2009年5月31日日曜日

ラ・シニョーラ、ヤクインタのドッピエッタでネドベドのラストマッチを勝利で飾る!!

Serie A Matchday 37 Juventus 2-0 Lazio @ Olimpico di Torino
Juventus:Iaquinta 3,59

Juventus 4/11 draw 7/2 Lazio 8/1(William Hill

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 38)
Del PieroIaquinta
NedvedCamoranesi
ZanettiMarchisio
SalihamidzicZebina
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、メルベリ、マルキオンニ、チアゴ、ジョビンコ、アマウリ、トレゼゲ

ラツィオはビアンコセレスティのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Lazio (Serie A Matchday 38)
KozákDel Nero
FoggiaBrocchi
LedesmaDabo
De SilvestriLichsteiner
RozehnalSiviglia
 Carrizo 


ベンチメンバーはGKムスレラ、ディアキテ、コラロフ、トゥイア、ペルペトゥイーニ、メグニ、メンディチーノ。

ネドベドのラストゲームは彼がユベントスの前に所属していたラツィオとのゲーム。今日はカピターノのマークを彼が巻いている。ピッチに膝をついて祈りを捧げるネドベド。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

2分、ユーベ先制。レデズマからボールを奪ったカモラネージから前線のヤクインタへ。ヤクインタが右足で飛び出したGKカリッソの股間を抜いてレッテ。1-0。

右サイドでレデズマにプレスをかけてボールを奪取したカモラネージからのパスに反応したヤクインタが冷静にカリッソの股間を抜いた。

10分、ユーベ。ゴール正面左遠目からのプニツィオーネ。デル・ピエロが直接狙うがわずかにゴール左に外れる。

デル・ピエロの調子が戻ってきた。今日はミスも少ないし。ポストもできている。

13分、ラツィオ。最終ラインからのロングボールにコザークが抜けだし、GKブッフォンの頭上を超えるループを撃つが枠をとらえられず。

また縦パス1本。今回は上手くプレッシャーをかけたが、決定的な場面を作られた。

22分、ユーベ。左サイドでサリハミジッチとネドベドの連携からクロス。デル・ピエロが落としたところに走り込んだサリハミジッチのクロス。マルキジオが叩くがわずかにゴール左に外れる。

マルキジオのティーロの前にデル・ピエロのファールがあったか。マルキジオのティーロは強烈で枠にいってほしかったが。

23分、ラツィオ。右サイドをあがってきたリヒトシュタイナーからパスを受けたフォッジャがドリブルでエリア内に切れ込みティーロ。GKブッフォンがセーブ。

フォッジャのドリブルは健在。右サイドから中に切れ込んでのティーロもブッフォンががっちりセーブ。

ラツィオはフォッジャに続いてコザークも負傷。

フォッジャはピッチの外から戻ってきた。

41分、ラツィオ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。フォッジャが直接狙うが壁に当たってスローインに。

フォッジャのティーロはヤクインタが頭で跳ね返した。

42分、ラツィオ。素早いリスタートからフォッジャが右サイドを破ってエリア内に切れ込みティーロ。GKブッフォンが抑える。

デル・ピエロのファールからのリスタート。フォッジャが切れ込むがブッフォンがきっちりコースを抑えていた。

アディショナルタイムは2分。

46分、ユーベ。カモラネージから左サイドのネドベドへのフィード。ネドベドのクロスをヤクインタが落とし、デル・ピエロがバイシクルで狙うがわずかに枠の上。

カモラネージからの流れるようなアタック。わずかな手数でのカウンターだが、十分に得点の匂いを感じさせてくれた。

プリマ・テンポはこのまま終了。1-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ57.8%、ラツィオ42.2%、ショッツオンゴールはユーベ1、ラツィオ2、ショッツワイドはユーベ5、ラツィオ3、ブロックドショッツはユーベ0、ラツィオ2。

セコンド・テンポ。ラツィオのキックオフ。

46分、ラツィオ。右サイドのリヒトシュタイナーからのクロス。デル・ネーロが飛びこむがレグロッターリェがゴール前で足を出してクリア。アンゴロに。

ラツィオに押される場面が増えてきた。イージーなミスも目立つ。

49分、ユーベ。キエッリーニが右サイドに開いたヤクインタへのパス。そのまま上がってヤクインタのクロスに合わせるがブロックが入ってアンゴロに。

キエッリーニのオーバーラップからのビッグチャンス。キエッリーニが果敢に飛びこむがブロックが入る。

51分、ラツィオ。デル・ネーロに代えてメンディチーノを投入。

デル・ネーロの出来は悪くなかったが。決めきれなかったというのが大きいか。

53分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージの素早いリスタートから左サイドにサイドチェンジ。ネドベドがミドルを撃つがクロスバーの上。

素早いリスタートから左サイドへのチェンジ。ネドベドが狙うが枠にいかず。

54分、ユーベ。ザネッティに代えてアマウリを投入。

押されている状況で前線からのプレスに切り替えたか。ネドベドがセンターへ。

58分、ユーベ追加点。レデズマのプニツィオーネを止めたカモラネージからデル・ピエロへつなぎ、前線のネドベドへ。ネドベドが上手く収めてヤクインタの前のスペースへ。抜けだしたヤクインタが右足でGKカリッソを破ってレッテ。2-0。

流れるようなカウンター。ネドベドが前線で体を張ってボールを収めると差し出すようなラストパス。ヤクインタが右足でカリッソを抜いてレッテ。ネドベドはラストゲームでアシスト。

63分、ラツィオ。ダボに代えてメグニを投入。

ダボはアンカーの位置から組み立てに参加していたのだが。効果的ではなかったか。

66分、ユーベ。右サイドでデル・ピエロがポスト、カモラネージ、デル・ピエロ、ゼビナとつなぎ、中に切れ込んだゼビナのボールがこぼれたところからネドベドのミドル。GKカリッソがセーブ。

ゼビナの中へのドリブルがこぼれたところに飛びこんだネドベド。強烈なミドルだったが、カリッソがセーブ。

69分、ラツィオ。右サイドのリヒトシュタイナーからフォッジャ、ブロッキとつないでのクロス。コザークがヘッドを合わせるがゴール左に外れる。

流れるような右サイドからのアタック。決定力がなくて助かった。

71分、ユーベ。ヤクインタに代えてジョビンコを投入。

ヤクインタは今日ドッピエッタの活躍。スタジアムからはスタンディング・オベーション。

77分、ラツィオ。シヴィッリャに代えてトゥイアを投入。

ラツィオはプリマヴェーラの選手を試す時期なのだろうか。今季の主力はサラテもロッキも出ていない。

77分、ラツィオ。リヒトシュタイナーにカルテリーノ・ジャッロ。

ファールは間違いないのだけど。

79分、ユーベ。ゼビナの前線へのフィード。アマウリのポストからネドベドの左足のミドル。わずかにゴール左に外れる。

強烈なネドベドのミドル。ラストゲームとは思えないほど動いているし、まだできそうなプレーをしている。若手にはこの姿勢を見習ってもらいたいもの。

81分、ラツィオ。ジョビンコへのファールでトゥイアにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコの突破をトゥイアが止めて、ジャッロの仕方なし。

82分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。デル・ピエロがまたいでネドベドが右足で狙うがGKカリッソが片手で触ってアンゴロに。

ネドベドのラストティーロ。きれいな軌道で枠をとらえていたがカリッソに止められた。

83分、ユーベ。ネドベドに代えてチアゴを投入。

ユーベのすべての選手がネドベドを手荒く祝福。サヨナラを惜しむようにゆっくりとスタンドに手を振ってチアゴと抱き合い、ベンチに。

85分、ラツィオ。左サイドのデ・シルヴェストリが深くえぐってのクロス。こぼれたところをコザークが足を出して撃つが、ポストに嫌われる。

ボールはユーベのDFが囲んでいたが、その間から足を出してのティーロ。ポストに弾かれる。

アディショナルタイムはなく、タイムアップ。2-0でユーベの勝利。

ボールポゼッションはユーベ55.7%、ラツィオ44.3%、ショッツオンゴールはユーベ6、ラツィオ2、ショッツワイドはユーベ11、ラツィオ9、ブロックドショッツはユーベ1、ラツィオ8。

これでユーベはカンピオナートの2位が確定。ネドベドの引退とチャンピオンズリーグへのストレートインに華を添えた。

チャンピオンズリーグは1位インテル、2位ユベントス、3位ミランがストレートイン、4位フィオレンティーナがプレイオフに回る。

ヨーロッパリーグは5位ジェノア、6位ローマとコッパ・イタリアの覇者ラツィオ

降格は18位トリノ、19位レッジーナ、20位レッチェ

昇格はバーリパルマが決定。残り1チームはプレイオフ。

日本、若手中心のベルギーに圧勝!! キリンカップ3連覇!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3 Japan 4-0 Belgium @ National Stadium
Japan:Nagatomo 21,Kengo Nakamura 23,Okazaki 60,Yano 77

Japan 1.55 Draw 3.85 Belgium 5.00(bwin)

両国国旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。ベルギー国歌「La Brabançonne」の演奏、涼風真世さんと暁星小学校の生徒たちによる日本国歌「君が代」の合唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3)
 Okazaki 
OkuboShunsuke Nakamura
 Kengo Nakamura 
EndoHasebe
NagatomoUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki 


ベルギーは赤、黒、黄色のファーストジャージ。システムは。

Belgium (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 3)
 Roelandts 
Pocognoli Mujanji
MartensHaroun
 Simons 
De LaetSwerts
VermaelenAlderweireld
 Stijnen 


前半。日本のキックオフ。

2分、日本。左サイドの長友の上がりからのクロス。ファーで中村憲剛がヘッドで叩くがベルメーレンがブロック。

長い距離を走った長友からのクロス。中村憲剛が飛びこむが、シュートはブロックされる。

9分、日本。中盤でボールを持った長谷部がドリブル突破。そのままミドルを撃つがGKスティーネンがセーブ。

長谷部がドリブルでするすると上がっていってミドル。スティーネンが横っ飛びでセーブ。

12分、日本。右サイドの中村俊輔から中村憲剛、遠藤と中央につないでのシュート。わずかにゴール左に外れる。

中村俊輔、中村憲剛、遠藤と横パスをつないでのシュート。

15分、日本。右サイドを駆け上がった中村俊輔からのクロス。岡崎のシュート。ファーで大久保がコースを変えるがポストに阻まれる。

中村俊輔からのマイナスのクロス。岡崎のシュート、ファーで大久保がコースを変えるがポストに阻まれる。

20分、日本先制。岡崎が前線でキープ、中村憲剛に流して外の長友に。長友が左足を振り抜きGKスティーネンを破ってゴール。1-0。

岡崎のポストプレーから中村憲剛、長友と左に開いて角度のないところからのシュート。クロスを予想していたスティーネンを破ってのゴール。

22分、日本追加点。大久保からのパスを受けた中村憲剛が右足のアウトでトラップ。切り返して右足で流しこんでゴール。2-0。

大久保からのパスをワンタッチで右足に収めた中村憲剛がDFを外してのシュート。スティーネンの逆をついてゴール。

30分、ベルギー。バックパスを受けた闘莉王からボールを奪ったローランツがそのままドリブル突破。GK楢崎と1対1になるが、シュートはゴール右に外れる。

バックパスをかっさらったローランツだが、絶好の決定機に決めることができず。

日本テレビはスポンサーのキリンに気を遣っているのか、キリンカップの歴史ばかり喋る。それよりもゲームの流れを実況しろ。ラジオなら何もわからんぞ。

38分、日本。右サイド高い位置でボールを受けた岡崎からのマイナスのクロス。長谷部のミドルはクロスバーに阻まれる。

中村俊輔からのパスを受けた岡崎からのクロス。長谷部がドライブをかけたシュートを撃つがクロスバーに嫌われる。

アディショナルタイムは1分。

前半はこのまま終了。2-0と日本リードで折り返し。

ボールポゼッションは日本69%、ベルギー31%、トータルショッツは日本16、ベルギー1。

45分、日本。中村俊輔に代えて本田圭佑、長谷部に代えて橋本を投入。

負傷を押して強行出場の中村俊輔に代えて本田圭佑、長谷部に代えて橋本。ポジションはそのまま。

後半。ベルギーのキックオフ。

55分、日本。左サイドを長友がドリブルで深くえぐってのクロス。中央で本田圭佑が合わせるがゴール左に外れる。

スローインから長友の突破。深くえぐってのクロスに本田圭佑が合わせるが決めきれず。

60分、日本追加点。本田圭佑、内田、大久保と右サイドに開いてのクロス。ニアで岡崎がダイビングヘッドで飛びこみゴール。3-0。

右サイドの細かなパスのつなぎからのクロス。

61分、日本。遠藤に代えて阿部を投入。

同じポジションでの交代。

61分、ベルギー。ムヤンジに代えてフイセヘムスを投入。

ムヤンジと同じ右ウイングのようだ。

65分、ベルギー。中盤でボールを奪ったドゥラートがそのまま持ち上がってのミドル。わずかにゴール左に外れる。

ドゥラートの持ち上がりからのミドル。ベルギーは単発的にしかチャンスを作れない。

66分、日本。中村憲剛に代えて興梠を投入。

中村憲剛は中盤のインクルソーレとしてポジションを確立した。

68分、ベルギー。ポコニョリに代えてボッセンを投入。

ポコニョリは目立たず。両サイドを攻撃的に変えてきたベルギーだが。

69分、日本。岡崎に代えて矢野を投入。

岡崎はキリンカップで3得点。玉田が戻ってきてもレギュラーは岡崎かもしれない。

72分、ベルギー。興梠に対するファールでアルデルウェイレルドにイエローカード。

興梠に対する危険なタックルでイエロー。

73分、日本。闘莉王に代えて山口を投入。

怪我明けの闘莉王に代えて山口。

73分、日本。ゴール正面左からのFK。本田圭佑が直接狙うがGKスティーネンがセーブ。

左足で直接狙った強烈なシュートだったがスティーネンがセーブ。

76分、ベルギー。大久保へのファールでベルメーレンにイエローカード。

ベルギーのプレーはラフになってきた。

76分、日本追加点。本田圭佑の素早いリスタートから左サイドを駆け上がった長友からのクロス。ニアに矢野が飛びこんで左足で押し込みゴール。4-0。

本田圭佑の素早いリスタートから長友が左サイドを深くえぐってのクロス。矢野が飛びこんでゴール。

81分、ベルギー。ローランツに代えてデンベレを投入。

腹筋を痛めていたデンベレが残り10分で投入される。

大久保が負傷でピッチの外に。日本は交代枠を全部使っているため残り時間を10人で戦うことに。

日本テレビの実況をしている藤井貴彦アナウンサーはパスを回すたびにオーレのかけ声をかけるというスペインの風習をヨーロッパ全体のものとして紹介。どれだけ間違った情報を流しているかわかっているか。

アディショナルタイムは2分。

ゲームはこのままタイムアップ。4-0で日本の勝利。

日本はキリンカップ3年連続10回目の優勝。

ネドベドは改めて引退を表明!! ラツィオ戦がラストマッチに!!

ネドベドの引退撤回のニュースが流れてから一夜明けて、ユベントスのオフィシャルは改めてネドベドの引退と8年間の彼のプレーに感謝の気持ちを発表している。

Juventus thanks Pavel Nedved(Juventus Official Website)

The relationship between Juventus and Pavel Nedved is about to come to an end. Sunday’s match against Lazio (the only other Italian team for which he played) will be the last match of the Czech as a bianconero.

It was Nedved himself who announced it by means of this press release issued in the afternoon. «After eight seasons with Juventus it is time to bid farewell to all the supporters, my team mates and the club and thank them for all the support I received in these years. In Turin I won 4 scudetti and a golden ball. As from Monday I’ll start thinking of my future. I would like to especially thank my wife Ivana and my son and daughter for always supporting me, accompanying me throughout my career allowing me to reach extraordinary goals. I will continue to feel tied to Juventus by means of an affectionate relationship and I am particularly thankful to the Agnelli family for having given me the opportunity of playing for this great team. I would like to make it clear that my decision has nothing to do with any economical factors».

Juventus answered by means of a note: «Juventus took note of Pavel Nedved’s decision to end his career in black and white after his contract expires. Tomorrow, during the last home match, the club, the players and all the supporters will give him the right tribute as a thank you to a player who wrote memorable pages in the history of this club, contributing in a determinative manner to the reaching of important goals. During his 8 years in black and white Nedved always fielded his maximum effort, showing great attachment to the jersey and a great dedication which will remain in the memories of all Juventus fans of both today tomorrow. The club wishes Pavel Nedved an equally victorious future in the hope of maintaining a professional partnership which thanks to his charisma and experience can give him and Juventus more causes for satisfaction».


ネドベドは改めて引退を宣言。セリエAでユベントスの他に唯一プレーしたラツィオが奇しくも最終戦の相手となった。

ネドベドは「8年間過ごしたユベントスのすべてのサポーター、チームメイト、クラブと別れを惜しみ、すべてのサポーターに感謝する。ユベントスで4回のスクデットを勝ち取り、バロンドールも獲得した。月曜日になれば、私は自分の未来について考え始めるだろう。ずっと支えてくれた妻のイヴァーナと息子と娘に特別に感謝したい。相当な数に達したゴールにも。このままずっとユベントスとよい関係でありたいと思っており、特にアニエッリ家がこの偉大なチームでプレーさせてくれたことに感謝をしたい。私のこの決定はどんな経済的な要因もなく、決められたものであることは明らかでもある」とコメント。

それに対し、ユベントスは「ネドベドとの契約が今シーズンで終わることはわかっている。明日、ホームでの最後のゲームの間、クラブ、選手、サポーターはクラブの歴史の中で忘れられないページに書かれる選手として、クラブにとって重要なゴールを何度も決めた選手として、ネドベドを見ることになるだろう。ネドベドは8年間、最大の努力をしてピッチでプレーし、11番のユニフォームと献身的なプレーはすべてのユベントスのファンにとって思い出になるだろう。ユベントスはネドベドと強い関係であり続けることを望むし、彼のカリスマと経験がユベントスに大きな満足を与えるだろうことに感謝をしている」と返している。

Pavel and Juventus, a fantastic story which lasted eight years(Juventus Official Website)

Like all beautiful stories, even the one featuring Juventus and Pavel Nedved has come to an end. It was a fantastic story which lasted 8 seasons and which is rich in satisfaction for both parties.

Nedved joined Juventus from Lazio at the beginning of the 2001/02 season. Lazio was the team that brought him to Italy and with him won a scudetto, 2 Coppa Italia, 2 Italian Super Cups, a Cup Winners Cup and a UEFA Cup.

In black and white his trophy cupboard added to its content. As from his first season he contributed to the winning of the scudetto after coming from behind Inter. His unforgettable goal against Piacenza two days from the end of the season re-opened the title race.

The 2002/03 season was even richer in satisfaction: another tricolour and a Champions League final against Milan which he missed due to suspension. Notwithstanding this he still won the golden ball 2003 which he more then deserved.

After the Lippi era, with Capello as coach, he contributed to two scudetto won on the field and then revoked. He was amongst the bianconeri who decided to stay with the club even during the season spent in Serie B and with his performances and his goals helped to bring Juventus first back into the Serie A and then into the Champions League.

Tomorrow’s match against Lazio will be his 326th appearance in which he scored 65 goals. The numbers say much (but not all!) about Pavel Nedved and what he has meant to Juventus.


ユベントスの主役のひとりであるネドベドはラツィオ戦を最後に舞台を降りる。彼はユベントスにすばらしいタイトルをもたらしてくれた素晴らしい選手である。そして、ファンタスティックな物語はひとまず幕を下ろすことになる。と最大の賛辞を送っている。

昨日の記事については、オフィシャルでの裏付けが最後までとれず、現役続行か引退かでかなり記事を探していたのだが、オフィシャルの発表で引退が決定となった。

ずっとユベントスの左サイドのダイナモだったネドベドだが、わずか8年間だった。もっと長くプレーしていたと思っていたのだが、あっという間だったね。

彼が幼なじみのイヴァーナさんを大事にするあまり、パーティーに出席することよりも家族で食事をするほうが好きだとか、趣味は走ることだとか、炭酸が好きでラツィオに移籍したときの契約金で炭酸を買い占めたとか。そういういろんな逸話を知っている。そんなエピソードも、ピッチの上で獰猛なまでにボールを追いかける姿も本当に好きだった。

来季からピッチの上でネドベドの姿を見られないと思うと本当に寂しいね。

誰にでも引退のときは来るものだけど、もう少し彼にふさわしい時期であってほしかった。

2009年5月30日土曜日

ネドベドは引退を撤回、ユベントスと1年契約延長!!

今シーズン限りの引退を表明していたパベル・ネドベドは来シーズンも契約を延長し、ビッグイヤーに向けてプレーをする決断をした。

Nedved Extends For One Year With Juventus - Report(Goal.com)

The Czech midfielder had a meeting with the club yesterday and for the joy of his fans, it was decided that he will not retire at the end of this season.


ネドベドは昨日のうちにユベントスとの話し合いを行い、今シーズン終了後の引退を撤回したという。

According to juventusnews.tk, it has been reported that Juventus midfielder Pavel Nedved will continue running on the playing fields for another season following a meeting with his club, who managed to convince him not to retire and instead accept a one-year deal extension.

Nedved is expected to receive around €1.7 million, including bonuses tied to the number of appearances he will make next term.

The 36-year-old had announced that he would retire at the end of this campaign and in fact, following the elimination from the Champions League, he had stated that one of his biggest regrets was that he never won the trophy with the big ears.

However, now he will have another shot at glory as he will have the opportunity to fight another season in Europe's most prestigious competition and maybe finally make his dream come true.


ユベントスのオフィシャルではまだ発表されていないが、ネドベドはボーナスを含んで170万ユーロ(約2億3000万円)の年俸で1年間の契約延長をおこなったという。

ネドベドは一度累積警告により、ファイナルの舞台を棒に振ったことがあり、バロンドールと引き替えにしてもビッグイヤーがほしいと言った彼の夢は引退により途絶えたかと思われていた。

しかし、この契約延長でユベントスともう1年、ヨーロッパの舞台で戦うことが決まり、彼の夢は叶うかもしれない。

ユベントスはファビオ・カンナバーロヂエゴの獲得をしており、ヤクインタとも2013年まで契約延長をする見込み。

さらに戦術の充実を図ってブランとセッコが動いており、監督もリーグアンボルドーを率いて優勝争いをしているブランかセリエBバーリを優勝に導き昇格させた元ユベントスのカピターノでもあるコンテの就任に動いている。

フェラーラがアッズーリのアシスタントコーチに就任するため、専任を求めるユベントスは監督探しにも奔走しているわけだ。

そんな勝てるチームへの変貌をしているなか、ネドベドの1年契約延長は大きな力となるだろう。

ネドベドがファイナルでサンチャゴ・ベルナベウの地を踏むことができるように祈りたい。

2009年5月29日金曜日

チリの猛攻、ベルギーのカウンターでドロー!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2 Chile vs. Belgium @ Fukuda Denshi Arena
Chile:Medel 23
Belgium:Roelandts 16

Belgium 2.50 draw 3.30 Chile 2.50(bwin)

チリは赤、青、青のファーストジャージ。システムは4-2-1-3。

Chile (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2)
 Paredes  
Orellana Puch
 Valdivia 
Millar Iturra
Cereceda Medel
Estrada Jara
 Pinto 


ベルギーは白一色のセカンドジャージ。システムは4-1-4-1。

Belgium (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 2)
 Roelandts 
Pocognoli Mujanji
MartensHaroun
 Simons 
DaemsSwerts
VermaelenAlderweireld
 Stijnen 


前半。チリのキックオフ。

15分、ベルギー先制。右サイド深い位置のからポコニョリが大きくサイドチェンジ。ムヤンジがヘッドで潰れて、ローランツが左足でGKピントを弾いてゴール。0-1。

ベルギーのカウンター。ポコニョリのロングフィードからムヤンジが潰れながらもヘッドで前線に流し、ローランツが左足でピントを破ってゴール。

19分、チリ。中盤でボールを持ったパレデスがミドルを撃つがGKスティーネンがセーブ。プッチが詰めるがオフサイド。

パレデスが中盤でフリーで持つと思いきったミドル。強烈なシュートだったが、スティーネンがセーブ。

22分、チリ同点。バルディビアからのパスを受けたオレジャナがドリブル突破からミドル。こぼれたところをメデルが左足でGKスティーネンを破ってゴール。1-1。

バルディビアからパスを受けたオレジャナがドリブル突破。DFを引きつけてのシュートがこぼれたところにメデルが拾ってのシュート。ゴール左隅に決まってゴール。

31分、チリ。イトゥーラに代えてフエンテスを投入。

イトゥーラの負傷による交代。フエンテスがCBに入り、エストラーダが中盤に。

37分、ベルギー。右サイドでポコニョリがマルテンスとのワンツーで抜けだし、ミドル。大きく枠の上。

ポコニョリがマルテンスを上手く使って中央に抜けだしたが、シュートは枠をとらえられず。

アディショナルタイムは2分。

46分、チリ。バルディビアから左サイドのオレジャナへのパス。オレジャナのクロスにパレデスが頭を合わせるが枠の上。

どんぴしゃりのクロスだったが、枠に押し込むことができなかった。

前半はこのまま終了。1-1で折り返し。

45分、チリ。プッチに代えてボセジュールを投入。

ボセジュールは左サイドに。オレジャナが右サイドに。

45分、ベルギー。ダームスに代えてドゥラートを投入。

ドゥラートもレフトバックにそのまま入るかたち。

後半。ベルギーのキックオフ。

47分、ベルギー。マルテンスが中盤からドリブル突破。シュートを撃つがブロックされる。

マルテンスがテクニックを見せて前線まで持っていくがシュートコースは完全に塞がれていた。

48分、チリ。バルディビアからボセジュールへのパス。ボセジュールがそのままシュートを狙うがGKスティーネンがセーブ。

ボセジュールが深くえぐって角度のないところからシュート。スティーネンがセーブ。

52分、チリ。エストラーダのCK。バルディビアとのワンツーを使ったショートコーナーからエストラーダがミドル。GKスティーネンが弾いたところにパレデスが詰めるがこれもGKスティーネンがセーブ。

エストラーダの強烈なシュートを前に弾いたスティーネンだったが、パレデスのシュートもセーブ。

53分、ベルギー。マルテンスからのパスに最終ラインに抜けだしたムヤンジがシュートを撃つがGKピントがセーブ。

マルテンスのパスに抜けだしたムヤンジが狙うがピントがじっくり構えてセーブ。

55分、チリ。バルディビアに代えてレアルを投入。

バルディビアのプレーはよかったのだが。

56分、チリ。メデルに代えてフエンサリダを投入。

同点ゴールのメデルに代えてスピードがあるフエンサリダに。

59分、チリ。左サイドからオレジャナのクロス。抜けたところを右サイドからフエンサリダが放りこむがGKスティーネンがキャッチ。

フエンサリダのクロスはシュートだったか。

68分、ベルギー。マルテンスのCK。ファーでドゥラートがヘッドを合わせるがGKピントが片手で弾き出す。

ジャストミートのヘッドだったが。ピントのファインセーブ。

70分、ベルギー。中盤でボールを受けたムヤンジがそのままミドル。GKピントがセーブ。

ムヤンジがノーモーションに近い感じでミドル。ピントがファインセーブ。

74分、ベルギー。ポコニョリに代えてナインゴランを投入。

ナインゴランはそのまま右サイドかなあ。

75分、チリ。エストラーダから左サイドのボセジュールへのパス。深くえぐってのクロスにレアルが頭を合わせるが浮いてしまう。

エストラーダのパスは針の穴を通す完璧なコントロールでボセジュールへ。クロスにパレデス、レアルと飛びこむがきれいには合わず。

80分、チリ。パレデスに代えてガサレを投入。

パレデスは負傷による交代。

81分、ベルギー。ムヤンジから右サイドのスウェルツに振っての戻し。ムヤンジがループでGKピントの頭の上を狙うが枠をとらえられず。

右サイドで小さなパスを回してからのチャンスメイク。ムヤンジがフリーになってシュートを撃つが決めきれず。

82分、ベルギー。マルテンスに代えてフイセヘムスを投入。

マルテンスのテクニックは見事だった。

84分、ベルギー。ムヤンジのCK。ファーでフリーになっていたアルデルウェイレルドがヘッドを叩きつけるがGKピントが片手で弾き出す。

アルデルウェイレルドは完全にフリー。余裕を持ってヘッドを叩きつけたが、ピントに阻まれる。

89分、チリ。左サイドエリア角付近からのFK。エストラーダがゴール前に放り込むがわずかに合わず。

直接狙った可能性もあるが、わずかに右に外れた。左足では狙いづらい位置だったのだが。

90分、ベルギー。ムヤンジに代えてボッセンを投入。

ムヤンジは1アシストの活躍。

アディショナルタイムは3分。

ゲームはこのままタイムアップ。1-1のドロー。

ベルギーは北京五輪の代表チームをテストするつもりで連れてきているのだね。オリンピック4位のチームというのは若手とは言え、侮れないかなあ。

ベルギー代表は半数近くが代表キャップ0!! 圧勝が条件の岡田は中村俊輔を強行出場させるとコメント

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Belgium @ National Stadium 31st May 2009

キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!
ベルギー代表チーム 来日メンバー
(日本サッカー協会)

GK
オリビエ・ルナール Olivier Renard
1979.05.24 185/80 KVメケレン

スティーン・スティーネン Stijn Stijnen
1981.04.07 182/80 クラブ・ブルージュ

ブライアン・バンデンブッシェ Brian Vandenbussche
1981.09.24 193/85 ヘーレンフェーン(オランダ)

DF
ティミー・シモン Timmy Simons
1976.12.11 184/78 PSVアイントホーフェン(オランダ)

フィリップ・ダームスFilip Daems
1978.10.31 180/80 ボルシア・メンヘングラッドバッハ(ドイツ)

ヒル・スウェルツ Gill Swerts
1982.09.23 178/75 AZアルクマール(オランダ)

トマス・ベルメーレン Thomas Vermaelen
1985.11.14 190/77 アヤックス(オランダ)

セバスティアン・ポコニョリ Sébastien Pocognoli
1987.08.01 180/76 AZアルクマール(オランダ)

トビー・アルデルウェイレルド Toby Alderweireld
1989.03.02 185/78 アヤックス(オランダ)

MF
ケビン・ローランツ Kevin Roelandts
1982.08.27 182/75 ズッテ・ワレーゲン

ファリス・ハルン Faris Haroun
1985.09.22 185/76 KFCジェルミナル・ベールスコット

ムッサ・デンベレ Moussa Dembélé
1987.07.16 182/78 AZアルクマール(オランダ)

リッチー・ドゥラート Ritchie De Laet
1988.11.26 180/77 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)

FW
ステイン・フイセヘムス Stein Huysegems
1982.06.16 185/78 KRCゲンク

マールテン・マルテンス Maarten Martens
1984.07.02 182/76 AZアルクマール(オランダ)

ラジャ・ナインゴラン Radja Nainggolan
1988.05.04 185/80 ピアチェンツァ(イタリア)

リッチー・キトコ Ritchie Kitoko
1988.06.11 182/79 アルバセーテ・バロンピ(スペイン)

ヨアヒム・ムヌンガ Joachim Mununga
1988.06.30179/75 KVメケレン

イエル・ボッセンJelle Vossen
1989.03.22 180/72 KRCゲンク

ビア・ムヤンジBia Mujanji
1989.08.12 177/75 RSCシャルロワ


代表キャップ0の選手が9人。一桁の選手が5人。3月、4月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に出場した選手はスティーン・スティーネン、ティミー・シモン、フィリップ・ダームス、ヒル・スウェルツ、トマス・ベルメーレン、セバスティアン・ポコニョリ、ムッサ・デンベレの7人だけ。このメンバーの全員の得点はわずか9点。デンベレが5点、シモンが3点、スウェルツが1点という内訳だ。

来日するベルギー代表メンバー20人は完全な2軍といえる。ファン・ブイテンもコンパニーもゴールもソンクも来ない。もちろん、同じ日に最終戦があるリーグもあるから来られるわけではないのだけど。

テスト的なメンバーで来日したベルギーに対し、岡田は中村俊輔を強行出場させるという。

岡ちゃん 俊輔を強行起用…本人は慎重(デイリースポーツ)

日本代表の岡田武史監督(52)が28日、キリン杯ベルギー戦(31日・国立)で右こ関節痛の日本代表MF中村俊輔(30)=セルティック=を強行起用する考えを明かした。

チリ戦が行われた大阪から帰京した岡田監督は、宿舎入りした中村俊と会談して負傷の状態を確認。「以前より(患部は)いいようだ。明日の練習をやってみて、ベルギー戦は90分か短い時間の方がいいか判断する。もちろん無理はさせたくないが、できるんであればやってもらいたい」と起用プランを明かした。

中村俊自身は「ベルギー戦に出て悪くなるなら意味がない」と6月6日・W杯最終予選ウズベキスタン戦に最良の状態で臨むことを希望。帰国後も2日間休んだだけで疲れは残っているが、指揮官の信頼は不変だ。


つまりはベストメンバーで戦うということ。そんな意味がないにも関わらず。中村俊輔中心のチームを作ってしまうと中村がいなくなってしまったときに困ることになる。イエローの累積もあるし、怪我もある。そんなことは絶対にないとは言い切れないはずだ。

中村俊輔不在でチリ2軍を粉砕したのなら、ベルギー戦も新戦力を試すべきではないのか。

岡田のチキンぶりがはっきり出ていると言わざるを得ない。

勝って当たり前の相手に勝つこと。それが試されるときに、若手を登用できないのなら、ジーコと同じでしかない。そんなことも理解できないのだろうか。

2009年5月28日木曜日

日本の課題はサイドアタックの欠乏と中村俊輔の合流か

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1 Japan 4-0 Chile @ Nagai Stadium
Japan:Okazaki 20,24,Abe 52,Keisuke Honda 92

チリ戦後 岡田監督会見
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

今日の試合ですが、選手によっては中2日で疲れがかなりあり、練習も実質1日という中で、チリという非常にタフでアグレッシブなチームとやれる。そういう試合で、われわれはどれだけタフにできるか。そのような状況でどれだけ勝利することにこだわれるか。そうしたことを選手に問いかけてスタートしたんですが、相手に対して尻ごみせず、下がらずに戦ってくれました。

自分たちのやろうとしていることを自信を持ってやってくれた、ということに関してはものすごく満足しています。その中で、チリに1対1でやられる場面、それから横パス、バックパスを取られて大ピンチになることが3、4回あったと思います。それとともに、チリの特に右からのアーリークロス、あれなんかはまねしたくなるくらいでした。自分たちにとって財産になっていく試合だったと思います。チリがあれだけアグレッシブだったおかげで、われわれもいろんなことが分かった、プラスになった、そんな体験だったと思います。


相手はチリのベストメンバーではなかった。日本も中村俊輔大久保、田中達也、闘莉王、内田、長友がいなかったわけだが、チリは3月4月のW杯南米予選のときに招集されたメンバーで来日したのは5人だけ。ほぼ国内組で固めたメンバーで、日本にとっては格下といっていい相手だった。

チリは確かにアグレッシブだったが、守備のプレスに連動は感じられず、簡単に叩くことができた。こういう叩くとかさばくといったプレーは日本がもっとも得意とするところ。以前はプレスがかかった時点でパニックになっていたが、それが減少したことはプラスといえばプラスなのだろうが。

横パスやバックパスをとられてピンチになるというのは、毎回言われる課題。何度も合宿をやりながらそこを修正できていないのは岡田の能力には限界があるのではないか。バックパス禁止という犬飼発言ではなく、状況をきちんと判断して、横パス、バックパスでも相手にとられない確率が100%ならビルドアップとして使うという約束事ができていないということだろう。

サイドでやられていたことに対して、岡田はまったく気にかけていないが、本戦になるとサイドで崩されることが多い。真ん中にどれだけ自信があるのか知らないが、あれだけサイドからえぐられたときに中央に決定力があるストライカーがいれば簡単に決められてしまう。

実際、スアソがいればスコアは逆だったかもしれないのだ。

――試合開始と同時に、中村憲を中心に素早く相手にプレッシャーをかけていたが、あれは監督の指示だったのか? それから岡崎のストライカーとしての資質をどう考えるか?

プレッシャーをかけるのは今日に限ったことではないです。立ち上がりで遅れた面があって、フリーでサイドで持たれていたので、もう少し下がらずにと。これは今日に限らず、ずっと言い続けていることです。

岡崎については、彼の特徴である裏に飛び出していくプレーを出してくれました。彼のストライカーとしての素質というのは、クロスボールにニアに飛び込んで行く、待っていない、そして守備もできる。ある意味、ストライカーらしいストライカーだと思っています。


左サイドに置いた岡崎をストライカーとしてとらえているということは実質サイドアタックを捨てているということだろう。

FWに行くほど先細りになるこのシステムでは相手の両サイドのフルバックに対してプレスはかからないし、相手が高い位置でサイドからアタックをかけると両サイドのフルバックからのアタックは抑えられる。攻撃のパターンは真ん中しかなくなり、相手は守りやすくなる。スルーパスはそうそう通るものではないし、裏への抜けだしもスピードがなければ簡単には決まらない。

攻撃のパターンが中央突破とセットプレーしかない日本はそれほど怖くはない。それが世界の列強がスカウティングして出した結論ではないか。

試合後 チリ代表ビエルサ監督会見
キリンカップサッカー2009
(スポーツナビ)

今日の試合、われわれは苦労した。なかなかボールを持たせてもらえなかったし、前線に運ぶこともできなかった。今日はゾーンディフェンスという形を採ったが、守備が不十分で不正確だった。(敗因は)それに尽きると思う。またFWにはいくつかのチャンスはあったが、それがゴールにつながらなかった。決定力がなかったと言える。


何度かサイドを破り、チャンスを作りながら不十分だたというビエルサ。コンディションも不十分でアウェイ。前線にはレギュラークラスはオレジャナくらいというなかで、決定力不足は響いた。守備をゾーンにしたということだが、これはオプションなのか、それとも新しく試したのかはわからない。記者にはこの部分を突っ込んでほしかったのだが。

――チリは昨年も東京で試合をして0-0だった。今回はかなり結果に差があるが、その原因は何だと思うか? 日本が良くなったのか、それとも自分たちのミスによるものなのか?(チリ人記者)

昨年との比較ということだが、去年の試合からずいぶん時間が経過していて記憶は確かではない。ただ、今日の試合に関しては、日本はボール回しが素早く、相手からボールを奪うことがなかなかできなかった。効率的に攻撃できなかったためにゴールにつながらなかったと思う。それから日本は、自分たちのチャンスを生かしてそれが得点につながったわけだが、われわれチリも日本のように自分たちのチャンスを生かしていれば、もしかしたら同点に終わっていたかもしれない。今日はいずれにせよ、日本の方が力は上だった。


チリ人記者は2軍メンバーでもベストの日本と引き分けたじゃないかと言いたかったわけだろうが、同じ手は何度も通用しないのはサッカーでは当たり前のこと。引き分けでよかった前回とは違い、今回はゴールを狙いにいくという狙いもあったに違いない。スアソ、マルク・ゴンサレスがいない中で、FWの底上げはチリの命題でもある。決定力がないことはサッカーでは致命的だ。日本より、チリのほうに収穫があったゲームだったともいえる。

逆境で得た自信 (1/2)
キリンカップ2009 日本代表 4-0 チリ代表
(スポーツナビ)

それにしても、何とトピックスの多いゲームであったことか。2度もネットを揺らした岡崎の得点感覚。オランダで輝きを増した本田の代表での覚醒。18歳とは思えぬ山田の積極的なプレー。久々にトップ下で起用された中村憲の存在感。そして地味に刻まれた山口の初キャップ。いずれも素晴らしいものであったことは言うまでもない。だが、この日の一番のトピックスは、もっと別のところにあるように私には思える。そのヒントは、岡田監督の以下のコメントに求められよう。

「(試合が)2カ月ちょっと空いて、われわれのコンセプト(を確認するの)が、実質前日練習とあとはミーティングだけでした。それだけで、まったく違和感なくできるようになっていた。(中略)ベースがしっかりできてきたなと」

「少々けが人が出ても、全員がいつでも行けるような、チームが勝つために戦うという、ひとつのチームになってきている感じはしています」

思えば当初、このチームは「中村俊ありき」のチームであった。それが1年以上を経て「素早いパス回し」「攻守の切り替え」「ボールを奪われたら奪い返す」といったコンセプトがチームに浸透し、今日の試合では中村俊不在であっても十分にチームとして機能することを証明して見せた。そればかりか、ほとんどコンビネーションの確認をする機会がなかった新戦力に対しても、その持ち味を発揮できるような“配慮”さえ見せていたのである。それは、以下のコメントからも伺える。

「周りの人たちが(バランスを)見てくれていたので、自分は走り回ってかき回すことを考えた」(山田)

「戸惑いはなかった。誰かがポンと入っても、スムーズに機能している」(山口)

これに「こっちが合わせたというより、周りが合わせてくれた」という本田のコメントを加えれば、さらにポイントは明確になる。

これまでは、指揮官のコンセプトを実践し、中村俊の要求に応えることで精いっぱいだったチームが、今では誰が入っても問題なく機能するチームに進化したのである。最終予選の残り3試合、そして来年の本大会を想定するにあたり、今日のこの結果はチームを、そして彼らを見守る私たちを、大いに勇気づけるものであったと言えよう。おりからの新型インフルエンザ騒動による不安、そして相続く負傷離脱。逆境の中で始動した日本代表であったが、図らずもここ大阪で、極めて大きな自信を得ることとなった。


ただ、別の問題があるのも事実。チリではなく、日本のほうに問題がある。

チリ戦では機能した攻撃が、中村俊輔が入ることで機能しなくなる可能性もあるのだ。本田圭佑、岡崎のポジションチェンジと中村憲剛が前後に動くことで、中央突破に偏りながらも交通渋滞は避けられていたのだが、中村俊輔が戻ってくることで、交通渋滞が再び引きおこされる可能性がある。

2列目に中村俊輔、大久保、本田圭佑と並べれば全員が中央でプレーしたがる選手であり、そこでプレーエリアが重なって停滞が起こる。そうなれば、攻撃に支障をきたすことは間違いない。

中村俊輔の合流はベルギー戦からというが、そこで大勝というなら、中央突破に関しては大丈夫ということになるだろう。

UEFA Champions League Final 27th March 2009

UEFA Champions League Final Barcelona 2-0 Man. United @ Stadio Olimpico - Rome - Italy
Barcelona:Eto'o 10,Messi 70

Barcelona 15/8 draw 11/5 Man Utd 17/10(William Hill)

バルセロナはブラウグラナのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Barcelona (UEFA Champions League Final)
 Messi 
HenryEto'o
IniestaXavi Hernández
 Busquets 
SylvinhoPuyol
PiquéYaya Touré
 Víctor Valdés 


ベンチメンバーはGKピント、カセレス、グジョンセン、ボージャン・クルキッチケイタ、ペドロ・ロドリゲス、ムニエサ。

マンチェスター・ユナイテッドは白一色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Manchester United (UEFA Champions League Final)
Cristiano RonaldoGiggs
RooneyJi-Sung Park
AndersonCarrick
EvraO'Shea
VidićFerdinand
 Van der Sar 


ベンチメンバーはGKクシチャク、ベルバトフ、ナニ、スコールズ、ラファエウ・ダ・シルバ、エヴァンス、テベス

ボールポゼッションはバルセロナ52%、マンチェスター・ユナイテッド48%、ショッツオンゴールはバルセロナ8、マンチェスター・ユナイテッド2、ショッツワイドはバルセロナ2、マンチェスター・ユナイテッド9、ブロックドショッツはバルセロナ1、マンチェスター・ユナイテッド1。

Stylish Barcelona take United's crown(uefa.com)

ユナイテッドは序盤のチャンスを生かせず、先制されてからはミスパスが目立ち、攻撃のかたちを作りきれなかった。後半はファールを連発して自滅。

バルセロナはユナイテッドの猛攻を凌ぐとイニエスタエトーのラインで先制。その後もゲームをコントロールしてユナイテッドにチャンスを作らせず。最後はメッシのゴールでとどめを刺した。

2009年5月27日水曜日

バルセロナがマンチェスター・ユナイテッドを下し3度目のヨーロッパ戴冠

UEFA Champions League Final Barcelona 2-0 Man. United @ Stadio Olimpico - Rome - Italy
Barcelona:Eto'o 10,Messi 70

Barcelona 15/8 Draw 11/5 Man Utd 17/10(William Hill)

バルセロナはブラウグラナのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Barcelona (UEFA Champions League Final)
 Messi 
HenryEto'o
IniestaXavi Hernández
 Busquets 
SylvinhoPuyol
PiquéYaya Touré
 Víctor Valdés 


ベンチメンバーはGKピント、カセレス、グジョンセン、ボージャン・クルキッチケイタ、ペドロ・ロドリゲス、ムニエサ。

マンチェスター・ユナイテッドは白一色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Manchester United (UEFA Champions League Final)
Cristiano RonaldoGiggs
RooneyJi-Sung Park
AndersonCarrick
EvraO'Shea
VidićFerdinand
 Van der Sar 


ベンチメンバーはGKクシチャク、ベルバトフ、ナニ、スコールズ、ラファエウ・ダ・シルバ、エヴァンス、テベス

前半。バルセロナのキックオフ。

1分、マンチェスター・ユナイテッド。左サイドエリア角付近からのFK。クリスティアーノ・ロナウドが狙うがGKヴィクトール・バルデスがセーブ。こぼれ球をパク・チソンが狙うがピケがクリアしてCKに。

クリスティアーノ・ロナウドの強烈なシュート。こぼれ球にパク・チソンが詰めるがクリアされた。

6分、マンチェスター・ユナイテッド。キャリックからパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドがミドルを狙うがゴール右に外れる。

相変わらず強烈なシュートを撃つ。強引なドリブルの他に選択肢も増えた。

8分、マンチェスター・ユナイテッド。左サイドでエブラ、パク・チソンとつないで最後はクリスティアーノ・ロナウドのシュート。ゴール右に外れる。

角度的にヴィクトール・バルデスは届かなかった。

9分、バルセロナ先制。ドリブルで上がっていったイニエスタのパスをエリア内で受けたエトーが中央に切れ込みながら、右足のアウトでGKファン・デル・サールを抜きゴール。1-0。

イニエスタのパスを受けたエトーが右サイドから切れ込みながら右足のアウトで押し込んだ。

15分、バルセロナ。クリスティアーノ・ロナウドをファールで止めたピケにイエローカード。

抜かれていたら完全に1点だっただけに、イエローで済んでよかったというべきか。

16分、マンチェスター・ユナイテッド。ゴール正面右からのFK。ギグスが直接狙うが枠の上。

ギグスが左足で狙うがゴールを脅かすものではなかった。

18分、バルセロナ。右サイドから中に切れ込んできたメッシがミドル。わずかに枠の上。

ボールを持ったメッシがドリブルで中に切れ込みながらのシュート。わずかにクロスバーを超えた。

26分、バルセロナ。左サイドエリア角付近からのFK。シャビが直接狙うがわずかにゴール左に外れる。

バルセロナのFKの精度はそれほど高くないが、ファン・デル・サールを脅かすシュートだった。

44分、バルセロナ。スローインを受けたメッシが左サイドを駆け上がってのクロス。GKファン・デル・サールが抑える。

メッシの高速ドリブルで一気に左サイドを切り裂いてクロスを送るが、中には誰も飛び込めなかった。

アディショナルタイムは1分。

このまま前半終了。1-0とバルセロナリードで折り返し。

ボールポゼッションはバルセロナ53%、マンチェスター・ユナイテッド47%、ショッツオンゴールはバルセロナ1、マンチェスター・ユナイテッド1、ショッツワイドはバルセロナ2、マンチェスター・ユナイテッド7、ブロックドショッツはバルセロナ1、マンチェスター・ユナイテッド0。

45分、マンチェスター・ユナイテッド。アンデルソンに代えてテベスを投入。

より攻撃的にテベスを入れてきた。

後半。マンチェスター・ユナイテッドのキックオフ。

48分、バルセロナ。シャビからのパスを左サイドで受けたアンリがドリブルで切り返しながらDFを外してシュート。GKファン・デル・サールがセーブ。

シャビからきれいにアンリに通り、アンリがドリブルで切り返しながらコースを作り、シュート。ファン・デル・サールがセーブ。

49分、バルセロナ。左サイドをドリブルで駆け上がったシウビーニョからのクロス。アンリが飛びこむがGKファン・デル・サールがクロスをキャッチ。

左サイドを駆け上がったシウビーニョからのクロス。アンリにどんぴしゃりだったが、ファン・デル・サールがキャッチ。

52分、バルセロナ。ゴール正面左からのFK。シャビが直接狙うがポストに嫌われる。

ファン・デル・サールも届かない右の隅を狙ったシュートだったが、ポスト直撃。

65分、マンチェスター・ユナイテッド。パク・チソンに代えてベルバトフを投入。

これでストライカー3人。ルーニー、テベスが下がり目だけにベルバトフのポストを生かしたい。

70分、バルセロナ追加点。プジョルの持ち上がりからエトーにスイッチ。弾き返されたところをシャビが拾ってのクロス。ファーでメッシがヘッドを合わせてゴール。2-0。

プジョルの怒濤の上がりからのチャンスメイク。エトーのクロスの跳ね返りをシャビが拾って完璧なクロスをあげた。メッシは押し込むだけでよかった。

71分、バルセロナ。アンリに代えてケイタを投入。

アンリは左サイドから決定機に絡んだが決めきれなかった。

71分、マンチェスター・ユナイテッド。右サイドに開いたベルバトフの持ち上がりからのクロス。ギグス、クリスティアーノ・ロナウドが狙うがブロックされる。

右サイドからベルバトフが突破。クロスにギグス、クリスティアーノ・ロナウドが狙うが決めきれず。

73分、バルセロナ。右サイド高い位置からのFK。シャビのボールにプジョルが飛びこむがGKファン・デル・サールがキャッチ。

プジョルが倒されて得たFK。プジョルにどんぴしゃりだったが、ファン・デル・サールの正面。

74分、マンチェスター・ユナイテッド。ギグスに代えてスコールズを投入。

ギグスの出来はそこそこだったが。

77分、マンチェスター・ユナイテッド。プジョルへのファールでクリスティアーノ・ロナウドにイエローカード。

ボールが外に出たあとでプジョルへファールをしたことへのカード。

78分、バルセロナ。エトーの持ち上がりからイニエスタにパス。イニエスタが狙うがGKファン・デル・サールがセーブ。

スコールズのファールからアドバンテージをとり、バルセロナのチャンスだったが、イニエスタのシュートはファン・デル・サールの正面。

79分、マンチェスター・ユナイテッド。ブスケッツへのファールでスコールズにイエローカード。

かなり危険なタックル。ブスケッツはしばらく立ち上がれず。

84分、バルセロナ。ゴール前でシャビ、エトー、シャビのパス交換から右サイドのプジョルへ。プジョルがシュートを撃つがGKファン・デル・サールがセーブ。

右サイドからフリーで飛びこんできたのはプジョル。シュートまで持ちこむが決めきれず。

アディショナルタイムは3分。

92分、バルセロナ。イニエスタに代えてペドロ・ロドリゲスを投入。

ゆっくりと時間をかけて選手交代。

92分、マンチェスター・ユナイテッド。メッシへのファールでヴィディッチにイエローカード。

ヴィディッチの気持ちはわかる。

ボールポゼッションはバルセロナ52%、マンチェスター・ユナイテッド48%、ショッツオンゴールはバルセロナ8、マンチェスター・ユナイテッド2、ショッツワイドはバルセロナ2、マンチェスター・ユナイテッド9、ブロックドショッツはバルセロナ1、マンチェスター・ユナイテッド1。

マンチェスター・ユナイテッドにチャンスがあったのは前半の9分までだった。3度はあった先制のチャンスをものにしていれば、違った結果になっていただろう。

その後はバルセロナがゲームをコントロール。マンチェスター・ユナイテッドは決定機を作ることすらままならず、イライラからファールを連発。ミスパスも目立ち、後半は自滅というかたちで潰れてしまった。

バルセロナはチャンピオンズリーグリーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイを制し、トレブル達成。1966/67シーズンのセルティック、1971/72シーズンのアヤックス、1987/88シーズンのPSV、1998/99シーズンのマンチェスター・ユナイテッドに続いてヨーロッパでは5チーム目の快挙。

バルセロナがフィーゴの問題でカンプ・ノウの2試合使用禁止処分を政治力で永遠に先延ばししていなければ、素直に祝福できるのだが。ペナルティを守れないというところはどうしても引っかかる。

忘れているわけではないだろうが、バルセロナ万歳ではなく、ペナルティはきちんと受け入れるという姿勢は持つべきだと思う。そのこと以外は完璧に近いクラブなのだから。

日本代表、実質2軍のチリに完勝!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1 Japan 4-0 Chile @ Nagai Stadium
Japan:Okazaki 20,24,Abe 52,Keisuke Honda 92

Japan 1.90 draw 3.35 Chile 3.65(bwin)

両国国旗、フェアプレー旗に続き、FIFA Anthemにのって両国選手の入場。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1)
 Tamada 
 Kengo Nakamura 
OkazakiKeisuke Honda
EndoHasebe
KonnoKomano
AbeNakazawa
 Narazaki 


チリは赤、青、白のファーストジャージ。システムは3-4-3。

Chile (Kirin Cup Soccer 2009 Matchday 1)
 Paredes  
Beausejour Orellana
Cereceda Estrada
ValdiviaMillar
Jara Medel
 Fuentes  
 Pinto 


前半。チリのキックオフ。

8分、日本。右サイドエリア付近からのFK。遠藤がボール前にあげてきたところ、本田圭佑がヘッドを合わせるがゴール左に外れる。

遠藤の精度の高いボールに本田圭佑が合わせるが枠をとらえられず。

10分、日本。玉田のドリブルから岡崎に当ててリターンをもらうと左サイドからエリアに切れ込んでそのままシュート。GKピントがセーブ。

玉田のドリブル突破。岡崎を使ってこぼれたところを拾って玉田がシュート。

12分、チリ。左サイドからボセジュールのクロスが抜けたところ、右サイドで拾ったオレジャナが深くえぐってのクロス。GK楢崎がキャッチ。

CKが2回続いたあとのスローイン。ボセジュールが左サイドを深くえぐってのクロス。抜けたところをオレジャナが入れ直すが楢崎がキャッチ。

15分、日本。駒野のクロスのこぼれ球を本田圭佑が拾い、岡崎がシュート。わずかにゴール右に外れる。

駒野のクロスは相変わらず誰にも合わない。本田圭佑が拾って岡崎に渡してのシュート。

16分、チリ。左サイドからボセジュールが突破。駒野を振りきってマイナスのクロス。パレデスが合わせるが力なく、GK楢崎がキャッチ。

ボセジュールが左サイドを突破してのクロス。パレデスの足元に入りすぎて強いシュートは撃てず。

18分、日本。右サイドエリア角付近からのFK。遠藤がゴール前にあげてきたボールにニアで岡崎が合わせるがGKピントがキャッチ。

遠藤のボールにニアで岡崎がジャストミートしたが、ピントの正面。

19分、日本先制。右サイドの中村憲剛からのフィード。前線で岡崎がポストになって本田圭佑に戻してのミドル。GKピントが弾いたところに岡崎が詰めて右足で押し込んでゴール。1-0。

岡崎がひとりでポストをこなし、本田圭佑が思いきったミドル。こぼれたところに詰めた岡崎は決めるだけだった。

23分、日本追加点。長谷部からのフィードを前線で中澤が収めて、中央の岡崎にパス。岡崎がトラップして切り返し、右足でGKピントを抜いてゴール。2-0。

長谷部からのカウンターをなぜかオーバーラップしていた中澤が受け、岡崎へのパス。岡崎が態勢を整えてピントを抜いた。

25分、日本。遠藤のCK。直接狙うがクロスバーに嫌われる。

遠藤のCKはクロスバー直撃。

37分、日本。中村憲剛が高い位置でボールを奪い、岡崎、玉田と渡るが、玉田のトラップが流れてGKピントがキャッチ。

中村憲剛のプレスからボール奪取。岡崎、玉田と渡り、玉田がフリーになるがシュートまでもっていけず。

38分、チリ。前線でミジャルがボールカット。引きつけて右サイドのオレジャナに出すが、オレジャナのシュートは枠の上。

日本の不用意な横パスをミジャルがカット。オレジャナは決定的なチャンスを吹かしてしまう。

39分、日本。玉田に代えて山田直輝を投入。

玉田の負傷による交代。

41分、日本。中村憲剛のボール奪取からのミドル。こぼれたところを左サイドで拾った本田圭佑がそのまま狙うがわずかにゴール右に外れる。

中村憲剛の前線からの守備でボールを奪って、本田圭佑のシュートにまで結びつけるがわずかにゴール右。

44分、チリ。ゴール正面右からのFK。エストラーダが直接狙うが枠の上。

エストラーダのFKの精度は今ひとつ。

アディショナルタイムは1分。

45分、日本。GK楢崎のゴールキックから岡崎がポストプレー。左サイドにこぼれたところを山田直輝が拾ってのクロス。岡崎が飛びこむがヘッドは枠の上。

ゴールキックからの手数をかけない攻めで岡崎のポストが効くようになってきた。

45分、チリ。バルディビアに代えてプッチ、メデルに代えてフエンサリダを投入。

前半ひどかったからね。戦術的な交代だろうね。

後半。日本のキックオフ。

47分、チリ。ミジャルのボールカット。オレジャナにスイッチして右サイドを上がってのアーリークロス。パレデスがヘッドを合わせるが枠をとらえられず。

中盤のプレスからボールを奪い、右サイドに展開。オレジャナのクロスにパレデスが合わせるが大きく枠の上。

48分、日本。右サイド高い位置からのFK。遠藤がマイナスに戻して中村憲剛がシュートを撃つがゴール右に外れる。

フリーだった中村憲剛に素早く渡してのシュートだったが枠をとらえられず。

51分、日本追加点。遠藤のCK。ニアに入り込んだ阿部がヘッドを合わせてゴール。3-0。

遠藤のCKにニアで阿部が競り勝ち、ヘッドでジャストミート。ネットに突き刺した。

55分、チリ。岡崎に後ろからタックルを仕掛けたフエンテスにイエローカード。

今野からのパスを受けた岡崎がフリー。フエンテスはカード覚悟だったのだろう。

59分、チリ。左サイドのスローインからボセジュールがドリブル突破。右サイドのオレジャナに渡してのシュート。こぼれ球をフエンサリダがクロスを送るが日本がクリア。

ボセジュールのドリブル突破は止められない。そこからのパスに日本は翻弄される。チリに決定力があればゴールは決まっていた。

60分、日本。遠藤に代えて橋本を投入。

ゲームメイクに徹していた遠藤がアウト。

62分、日本。GK楢崎からの前線へのフィード。中村憲剛が受けてそのままGKピントを引きつけてシュートを撃つがゴール右に外れる。

中村憲剛が受けた時点でチリのDFはふたり。ひとりを外し、ピントを引きつけて無人のゴールに流しこむだけだったが決めきれず。

66分、チリ。セレセダに代えてロハスを投入。

DFラインの交代。経験を積ませるための交代か。

70分、日本。岡崎に代えて矢野を投入。

岡崎は2得点の活躍。

TBSは相変わらず居酒屋解説でボールホルダーのことは何も言わないし、小倉隆史も相馬直樹もら抜き言葉ばかりで正しい日本語を話せない。画面を見ているしか、ピッチ上のことはわからない。ラジオには向かない実況だ。

76分、日本。長谷部に代えて山口を投入。

長谷部は帰国したばかりだからね。ちょっと引っ張りすぎかも。阿部を中盤にあげて、山口が最終ラインに。

81分、日本。ゴール正面右からのFK。本田圭佑が直接狙うが大きく枠の上。

宇宙開発でもしているのかというキック。

82分、日本。中村憲剛に代えて香川を投入。

中村憲剛はパスの散らし役として十分に力を発揮した。

88分、チリ。右サイドエリア角付近からのFK。エストラーダがゴール前にあげてきたボールが倒れた中澤に当たってコースが変わるがGK楢崎がキャッチ。

エストラーダのキックはようやく精度が高くなってきた。本番では使えないレベルではあるか。

アディショナルタイムは2分。

90分、チリ。ミジャルのドリブル突破からフエンテスが右に裁き、フエンサリダがシュートを撃つが枠をとらえられず。

チャンスメイクまでは完璧だったが、枠をとらえられず。

91分、日本追加点。GK楢崎からのロングフィード。左サイドで香川が落として、中央に。矢野が潰れ、山田直輝が右に流して、本田圭佑が左足を合わせてゴール。4-0。

前がかりになったチリをロングフィードで完全に崩してのゴール。本田圭佑は代表初ゴール。

ゲームはこのままタイムアップ。4-0で日本の勝利。

まあ、チリ代表はW杯南米予選を戦っているメンバーからヨーロッパ組はほとんど来ていない状態だし、初代表も多かったわけで実質的には2軍。

これくらいの圧勝をしなければ意味はないし。格上に勝ったというよりも、若手相手に順当勝ちというレベルの話だね。それでもサイドでは完全に負けていたわけだし、この部分が反省として出てこなければ、本戦ではやっぱり1勝もできずというレベルだろうし。

今日のチリが2軍という情報は結局出なかった。TBSは日本代表産業のために情報を隠したと言われても仕方がないだろうな。

チリの来日メンバーは若手中心!! 岡田のノルマは完勝のみ!!

Friendly Match Kirin Cup Soccer 2009 Japan vs. Chile @ Nagai Stadium 27th May 2009

キリンカップサッカー2009 ALL FOR 2010!
チリ代表チーム 来日メンバー
(日本サッカー協会)

GK
ミゲル・ピント Miguel Pinto
1983.07.04(25) 188/86 ウニベルシダ・デ・チレ

ネリー・ベロソ Nery Veloso
1987.03.02(22) 180/80 ウアチパト

DF
イスマエル・フエンテス Ismael Fuentes
1981.08.04(27) 175/77 アトラス・デ・グアダラハラ(メキシコ)

ホセ・ロハス Jose Rojas
1983.06.23(25) 177/79 ウニベルシダ・デ・チレ

ロベルト・セレセダ Roberto Cereceda
1984.10.10(24) 173/70 コロコロ

ゴンサロ・ハラ Gonzalo Jara
1985.08.29(23) 181/77 コロコロ

ガリー・メデル Gary Medel
1987.08.03(21) 170/75 ウニベルシダ・カトリカ

MF
ロドリゴ・ミジャル Rodrigo Millar
1981.11.03(27) 183/76 コロコロ

ブラウリオ・レアル Braulio Leal
1981.11.22(27) 173/68 ウニオン・エスパニョーラ

マルコ・エストラーダ Marco Estrada
1983.05.28(25) 187/78 ウニベルシダ・デ・チレ

ホルヘ・バルディビア Jorge Valdivia
1983.10.19(25) 175/71 アルアインFC(アラブ首長国連邦)

マヌエル・イトゥーラ Manuel Iturra
1984.06.23(24) 172/67 ウニベルシダ・デ・チレ

FW
エステバン・パレデス Esteban Paredes
1980.08.01(28) 180/81 サンティアゴ・モーニング

ジャン・ボセジュール Jean Beausejour
1984.06.01(24) 179/75 アメリカ(メキシコ)

ダウ・ガサレ Daud Gazale
1984.08.10(24) 180/77 コロコロ

ホセ・フエンサリダ Jose Fuenzalida
1985.02.22(24) 171/68 オヒギンス

ファビアン・オレジャナ Fabian Orellana
1986.01.27(23) 168/60 アウダックス・イタリアーノ

エドソン・プッチ Edson Puch
1986.04.09(23) 168/70 ムニシパル・イキケ


2010年W杯南米予選のペルー戦(3月29日)、ウルグアイ戦(4月1日)で招集されたメンバーのうち、今回来日するのは、GKミゲル・ピント、DFイスマエル・フエンテス、DFロベルト・セレセダ、MFマルコ・エストラーダ、MFマヌエル・イトゥーラ、FWジャン・ボセジュール、FWファビアン・オレジャナの5人。

もちろん、ヨーロッパのシーズンはまだ終わっておらず、チリはヨーロッパ組を招集できないということもあるが、フレンドリーマッチを国内でやるという意味はこのメンバーを見るともうなくなったといわざるを得ない。

第2次岡田監督体制の初戦と同じく若手主体のメンバーでの来日だ。日本代表はヨーロッパ組も招集してバリバリの1軍、チリは若手主体の2軍で戦い、ゴールレスドロー。試合内容もチリのほうがよかったことを考えれば、あれからどれだけ進歩しているかというのは注目ではある。

あのひどい試合を、圧倒できるだけのゲームに変えることができるなら、岡田にも少しは戦術眼があると思えるのだが。同じことを繰り返し、ポゼッションだけ、パスを回すだけというサッカーしかできないなら本戦出場を決めたら解任すべきだとぼくは考える。

2009年5月26日火曜日

ユベントスはジエゴとの5年契約をオフィシャルで発表!!

ユベントスはオフィシャルでブレーメンからヂエゴを5年契約で獲得したと発表した。

Diego in white&black(Juventus Official Website)

Juventus Football Club announces that the agreement with Werder Bremen for the acquisition of the registration rights of the player Da Cunha Diego has been finalized. Juventus and the player have signed a 5-year contract of employment starting from 1 July 2009.

The Brazilian midfielder, yesterday in Turin for medical check-up and for signing the agreement, went back to Germany where on Saturday May, 30th, will play the Germany Cup final vs. Bayer Leverkusen. Before going back to Brema he declared: «I’m enthusiastic of Juventus and proud of becoming part of such a prestigious club, a club I’ve been dreaming of since I was a little boy. After the experience in Portugal and in the Bundesliga I will have the chance to face a very high level soccer, in a difficult and very competitive championship. It’s the right time of my career to take such an important decision and I’m sure with Juventus I will be able to achieve great successes. But now I want to concentrate on Saturday’s final: I want to leave Werder’s supporters in the best way possible, because it’s also thanks to them if in these years I’ve grown up, so to deserve this new opportunity».


ヂエゴはメディカルチェックを受けたあとで、5年契約にサインをしている。

「名門クラブでプレーすることは小さい頃からの夢だった。ポルトガルスーペルリーガブンデスリーガの経験があり、高いレベルのサッカーにも順応できると思う。このキャリアは重要奈決定であり、ユベントスで大きな成功を勝ち取りたい。この数年で成長して、この契約に値することを証明したい」とコメント。

すぐにブレーメンに帰り、今は日曜日に行われるレバークーゼンとのドイツカップの決勝に集中するという。

Diego-Juve, è ufficiale
"Sognavo questo club"
(La Gazzetta dello Sport)

i costi — "La Juventus - informa il club - verserà nella casse del Werder Brema 24,5 milioni di euro in tre rate, garantite da fideiussione bancaria: 14 milioni l'1 luglio 2009, 5,5 milioni l'1 luglio 2010, 5 milioni l'1 luglio 2011. Il valore di acquisto potrà aumentare al massimo di altri 2,5 milioni, legati al raggiungimento di determinati obiettivi sportivi nei prossimi cinque anni".


2450万ユーロ(約32億5500万円)の移籍金は3年の分割で支払われることになる。さらに5年間の出来高として250万ユーロが支払われるという。

これだけの大金を叩いて獲得したヂエゴにユベンティーノの期待が集まるのは当然のこと。システム変更も考えなければならない。ヂエゴは適応能力は高いが、スペースのなさに戸惑いを見せるかもしれない。その部分は過去にも幾多の選手が経験したことであり、挫折しないように祈るしかない。

ユベントスの復活に向けて、力を貸してほしい。ヂエゴといえども、ひとりではなにもできない。チームとして強化されること、ソリッドな組織になること、そして戦うスピリットを持つこと。ファンとして期待したい。

中村の去就は決まらず、セルティックはストラカンの後任探しに奔走!!

中村俊輔の契約問題はさらに先送り。ロベルト佃氏との話し合いもうまくいかず、中村本人が「相談する必要がある」とコメントしたことで、昨日のうちに決定すると見られていた移籍問題はさらに時間がかかることになった。

そんな中で、セルティックが無冠に終わったことの責任をとってゴードン・ストラカンが辞任。さらにはセルティックはストラカンの後任、中村の後釜、新戦力と新しいシーズンに向かって動いている。

End of an era as gordon strachan leaves celtic(Celtic Official Website)

CELTIC Football Club today announced that Gordon Strachan has decided to stand down from his position as Football Manager.

The Celtic boss, who won six trophies in four years – three league titles, one Scottish Cup and two League Cups – and steered the club to the last 16 of the UEFA Champions League in two consecutive seasons, said today: “I have enjoyed my time immensely at Celtic and clearly I will be sad to leave this great club.

“As I have said before, Celtic is a special club, with special supporters. There is no club like it and it has been an absolute honour and privilege to be the club’s Manager for the past four years.


4年間で6つのタイトルを獲得したストラカンの辞任をオフィシャルで発表している。

ストラカンはセルティックは素晴らしいクラブであり、素晴らしいサポーターを持ち、監督として素晴らしい4年間を過ごしたとコメントしている。

Gordon Strachan had made up mind to quit Celtic before Helicopter Sunday showdown(The Daily Record)

Strachan had made up his mind well in advance of Sunday's drama and, after jetting off to his holiday home at the Spanish resort of La Manga yesterday morning, he phoned chief executive Peter Lawwell to inform him of his decision to stand down.

Strachan's mum Cathie said last night:"Gordon has asked us not to say anything but what I can say is that he told us of his decision to quit the club a few days ago.

"He's away on holiday for a few days to decide what to do next, and he was looking wonderful and really relaxed."

Now Lawwell, who jetted to London last night, has begun the search for a replacement, with former Celtic defender Mowbray and Burnley's Owen Coyle among the contenders.


4年間で3度のリーグ優勝、チャンピオンズリーグでも2度のベスト16と、セルティックを成功に導いたゴードン・ストラカン氏が辞任。家族にも相談しない決定で、タイトルを逃したことで、ファンの批判が高まっていたこともあり、責任をとったと見られている。

ピーター・ローウェル最高経営責任者はロンドンに飛び、後任監督として、WBAを指揮してプレミアから降格したセルティックOBのトニー・モウブレイ、プレミアに昇格を決めたばかりのバーンリーを率いているオーウェン・コイルと接触しているという。

Celtic midfielder Shunsuke Nakamura's farewell to the troops(The Evening Times)

SHUNSUKE NAKAMURA flew to Japan this morning, where he hopes to finalise his move back to Yokohama Marinos.

His agent, Robert Takuda, will have final talks with Celtic chief executive Peter Lawwell today.

But, despite the Parkhead club's best efforts to keep the door open for the 30-year-old midfielder, this meeting now looks destined to be no more than an exercise in sealing his departure.

International commitments will deny Naka the opportunity to say a final farewell to the Hoops supporters in Sunday's Tommy Burns Tribute Match.

advertisementBut, even before he headed back to Japan, speculation about a team-mate from the national team replacing him at Celtic had begun.

Wolfsburg midfielder Makoto Hasebe - who, like Naka and Koki Mizuno, is represented by Takuda - is a close friend of the Celtic pair and was their guest at the Co-operative Insurance Cup final win over Rangers in March.

Celtic have been aware of Hasebe for several months, and the fact he has not always enjoyed a regular game with Wolfsburg since moving there from Urawa Reds in 2007 has alerted several clubs to the possibility he could be available for a relatively modest fee.


中村俊輔は日本代表に合流するために、朝早くに日本に向けて旅立った。セルティックサポーターは中村にさようならをいうために日曜日に行われるTommy Burns Tribute Matchへの参加を中村に求めていたのだが、国際マッチのためにそれは無理だろうとのこと。

一方、セルティックは中村の代わりとして、ヴォルフスブルクで活躍している長谷部の調査を行っており、オファーを出すことを検討しているという。

Celtic Interested In Newcastle United’s Michael Owen - Report(Goal.com)

Newcastle United striker Michael Owen could be set for a move north, with Scottish champions Celtic reportedly interested in signing the 29-year-old.

Owen is out of contract at St. James’ Park this summer and, having refused the offer of a new contract at the club, looks set to leave at the end of the season.

The former Liverpool striker has endured a miserable season on Tyneside, scoring only eight Premier League goals as Newcastle battle to avoid the drop.


セルティックは前線の得点力をアップするために、今季限りでニューカッスルとの契約が切れるマイケル・オーウェンの獲得を目指しているという。怪我がちで最近は満足な結果を残せていない(今季は8ゴール)が、復活すればゴールを量産すると読んでいるのだろう。ニューカッスルも降格が決定しており、残留はないと見られている。

ヨーロッパのシーズンもひとつの季節が終わり、新しい季節へと移っていく。こうして深い情景もあるけれども、それもサッカーシーンのひとつだと思うと、少し寂しい気がするね。