ。チェルシーのキックオフ。

45分、チェルシー。左サイドでアネルカ、ランパードとつないでクロス。ドログバが落としてバラックが狙うが大きく左に外れる。

チェルシーの猛攻。こぼれ球をすべて拾って2点目を取りにきた。プレスもすごい。

49分、チェルシー。ランパードから右サイドのボシングワに振ってのクロス。ドログバが強烈なヘッドで狙うが、ゴール右に外れる。

強烈なティーロ。枠にいったらと思うとゾッとする。

ユーベはカモラネージが足を痛めてピッチの外へ。

50分、ユーベ。ミケルへのファールでモリナーロにカルテリーノ・ジャッロ。

足を削ったからね。ジャッロもしかたがない。

51分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

カモラネージは足を気にしていた。負傷による交代。

57分、チェルシー。ネドベドへのファールでバラックにカルテリーノ・ジャッロ。

ネドベドへのアフタータックルでジャッロは仕方がないね。

ユーベはチアゴがキエッリーニと激突してピッチの外に。

60分、ユーベ。シソコから右サイドのマルキオンニに振って、マルキオンニが中に切れ込んでのティーロ。わずかに枠の上。

マルキジオのティーロは強烈だったが、枠をとらえなければ意味がない。

61分、ユーベ。チアゴに代えてマルキジオを投入。

チアゴの負傷による交代。負傷で交代枠を使うのはもったいない。

71分、チェルシー。カルーに代えてマルダを投入。

カルーは再三のフォリジョーコの判定に苛立っていたから仕方がないかな。アネルカを右にマルダは左に。

75分、ユーベ。GKブッフォンからのボールをデル・ピエロが落とし、マルキジオがコースをあけて狙うがゴール左に外れる。

マルキジオのティーロは精度を欠いた。枠にいっていてもGKツェフの守備範囲だったが、飛び出しはいい。

81分、チェルシー。バラックに代えてマンシェンを投入。

デビューの選手を入れてきた。レベルが高い選手なのか。それともバラックがジャッロをもらっているからかな。

82分、ユーベ。マルダをファールで止めたシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

このファールはジャッロでも仕方がないか。

85分、ユーベ。シソコに代えてトレゼゲを投入。

ついに中盤を削ってパワープレーに。

86分、チェルシー。右サイドでボールを受けたアネルカがミドル。わずかにゴール左に外れる。

ポスト直撃かと思ったくらい。きわどいティーロだった。

ユーベはポゼッションは高いもののチェルシーのプレスにミスパスを連発している。

89分、ユーベ。故意のハンドでマルキジオにカルテリーノ・ジャッロ。

レグロッターリェのミスパスからだからね。オーバーラップしてのミスは頂けない。

アディショナルタイムは3分。

92分、ユーベ。レグロッターリェのフィードをアレックスが跳ね返したところをネドベドが強烈にミドル。チェルシーの選手に当たったように見えたが、判定はゴールキック。

ゲームはこのままタイムアップ。1-0でチェルシーの勝利。アウェイで1失点ならなんとかなるかな。

ボールポゼッションはチェルシー51%、ユーベ49%、ショッツオンゴールはチェルシー3、ユーベ4、ショッツワイドはチェルシー6、ユーベ7、ブロックされたシュートはチェルシー5、ユーベ5。

2009年2月25日水曜日

UEFA Champions League First knockout round First leg 24th February 2009

UEFA Champions League First knockout round First leg 24th February 2009

Atlético 2-2 Porto @ Vicente Calderón - Madrid - Spain
Atlético:Maxi Rodríguez 3,Forlán 45+ 2
Porto:Lisandro 22,72

ボールポゼッションはアトレティコ・マドリー53%、ポルト47%、ショッツオンゴールはアトレティコ・マドリー4、ポルト7、ショッツワイドはアトレティコ・マドリー5、ポルト4、ブロックされたシュートはアトレティコ・マドリー4、ポルト1。

Lisandro keeps Atlético in Porto's sights(uefa.com)

スタッツを見る限り、アトレティコ・マドリーがボールを保持しながらもポルトのほうに決定機はたくさんあったようだ。現実に試合を観ていないからわからないけれども。アウェイゴールをふたつ奪ったポルトが有利とも言えるけれども、まだわからない。

Lyon 1-1 Barcelona @ Stade de Gerland - Lyon - France
Lyon:Juninho 7
Barcelona:Henry 67

ボールポゼッションはリヨン40%、バルセロナ60%、ショッツオンゴールはリヨン4、バルセロナ5、ショッツワイドはリヨン6、バルセロナ5、ブロックされたシュートはリヨン3、バルセロナ2。

Henry header brings Barça reward(uefa.com)

このゲームはチェックした。前半はリヨン、後半はバルセロナのペース。前半ジュニーニョのFKで先制したリヨンは再三のチャンスを生かせず、後半にCKからアンリに決められた。ホームでアウェイゴールを奪われたリヨンはアウェイで勝ちに行くしかない。数年前のリヨンならアウェイでも強烈なアタックで勝ちを拾ったものだが、どうだろうか。

Arsenal 1-0 Roma @ Arsenal Stadium - London - England
Arsenal:Van Persie 37(pen)

ボールポゼッションはアーセナル54%、ローマ46%、ショッツオンゴールはアーセナル3、ローマ1、ショッツワイドはアーセナル10、ローマ4、ブロックされたシュートはアーセナル2、ローマ1。

Van Persie strikes as Arsenal reel in Roma(uefa.com)

スタッツを見る限り、アーセナルは攻めながらもゴールを決めきれないという試合だったようだ。ショッツワイドが10というのは精度を欠くにもほどがある。決勝点もファン・ペルシーのPKだったようだし。この1点ではわからない。ローマのティフォージが暴れなければいい勝負になるだろうね。

Internazionale 0-0 Man. United @ Stadio Giuseppe Meazza - Milan - Italy

ボールポゼッションはインテル50%、マンチェスター・ユナイテッド50%、ショッツオンゴールはインテル2、マンチェスター・ユナイテッド5、ショッツワイドはインテル6、マンチェスター・ユナイテッド7、ブロックされたシュートはインテル4、マンチェスター・ユナイテッド3。

Brilliant César keeps United at bay(uefa.com)

ユナイテッドがアウェイでも攻勢だった模様。ジュリオ・セーザルが大活躍って。インテルもアタッカー人が活躍しないとまずいのではと思うのだけどね。ユナイテッドはヴィディッチがサスペンションでいなかったわけだし。モウリーニョのユナイテッドキラーも発揮されず仕舞いということかな。

全試合は観ていないから雑感だけ。まだ有利不利はわからないというのが正直なところではあるね。

2009年2月24日火曜日

サッカーにもドラスティックな改革の波が訪れるか

ころころと変わるオフサイドのルールよりも、もっと大きなルール改正がサッカーの世界に入ろうとしている。ビデオ判定にも拒否反応を示す関係者がどう受け止めるか微妙だが、選手交代の変更や副審の増員などドラスティックな改革になりそうだ。

国際サッカー評議会が「オレンジカード」導入を協議(スポーツ報知)

国際サッカー連盟(FIFA)関係者によると、警告では処分が軽く、退場では重いと判断した反則に適用する。処分する選手に対しては「オレンジカード」を提示する。

年次総会では、ほかにも選手交代の人数増やハーフタイムの5分延長、副審を4人以上にすることなどが議題になる予定。


改革の目玉はラグビーやアイスホッケーでおなじみの一時的な退場。おそらくは10分くらいの退場で再びピッチに戻ってこられるようなルールが導入されるのだろう。

ネットでオレンジカードについて調べてたが、FIFAのサイトでも詳細はわからなかった。まだ決まっていないということなのだろう。

その他、選手交代の人数を3人から増やすということ、ハーフタイムの延長、副審を4人以上にするということも話し合うようだ。

もともとサッカーは選手交代は認められていなかった。ローカルルールでGKが負傷した場合のみ認められ、そしてハーフタイムより前なら怪我をしたフィールドプレーヤーがひとりまで交代が認められた。

公式に選手交代が認められたのは1970年のW杯メキシコ大会でふたりまでの交代が認められた。さらに交代枠は3人となり、現行に至る。

フレンドリーマッチで11人交代するという暗黙のルールが6人になったこともあり、選手交代には今でも拒否反応があるのかもしれない。

あらゆるスポーツのなかでベンチ入りの選手が全員試合に出ることができないのはおそらくサッカーだけだろうし。

ハーフタイムの延長は商業主義でCMを多く入れるためと言われている。選手の休養もあるだろうが、それだけなら現行のままでもかまわない。

副審の増員はビデオ判定に変わるものなのだろう。やはりビデオ判定やボールにチップをつけるという方法には抵抗があったようだ。

いずれにしてもFIFA内に吸収されたIFABの評議会で決定することだろう。見送られるか、それともドラスティックな改革がなされるか。

サッカーのルールが変わると面白くなるかもしれないが、試合時間は長くなるかもしれないね。

2009年2月23日月曜日

ルールを守らないバルセロナがルールを主張する馬鹿っぷり

バルセロナは世界で2番目に好きなチームにあげるファンが多いという。1番好きなクラブは地元で2番目はバルセロナ。ヨハン・クライフが作り上げたアタッキングサッカーは確かに魅力的だ。しかし、彼らは決められたルールも守らず、審判の恩恵に浴することも多いにも関わらず、ちょっとでも不利になると声高にアンチ・バルセロナが起こっていると主張する我が儘なクラブなのだ。

シャビとメッシが審判を批判「試合を壊した」(スポーツナビ)

21日に行われたエスパニョル戦で1-2と敗れたバルセロナの選手たちは、ケイタの退場など、バルセロナに厳しい判定を下したデルガド・フェレイロ主審の判定へに強い不満を抱いているようだ。シャビは、主審が「試合を壊した」と述べ、判定に対する不信を口にした。

「『バルサに不利な判定を推進する“キャンペーン”が行われている』とまでは言わないが、僕たちがプレーとは関係のない事情で負けたのは事実だ。審判が試合を壊した。(多数の笛によって)僕たちのリズムは崩されてしまった」

シャビはまた、バルセロナと対戦するチームが常に「異常なまでに守備的な布陣で臨み、サッカーをする気がない」と述べて、その姿勢を批判。さらに、すべての審判に対し「攻撃的なサッカーを守るよう」メッセージを送った。


リーガ・エスパニョーラの今季の試合ではバルセロナが勝ち越すまでアディショナルタイムという試合もあった。そのことについて、審判が不公平だと文句を言っただろうか。自分たちに有利な判定は嬉々として受け入れ、不利な判定だけ文句を言うのは子供と変わらない。

シャビが言っている守備的な布陣で臨むのはおかしいと批判するが、それは勝ち点を得るための戦術であって、バルセロナにあわせて戦わなければならないというルールはどこにもない。世界の中心にバルセロナがいるという勘違いも甚だしい。

実際、バルセロナはフィーゴ移籍の問題により、カンプノウレアル・マドリーとのエル・クラシコにおいて暴動を起こし、2試合のホーム使用禁止処分を受けているが、政治力を使って永遠に先延ばしにしている。

他の国のリーグなら、いや、バルセロナ以外のクラブならルールを守らないことを理由にセグンダ降格でもおかしくない愚行だ。それでもバルセロナだけは許される。

この勘違いクラブはセグンダでもセグンダBにでもペナルティで落とさなければ、自分たちが裸の王様であることを自覚できないだろう。いっそのことクラブごとなくなってしまえ。

2009年2月22日日曜日

ラ・シニョーラ、シソコ、トレゼゲの2発でパレルモに完勝!!

Serie A Matchday 25 Palermo 0-2 Juventus @ Stadio Renzo Barbera
Juventus;Sissoko 27,Trezeguet 79

パレルモはローザネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Palermo (Serie A Matchday 25)
MiccoliCavani
 Simplicio 
BrescianoNocerino
 Liverani 
BalzarettiCassani
BovoKjaer
 Amelia 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 25)
IaquintaTrezeguet
NedvedCamoranesi
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ユベントスのベンチはGKマニンガー、メルベリ、ポウルセン、マルキオンニ、ジョビンコ、デル・ピエロ、アマウリ。チャンピオンズリーグチェルシー戦を前に主力を休ませるターンオーバーなのか。

怪我で実戦を離れていたトレゼゲ、チアゴ、キエッリーニは実戦勘を取り戻させるという意味はあるのだろうけれども。彼がゴールを決めて、ミッドウィークも活躍してくれるのが一番いいかなあ。

パレルモのバルザレッティとノチェリーノとミッコリは元ユーベ。彼らにも活躍してほしいけれどね。この試合以外で。

いずれにしてもネットTV観戦で切れ切れになるのか本当に鬱陶しい。パソコンのスペックの問題なのかなあ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

さすがにネットTV。ぶちぶちに切れてほとんどわからない。ブッフォンとアメリアにひとつずつスーパーセーブがあって、ミッコリのティーロがクロスバーを叩いたらしいけれど。映像が止まるからわからない。

21分、ユーベ。カウンターからカモラネージが持ち上がり、左サイドのネドベドにサイドチェンジ。ネドベドが持ち上がり、そのままミドル。GKアメリアがセーブ。

手数をかけないユーベのカウンター。一気に攻めたがアメリアに止められた。

24分、ユーベ。バルザレッティへのファールでグリゲラにカルテリーノ・ジャッロ。

サイドでの激しいプレー。グリゲラとバルザレッティはかなり激しくやりあっている。

26分、ユーベ先制。中盤でボールを奪ったシソコがそのままドリブル突破。右足でGKアメリアを破ってレッテ。0-1。

幸先のいい先制点。最近ゴールが遠かったからね。この得点は大きい。

32分、パレルモ。カモラネージへのファールでボーボにカルテリーノ・ジャッロ。

このまま突破されると確実に1点という場面だったからね。ジャッロで済んでボーボはよかったというか。

33分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージの入れたボールにヤクインタがヘッドをあわせるが、GKアメリアに止められる。

それよりもヤクインタがフォリジョーコだったようで。トレゼゲに返ってきただけに惜しかった。

41分、ユーベ。カウンター。シソコのドリブルでの持ち上がりから左サイドのネドベドに振ってそのままミドル。GKアマウリがスーパーセーブでアンゴロに。

またもやアマウリの壁。彼の反応はすごくなっている。

ヤクインタのティーロがGKアマウリに防がれ、直後にカバーニのシュートはゴール右に外れていく。激しい攻防。

アディショナルタイムはなく、プリマ・テンポ終了。0-1とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはパレルモ58.8%、ユーベ41.2%、ショッツオンゴールはパレルモ3、ユーベ5、ショッツワイドはパレルモ3、ユーベ0、ブロックされたシュートはパレルモ0、ユーベ0。

セコンド・テンポ。パレルモのキックオフ。

ずっと映像が切れ切れで写真を見ているような印象。プレーの流れどころじゃない。やっぱりパソコンの性能の問題かなあ。せめて音声だけでも途切れなければいいのだけれど。2,3秒流れては止まるのではどうすればいいのか。プリマ・テンポは少しはましだったのに。

62分、パレルモ。左サイドでボールを持ったノチェリーノがクロス気味のティーロ。GKブッフォンがアンゴロに弾き出す。

ノチェリーノはいい選手になったよね。なぜ出してしまうかなあ。

64分、ユーベ。ブレシアーノへのファールでカモラネージにカルテリーノ・ジャッロ。

激しいプレーだったようだけど。詳細はわからず。

65分、パレルモ。左サイドの回っていたミッコリが強烈なティーロ。GKブッフォンが触ってアンゴロに。

こぼれたところにミッコリがいてフリー。危険な状態でレグロッターリェがカバーに行き、ブッフォンが防いだ。

68分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

カモラネージはこれくらいが限界なのかなあ。ジャッロをもらったというのもあるのだろうけれども。

69分、ユーベ。ネドベドのドリブルから右サイドでフリーになっていたヤクインタに。思いきってミドルを放つがGKアマウリの正面。

強烈なティーロだったが、正面ではアマウリを破ることはできない。

71分、ユーベ。ヤクインタに代えてアマウリを投入。

ヤクインタは決定機を外しまくったからね。アマウリに期待。

74分、ユーベ。チアゴの持ち上がりから左サイドのネドベドに振ってのクロス。センターでアマウリがあわせるがこれもGKアメリアがセーブ。

今日のアメリアは本当に鉄壁。普通のティーロでは破れない。

76分、ユーベ。モリナーロにカルテリーノ・ジャッロ。

ファールだろうけれども、どんな状況でもらったかはわからず。

79分、ユーベ追加点。前線へのロングフィードを左サイドでアマウリがキープ。サイドから深くえぐってのクロスにトレゼゲが左足でGKアメリアを破ってレッテ。0-2。

アマウリのポストプレーがはまってキープ。そこからドリブルでフリーのトレゼゲに入ってのゴール。アメリアも触ったが止められなかった。

81分、パレルモ。ノチェリーノに代えてスッシを投入。

ノチェリーノはかなり効いていたのだけどね。レッテまでは持ち込めなかった。

85分、パレルモ。アンゴロからのこぼれ球をシンプリシオが落とし、ミッコリが強烈なミドル。ゴール右に外れる。

ミッコリはいつでも危険だ。強烈なティーロで外れてよかったという感じで。

88分、パレルモ。ボーボに代えてテデスコを投入。

後ろの人数を削ってきた。テデスコを入れて中盤を厚くする作戦かな。

アディショナルタイムは4分。

90分、ユーベ。シソコに代えてポウルセンを投入。

シソコは先制ゴールにボール狩りに走りまわって復活をアピールできたはず。

ゲームはこのまま終了。0-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはパレルモ62%、ユーベ38%、ショッツオンゴールはパレルモ6、ユーベ8、ショッツワイドはパレルモ6、ユーベ0、ブロックされたシュートはパレルモ4、ユーベ1。

2009年2月21日土曜日

W杯南アフリカ大会、チケット発売開始!!

W杯南アフリカ大会本戦のチケットがインターネットと南アフリカの銀行で売り出され、快調な売り出しを見せたという。

Tickets for 2010 World Cup go on sale(Reuters)

Tickets prices range from US$20 to US$900, a drastic increase in the standard U$1.50 to US$2.50 supporters pay for entry to South African premier league matches.


チケットの値段は20ドルから900ドルまで。安い席だと2000円狂で観られるわけだ。とはいえ、南アフリカの治安は最悪。ラグビーW杯を成功させているとはいえ、言葉が通じないと何をされるかわからない怖さがある。ツアーであっても無事に帰ってこられるとは限らない。もちろん、長時間のフライトがあるから弾丸ツアーはできない。直通便もないだろうし。

2010 FIFA World Cup South Africa Ticketing

それでも、チケットを手に入れたいならFIFAのサイトでグループステージとノックアウトラウンドの対戦国指定できずで発売している。

行くなら、もちろん事故責任でね。

2009年2月20日金曜日

中村俊輔にセルティック残留の可能性あり

セルティックの右サイドで特別な存在となっている中村俊輔がシーズン終了後に横浜Fマリノスにフリートランスファーで移籍することはほぼ既定路線と言われていた。彼の妻と子供は日本に帰りたがっているし、日本代表の試合で強行軍を強いられることが多いからだ。この決意は変わらないと思われていたのだが。
 
Japanese midfielder Shunsuke Nakamura: I might stay at Celtic(The Evening Times)

But, while everyone at Parkhead expected that to be this summer, the little man's latest comments have offered hope this might not be his final season in the Hoops.

Much of his thinking is down to the faith shown in him by manager Gordon Strachan and the fact he has been made to feel so welcome by everyone at Parkhead.

"I know that if foreign players go to a club and don't perform well they can be transferred," Naka told Celtic TV.

"I feel very proud to have been here for four years and to have played so many games.

"Every year, because the manager and chairman wanted to keep me here, I just wanted to do my best to win the title.

"I always want to show the club I'm with is the best."


最近になり、中村はセルティックのタイトルについて話すことが多くなった。インタビューでもセルティックのタイトルをということを話している。

そのためにセルティックのフロントは彼が残留することに期待しているという。このままフリーで移籍という可能性もあるが、ほんの少しでも残留という可能性も出てきたわけだ。

それは日産の経営危機は関係なく、サッカーを高いレベルで続けたいという中村の願望だという話なのだが。

果たして、中村は残留するのか、それとも古巣に戻るのか。あと3カ月後にはその結果が出ている。

2009年2月19日木曜日

名古屋の守護神復活!!

左足首の手術から復帰を目指す名古屋の守護神楢崎正剛が実戦練習に参加。復帰に向けて順調なところを見せた。

楢崎ハツラツ 実戦練習復帰(中日スポーツ)

実戦形式の練習で、打ち込まれるシュートに対して楢崎が、右に左に跳んだ。「生きたボールに対するトレーニングは本当に久しぶり」。ゴール前でDF陣に大きな声で指示を飛ばす表情も明るい。

個別メニューでリハビリを続けていた鹿児島・指宿キャンプから戻り、チーム練習が再開された17日、初めてGK練習に加わった。しかし、「あそこに入れるようになれば、復帰は近い」と話していた実戦形式の練習は回避。それが、この日はその実戦練習にも参加した。

「昨日はもう少し、できるまで時間がかかると思っていた動きが、今日はもっとできるかな、という感じ」

楢崎自身も回復に手応えを感じている。細かい動きに関しては、まだまだ納得がいかない部分も多いが、GK練習の再開に、「やっと本来の仕事らしくなってきた」。

好天続きで暖かかった指宿から、全国的に気温が下がったトヨタスポーツセンターに戻った。「正直、暖かい方がいい」と慎重にリハビリを進めているが、楢崎自身が感じる回復のスピードは衰えていない。


実戦復帰は来月中頃。開幕戦には間に合わないとみられていた。しかし、実戦練習に参加するなど、復帰に向けて万全の調子にあげてきた。もちろん、手術をしているから無理は禁物だが、それでも名古屋はリーグ戦に向けて明るい話題になったのも事実。

例えベンチにでも楢崎がいるのといないのでは大きく違う。西村にとっては大きなチャンスだが、守護神を越えることは今の段階では難しい。そして、念願のリーグ戦優勝に向けて守備を引き締める効果もある。

ただ、岡田に招集されるとまた壊れる可能性があって、それは心配ではあるけどね。

2009年2月18日水曜日

J1存在資格は健全経営のみという理論

Jリーグは公式試合安定開催基金から借金をしているクラブが、返済できない場合に自動的に降格とする厳しい処置をくだすとの決定をした。しかし、この決定では基金を返済するために他の金融機関から借金することに対する取り決めはまったく決められておらず、さらに返済が滞っただけで返済計画書を出すこともなく降格という厳しい処置はクラブ経営には合っていないのではないかという懸念もある。

借金返せなかったら自動的に“J2降格”(スポーツニッポン)

この基金は、財政難で公式試合の運営に支障をきたす事態が発生するのを防止するため05年に設けられた。今回は基金を利用したクラブの返済が滞った場合の罰則が明文化され、J1クラブが最終節までに返済できない場合、自動的にJ2に降格。J2クラブは最終節の30日前までに返済できないとJ1に昇格できないことになった。

借金=J2の厳しい罰則となったが、鬼武チェアマンは「みんなのお金でやるのだから、甘えてもらっては困るということ」と説明。過去に基金を利用したのはJ2草津とJ2岐阜だけで、現在はJ2岐阜が5000万円を借りている。


こういうシステムはヨーロッパにもあるが、厳密に運営されたことはない。ビッグクラブはほとんど赤字というイタリアでも降格というところまではいっていない。イングランドも大きな借金を背負っているクラブはいくらでもあるが、それが理由で降格ということはない。

Jリーグだけがこういうことを厳密に行うことは意味があるが、将来のサッカーにおいて、吉と出るか凶と出るかは実際に運用されてみなければわからない。

100年に一度の金融危機というなかで、健全なクラブ経営はもちろんのことだが、きれい事だけでは経営はできない。借金が駄目というのなら、日本の大企業のほとんどは降格ということになる。サッカークラブだけは特別というのでは経済理論の公平性から外れているのではないだろうか。

本当に難しい問題だが、現場と会議室では違う。このことを決めた人間が実際に現場に立った人間であることを祈りたい。

2009年2月17日火曜日

日本サッカー協会は本気になれないのか

日本代表ファンはどれくらいの痛みに耐えられるのだろうか。

W杯ドイツ大会のあと、日本代表ファンはその痛みのために多くが離れた。オシムにも否定的な意見が多く、そしてマスコミの盛り上がりで戻ってきたもののアジアカップ4位という事実にまた離れる。そして、オシムが倒れ、岡田になってサッカー人気は低迷。テレビ放送がなくなるという事態にもなった。

インターネット時代になり、試合がまったく観られないということはなくなった。探し方さえきちんとわかっていれば、無料のネットTVで言語はどうあれ映像は観られる。その映像を観ている人間は日本人だけではなく、それでも諦めたファンのほうが多かった。

観なくても勝つだろうと思ったのか。それともどうでもいいと思ったのか。

バーレーンに破れ、フィンランドに大勝、オーストラリアに引き分け。結果的にはにわかファンが喜ぶ上げ潮で最終予選のバーレーン戦を迎えることができる。本来なら無風状態で通過しなければならないはずの最終予選でこんなに苦戦しているのに、本戦には出られるだろうという楽観論がある。

岡田は日本人としてはいい監督なのだろう。唯一本戦で指揮を執ったことがある日本人でもある。しかし、彼は本戦で勝つ監督ではなく、本戦に連れていく道を知っている案内人に過ぎない。日本を率いてW杯で白星を挙げたことがあるのはトルシエの2勝だけ。ジーコは勝ち点1しか奪えなかった。ブラジルが負けてくれるという妄想まで生まれたくらいだ。

ドーハで絶望を感じたのは日本のサッカーが強くなっていく過程だったから。あのときには希望があった。アメリカに行けばもっと強くなれる。そういう意識があった。しかし、日本はイラク相手に引き分け、本戦出場の切符をつかみ損ねた。

W杯フランス大会は絶対に出場しなければならない大会となり、日本サッカー協会にもその危機感はあった。そして、ジョホーバルの歓喜につながった。

右肩あがりに成長を続けていた日本代表の人気は高くなり、世界と戦えるという幻想まで抱くようになった。だが、W杯日韓大会を頂点に転落が始まっていく。

アテネ五輪、W杯ドイツ大会、北京五輪でグループステージダウン。アジアカップも4位、最終予選ではオーストラリアを崩すことができなかった。

ドイツの惨敗でも日本サッカー協会は変わらず、おそらくW杯南アフリカ大会に行けたとしても岡田では1勝もできないだろう。

本戦で負け続ける痛みと予選で敗れて立て直しをしなければならない痛み。どちらが痛いだろう。

そして、ファンはどちらになら耐えられるのだろうか。

2009年2月16日月曜日

ピクシーは自信を持って指宿キャンプを打ち上げ!!

名古屋は12日間の指宿キャンプを打ち上げ、名古屋に戻ってJリーグ開幕に向けて戦術的練習を行うこととなった。

ピクシー好感触 「昨年よりチーム強くなった」(中日スポーツ)

充実したキャンプを終えた選手たちの輪の中心で、ストイコビッチ監督は自信たっぷりに告げた。「以前より強いチームになったと確信している」

3月に入ると、7日にリーグ戦が開幕、直後の10日に初出場するアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第1戦が控える過密日程が待ち受ける。しかし、ピクシー監督はその対策に手応えを感じている。

「どの試合も非常に楽しみ。それに備えて鍛えてきた。ほかのチームに脅威を与えるプレーを仕掛けていく。その準備ができた」

今年のキャンプはその過密日程に備えて、フィジカル担当のコーチを増員し、徹底的に鍛えた。雨や寒さに悩まされた例年に比べて、暖かい晴天続きの気候も後押しした。

「選手たちは一生懸命、楽しんで練習してくれた。この12日間で自信を持ったと思う。すばらしい天候に恵まれて、私も最後まで楽しむことができた」

名古屋に帰ったあとは、戦術を中心とした練習が本格化する。「これで美しいサッカーができる準備ができた。これからは戦術、技術を高める。特に攻撃をね」とピクシー監督はニヤリ。


昨シーズン、もっとも美しいサッカーをピッチに描いたのがドラガン・ストイコビッチの名古屋。失点も多かったが、サイドアタックからのゴールは非常にエキサイティングで、この数年の中でもっとも愉しいサッカーだった。

ただ、ミスパスも多く、判断の遅さもあり、アタックに時間がかかりすぎたという欠点もあった。

そのことはもちろんストイコビッチも考えていただろう。シーズン中には修正が難しかった課題もシーズンオフなら修正が効く。指宿できっちり基礎を固め、そして名古屋の戦術練習で精度を上げていく。戦術そのものもサイドに振ってのクロスでダビに合わせるというものだけに、選手にも戸惑いはないだろう。

2年目に入って熟成路線を歩み始めた名古屋。シーズンに入るのがこれほど楽しみだったのはベンゲル時代以来かもしれない。

2009年2月15日日曜日

ラ・シニョーラ、先制されるもアマウリのゴールで追いつく

Serie A Matchday 24 Juventus 1-1 Sampdoria @ Olimpico di Torino
Juventus:Amauri 62
Sampdoria:Pazzini 10

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 24)
Del PieroAmauri
NedvedCamoranesi
TiagoPoulsen
MolinaroGrygera
LegrottaglieMellberg
 Buffon 


サンプドリアはブルセルキアティのファーストジャージ。システムは3-3-2-2。

Sampdoria (Serie A Matchday 24)
CassanoPazzini
FranceschiniSammarco
PieriPadalino
 Palombo 
RaggiStankevicius
 Gastaldello 
 Castellazzi 


ユーベはベンチにGKマニンガー、アリアウド、キエッリーニ、エクダル、マルキジオ、マルキオンニ、ジョビンコ。トレゼゲは直前で怪我で離脱とのこと。

サンプドリアのGKが元ユーベのミランテじゃないのが救いかな。同僚だとデル・ピエロはよく止められるからね。キメンティは鉄壁だったこともあるし、アッビアーティとも相性は悪かったし。

プリマ・テンポ。サンプドリアのキックオフ。

5分、ユーベ。相手ボールを奪ったネドベドがドリブル突破。左サイドからゴール正面右まで流れてのミドル。GKカステラッツィが弾いてアンゴロに。

トラップが浮いたところをかっさらったネドベドが素早いカウンター。DFを振り切ってティーロまで持ちこむがGKカステラッツィに止められた。

6分、ユーベ。左サイドでネドベドのパスを受けたモリナーロが深くえぐってのクロス。ニアでデル・ピエロがヒールを合わせるがわずかにゴール右に外れる。

左サイドのモリナーロのウーノ・ドゥーエからのクロス。デル・ピエロが芸術的なヒールを合わせるが、わずかに外れた。

9分、サンプドリア先制。中央でパスを受けたカッサーノからのスルーパスに抜けだしたパッツィーニが右足でGKブッフォンを破ってレッテ。0-1。

簡単にスルーパスを通されての失点。なぜあんなに簡単に裏を取られてしまうのだろう。引っかければ済むパスを通してパッツィーニはブッフォンと1対1に。あれでは防ぎようがない。

20分、ユーベ。ネドベドから左サイドのデル・ピエロに振ってのクロス。ゴール前を通過するがファーのアマウリには合わず。

触れば1点だったが、アマウリは触れず。ゴールが遠い。

カモラネージ、モリナーロへのファール気味のプレーがあったが笛はなし。モリナーロは左手首を押さえて痛そう。モリナーロへのプレーはカッサーノのラフプレー。

29分、ユーベ。左サイドのスローインからネドベドのクロス。カモラネージがヘッドで合わせるがわずかに枠の上。

この位置にいなければならないアマウリはマークがきつくて動けない。トレゼゲならもっとマークを外していた気がするのだが、ないものねだりかなあ。

34分、サンプドリア。フランチェスキーニからのパスを受けたカッサーノが左サイドに流れながらのミドル。GKブッフォンが抑える。

ブッフォンがキャッチできない穂と強烈なティーロだったが、落としたボールをがっちりキャッチして事なきをえる。

34分、ユーベ。デル・ピエロからのパスを右サイドで受けたカモラネージからのクロス。アマウリが触るがジャストミートせず。

また触れば1点のクロスに合わせられず。このところ音無のアマウリの爆発が待ち遠しい。

37分、ユーベ。ネドベドからのパスを右サイドで受けたカモラネージのクロス。ニアでトラップしたアマウリがティーロを撃つがGKカステラッツィに止められる。

またもやアマウリが決めきれず。わざわざカステラッツィにぶつけなくてもいいのに。

39分、ユーベ。スローインを受けたポウルセンからのパスをデル・ピエロのポストプレー。こぼれたボールをネドベドが押し込もうとするがポストに阻まれる。

これはツキがなかった。GKカステラッツィを越えたボールは無情にもポストに弾かれる。

44分、サンプドリア。モリナーロの正直すぎるスローインをカットして右サイドのカッサーノへ。カッサーノはレグロッターリェをソンブレロでかわし、ゴール前まで持ちこんでパッツィーニに渡すがパッツィーニのティーロは枠の上。

カッサーノはみずから撃つという選択肢もあったが、クロス。パッツィーニのティーロは大きく浮いた。

アディショナルタイムは2分。

45分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージのボールにファーでネドベドがヘッドを合わせるがクロスバーに阻まれる。

またもツキに見放された。完全に決まったと思われたヘッドがクロスバーに嫌われる。

ボールポゼッションはユーベ61.6%、サンプドリア38.4%、ショッツオンゴールはユーベ1、サンプドリア2、ショッツワイドはユーベ2、サンプドリア1、ブロックされたシュートはユーベ0、サンプドリア1。

45分、ユーベ。ポウルセンに代えてジョビンコを投入。

ネドベドがセンターにジョビンコが左サイドに。

セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。

47分、ユーベ。パロンボへのファールでネドベドにカルテリーノ・ジャッロ。

ジャッロというほどのファールではなかったのだけど。やはりユーベには厳しいジャッジ。

49分、サンプドリア。右サイド高い位置からのプニツィオーネ。カッサーノが蹴ってのこぼれ球を拾ったカッサーノがクロス。そのまま流れてポストに弾かれる。ブッフォンは見送っており、危うく入るところだった。

ブッフォンの判断力は落ちているのだろうか。信じられないような見送り方で失点するところだった。

ユーベはミスパスも多いし、軽いプレーも多い。しっかりピッチを広く使って攻めなくては。

57分、サンプドリア。ラッジに代えてダ・コスタを投入。

ラッジは体を張っての守備が目立っていた。

61分、ユーベ同点。カモラネージからモリナーロに振って前線のジョビンコへ。ジョビンコが中に入ってのクロスにアマウリがファーから飛びこんでヘッドを合わせてレッテ。1-1。

ようやくアマウリがレッテ。これだけ合わせられなかったのだから、ちゃんと1点決めないとね。

63分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デル・ピエロが直接狙うがクロスバーに阻まれる。

デル・ピエロのプニツィオーネは美しい軌道を描いたクロスバーに阻まれた。押し込もうとしたレグロッターリェも間に合わず。

64分、サンプドリア。デル・ピエロをファールで止めたガスタルデッロにカルテリーノ・ジャッロ。

デル・ピエロへのファールは本当にひどく、ジャッロでいいのかというくらい。

65分、ユーベ。カッサーノをファールで止めたレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

後ろからのファールでこれはジャッロも仕方がない。

67分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

カモラネージはやっぱり怪我の影響だろうか。

70分、サンプドリア。ガスタルデッロに代えてフェッリを投入。

ガスタルデッロは負傷による交代。

73分、サンプドリア。カッサーノのアンゴロ。こぼれ球をフランチェスキーニがミドル。GKブッフォンの正面。

アンゴロからの恐怖はない。きっちり守っていた。

75分、サンプドリア。カッサーノに代えてジーラを投入。

カッサーノは1アシスト。テクニックは錆び付いていない。ラフプレーは多いけれども。

82分、ユーベ。アマウリ、マルキオンニのウーノ・ドゥーエからジョビンコにつないでドリブル突破からのティーロ。GKカステラッツィがセーブ。

カステラッツィは弾いたもののアマウリの前にはこぼさず。

パッツィーニがメルベリに肘打ちを仕掛けてもメルベリのファール。どうなっているのかわからない。

88分、ユーベ。チアゴに代えてマルキジオを投入。

チアゴはよく効いてはいたのだけど、ティーロが不正確だった。

アディショナルタイムは4分。

ユーベは単純なチャージでもサンプドリアの選手がコロコロ転げるためにファールをとられる。サンプドリアの選手がラフなプレーをしてもノーファールなのに。

ゲームはこのままタイムアップ。1-1のドロー。

ボールポゼッションはユーベ61.7%、サンプドリア38.3%、ショッツオンゴールはユーベ2、サンプドリア2、ショッツワイドはユーベ2、サンプドリア3、ブロックされたシュートはユーベ0、サンプドリア2。

主審の質が低すぎてお話にならないくらい消化不良のゲーム。アマウリがちゃんと決めていれば5点くらいはとっていたゲームといえばそうなのだけど。ネドベドもポストとバーに嫌われたし、デル・ピエロもクロスバーに嫌われたし。ツキはなかったのは確かだけど。

あれだけ中盤で正当なチャージをファールにされたらね。アンゴロもゴールキックになってしまうし。

正当なジャッジがなぜできないかなあ。

名古屋はダビ加入でもサイドアタックは継続!!

Pre-season Match Nagoya Grampus 6-1 Roasso Kumamoto @ Ibusuki Iwasaki Hotel No.1 Ground
Nagoya Grampus:Davi 25,28,40,Hanai 80,Tsuda 84,Hashimoto 86
Roasso Kumamoto:Ibata 76

名古屋のシステムは4-4-2。

Nagoya Grampus (Pre-season Match)
DaviSugimoto
MagnumOgawa
YoshimuraNaoshi Nakamura
HirakiTanaka
MasukawaBajalica
 Nishimura 


映像はまったくないため、新聞記事からの情報で想像するしかないのだが。

ダビ3発 名刺代わりの移籍後初ゴール(中日スポーツ)

期待の大砲が火を吹いた。ダビは前半の45分間でハットトリックを達成。1本目は25分、MF中村からのパスを左サイドから左足で。2本目は28分、FW杉本の右からのクロスに頭で。トドメの3本目は40分、攻め上がったDF田中からのパスを左足で決めた。

3試合目の練習試合で結果を出したストライカーに、ストイコビッチ監督は、「得点するために獲得した選手だから、自信がついたと思う。攻撃の核になってくれる」と絶賛した。


ダビの加入はマイナスではないかと考えていた。スピードスターのFWはカウンターにははまるがサイドアタックを基本戦術とする名古屋とは噛み合わないのではないかと考えていたのだ。しかし、J2のロアッソ熊本相手とはいえ、コンビネーションでのハットトリック。えぐってのクロスにもあわせられるなら、ヨンセンよりも決定力があるという可能性もある。チームにフィットするなら、名古屋は今年もリーグ戦で上位を掻き回す力があるということになる。

もちろん、そのことを期待している。しかし、名古屋は毎年期待を裏切ってきた。いいシーズンも2年は続かなかった。それが、今季最後まで優勝を争えるなら。その光明を見いだせるキャンプを送っているのなら素晴らしいことだと思う。

サイドの運動量を増やし、さらにアタックの精度を高めれば、どこにも負けないチームになる。この時期に上がってきていることで、シーズンが楽しみでならない。

2009年2月14日土曜日

岡田は本当に日本の適正を見抜いているか

日本代表は不思議なチームだ。アジアの中堅国にポロリと負けることもあれば、ヨーロッパの列強相手に堂々と撃ち合いをしてドローに持ちこむこともある。ハッサンⅡ世カップで西澤がフランス相手に豪快なボレーを見せ、2005年コンフェデレーションズカップではブラジル相手に大黒が同点ゴールを決めた。

とはいっても、国際大会で結果を残したのは2001年のコンフェデレーションズカップでフランスに破れての準優勝とW杯日韓大会のベスト16だけ。

アテネ五輪はあれだけひどいゲームをしながらも銀メダルのパラグアイ相手に3-4、銅メダルのイタリア相手に2-3と撃ち合いには強いところを見せた。

現在の岡田のサッカーはポゼッションを高めて、失点を抑え、そして相手のミスをついてゴールを奪うという戦い方だ。これは世界のサッカーの流れでもあり、間違っていないのだが。

実は日本のサッカーは守備的になればなるほど、得点をとれないという欠点があるのではないかということは誰も指摘しない。

実際撃ち合いになればなるほどゴールは量産しているのだ。相手が引くと点が取れないのは世界のトップになれば当たり前だが、オープンに撃ち合ったら日本はイタリアからもゴールが奪えるという結果もある。

これは噛み合わせの問題で日本は引き気味に構えるよりも、失点覚悟でゴールを狙ったほうが得点力があがるということではないだろうか。

もちろん、相手が出てこなければ意味はないわけだけれども。

サッカーは失点しても、相手よりもゴールを多くゴールを奪うことができれば勝つゲームだ。無失点は甘美な響きだし、得失点差というものもある。だから、大量に得点して無失点でということは理想なのだが。

そう上手くいくなら、世界中の監督は苦労しない。チームにあった戦術を考え、そして精度を高めていくのだ。

日本はポゼッションの精度を高めているが、それが得点をとるための精度につながっているかというと疑問ではある。実際に数タッチのプレーでゴールを奪うほうが多い。

これは日本が強いと考えている識者のプレッシャーではないか。日本が撃ち合い覚悟でショートカウンターに構えたらかなりいい結果を残すと思うのだがどうだろうか。

2009年2月13日金曜日

totoの美麗字句に騙されてはならない

ポスターにオシム氏起用(デイリースポーツ)

昨季のサッカーくじの総売上額は過去最高の約949億円だったが、運営する日本スポーツ振興センターは今季はそれを上回ることを目標に掲げる。同センターの石野利和理事は「Jリーグや代表の監督として発信力があった。理念訴求の大きな力になってくれる」と、「オシム効果」に期待を寄せた。


日本スポーツ振興センターが運営するtoto

Wikipediaによると

日本スポーツ振興センターの設立時には、日本政府から1,953億5,600万円余りが出資されている(現在は2,039億5,400万円)。また、役員には文部省(現文部科学省)、大蔵省(現財務省)といった中央省庁からの天下り官僚が含まれる。毎年多額の赤字を計上しているが、日本政府は「運営費交付金」などといった名目で年間百億円前後の補助金を支払っており、赤字を税金で賄っている状態である。


とのことだが、常勤の理事には約520万円から約1540万円、法人の長には約720万円から約940万円の年俸が支払われ、退職金も約2900万円から約4600万円も受けとっている。そして、3人を除いて天下りであり、11人いる役員のうち4人が渡りであるという事実。

totoを買うということは彼らの懐を潤すことに他ならない。ということがわかっているだろうか。

マスコミは公務員の天下りや渡りを批判する一方でtoto BIGの当選金をあおり立てたりもする。こういう矛盾は彼らのなかでは相反することはないのだろう。

それでも、おかしいことはおかしい。運営に責任者が必要にしても11人もいる必要はない。なによりこの団体は赤字なのだ。ちょっと売り上げが上がったといって報酬までアップしていいはずがない。

さらにオシムを使うことでクリーンなイメージを強調しようとしている。

お上は国民を騙すことにかけては天才的だ。こうしてお金を巻きあげていく。

いくら慈善事業に使われるといっても、役員の報酬はかわらない。彼らの懐を潤すだけのこのシステムに協力する義理はない。

2009年2月12日木曜日

岡田のインタビューは首がつながったという安堵感か

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5 Japan 0-0 Australia @ Yokohama International Stadium

オーストラリア戦後 岡田監督会見 (1/2)
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

前半の途中から後半にかけて、日本の選手は素晴らしいサッカーをやってくれました。われわれがやろうとする、ボールにプレッシャーをかける、(相手選手を)サンドイッチにする、守備においては数的優位を作ってつぶしていく、攻撃に関してはサポートを速くしてボールを動かして攻めていくサッカーができました。その中で何度かチャンスを作っていたんですけど、残念ながら攻め切れずに引き分けになりましたが、選手らは本当に素晴らしく戦ってくれました。これは本当にありがたいことだと思います。

もちろん結果は真摯(しんし)に受け止めないといけないし、より精度を上げていかないといけません。特に左サイドで、なかなかいい形ができませんでした。また、チャンスの回数をもっと増やしていく必要もあります。

ようやくワールドカップ(W杯)予選が半分終わったわけですが、(われわれは)確実に進歩してきているという手応えはあります。次のバーレーン戦(3月28日)に向けて、より前進しないといけないと思っています。


週末にリーグ戦があり、さらにヨーロッパからの移動があり、すぐに試合というバテバテの選手がほとんどのオーストラリア相手に日本がここまでできるのは当たり前。ゴールが奪えなかったことに対して力不足を感じる。勝って当たり前とは言えないが、オーストラリアには怖さはなかった。決定機はなく、ボールキープもままならなかった。それに対して、日本はクラブのキャンプに入っており、コンディションは上向いていて松井大久保長谷部を除けば休養は十分だった(中村俊輔のセルティックはスコットランドF.A.カップのメンバーから中村を外していた)。しかも、松井は3分間+アディショナルタイム、長谷部は2分間+アディショナルタイムの出場で、かなり体力的にはアドバンテージがあった。岡田の言っているように実力が互角なら、コンディションがいいほうが圧倒するのが当たり前。

しかし、日本はゴールを奪うことができなかった。あわなかったという言い訳を使っているが、決定機をほとんど作れなかったことは日本の実力がこの程度だということを証明していないか。

試合後 オーストラリア代表ピム監督会見
2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
(スポーツナビ)

――バーレーン戦、そして日本戦が終わった今、ワールドカップ(W杯)本大会に向けての運命は決まったのか?(外国人記者)

(3位のバーレーンと)勝ち点6差でわれわれが1位で、残り4試合中3試合がホーム試合だ。今日の試合の0-0は幸せな結果で、次に進むための大きな一歩だ。(次戦の)ウズベキスタン戦は1週間の準備期間があるし、素晴らしい雰囲気の中で試合ができるので、今から楽しみにしている。

――途中からケーヒルが孤立していたように見えたが(外国人記者)

ケーヒルにとっては大変な試合だった。日本の2人のセンターバック、中澤と闘莉王が非常に戦術的にもフィジカルでも素晴らしい守りを見せたからだ。われわれとしては、もっと彼にボールを持ってもらって、周囲のサポートをすることで連動できると思ったのだが、今日はそれがうまくいかなかった。ケーヒルは今日よりもいい試合をしたことがあるのは確かだが、(今回は)日本のセンターバックを褒めるべきだ。それでも彼は頑張った。彼はここ3週間で8試合している。私としては彼に60分間プレーさせて、その時のスコアを見て考えようと思っていた。ケネディも控えていたし、あれより前に代える理由はまったくなかった。

――うれしかったこと、失望したことは?(外国人記者)

うれしかったことは、(DFの)チッパーフィールドだ。十分に準備できなかったにもかかわらず、90分間失点しなかったことに貢献してくれた。最初の10分間は戸惑いを見せていたが、その後はリズムを取り戻して非常にいいプレーをしていた。これは精神的にもフィジカル的にも良かったことを意味している。

残念だったのは勝てなかったことだ。絶対に勝てるとは思っていなかったが、試合する以上、勝ちを目指すべきだ。0-0という結果に今は満足すべきだと考えているが、本当に満足しているわけではない。


オーストラリアは2連勝すれば勝ち点16で2位以内がほぼ決まる。今日勝っていれば、1勝でも有利に立っていただけに勝っていればという気持ちがあるのは事実だろうが、これだけ動けなければピムにも手の打ちようがなかっただろう。ケネディをトップにケイヒルをシャドーにという方法もあっただろうが、ケネディは週末の試合に出ていないとはいえ、動けるかどうかは未知数。大きな選手が動けないというリスクは冒すべきではなかった。それに日本以外にもっと楽な条件で戦える相手もいる。そういう計算だろう。無理をしなくてもドローでも首位は守れるわけで、勝ち点差も縮まらない。残り試合を消化することに意味があったということか。

これからの道が大変というのはオーストラリアではなく、日本に言えることだろう。ピムに聞かなければならないほど、日本のサッカーが素晴らしいかどうかということが記者にもわからなくなっている。こんな状態で勝てるわけがない。

またマチャラの策にはまってしまうのではないか。そんな不安もある。

緊急アンケート岡田監督「辞めろ」65%(サンケイスポーツ)

サンケイスポーツは試合終了後、日産スタジアムに駆けつけたサポーター100人に緊急アンケートを実施した。内容は今後も岡田武史監督に代表監督を続けてほしいかどうかで、「辞めてほしい」(×)が65人、「続けてもらいたい」(○)が35人だった。

×と答えた人は「内容も結果も伝わらない」「煮え切らない」「選手起用がおかしい」などの意見が多く、〇と答えた人は「誰がやってもいっしょ」「岡田監督を応援したいから」という意見が多かった。


ファンのサッカー関心度は上がっているかというと、上がっていると答えざるを得ないだろう。少なくとも、ジーコ解任騒動を起こしながら、アジアカップ優勝で手のひらを返してジーコ支持に回ったときよりは考えているのではないか。

ジーコでは本戦は勝てないと書き続けたときには、サッカーをあまりにも知らないという意見もあったのだが。今では誰がなっても日本は勝てないという意見が多い。

そうではなく、なぜジーコでは駄目だったか、オシムだったら今どうなのか、岡田の未来はどうなのかをきちんとこれまでのサッカーから判断して、予想しなければならない。その上で、感情ではなく理性で日本代表を任せるべき監督は誰なのかを考えるべきだ。

そのためには目標設定が不可欠で、南アフリカに行くだけなら岡田で十分だろうし、1勝するためにはもっと国際経験がある監督にすべきだろう。グループリーグ突破のためには日本と同じレベルの国を率いて躍進させた監督が必要だろうし、優勝させるのは今のところ誰でも難しい。

こういう予想はきちんと行わなければならない。目標をいつもうやむやにしているから責任問題も総括もおかしくなってしまう。

日本の進路が決まった日 (1/2)
W杯アジア最終予選 日本代表対オーストラリア代表
(スポーツナビ)

見る者にとっては、少なからずの消化不良を感じさせた今回のオーストラリア戦。だが、この日スタンドに詰めかけた6万5571人の観衆は、ある意味「歴史的な瞬間」に立ち会ったとも言える。なぜなら、この日「世界(=オーストラリア)」に負けなかったことで、少なくともW杯本大会が行われる来年の6月までの日本の進路が(ほぼ)決まったからだ。

最終予選は、残り4試合。だが、日本がバーレーンやカタールにホームで敗れることはないだろう。また、意気消沈のウズベキスタンや、同じ“勝ち組”のオーストラリアに対して、アウエーで痛手をこうむる可能性も少ないはずだ(最終節のオーストラリア戦は、現状では消化試合となる公算が高い)。よほどのアクシデントがない限り、日本は間違いなく最終予選をクリアする。となれば、チームが目指す方向性や、それを推し進める岡田監督自身が否定されることは、まず「ない」と考えるべきであろう。

くしくも、2月11日は「建国記念の日」であり、戦前においては「紀元節」であった(神武天皇が即位した日とされる)。そんな記念すべき日に、日本の進路が決まったのだから、何とも暗示的である。日本代表は、目指すサッカーの完成度を高めるべく、今後も粛々とミッションを果たしていくことだろう。ただし、そこにどれだけのドラマやカタルシスがあるのかは分からない。ついでに言えば、それが来年6月の時点で「世界を驚かせる」という確たる保証もない。ただ確実に言えるのは、この日、日本の進路が決まった、という事実のみである。


最終予選突破の道筋が見えてきたという点でサッカー識者の意見は一致している。これは間違いないところだろう。W杯に出られるということはほとんど問題視されていなかった。しかし、問題なのは本戦に出場してから以降のことなのだ。

日本は地元開催を除いて1勝もしていない。勝ち点もドイツでの1だけだ。まだ、3大会しか出場していないルーキーであり、このままW杯で1勝もしていない岡田で、上まで行けるのかという心配がある。

たとえば、岡田がトルシエのように積極的に世界の強豪と戦う監督ならまだ可能性を考えることができる。オシムは少なくともヨーロッパでの試合を組むことを主張していた。しかし、岡田はお仕着せの国内マッチを消化するだけ。ヨーロッパに出かけてということは一度もないし、国内の試合も格下ばかり。マッチメイクができないということもあるだろうが、こんなことで大丈夫かということになる。

本戦では岡田ではいかない。犬飼会長がそう決めればすむ問題をどうして決めないのか。あるいはヨーロッパや南米、アフリカの強豪とアウェイで試合ができない理由を明らかにできないのか。

そのことを強く心配する。

2009年2月11日水曜日

日本、コンディション不良のオーストラリアからゴールを奪えずドロー!!

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5 Japan 0-0 Australia @ Yokohama International Stadium

両国国旗、フェアプレー旗に続いて、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。

オーストラリアはビクトリア州で発生した森林火災のために喪章を巻いている。試合前にはこの森林火災で亡くなられた人たちへの黙祷が行われる。

ドナ・バークさんによるオーストラリア国歌「Advance Australia Fair」の独唱、横浜市立中沢小学校合唱団による日本国歌「君が代」の斉唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5)
 Tamada 
 Tatsuya Tanaka 
MatsuiShunsuke Nakamura
HasebeEndo
NagatomoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Tsuzuki 


オーストラリアはオレンジ、緑、オレンジのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Australia (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5)
 Cahill 
 Holman 
BrescianoCulina
GrellaValeri
ChipperfieldWilkshire
Moore Neill
 Schwarzer 


前半。日本のキックオフ。

4分、日本。長谷部から右サイドのスペースへの浮き球のパス。田中達也がオフサイドラインを破って抜けだしてのクロス。ニアで玉田があわせるがサイドネット。

田中達也の抜けだしに一瞬オーストラリアの足が止まった絶好機。ニアへ低いクロスに玉田が飛びこむが左足のアウトであわせたシュートはサイドネットに。

13分、日本。右サイドエリア角付近からのFK。中村俊輔が遠藤に預けて中に放り込むがケイヒルがクリア。内田のミドルは大きく枠の上。

中村俊輔の変化をつけたセットプレー。しかし、ケイヒルに跳ね返され、内田がフリーで撃ったミドルも宇宙開発。

20分、オーストラリア。松井へのファールでチッパーフィールドにイエローカード。

松井のドリブルを決定的な場面で止めたということでのイエロー。

21分、日本。右サイド高い位置からのFK。中村俊輔がシュート性のクロスをあげるが壁に当たってGKシュワルツァーががっちりキャッチ。

直接狙ったか、それとも速いクロスだったか。壁に弾かれて高く上がったボールをシュワルツァーがキャッチ。

24分、日本。ゴール正面右からのFK。遠藤がまたいで中村俊輔が狙うが枠には飛ばず。

壁に入った味方の上を狙うがクロスバーの上を越えていく。

25分、オーストラリア。松井へのファールでウィルクシャーにイエローカード。

オーストラリアが攻め込んでクリアした松井へのファール。無駄なファールだったか。

37分、日本。ゴール正面左からのFK。中村俊輔がまたいで遠藤が狙うが壁にぶつけてしまう。

時間をかけたがオーストラリアの壁に阻まれる。負傷のためピッチの外に出ていた長友が帰ってくる。

40分、オーストラリア。ブレシアーノのCK。ムーアが落としたボールをニール、チッパーフィールドとシュートを撃つが日本がブロックで凌ぐ。

オーストラリアがパワープレーを仕掛けつつある。前半はプレスに走りまわり、ボールを回さされて、体力を消耗させるというのがピムの狙いなら当たりつつある。

アディショナルタイムは1分。

45分、オーストラリア。グレッラのボールカットからホルマン、ケイヒルとつないでのミドル。GK都築が正面で止める。

都築は前にこぼしたものの、オーストラリアは詰める選手がおらず。

ショッツオンゴールは日本0、オーストラリア1、ショッツワイドは日本5、オーストラリア1。

後半。オーストラリアのキックオフ。

日本は大久保が準備中。

57分、日本。松井に代えて大久保を投入。

松井は再三サイドチェンジを仕掛けてチャンスに絡んでいたが、守備に翻弄される場面も多かった。

63分、オーストラリア。ホルマンに代えてガルシアを投入。

ホルマンでボールが収まっていればオーストラリアはビッグチャンスにつながっていただけに、この部分を最初に変えてきた。

68分、日本。右サイドで玉田、内田、長谷部と細かくつないで中村俊輔に戻して前線の大久保へのパス。大久保がオフサイドラインを破ってシュートを撃つがGKシュワルツァーがセーブ。

右サイドで細かくつなぎ、オーストラリアを引きつけてのスルーパスに大久保が反応したがGKシュワルツァーを破れず。

69分、日本。内田が右サイドから流れて遠藤に、そのままミドル。GKシュワルツァーが片手1本でセーブ。

右サイドから内田が中に入って遠藤に渡してのミドル。枠をとらえていたがGKシュワルツァーがセーブしてCKに。

78分、日本。左サイドで大久保、長友とつないで深くえぐってのクロス。玉田が飛びこむがヘッドは枠をとらえられず。

日本のカウンター。左サイドで素早いつなぎでアタックをかけるがシュートに精度を欠いた。

82分、日本。田中達也に代えて岡崎を投入。

田中達也はかなりバイタルエリアを走りまわってチャンスを作ったが。岡崎の縦への勝負を狙うか。

オーストラリアはケネディが準備中。

83分、オーストラリア。ゴール正面左からのFK。ブレシアーノが直接狙うが大きく枠の上。

精度もなにもない宇宙開発。

84分、オーストラリア。ケイヒルに代えてケネディを投入。

シュート力のあるケイヒルは足が攣った影響もあって下げざるをえずか。

86分、日本。カウンター。大久保の持ち上がりから中村俊輔、内田と右サイドにつないでのクロス。ファーで長谷部が叩くが大久保にあたってゴール左に外れる。

日本が人数をかけたカウンターを仕掛けたが最後のシュートが味方にあたるという不運。

89分、オーストラリア。ケネディが長谷部からボールを奪い、右サイドのクリーナへ。クリーナのクロスにケネディが飛びこむがヒットせず。

ヒットしていたら1点ものの危険なシーン。バイタルエリアで簡単に奪われたら駄目だ。

アディショナルタイムは3分。

91分、オーストラリア。ブレシアーノに代えてカーニーを投入。

ブレシアーノはいつものキレがなかった。中1日はやはりきつかったか。

ゲームはこのままタイムアップ。0-0のゴールレスドロー。

いいゲームをしたが、コンディション不良のオーストラリア相手にゴールを決めきれず。世界を驚かすというレベルにはほど遠い内容でドロー。どちらも万全な状態ならオーストラリアのほうが上という印象が残ったゲームだった。

オーストラリアの首位、日本の2位は変わらず。

2009年2月10日火曜日

プレミアのカード要求問題は八百長ではないのか

大事な試合の前にカードの累積をクリアにしてしまおうとわざとラフなプレーをする選手はいる。しかし、プレミアで今回明らかになったのは審判に対して選手がカードを出してくれと要求するというものだった。しかも、休暇のために。

Premier League silent on referee's 'bookings on demand' allegations(Guardian)

Bennett, who has refereed 18 matches in the Premier League this season, was reported in the News of the World to have claimed that he had been asked by players before games to book him so they could spend the holidays with their families. The referee castigated the players for cheating fans, saying "if they knew that, you'd be absolutely gutted, trust me".


クリスマス休暇を家族と過ごすために、審判に頼んでイエローやレッドを出してくれと言われ、その要求に主審が応じていた。それは八百長と言えるのではないか。イエローなら選手の数は同等だが、レッドなら味方は数的不利に陥るのだ。そのことは選手も十分にわかっているはず。

たしかに、ウインターブレイクのないプレミアでは休暇を取るのは大変だろう。だからといって、わざとカードをもらうのは利敵行為で、それを審判に頼んだとすると不正行為となる。

プレミアリーグはこの発言について詳しく説明するようにスティーブ・ベネットに対して求めており、彼の発言によっては大変なことになる可能性がある。

2009年2月9日月曜日

オーストラリアの強さはサッカーをよく知っていることということを忘れていないか

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5 Japan vs. Australia @ Yokohama International Stadium 11th February 2009

闘莉王&都築吠えた!強気に“挑発返し”(スポーツニッポン)

日本の“闘将”はあくまでも強気だった。「向こうのFWがでかくて強いのは知っている。向こうがパワーで圧倒してくるだろうけど、それをはね返していかなければいけない」。力には力で――。闘莉王はあえて宿敵の得意分野であるパワーで、ねじ伏せることを宣言した。

先発する可能性が高い都築も続いた。「ケネディがターゲットになるので意識したい。ただ個人的にはG大阪みたいにパスをポンポンつなぐチームより、オーストラリアの方が的が絞りやすいのでやりやすい」。ロングボールを前線に当てて、こぼれ球を狙うのがオーストラリアのスタイル。その単調なサッカーを守護神は歓迎していた。

前日、ピム監督が日本に対しての挑発ともとれる会見を開いた。「非公開なのは自信がないのでは」。「中沢は点を獲られるだろう」。指揮官やチームメートをコキおろされて、日本が誇る“武闘派”2人が黙っているわけがなかった。


闘莉王も都築もオーストラリアとの対戦の経験はない。W杯ドイツ大会でもアジアカップ2007でもふたりともメンバーに入っておらず、対戦したのはそのふたつのコンペティションなのだから当たり前。オーストラリアの圧力は実際に激突して見ないとわからないものだろう。

上がりたがりの闘莉王がオーバーラップを封印し、ハイボールに弱い都築がケネディとどう競り合うのか。気合いだけではどうしようもないことは十分にわかっているはずなのだが。

力に力でいってファールをとられたら損なのは守備側のほう。クレバーにボールを奪う。ボールを見失わないというほうが重要なのではないか。

岡田監督、豪州戦“対策なし”速さ生かす(サンケイスポーツ)

あえて、いつも通り。岡田武史監督(52)は“対策なし”で豪州撃破に臨む考えだ。

「豪州だからというのはない。マジックはできないし、われわれの特長を生かすことが、相手にとって苦手なことと思っているので」。1時間半の非公開練習の半分以上をシュート練習に費やしたと説明し、普段と変わらないことを強調した。

高さには速さ。日本の持ち味自体が豪州守備陣の弱点というわけ。練習を視察した日本協会・小野技術委員長も「相手も得意、苦手がある」。さらに「僕らはエネルギーを100%、自分たちのサッカーに費やす」と、挑発などさまざまな策をろうする相手監督を皮肉ってもみせた。


たしかに速さは攻撃の大きな武器になる。しかし、日本の攻撃に速さがあるかといえば疑問符がつく。岡田自身もインタビューで認めているように、代表のサッカーでもサイドからサイドへの25メートルを超えるロングパスはきちんと決まらない。片側のサイドに寄せて逆サイドに振るというオーバーロードの作戦も日本は使うことができないのだ。中盤で中継する各駅停車では速さは出ない。

縦への速さはプレミアリーグの経験者が多いオーストラリアのほうが有利だ。高さでは不利、速さで互角ならオーストラリアに分があるのは当然のこと。

オシム時代よりも速さは格段に落ちている。そのときですらオーストラリアには勝てなかったのだ。

岡ちゃん鬼だ!100本シュート猛特訓(デイリースポーツ)

岡田監督が、シュートの鬼になった。通常のシュート練習2種類に加え、フィンランド戦で課題となったサイドからのクロスを決めるパターンを2種類実施。「30秒につき1本以上」のけり込みは、優に100本を超える激しいものだった。

いずれも複数の選手が絡みながら行われた。岡田監督は「単純なシュートではない」と解説。オーストラリアより体格で劣る前線が、相手の巨漢DF陣からゴールを奪うため「速いクロスを送る」、「必ずニアサイドに1人が飛び込む」などの約束事を定着させた。「アイデアを出すための1つの柱。頭を柔らかくしてやってほしい」。指揮官が、セットプレー頼みだったスタイルからの脱却に本格着手した。


日本のサイドアタックの生命線は両サイドのフルバックのオーバーラップからのクロス。しかし、オーストラリアがその裏を執拗についてくれば上がりはほとんどなくなってしまう。バーレーン戦で同じことをやられて負けたのをもう忘れてしまったのか。オーストラリアだから日本の弱点を突かずに力勝負で戦ってくれるわけではないのだ。

相手の弱点を突くのは当たり前。そのことを想定しない岡田は解任したほうがいいのだろう。小野技術委員長の罪は大きい。

2009年2月8日日曜日

ラ・シニョーラ、ヤクインタのエスプルソで10人になりながらもポウルセンのレッテでカターニアを振り切り連敗脱出!!

Serie A Matchday 23 Catania 1-2 Juventus @ Stadio Angelo Massimino
Catania:Morimoto 51
Juventus:Iaquinta 11,Poulsen 91

カターニアはロッサズッリのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Catania (Serie A Matchday 23)
MorimotoMascara
TedescoIzco
BiagiantiBaiocco
CapuanoPotenza
StoviniSilvestre
 Bizzarri 


ユベントスは金色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 23)
IaquintaAmauri
NedvedCamoranesi
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
LegrottaglieMellberg
 Buffon 


ユベントスのベンチはGKマニンガー、アリアウド、マルキオンニ、ポウルセン、ジョビンコ、デル・ピエロトレゼゲと豪華絢爛。マルキオンニは久しぶりのベンチ、ポウルセンは怪我から復帰、フランス代表を引退したトレゼゲとイタリア代表に選ばれなかったデル・ピエロはともにベンチスタート。トレゼゲはコッパ・イタリアのナポリ戦で復帰戦を飾っていて準備はOK。

プリマ・テンポ。カターニアのキックオフ。

1分、ユーベ。左サイドのモリナーロからのクロスにニアでヤクインタがヘッドをあわせるがGKビサーリががっちりキャッチ。

モリナーロのクロスにヤクインタがしっかり合わせたがGKビサーリが余裕を持ってキャッチ。

7分、カターニア。ビアジャンティからの浮き球のパスに抜けだした森本がGKブッフォンと1対1になるが、GKブッフォンがスーパーセーブで止める。

これは危ないプレーだった。ブッフォンひとりで止めたと言っていい。あまりにも浅いDFラインは本当に危険だ。

9分、カターニア。ヤクインタへのファールでストヴィーニにカルテリーノ・ジャッロ。

後ろからのタックル。危険なプレーでジャッロも仕方なし。

10分、ユーベ先制。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ファーで待ちかまえていたヤクインタがヘッドでGKビサーリを破ってレッテ。0-1

カモラネージは復帰戦でもプニツィオーネの精度は高い。しっかり、ヤクインタの頭にあわせてレッテ。これで先制点を奪った。

11分、ユーベ。レッテ後にユニフォームを脱いでしまったヤクインタにカルテリーノ・ジャッロ。

あまりにも軽率なジャッロ。いくら嬉しくてもこんなところで簡単にジャッロをもらってどうする。

12分、ユーベ。ポテンツァへのファールでヤクインタにカルテリーノ・ジャッロ。合わせ技でカルテリーノ・ロッソでエスプルソ。

だから、軽率過ぎるといったのに。わずか2分で2枚もジャッロをもらってエスプルソ。これではスタメンがつかめるわけもなく。

ユーベは早々と残り80分近くを10人で戦うことに。

15分、ユーベ。ポテンツァへのファールでアマウリにカルテリーノ・ジャッロ。

ヤクインタがいなくなったツケが早くも出ている。カードシェアリングでなんとかしのげればいいのだが。

17分、カターニア。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。マスカーラのボールにファーからポテンツァが飛びこむがGKブッフォンがファインセーブでアンゴロに。

さすが守護神ブッフォンというプレー。ゴールマウスにしっかりと鍵をかけた。

ユーベはかなり守備的に戦っている。アマウリを残してのトップに絡むのはネドベドとカモラネージだけ。モリナーロとグリゲラの上がりはほとんどなくなった。

28分、ユーベ。テデスコをファールで止めたレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

危険な地域でのファール。一瞬リゴーレかと思ったけれども、リプレイを見ると外だった。今日はヤクインタのエスプルソのためにジャッロが多くなっている。

33分、カターニア。カプアーノに代えてマルティネスを投入。

カプアーノはカモラネージと競り合ったときに足を痛めた模様。ユーベのチャンスだったが、カモラネージはボールを外に。カターニアはレフトバックの選手を削ってフォワードのマルティネスを入れてきた。テデスコが下がるかたちかな。

39分、カターニア。アマウリへのファールでシルベストリにカルテリーノ・ジャッロ。

アマウリを後ろから止めるファール。GKブッフォンからのフィードをポストで受けてそのまま持ちこんだ。

40分、ユーベ。ゴール正面右遠めからのプニツィオーネ。ネドベドが強烈なティーロで狙い、アマウリがコースを変えるが枠には飛ばず。

アマウリのプレーがよかったが枠に飛ばすことはできなかった。コースを変えるだけでレッテだったのだが。

41分、カターニア。グリゲラのクリアが小さくなったところを拾ったバイオッコがクロス。ニアで受けた森本が振り向きざまにティーロを撃つがゴール左に外れる。

森本の左足がブッフォンを破るところだった。精度が低くて助かったというか。

アディショナルタイムは2分。

46分、カターニア。マルティネスが右サイドから持ち込み、中央のイスコに。イスコから右サイドを抜けだしたマルティネスに渡ってのティーロ。GKブッフォンの伸ばした手も届かなかったがわずかにゴール左に外れる。

完全にマルティネスがフリーになっていた。やはりフィールドプレーヤーが9人というのはキツイ。

ボールポゼッションはカターニア55.6%、ユーベ44.4%、ショッツオンゴールはカターニア3、ユーベ2、ショッツワイドはカターニア5、ユーベ1、ブロックされたシュートはカターニア0、ユーベ1。

カターニアは森本がかなりティーロを撃っていた。枠に飛んでいれば危ないというティーロもあった。セコンド・テンポは気をつけないと。

セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。

50分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

カモラネージはよく効いていたのだけど、故障明けというのを考慮したのかな。

50分、カターニア同点。前線へのフィードをマスカーラがグリゲラに競り勝ってヘッドでティーロ。GKブッフォンが弾いたところに詰めた森本が右足で蹴り込んでレッテ。1-1。

今日のグリゲラは出来が悪い。クリアを相手へのプレゼントパスにしたり。簡単に競り負けたり。森本はキレキレでかなりチャンスに絡んでいたのだけど。あの飛び出しは止められない。

53分、カターニア。マスカーラのアンゴロにニアでバイオッコがあわせるがわずかに枠の上。

カターニアの攻勢が止まらない。ヤクインタのエスプルソまではユーベのペースだったのに。あの軽率なプレーが本当に響いている。

58分、ユーベ。バイオッコへのファールでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

シソコも気をつけないと。ファイタータイプだからね。ジャッロ2枚は笑えない。

61分、カターニア。シソコの突破を止めたテデスコにカルテリーノ・ジャッロ。

これは止めなければ1点ものだったからね。ジャッロも止むなしか。

69分、カターニア。イスコに代えてカルボーニを投入。

イスコはかなりゲームメイクに貢献していたけれども。さらにリズムを変えるということかな。

マスカーラと競り合ったマルキオンニはエリア内でハンドだったけれども、故意ではないということでリゴーレはなし。

これは助かったという判定。リゴーレでもおかしくなかった。その前のレグロッターリェが森本を倒した場面も。

ユベントスの選手はこんなにボールタッチが悪かったっけというくらい収まりが悪い。簡単にカターニアに奪われてコントロールされてしまう。

76分、カターニア。左サイドでボールを持ったテデスコからのクロス。ビアジャンティが競り合い、こぼれたところに森本が飛びこむがアンゴロに。

またも破られるところだった。堅守のチームがこんなことでどうする。

79分、カターニア。ポテンツァに代えてテルリッツィを投入。

守備固めかな。ユーベはひとり少ないし、怪我のポテンツァよりはフレッシュな選手ということか。

ユーベは簡単なところでもミスパスが多い。もっときちんとつながなくては。

82分、ユーベ。チアゴに代えてポウルセンを投入。

チアゴはパスの精度が落ちていたし、仕方がないか。中盤でもっとボールを奪わないと。

84分、ユーベ。ブッフォンからのクリアをアマウリ、ネドベドとつないで最後はアマウリが右足でティーロ。GKビサーリが弾いてアンゴロに。

コントロールショットもビサーリが片手で弾き出す。

アディショナルタイムは3分。

90分、ユーベ勝ち越し。ネドベドのアンゴロをアマウリがファーで落としテルリィツィが空振りして抜けたところにいたポウルセンがしっかり胸で落として右足で蹴り込みレッテ。1-2。

10分くらいフォアチェックを仕掛けていたのがかなり効いた。モリナーロのクロスをアンゴロに逃げてからのレッテ。これがおそらくは決勝点。

カターニアの猛攻をしのいでこのままタイムアップ。1-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはカターニア55.6%、ユーベ44.4%、ショッツオンゴールはカターニア5、ユーベ6、ショッツワイドはカターニア7、ユーベ5、ブロックされたシュートはカターニア0、ユーベ7。

ヤクインタのエスプルソでもう守るしかないと思っていたけれども。3FWに変えてきたカターニアにミスマッチを突かれて森本にレッテを許してしまい、本当にひどいことになりかけた。

それでも諦めずにポウルセンがレッテを決めてくれた。本当に苦しい勝利だったし、よく頑張った。