2009年2月4日水曜日

日本は大勝もつまらないゲーム

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009 Japan 5-1 Finland @ National Stadium
Japan:Okazaki 15,32,Kagawa 44,Nakazawa 57,Yasuda 87
Finland:Porokara 50

両国国旗、フェアプレー旗に続いて、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。フィンランド国歌「Maamme」の独唱、日本国歌「君が代」の斉唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Kirin Challenge Cup 2009)
 Tamada 
 Okazaki 
KagawaKengo Nakamura
EndoHashimoto
NagatomoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Tsuzuki 


フィンランドは白一色のファーストジャージ。システムは。4-4-2。

Finland (Kirin Challenge Cup 2009)
Tarvajärvi Litmanen
Porokara Arkivuo
Sparv Kujala
Turunen Aho
Halsti Kuivasto
 Maanoja  


前半。日本のキックオフ。

5分、フィンランド。左サイドからのクロスがエリア内でこぼれたところをクヤラが狙うがGK都築がセーブ。

高さばかり気にかかったのか。エリア内でこぼれたときはクヤラがフリー。都築がよく止めた。

8分、日本。右サイド高い位置でボールを持った中村憲剛からのクロス。岡崎がヘッドで落としてみずからシュートを撃つGKマーノヤがセーブ。こぼれ球に香川が詰めるがクリアされる。

中村憲剛からの浮き球のパスをヘッドで落とし、そのまま岡崎がシュート。しかし、マーノヤにコースを塞がれ止められる。

14分、日本先制。右サイドの内田からの前線へのフィード。抜けだした岡崎が左足でGKマーノヤを抜いてゴール。1-0。

縦へのスピードで抜けだした岡崎がフィンランドのDFラインを置き去りにして冷静にマーノヤの右を抜いた。

日本は中村憲剛、遠藤が動いてゲームメイクをして前線で玉田、香川がサイドに開き、岡崎がフィニッシャーというかたち。

26分、フィンランド。右サイドからのリトマネンのクロス。中央で受けたスパルフが左足でワントラップしてそのままミドル。クロスバーに嫌われて、日本がCKにクリア。

右サイドで起点を作られ、中央でもひとりに簡単にシュートを許してしまった。数的有利をまったくいかせていない。

31分、日本追加点。中央で持った中村憲剛からの前線への浮き球のパス。抜けだした岡崎が右足を振り抜いてGKマーノヤを破ってゴール。2-0。

中村憲剛のパスに躊躇いなく抜けだして右足を振り抜いた。岡崎は今日ダブル。

フィンランドは大学生のようなチーム。ナショナルチームにこういうことを書くのは失礼かもしれないが、ミスパスも多いし、足元の技術も低いし、動きも鈍いし、やはり仮想オーストラリアとするには無理がある。

43分、日本追加点。フィンランドのバックパスをカットした香川が3人に囲まれながらも右足のタッチで抜けだし、左足で流しこんでゴール。3-0。

前に出せず、苦し紛れに後ろに戻したところを狙ってカット。3人に囲まれたが右足のタッチでかわすと飛び出したGKマーノヤをあざ笑うかのように左足で軽くゴールに流しこんだ。

アディショナルタイムは1分。

45分、日本。遠藤のCK。ファーで中村憲剛がヘッドをあわせるがフィンランドDFが体を張ってクリア。

マウスの中に入っていたフィンランドDFに止められる。さすがにこれが入るとレベルが低いとしかいいようがなくなるけれども。

前半はこのまま終了。3-0と日本リードで折り返し。

45分、フィンランド。クヤラに代えてメフメト・ヘテマイを投入。

クヤラは前半立ち上がりのエリア内でのシュート以外見せ場なし。組み立ても平凡だった。

後半。フィンランドのキックオフ。

49分、フィンランド。リトマネンのCK。GK都築とタルバヤルビが競り合ってこぼれたところに走り込んだポロカラが右足で蹴り込んでゴール。3ー1。

ようやくフィンランドが高さを生かしてのゴール。オーストラリア戦ではこういうシーンが多くなるのではないか。

52分、日本。玉田からのパスを受けた橋本が岡崎とのワンツーで抜け出すが、フィンランドDFに止められる。

ゴール前まで抜けだしたかに見えたがラストタッチを引っかけられてクリアされる。

54分、日本。闘莉王に代えて高木を投入。

闘莉王は怪我明けということで大事をとったかたちか。

54分、フィンランド。トゥルネンに代えてライタラを投入。

トゥルネンはレフトバックとして運動量は多かったが精度も足元の技術も低かった。

56分、日本追加点。中村憲剛のCK。内田に戻してのアーリークロスにファーで中澤がヘッドをあわせてゴール。4-1。

変化をつけたCK。内田からのアーリークロスを中澤が競り勝ってゴール右隅に決めた。

フィンランドは意思の疎通がほとんどできていないし、チームとしてもバラバラ。World CupもEUROも出場経験がないというのもこういう理由からかなあ。

67分、フィンランド。リトマネンに代えてプッキを投入。

唯一違いを見せていたリトマネンが交代。プッキはセビージャの選手だというけれども、レベルは高いのだろうか。トップチームには登録されているみたいだけど。WOWOWには加入していないからわからない。

69分、日本。右サイドから切れ込んだ玉田からエリア内へのボール。飛びこんだ橋本が狙うがわずかにゴール左に外れる。

橋本はCKをアピールするがマーノヤは触っていない。あそこはあのチャンスで決めないと。

71分、日本。内田に代えて駒野を投入。

内田は今日2アシスト。十分な働きではないかな。

76分、日本。遠藤に代えて今野を投入。

遠藤はバランサーとしてよく効いていた。ゲームメイクでは中村憲剛のほうが目立っていたけれども。

77分、フィンランド。タルバヤルビに代えてパリッカを投入。

タルバヤルビはフィンランドの1点を都築と競ってこぼした選手。

79分、日本。香川に代えて安田を投入。

香川は相手ボールをカットして1得点。それから積極的にドリブルを仕掛けたがあまり効果的ではなかった。

83分、日本。玉田に代えてを投入。

玉田はゴールにこそ絡まなかったが、サイドに開き、守備にも奔走し、動きまわった。

84分、フィンランド。アルキブオに代えてペルパリム・ヘテマイを投入。

アルキブオは前半左サイドでいくつか突破があったが、見せ場はほとんどなかった。

86分、日本。左サイドで長友からチェンジした安田が中に切れ込みながら右足でシュート。GKマーノヤが弾いたボールがそのままゴールマウスにこぼれてゴール。5-1。

いくら変化したからといっても真正面のシュートを枠内にこぼすGKではお話にならない。このレベルで5点では半分以上割引で考えなければならないだろう。

追加タイムは1分。

ゲームはこのまま終了。5-1で日本の勝利。

結果的には大勝だが、これだけ相手GKがザルだと喜んでばかりはいられない。香川がバックパスをカットして流しこんだゴール以外は反応がいいGKなら止めていたかもしれないのだ。オーストラリアのマーク・シュワルツァーからは中村俊輔の浮き球をキーパーチャージ気味に押し込んだ1点とアジアカップ2007で高原が決めた同点ゴールしかない。そして、今のところオーストラリアは無失点。

本当の勝負は1週間後ということだね。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いやー、タイトルの通りで。

ついつい眠ってしまいました(苦笑)

相手が余りにも物足りなく。

とにかく何の予行演習にもならなかったこの試合を経て、どう豪州と闘うか。

今の日本の力ではドローでも十分だと思っています。

それにしても、相手GK。ウイイレだとまずまずの能力なんですが、反応鈍かったですよね(笑)

kiri220 さんのコメント...

>SoccerKYOさん

つまらない試合でしたね。
フィンランドが弱すぎました。

GK菅野を貸して五分だったのではと思っていました。
マーノヤはひどすぎましたね。
FMでも確認してみます。

オーストラリア戦はドローで十分でしょうね。
岡田は勝つ気満々ですが、その意気込みが空回りして足を掬われなければいいですけどね。