2009年2月8日日曜日

ラ・シニョーラ、ヤクインタのエスプルソで10人になりながらもポウルセンのレッテでカターニアを振り切り連敗脱出!!

Serie A Matchday 23 Catania 1-2 Juventus @ Stadio Angelo Massimino
Catania:Morimoto 51
Juventus:Iaquinta 11,Poulsen 91

カターニアはロッサズッリのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Catania (Serie A Matchday 23)
MorimotoMascara
TedescoIzco
BiagiantiBaiocco
CapuanoPotenza
StoviniSilvestre
 Bizzarri 


ユベントスは金色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 23)
IaquintaAmauri
NedvedCamoranesi
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
LegrottaglieMellberg
 Buffon 


ユベントスのベンチはGKマニンガー、アリアウド、マルキオンニ、ポウルセン、ジョビンコ、デル・ピエロトレゼゲと豪華絢爛。マルキオンニは久しぶりのベンチ、ポウルセンは怪我から復帰、フランス代表を引退したトレゼゲとイタリア代表に選ばれなかったデル・ピエロはともにベンチスタート。トレゼゲはコッパ・イタリアのナポリ戦で復帰戦を飾っていて準備はOK。

プリマ・テンポ。カターニアのキックオフ。

1分、ユーベ。左サイドのモリナーロからのクロスにニアでヤクインタがヘッドをあわせるがGKビサーリががっちりキャッチ。

モリナーロのクロスにヤクインタがしっかり合わせたがGKビサーリが余裕を持ってキャッチ。

7分、カターニア。ビアジャンティからの浮き球のパスに抜けだした森本がGKブッフォンと1対1になるが、GKブッフォンがスーパーセーブで止める。

これは危ないプレーだった。ブッフォンひとりで止めたと言っていい。あまりにも浅いDFラインは本当に危険だ。

9分、カターニア。ヤクインタへのファールでストヴィーニにカルテリーノ・ジャッロ。

後ろからのタックル。危険なプレーでジャッロも仕方なし。

10分、ユーベ先制。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ファーで待ちかまえていたヤクインタがヘッドでGKビサーリを破ってレッテ。0-1

カモラネージは復帰戦でもプニツィオーネの精度は高い。しっかり、ヤクインタの頭にあわせてレッテ。これで先制点を奪った。

11分、ユーベ。レッテ後にユニフォームを脱いでしまったヤクインタにカルテリーノ・ジャッロ。

あまりにも軽率なジャッロ。いくら嬉しくてもこんなところで簡単にジャッロをもらってどうする。

12分、ユーベ。ポテンツァへのファールでヤクインタにカルテリーノ・ジャッロ。合わせ技でカルテリーノ・ロッソでエスプルソ。

だから、軽率過ぎるといったのに。わずか2分で2枚もジャッロをもらってエスプルソ。これではスタメンがつかめるわけもなく。

ユーベは早々と残り80分近くを10人で戦うことに。

15分、ユーベ。ポテンツァへのファールでアマウリにカルテリーノ・ジャッロ。

ヤクインタがいなくなったツケが早くも出ている。カードシェアリングでなんとかしのげればいいのだが。

17分、カターニア。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。マスカーラのボールにファーからポテンツァが飛びこむがGKブッフォンがファインセーブでアンゴロに。

さすが守護神ブッフォンというプレー。ゴールマウスにしっかりと鍵をかけた。

ユーベはかなり守備的に戦っている。アマウリを残してのトップに絡むのはネドベドとカモラネージだけ。モリナーロとグリゲラの上がりはほとんどなくなった。

28分、ユーベ。テデスコをファールで止めたレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

危険な地域でのファール。一瞬リゴーレかと思ったけれども、リプレイを見ると外だった。今日はヤクインタのエスプルソのためにジャッロが多くなっている。

33分、カターニア。カプアーノに代えてマルティネスを投入。

カプアーノはカモラネージと競り合ったときに足を痛めた模様。ユーベのチャンスだったが、カモラネージはボールを外に。カターニアはレフトバックの選手を削ってフォワードのマルティネスを入れてきた。テデスコが下がるかたちかな。

39分、カターニア。アマウリへのファールでシルベストリにカルテリーノ・ジャッロ。

アマウリを後ろから止めるファール。GKブッフォンからのフィードをポストで受けてそのまま持ちこんだ。

40分、ユーベ。ゴール正面右遠めからのプニツィオーネ。ネドベドが強烈なティーロで狙い、アマウリがコースを変えるが枠には飛ばず。

アマウリのプレーがよかったが枠に飛ばすことはできなかった。コースを変えるだけでレッテだったのだが。

41分、カターニア。グリゲラのクリアが小さくなったところを拾ったバイオッコがクロス。ニアで受けた森本が振り向きざまにティーロを撃つがゴール左に外れる。

森本の左足がブッフォンを破るところだった。精度が低くて助かったというか。

アディショナルタイムは2分。

46分、カターニア。マルティネスが右サイドから持ち込み、中央のイスコに。イスコから右サイドを抜けだしたマルティネスに渡ってのティーロ。GKブッフォンの伸ばした手も届かなかったがわずかにゴール左に外れる。

完全にマルティネスがフリーになっていた。やはりフィールドプレーヤーが9人というのはキツイ。

ボールポゼッションはカターニア55.6%、ユーベ44.4%、ショッツオンゴールはカターニア3、ユーベ2、ショッツワイドはカターニア5、ユーベ1、ブロックされたシュートはカターニア0、ユーベ1。

カターニアは森本がかなりティーロを撃っていた。枠に飛んでいれば危ないというティーロもあった。セコンド・テンポは気をつけないと。

セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。

50分、ユーベ。カモラネージに代えてマルキオンニを投入。

カモラネージはよく効いていたのだけど、故障明けというのを考慮したのかな。

50分、カターニア同点。前線へのフィードをマスカーラがグリゲラに競り勝ってヘッドでティーロ。GKブッフォンが弾いたところに詰めた森本が右足で蹴り込んでレッテ。1-1。

今日のグリゲラは出来が悪い。クリアを相手へのプレゼントパスにしたり。簡単に競り負けたり。森本はキレキレでかなりチャンスに絡んでいたのだけど。あの飛び出しは止められない。

53分、カターニア。マスカーラのアンゴロにニアでバイオッコがあわせるがわずかに枠の上。

カターニアの攻勢が止まらない。ヤクインタのエスプルソまではユーベのペースだったのに。あの軽率なプレーが本当に響いている。

58分、ユーベ。バイオッコへのファールでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

シソコも気をつけないと。ファイタータイプだからね。ジャッロ2枚は笑えない。

61分、カターニア。シソコの突破を止めたテデスコにカルテリーノ・ジャッロ。

これは止めなければ1点ものだったからね。ジャッロも止むなしか。

69分、カターニア。イスコに代えてカルボーニを投入。

イスコはかなりゲームメイクに貢献していたけれども。さらにリズムを変えるということかな。

マスカーラと競り合ったマルキオンニはエリア内でハンドだったけれども、故意ではないということでリゴーレはなし。

これは助かったという判定。リゴーレでもおかしくなかった。その前のレグロッターリェが森本を倒した場面も。

ユベントスの選手はこんなにボールタッチが悪かったっけというくらい収まりが悪い。簡単にカターニアに奪われてコントロールされてしまう。

76分、カターニア。左サイドでボールを持ったテデスコからのクロス。ビアジャンティが競り合い、こぼれたところに森本が飛びこむがアンゴロに。

またも破られるところだった。堅守のチームがこんなことでどうする。

79分、カターニア。ポテンツァに代えてテルリッツィを投入。

守備固めかな。ユーベはひとり少ないし、怪我のポテンツァよりはフレッシュな選手ということか。

ユーベは簡単なところでもミスパスが多い。もっときちんとつながなくては。

82分、ユーベ。チアゴに代えてポウルセンを投入。

チアゴはパスの精度が落ちていたし、仕方がないか。中盤でもっとボールを奪わないと。

84分、ユーベ。ブッフォンからのクリアをアマウリ、ネドベドとつないで最後はアマウリが右足でティーロ。GKビサーリが弾いてアンゴロに。

コントロールショットもビサーリが片手で弾き出す。

アディショナルタイムは3分。

90分、ユーベ勝ち越し。ネドベドのアンゴロをアマウリがファーで落としテルリィツィが空振りして抜けたところにいたポウルセンがしっかり胸で落として右足で蹴り込みレッテ。1-2。

10分くらいフォアチェックを仕掛けていたのがかなり効いた。モリナーロのクロスをアンゴロに逃げてからのレッテ。これがおそらくは決勝点。

カターニアの猛攻をしのいでこのままタイムアップ。1-2でユーベの勝利。

ボールポゼッションはカターニア55.6%、ユーベ44.4%、ショッツオンゴールはカターニア5、ユーベ6、ショッツワイドはカターニア7、ユーベ5、ブロックされたシュートはカターニア0、ユーベ7。

ヤクインタのエスプルソでもう守るしかないと思っていたけれども。3FWに変えてきたカターニアにミスマッチを突かれて森本にレッテを許してしまい、本当にひどいことになりかけた。

それでも諦めずにポウルセンがレッテを決めてくれた。本当に苦しい勝利だったし、よく頑張った。

0 件のコメント: