ジローナと契約した日本人“Hiroshi”、リーガに異国の風を呼び込むか(スポーツナビ)
3日にノウ・スタディで行われるリーガ2部のカタルーニャ・ダービー、ヒムナスティック対ジローナを前に、試合に出場しないにもかかわらず注目を浴びている選手がいる。それは、ジローナが前日に3年半の契約を発表した17歳の日本人選手、指宿洋史だ。
193センチの大型FWは11月下旬に行われた約1週間のトライアルを経て、ジローナのラウル・アグネ監督から正式に合格のお墨付きをもらった。“Hiroshi(ヒロシ)”は1日に両親に伴われてジローナを訪れ、翌2日にはチーム練習に参加した。
トライアルを受けて合格したというのなら、戦力として認めてもらっているということだろう。育成ならもっと若い時期から行うし、17歳というのは外国人としてもぎりぎりの年齢だ。ポテンシャルが認められなければセグンダと言えども入団は難しい。
ジローナはすでに、指宿に高額な契約解除の違約金を設定したと言われているが、その金額は公表されていない。ジローナのスポーツディレクター、ハビエル・サラメロは、同選手の獲得について、次のようにコメントしている。
「ビジネスのために彼と契約したわけではないが、これは将来への投資だと考えている。彼の入団は、クラブにメリットをもたらすことになるだろう」
一方、アグネ監督は、同選手を即戦力として考えていることを明らかにしている。
「彼は時間つぶしのために日本から来たわけではない。まだ17歳とはいえ、彼はプレーしなければならないし、プレーすることになるだろう」
ジローナは首位サラマンカと勝ち点7差の暫定12位。怪我人が多くて駒が足りないジローナで指宿がデビューする日は近いかもしれない。
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