2008年9月21日日曜日

ラ・シニョーラ、アマウリの一発を守りきって勝利!!

Serie A Matchday 3 Cagliari 0-1 Juventus @ Stadio Sant'Elia
Juventus:Amauri 39



カリアリはロッソブルのファーストジャージ。システムは4-1-2-3。

Cagliari (Serie A Matchday 3)
 Larrivey 
MatriFini
ParolaBiondini
 Cossu 
AgostiniPisano
LopezBianco
 Marchetti 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 3)
IaquintaAmauri
NedvedMarchionni
MarchisioSissoko
MolinaroSalihamidzic
ChielliniMellberg
 Buffon 


プリマテンポ。カリアリのキックオフ。

開始早々の2分。右サイドでネドベドがキープ。サリハミジッチに戻してのクロスにアマウリが潰れ、ヤクインタが左足で押し込むが、これはアマウリのファール。粘ったように見えたのに残念。アマウリは足下がそれほど上手くないからね。よくキープしたと思ったのだけど。このゲームも彼のポスト次第だと思う。

ラニエリはベンチにカモラネージもデルピエロトレゼゲも入れていない。デ・チェリエとクネジェヴィッチとレグロッターリェの3枚のディフェンシブな選手、チアゴ、ロッシという中盤の選手、そしてジョビンコ。

どうしても右サイドのマルキオンニをカモラネージと比べてしまう。ボールを持ったらもっと縦に勝負しろとか、クロスの精度が低いとか。怪我ばかりしていた彼にそこまで要求するのは酷かもしれないけれども、ユーベにいる以上、高いレベルは要求される。これなら右にネドベド、左にジョビンコでもよかったのでは。とかね。そういうことを考えてしまう。

ポゼッションは高いし、セカンドボールもずいぶん拾えるのだけど、やっぱり連携の悪さというか。マルキオンニがもう少し試合に出ていれば、ブッフォンとの連携ミスでバックパスをアンゴロにするようなこともないのだろうけど。

ユーベのゴール前のミスが多くなってきた。マルキオンニの慌てたバックパスしかり、モリナーロのプレゼントパスのようなバックパスしかり、サリハミジッチの軽いファールしかり。

アウェイのカリアリ戦で簡単じゃないのはわかってはいるけれど。サンテリアだしね。

28分にようやくユーベらしい手数をかけない攻め。マルキジオからアマウリのポストで落とし、ヤクインタのティーロ。惜しくもゴール左。この精度があがればもっといいのだけど。ヤクインタもなかなか精度があがってこない。

29分には絶体絶命のピンチ。ピザーノのクリアボールがエリア左に走り込んだマトリに。サリハミジッチがかわされてのティーロだったが、GKブッフォンが体を張ってセーブ。完全に1点ものだった。やばい。勝ち点0だからと言って侮れない。

さらに33分、ブッフォンのフィードのミスからスローインに。右サイドのスローインを受けたビオンディーニがティーロ。わずかにゴール左。ユーベのミスパスが目立ち、カリアリのチャンスが増える。

38分、ユーベ先制。マルキジオ、モリナーロ、ネドベド、マルキオンニと左から右につないでマルキオンニが左足のクロス。ヤクインタが右足で落として、アマウリが右足でジャンピングボレー。GKマルケッティも届かずレッテ。0-1。ゼロウノ。

これは素晴らしいゴール。ボールをしっかりつないで完全に中央を開けた。こういう攻めができるならちゃんとすればいいのに。といいつつ、メルベリがバイタルエリアでタックルにいって簡単に抜かれたりするとそこで滑っちゃ駄目だろうって思うのだけど。

アディショナルタイムはまったくなくプリマテンポは終了。

ブッフォンがどこか痛めたのか、ストレッチを頻繁に行っていたのと、マニンガーが様子を聞きにいったこと、それからハーフタイムに練習を始めたことが気になるけれど。

45分、カリアリ。ラリベイに代えてアクアフレスカを投入。

45分、ユーベ。ブッフォンに代えてマニンガーを投入。。

セコンダテンポ。ユーベのキックオフ。

やっぱり不安は的中。ブッフォンはどこか痛めたようだ。あのミスキックもそうだったのか。これは早めに追加点をとるしかないかな。マニンガーのファーストタッチは安定はしていたのだけど。

始まってそうそうにカリアリのビアンコがカルテリーノ・ジャッロ。このビアンコはユーベの下部組織にいた選手ではないのかなあ。

51分にはユーベに決定的なチャンス。シソコからマルキオンニ、サリハミジッチと右サイドに振り、マルキオンニに戻してのクロスにヤクインタがボレーをあわせるが、DFが気になったのかゴールの上。ティーロの精度はアマウリ、ヤクインタともに課題。

今日はネドベドもミスティーロで決定機を逃しているし。なかなか強くは撃てない。

59分、ユーベは熱くなっていたシソコに代えてチアゴを投入。顔を蹴られて熱くなっていたとはいえ、ボール狩りで力を発揮していたシソコを下げても大丈夫なのか。クリエイティブな面では間違いなくあがるけれども。

セカンドボールもなかなか拾えなくなった。ユーベがボール際に弱くなったのはいつからだろう。もっと強かった気がするのはダービッツとかタッキナルディがいたからか。

61分、カリアリ。フィーニに代えてジェダを投入。フィーニはそれほど目立っていなかったからね。モリナーロにも抑えられていたし。

ユーベはスローインからチャンスを作る。左サイドからネドベドのクロスにヤクインタがバイシクルであわせたけれどもゴール右。やっぱり、得点能力という点ではデルピエロ、トレゼゲのほうが上のような気も。

65分、ユーベはビアンコのユニフォームをつかんで倒したマルキジオにカルテリーノ・ジャッロ。これは完全につかんでいたし仕方がない。ああいうことをカリアリのゴール前でしなくてもとは思うけれども。

ユーベは直後にチャンス。66分に左サイドでネドベドのクロス。ファーでアマウリがヘッドであわせるがGKマルケッティがセーブ。アンゴロもチャンスだったが、ティーロは跳ね返された。

73分、ユーベ。マルキジオに代えてデ・チェリエを投入。マルキジオは2枚めのジャッロをもらいそうだったから交代はやむなしとして、ネドベドをセンター、モリナーロを1枚あげて、デ・チェリエをレフトバックに入れるかたちかなあ。いや、デ・チェリエはそのまま左サイドハーフに。

76分にはデ・チェリエのボールカットからドリブル突破。ヤクインタに渡す決定機だったのだけど、またまたヤクインタが外す。大事な試合で決めてくれることもあるけど、もっと精度を増さないといつまでたってもデルピエロがファーストチョイスになってしまうよ。

78分、カリアリ。パローラに代えてラッツァーリを投入。

82分にはネドベドが右サイドのサリハミジッチに振ってのクロス。アマウリがファーで落としてヤクインタがボレーを撃つがビアンコがブロック。アンゴロではユーベのファール。ヤクインタの戸kろおで何点取り損なっているだろう。ってくらい、ミスティーロが目立つ。ブロックもあるけど。ちゃんと枠に飛ばせって。

GKがマニンガーになってからユーベの守備意識は高まった気がする。簡単なミスパスはなくなったし、少なくともバイタルエリアで軽いファールをすることはなくなった。カリアリはロングボールで攻めているのだけど。

86分、マルキオンニが前線のヤクインタにパス。ヤクインタはフォリジョーコでプレーをせず、そのままマルキオンニがティーロ。でも、フォリジョーコ。ラニエリの横でラインズマンは苦笑いしていた。あれが決まっているのといないのとでは違うというのに。

直後にはネドベドが左サイドから切り込んでのミドル。GKマルケッティがファインセーブ。

マニンガーは落ち着いているね。89分にはマトリの強烈なボレーを弾き出したし。恐ろしいところはほとんどない。カリアリのチャンスも少ないのだけど。

アディショナルタイムは3分。

ジェダのプニツィオーネを壁に当てて防ぐとカウンターを仕掛けるけれどもアマウリのティーロは宇宙開発。

ユーベはボールをコントロールして時間を潰してしまえばいいのだけど。ロングボールを蹴っているうちにタイムアップ。0-1。ゼロウノで勝利。インテルと並んで暫定首位タイに。次はホームでカターニア戦。これもしっかり結果を残してほしいね。ブッフォン、カモラネージ、デルピエロ、トレゼゲと元気な姿を見せてほしい。

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