両国国旗、フェアプレー旗に続いて、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。
オーストラリアはビクトリア州で発生した森林火災のために喪章を巻いている。試合前にはこの森林火災で亡くなられた人たちへの黙祷が行われる。
ドナ・バークさんによるオーストラリア国歌「Advance Australia Fair」の独唱、横浜市立中沢小学校合唱団による日本国歌「君が代」の斉唱。
日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。
Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5)
Tamada | |||
Tatsuya Tanaka | |||
Matsui | Shunsuke Nakamura | ||
Hasebe | Endo | ||
Nagatomo | Uchida | ||
Tulio Tanaka | Nakazawa | ||
Tsuzuki |
オーストラリアはオレンジ、緑、オレンジのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。
Australia (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 5)
Cahill | |||
Holman | |||
Bresciano | Culina | ||
Grella | Valeri | ||
Chipperfield | Wilkshire | ||
Moore | Neill | ||
Schwarzer |
前半。日本のキックオフ。
4分、日本。長谷部から右サイドのスペースへの浮き球のパス。田中達也がオフサイドラインを破って抜けだしてのクロス。ニアで玉田があわせるがサイドネット。
田中達也の抜けだしに一瞬オーストラリアの足が止まった絶好機。ニアへ低いクロスに玉田が飛びこむが左足のアウトであわせたシュートはサイドネットに。
13分、日本。右サイドエリア角付近からのFK。中村俊輔が遠藤に預けて中に放り込むがケイヒルがクリア。内田のミドルは大きく枠の上。
中村俊輔の変化をつけたセットプレー。しかし、ケイヒルに跳ね返され、内田がフリーで撃ったミドルも宇宙開発。
20分、オーストラリア。松井へのファールでチッパーフィールドにイエローカード。
松井のドリブルを決定的な場面で止めたということでのイエロー。
21分、日本。右サイド高い位置からのFK。中村俊輔がシュート性のクロスをあげるが壁に当たってGKシュワルツァーががっちりキャッチ。
直接狙ったか、それとも速いクロスだったか。壁に弾かれて高く上がったボールをシュワルツァーがキャッチ。
24分、日本。ゴール正面右からのFK。遠藤がまたいで中村俊輔が狙うが枠には飛ばず。
壁に入った味方の上を狙うがクロスバーの上を越えていく。
25分、オーストラリア。松井へのファールでウィルクシャーにイエローカード。
オーストラリアが攻め込んでクリアした松井へのファール。無駄なファールだったか。
37分、日本。ゴール正面左からのFK。中村俊輔がまたいで遠藤が狙うが壁にぶつけてしまう。
時間をかけたがオーストラリアの壁に阻まれる。負傷のためピッチの外に出ていた長友が帰ってくる。
40分、オーストラリア。ブレシアーノのCK。ムーアが落としたボールをニール、チッパーフィールドとシュートを撃つが日本がブロックで凌ぐ。
オーストラリアがパワープレーを仕掛けつつある。前半はプレスに走りまわり、ボールを回さされて、体力を消耗させるというのがピムの狙いなら当たりつつある。
アディショナルタイムは1分。
45分、オーストラリア。グレッラのボールカットからホルマン、ケイヒルとつないでのミドル。GK都築が正面で止める。
都築は前にこぼしたものの、オーストラリアは詰める選手がおらず。
ショッツオンゴールは日本0、オーストラリア1、ショッツワイドは日本5、オーストラリア1。
後半。オーストラリアのキックオフ。
日本は大久保が準備中。
57分、日本。松井に代えて大久保を投入。
松井は再三サイドチェンジを仕掛けてチャンスに絡んでいたが、守備に翻弄される場面も多かった。
63分、オーストラリア。ホルマンに代えてガルシアを投入。
ホルマンでボールが収まっていればオーストラリアはビッグチャンスにつながっていただけに、この部分を最初に変えてきた。
68分、日本。右サイドで玉田、内田、長谷部と細かくつないで中村俊輔に戻して前線の大久保へのパス。大久保がオフサイドラインを破ってシュートを撃つがGKシュワルツァーがセーブ。
右サイドで細かくつなぎ、オーストラリアを引きつけてのスルーパスに大久保が反応したがGKシュワルツァーを破れず。
69分、日本。内田が右サイドから流れて遠藤に、そのままミドル。GKシュワルツァーが片手1本でセーブ。
右サイドから内田が中に入って遠藤に渡してのミドル。枠をとらえていたがGKシュワルツァーがセーブしてCKに。
78分、日本。左サイドで大久保、長友とつないで深くえぐってのクロス。玉田が飛びこむがヘッドは枠をとらえられず。
日本のカウンター。左サイドで素早いつなぎでアタックをかけるがシュートに精度を欠いた。
82分、日本。田中達也に代えて岡崎を投入。
田中達也はかなりバイタルエリアを走りまわってチャンスを作ったが。岡崎の縦への勝負を狙うか。
オーストラリアはケネディが準備中。
83分、オーストラリア。ゴール正面左からのFK。ブレシアーノが直接狙うが大きく枠の上。
精度もなにもない宇宙開発。
84分、オーストラリア。ケイヒルに代えてケネディを投入。
シュート力のあるケイヒルは足が攣った影響もあって下げざるをえずか。
86分、日本。カウンター。大久保の持ち上がりから中村俊輔、内田と右サイドにつないでのクロス。ファーで長谷部が叩くが大久保にあたってゴール左に外れる。
日本が人数をかけたカウンターを仕掛けたが最後のシュートが味方にあたるという不運。
89分、オーストラリア。ケネディが長谷部からボールを奪い、右サイドのクリーナへ。クリーナのクロスにケネディが飛びこむがヒットせず。
ヒットしていたら1点ものの危険なシーン。バイタルエリアで簡単に奪われたら駄目だ。
アディショナルタイムは3分。
91分、オーストラリア。ブレシアーノに代えてカーニーを投入。
ブレシアーノはいつものキレがなかった。中1日はやはりきつかったか。
ゲームはこのままタイムアップ。0-0のゴールレスドロー。
いいゲームをしたが、コンディション不良のオーストラリア相手にゴールを決めきれず。世界を驚かすというレベルにはほど遠い内容でドロー。どちらも万全な状態ならオーストラリアのほうが上という印象が残ったゲームだった。
オーストラリアの首位、日本の2位は変わらず。
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