2008年9月6日土曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Bahrain vs. Japan 6th September 2008

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 1 Bahrain vs. Japan @ Bahrain National Stadium

両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。日本国歌「君が代」、バーレーン国歌「我等のバーレーン」の演奏。

バーレーンは赤一色のファーストジャージ。システムは3-4-1-2。

Bahrain (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 1)
Ismaeel HasanAala Hubail
 Aaish 
Salman IsaOmar
SalmeenAl Wadaei
Mohamed HasanSMarzooq
 Adnan Husain 
 Sayed Jaafar 


日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 1)
 Tamada 
 Tatsuya Tanaka 
MatsuiShunsuke Nakamura
EndoHasebe
AbeUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki 


バーレーンのキックオフで前半開始。

9分、日本。右サイドから内田がドリブルで切り裂き、ゴール前の田中達也にパス。反転してシュートを撃つがGKサイード・ジャファルの正面。

決定的なチャンスだったが、田中達也のシュートは正面。

17分、日本先制。ゴール正面右からのFK。遠藤がまたいで、時間差をつくって中村俊輔が左足で低い弾道のシュートをゴール左隅に決めてゴール。0-1。

GKサイード・ジャファルが警戒していたサイドに弾丸のように突き刺した。GKサイード・ジャファルは一瞬逆に動いている。

20分、バーレーン。こぼれ球を拾ったサルマン・イサが思いきったミドル。GK楢崎が片手で弾き出す。

GK楢崎のスーパーセーブ。あの位置からのバーレーンのシュートは危険だ。

27分、日本。遠藤のCK。エリア外の中村俊輔にパス。ふわりと浮かしたボールを中澤が落とし、玉田がシュート。リフレクトを阿部が狙うがGKサイード・ジャファルがセーブ。

変化をつけたCKでゴールを狙うが決めきれず。

31分、バーレーン。中村俊輔へのファールでモハメド・ハサンにイエローカード。

34分、日本。オマルをファールで止めた松井にイエローカード。

松井はこれで累積2枚目。次節ウズベキスタン戦はサスペンション。ラウンド3からラウンド4になってもカードはクリアされないのだね。

42分、日本。左サイド高い位置からのFK。遠藤がグラウンダーで流して中村俊輔のシュート。アーイッシュがハンドでとめてしまいペナルティ。

またもやサインプレー。中村俊輔のシュートがハンドを誘ってペナルティに。

43分、日本追加点。ペナルティ。遠藤がゆっくり走ってGKサイード・ジャファルが左に飛んだのを見てから右足で右隅に緩く決めてゴール。0-2。

遠藤のペナルティは最後まで動かないというのが基本だが、バーレーンにはその情報は伝わっていなかったらしい。バーレーンはペナルティエリア付近でおかした2回のファールがともに日本の得点に。

アディショナルタイムは2分。

バーレーンが攻めるが、そのまま前半終了。0-2で折り返し。

日本のキックオフで後半開始。

48分、バーレーン。右サイドエリア角付近からのFK。アル・ワダエイが直接狙うが壁が跳ね返す。

CKからの流れで得たFKだったがバーレーンはいかせず。

50分、バーレーン。アル・ワダエイのCK。ゴール前、サルマン・イサの前にこぼれるがジャストミートできず。GK楢崎が抑える。

バーレーンの後半勝負の狙いは間違いなかったらしい。後半開始から攻勢を仕掛けている。

53分、バーレーン。アラー・フバイルのCK。アドナン・フセインがヘッドをあわせるがゴール右に外れる。

素早いCKで仕掛けるところだったが、ボールがふたつ入って日本は体制を整える。

58分、日本。松井が左サイドでキープしたボール、遠藤に戻してエリア内の玉田へ。玉田が角度のないところからシュートを撃つがゴール前を横切っていく。

田中達也が倒れていたがそのまま攻撃を続行。3点目を獲りに行く姿勢を見せる。玉田は絶好のチャンスだったが角度は厳しかった。

61分、バーレーン。アラー・フバイルに代えてアブドゥルラフマン、イスマイル・ハサンに代えてJ・C・ジョンを投入。

66分、バーレーン。田中達也をファールでとめたモハメド・ハサンにイエローカード。2枚目のカードで退場。

70分、日本。松井に代えて中村憲剛を投入。

72分、日本。右サイドでボールを持った中村俊輔から遠藤、中村憲剛とつないで玉田へ。玉田がドリブル突破でゴールに向かうが止められる。

玉田のドリブルにバーレーンは足を出せない。これは効果的。

73分、バーレーン。阿部にファールをしたオマルにイエローカード。

75分、日本。エリア内でボールを奪った長谷部がシュート。これはクロスバー直撃。こぼれ球を田中達也がシュートを撃つがこれもクロスバーに嫌われる。

プレゼントのようなボール奪取からのアタックだったが決定機を二度ふいにしてしまう。

77分、日本。玉田に代えて佐藤寿人を投入。

78分、日本。左サイドの中村憲剛から佐藤寿人へのパス。深いところで折り返し、田中達也のところでこぼれたボールを中村憲剛がシュートを撃つがGKサイード・ジャファルがセーブ。

佐藤寿人はピッチに入ってすぐにビッグチャンスに絡んだ。田中達也、中村憲剛のコンビでゴールに向かったがGKサイード・ジャファルに止められる。

81分、バーレーン。サルミーンに代えてユーセフを投入。

84分、日本。長谷部に代えて今野を投入。

85分、日本追加点。左サイドの阿部からのパスを受けた中村憲剛が左足で思いきったミドル。DFに当たってコースが変わり、GKサイード・ジャファルは反応できずゴール。0-3。

中村憲剛はフリー。プレスがかかっていない状態で思いきったミドル。コースが変わった幸運もあってゴールへ。

87分、バーレーン追撃。右サイドのアドナン・フセインからのクロスを受けたサルマン・イサがワントラップして左足でシュート。GK楢崎を破ってゴール。1-3。

右サイドからのアーリークロス一発がサルマン・イサの足下へ。左足一閃でゴールをこじ開けられる。

88分、バーレーン追撃。ロングフィードをバックパスでGK楢崎に返そうとした闘莉王のヘッドは楢崎とタイミングがあわず、オウンゴール。2-3。

バーレーンの選手も走り込んでいて楢崎も飛び出していたが、その脇をすり抜けるパスでそのままゴールへ。

アディショナルタイムは3分。

バーレーンは猛攻を仕掛けるがわずかに届かず。このままタイムアップ。2-3で日本の勝利。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先ずは、勝点3を取れた事は十分だと思っています。というのも、攻撃は選手放任のジーコ時代と変わらないようにしか見えない岡田体制不支持であるからです。

それでも、先ずは結果として勝利した事は評価したいなと。

勿論、あの酷いザマの失点に関しては情けない所ですし、一人少なくもっと点を取れたかもしれないだけに、そこはまだまだだとも思いますが。

kiri220 さんのコメント...

>soccerkyoさん

勝ち点3は評価したいですね。
ただそれだけではありますが、敗者になるよりは何倍もましですし。

ただ、岡田で大丈夫かなというところは見えました。
あのままだと本戦にいっても同じではないかと。

失点の場面は本当にひどかったです。
マチャラは日本ホームでまた何か仕掛けてくるかもしれません。
今回は後半勝負で前半にリードをつけられたから、追いつけずで。
今度はもっと動けるでしょうからね。

匿名 さんのコメント...

とりあえず勝ち点3は良かった、と言うべきですがあの失点シーンが目に焼き付いています。
もう少し時間があったら追いつかれていたかもしれないですね。
やってはいけなことをやっていたらこれからの試合はどうなるのだろうか?と不安です。

kiri220 さんのコメント...

>jasminteaさん

勝ち点3だけの試合だったと思っています。
マチャラが言っていたように自分たちのミスで日本を助けてしまった感じですし。
今度やったらわからないですね。

もう少し時間があったら本当に追いつかれていたかもしれないです。
最後は追いつめられた感じでああいうサッカーが見たかったわけではないのにって思います。

W杯に出るのが夢だった頃とは違いますからね。