2008年9月1日月曜日

ラ・シニョーラ、リードを守りきれずドロー発進!!

Serie A Matchday 1 Fiorentina vs. Juventus @ Artemio Franchi
Fiorentina:Gilardino 88
Juventus:Nedved 38



フィオレンティーナはヴィオラのファーストジャージ。システムは4-1-4-1。

Fiorentina (Serie A Matchday 1)
 Gilardino 
OsvaldoSantana
DonadelArmion
 Felipe Melo 
VargasZauri
KroldrupGamberini
 Frey 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2ボックスワイド。

Juventus (Serie A Matchday 1)
Del Piero Amauri
NedvedCamoranesi
PoulsenMarchisio
MellbergGrygera
MolinaroLegrottaglie
 Buffon 


プリマテンポ序盤から攻勢をしかけてきたフィオレンティーナに対し、ユーベは組織だった守備で対抗。跳ね返しても跳ね返してもフィオレンティーナに拾われるという苦しい時間を抜けるとユーベは徐々にポゼッションを奪い返し。

カモラネージのドリブル突破とアマウリのポストプレーを中心に攻勢を仕掛けていく。

しかし、ユーベの選手がバイタルエリアで倒されてもノーファール、同じようなプレーでフィオレンティーナの選手が倒れるとファールというアウェイの笛に苦しみ、またエリア内からのデルピエロのシュートも再三GKフレイの攻守で守られてしまう。

ユーベの最終ラインはGKブッフォンが安定しているために脅威はほとんどないが、それでもグリゲラとネドベドが早い時間帯でカルテリーノ・ジャッロをもらっており、苦しい展開なのは間違いない。

フィオレンティーナがプニツィオーネのミスを連発したこともあって、ユーベのカウンターが何度もフィオレンティーナのゴールを脅かす。ファール紛いで倒されたりもするのだけど。ちょっとアマウリの足下が雑だったりで。

38分、ユベントスはスローインから右サイドのカモラネージのパスを受けたグリゲラが深くえぐってのクロス。ゴール前をマイナス気味に横切ったボールにネドベドが左足で詰めてレッテ。ユベントスが先制!!0-1。

その後も左サイドからのカモラネージのクロスにアマウリがヘッドをジャストミートできなかったり、絶妙のトラップで抜けだしたデルピエロがGKフレイとの1対1を決めきれなかったりと惜しいチャンスはあるもののそのままの得点でプリマテンポは終了。

それにしてもポウルセンは中盤でよく効いていたね。彼のおかげでショートカウンターを何度も仕掛けられたし。

途中でイタリア語の音声がなくなるというハプニングもあったし、セコンダテンポはどうなるか。

セコンダプンタに入ってもレフェリーの不可思議な判定は相変わらず。マルキジオは蹴られていても彼のファールになったし、カモラネージは引きずり倒されてもファールをとってもらえない。アウェイだから仕方がないのだけれども。

ユーベジャッジと揶揄されて、実際に不正もあったのだけどさ。その裏返しでユーベにきつくなるのもわかる。でも、ペナルティをちゃんと受けてBからやり直したのだし、公正なジャッジをしようよ。罪を償っていないクラブすらあるのに。

ずっとフィオレンティーナの攻勢が続く。ユーベは球際の強さでクリアしつづけているが、ついにカモラネージにもカルテリーノ・ジャッロ。さらにクリアの一連のプレーでの接触もファールをとられてゴール正面のプニツィオーネ。ブッフォンがわざと空けたコースにヴァルガスが蹴ってきたがゴール右に外れた。

ポウルセンが中盤で効いているとはいえ、攻撃のかたちは作れなくなっているし、早めにもう1点がほしい。

ユーベの最初の交代はモリナーロに代えてデ・チェリエ。ローンバックだけどどこまで成長したか楽しみ。もう1点とればジョビンコの投入もあるのだろうけれども。

今日のゲームが今ひとつ安定しないのはジャッジが完全にフィオレンティーナ寄りじゃないところにもある。スローインでユーベボールにすると、その後のプレーでポウルセンを吹っ飛ばしたフェリペ・メーロに2枚目のカルテリーノ・ジャッロでエスプルソ。一発ロッソでもおかしくないプレーだったけれども。

ユーベの2枚目のカードはドリブルが効いていたカモラネージに代えてヤクインタ。もう88分。

その88分、フィオレンティーナ。ロングフィードをパッツィーニが落とし、ジラルディーノがメルベリを背負いながらも反転して右足で流しこんでレッテ。1-1。

だから獲れるときに獲っておかないと駄目だといったのに。ジラルディーノは危険なプレーを何度もしていたからね。レグロッターリェがよく止めていたのだけど。メルベリは足技に翻弄されてしまった。

その直後にはフィオレンティーナの選手がノーボールでぶつかっただけなのにユーベのファール。

アディショナルタイムは5分。

最後のアマウリに対するファールはリゴーレに見えたのだけどね。わずかに外の判定。うーん。今日のジャッジはまったくわからず。

ゲームはこのまま終了。1-1のドロー。昨シーズンの4強がすべてドローという結果。

他のゲームは見ていないけれどどこもジャッジがキツイのかなあ。消化不良のゲームではあったね。

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