Serie A Matchday 19
Lazio vs.
Juventus @
Olimpicoラツィオはビアンコセレスティのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。Lazio (Serie A Matchday 19)
| Rocchi | |
Zarate | Pandev |
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Meghni | Dabo |
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| Ledesma | |
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Radu | Lichsteiner |
Rozehnal | Diakite |
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| Carrizo | |
ユベントスは青一色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。Juventus (Serie A Matchday 19)
Del Piero | Amauri |
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Nedved | Marchionni |
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Zanetti | Sissoko |
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Molinaro | Mellberg |
Ariaudo | Legrottaglie |
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| Manninger | |
ブッフォンは発熱で離脱、キエッリーニ、グリゲラも離脱で守備ラインに不安が残るユベントス。オリンピコに乗りこんでのラツィオ戦。中盤で素早くボールを奪ってショートカウンターでアタックをかけたいところ。
プリマ・テンポ。ラツィオのキックオフ。ラツィオが喪章を巻いているのは2007年11月11日に高速道路でユベンティーノと揉めていたラツィアーレのガブリエーレ・サンドリさんが警察官の誤射で亡くなったことだろうか。最近検証が行われたみたいだし。ユベントスは巻いていないし、キックオフ前の黙祷もなかった。
ゲームはボールが落ち着かず、まだどちらのペースとも言えない。最初のティーロはラツィオのダボだったけれども。
徐々にペースはラツィオに。ロングフィードでサイドをえぐり、アンゴロを2本。決定機は作れていないがアタッキングサードまで効果的に持ちこんでいるのはたしか。ユベントスはボールを持つと囲まれ、ファールで潰され、アタッキングサードまで効果的に持ち込めない。
ポゼッションは完全にラツィオ。ユベントスがプレスを積極的にかけないこともあって最終ラインで回して、両サイドのスペースを狙ってくる。
それにしてもアリアウドは線が細いね。こんなに細くてCBとして大丈夫なのかなあ。
24分、ラツィオ先制。左サイド高い位置からのプニツィオーネ。レデスマの左足はニアに飛び出したGKマニンガーの頭の上を越えて逆サイドのネットに突き刺さってレッテ。1-0。マニンガーはあわせてくると判断したのか。ニアに飛び出しすぎて頭を越されてしまった。
25分、ラツィオ。レデスマの浮き球にロッキが反応してティーロ。GKマニンガーが弾いたところにパンデフが詰めるが大きく枠の上。浮き球のパスでユベントスの最終ラインは置き去りに。ロッキのティーロはGKマニンガーが弾いたものの、リフレクトを叩かれた。枠の上でよかった。
29分、ユベントス同点。マルキオンニのアンゴロから中央でメルベリがヘッドを突き刺してレッテ。1-1。マルキオンニのアンゴロにメルベリがどんぴしゃりであわせてGKカリーソを破った。早いうちに追いついたことでペースを取り戻してほしいもの。
ネドベドがリヒトシュタイナーと競り合ったときに肘打ちをしたのではないかとラツィオの選手が抗議。リプレイで見るとたしかに肘が入っているのだけど。リヒトシュタイナーは外にでて治療中。
リヒトシュタイナーは鼻の上に絆創膏を貼って戻ってきた。鼻血が痛々しい。
41分、ラツィオ。ネドベドへのファールでダボにカルテリーノ・ジャッロ。ネドベドが抜いたところでレイトタックル。ダボがレジスタとして効いていただけにジャッロは痛いかも。
アディショナルタイムは2分。
ユベントスがアマウリのところにボールが収まらないのに対し、ラツィオはサラテのところでボールが収まっている。その点でポゼッションが大きく違うのだろうなあ。
ゲームはこのままプリマ・テンポ終了。1-1で折り返し。
ボールポゼッションはラツィオ60.6%、ユーベ39.4%、ショッツオンゴールはラツィオ4、ユーベ1、ショッツワイドはラツィオ2、ユーベ1、ブロックされたシュートはラツィオ0、ユーベ0。
セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。49分、ユーベ。デルピエロが落としたボールをシソコがドリブルで持ち上がってのティーロ。GKカリーソがセーブ。シソコが足の長いドリブルで一気にバイタルエリアにギャップを突いてティーロまで持ちこむがカリーソがセーブ。こぼれ球も抑えた。
ユーベはミスパスが多いのが相変わらず。前線にきちんとつながらない。サイドでボールが収まるラツィオとは対照的。
何度もメルベリのクロスに反応したアマウリがリヒトシュタイナーに倒された場面をリプレイで流している。リゴーレではないのかと。主審が目の前で見ていたからそういう判断ではないのだろう。
55分、ラツィオ。中盤のこぼれ球を拾ったサラテがドリブル突破。そのままティーロを撃つがゴール右に外れる。サラテのスピードに誰もついていけず、最終ラインはリトリートで精一杯。イタリア語ではザラテと言っているが、濁るのが正しいのかなあ。
57分、ユーベ。レデスマにファールをしたデルピエロのカルテリーノ・ジャッロ。レデスマがボールをキープしたところに足が入った感じで。ジャッロかなあというプレー。
ピッチの外ではジョビンコがアップ中。彼のドリブルは効くかもしれない。
62分、ラツィオ。メグニに代えてブロッキを投入。メグニは名前もよく出ていたし、効いていた気がするのだけど。スタミナ面だろうか。ブロッキも守備的といえば守備的だし。
66分、ユーベ。サラテをファールで止めたモリナーロにカルテリーノ・ジャッロ。アンゴロからのカウンターでサラテに渡るとピンチだっただけにこのファールは仕方がない。
70分、ユーベ。ザネッティに代えてマルキジオを投入。ザネッティは怪我明けということからかな。クリエイティブなマルキジオを投入。
70分、ラツィオ。ダボに代えてシルベストリを投入。ダボがかなりボールを散らしていただけにラツィオの攻撃の幅は狭くなる可能性がある。守備でも貢献していたし。
74分、ラツィオ。アマウリの突破を止めたラドゥにカルテリーノ・ジャッロ。アマウリが抜けるとラツィオにとって非常にまずいシーンでジャッロで済んだのは儲けものか。
ポゼッションも徐々にユーベが盛り返し、チャンスも多く作れるようになってきた。
76分、ラツィオ。サラテに代えてフォッジャを投入。一番危険な男がピッチの外に。フォッジャもドリブラーで危険度では変わらないのだが。フォッジャは前線というよりも中盤からのアタックのほうが得意だからなあ。
マニンガーとパンデフがゴール前で交錯して治療中。レデスマのスルーパスに抜けだしたパンデフの突進は指すがに怖い。
80分、ユーベ。デルピエロに代えてジョビンコを投入。今日のデルピエロはボールに絡んでいたものの今ひとつキレはなかった。ジョビンコがドリブルで切り裂いてくれれば。
80分、ユーベ。ブロッキへのファールでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。これは余計なジャッロ。プレスをかけるだけでよかったのでは。
84分、ラツィオ。ジョビンコへのファールでレデスマにカルテリーノ・ジャッロ。ジョビンコの前にスペースがあっただけにここでt
85分、ユーベ。スローインからジョビンコのクロス。こぼれたところをレグロッターリェがティーロ。しかし、ポストに嫌われる。レグロッターリェが上がっていてフリーでミドル。コースを狙いすぎたのか、ポストに嫌われる。
88分、ラツィオ。ネドベドへのファールでブロッキにカルテリーノ・ジャッロ。異議なのかもしれない。リプレイではネドベドはひとりで転んでいたように見えたし。
アディショナルタイムは4分。
92分、ラツィオ。中盤のボールの奪い合いからパンデフが抑えて、左サイドのロッキに。ロッキからのクロスにフォッジャが飛びこむがわずかに届かず。フォッジャはリゴーレを主張するが認められず。
ゲームはこのまま終了。1-1のドロー。
ボールポゼッションはラツィオ53.8%、ユーベ46.2%、ショッツオンゴールはラツィオ4、ユーベ4、ショッツワイドはラツィオ2、ユーベ4、ブロックされたシュートはラツィオ1、ユーベ3。
インテルが
アタランタに敗れたために一気に勝ち点差を詰めるチャンスだったのだけど。勝ち点1を詰めるに留まったのは残念。