2009年2月2日月曜日

五輪のオーバーエイジは廃止の方向へ

FIFAは五輪の男子サッカー競技でオーバーエイジ枠を廃止する方向で動くことを、ブラッター会長が明らかにした。

FIFA会長、23歳以上の選手の五輪出場を全面禁止へ(スポーツナビ)

FIFA(国際サッカー連盟)のジョセフ・ブラッター会長は、ブラジルの『オ・グローボ』紙とのインタビューで、現状は各チーム3人まで23歳以上の選手の出場が認められている、五輪のオーバーエージ(OA)枠を撤廃し、23歳以上の選手の出場を全面的に禁止する意向を明らかにした。このOA枠撤廃案は、3月19日から20日まで行われるFIFAの理事会で議論された後、5月末のFIFA総会で最終的に結論が出される見込みだ。


これはおそらくはクラブとの駆け引きがあり、FIFAが最大限譲歩したという見方をするべきだろう。

現在のサッカーシーンでオリンピックはそれほど重要なポジションにはない。クラブワールドカップとともに大きな負担になっているのが事実。

現実にヨーロッパのビッグクラブは年間80試合近くのゲームをしなければならないところもある。オフにも酷使されて怪我でもされたら大損なのだ。

しかし、若手なら国際経験を積ませることもできるし、成長にもつながる。という利点がある。

だから、U-20という言葉も出てきたのだろう。

大会ばかり増やして利権主義に走ってきたブラッターがここにきて、クラブとの融和を図っているのではないかとも思う。

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