2008年9月27日土曜日

スター獲得のためには何でもありのカタールリーグ!!

オイルマネーにものを言わせるカタール・スターズ・リーグJリーグのブラジル人選手にターゲットを定め、定められた移籍機関を変更してまで獲得に躍起になっている。

カタールリーグ、Jブラジル人FW総獲りか…今夏複数オファー(スポーツ報知)

浦和幹部によると、9月5日、カタール五輪協会からエジミウソン獲得を申し出るファクスが届いたが、「エジミウソンのために移籍可能期限を延ばすと言っていたが、書面で金額など具体的な条件はなかったので無視した」と説明。リーグ王座奪還とアジア連覇のために残留させたが、アラビア語を操るフランス人代理人が日本国内で暗躍。ダヴィ、エジミウソンのみならず、鹿島・マルキーニョス、川崎・ジュニーニョ、F東京・カボレ、新潟・アレッサンドロにも同様の書面を出しており、今冬高額移籍金で電撃移籍する可能性はある。

カタールの外国人移籍は極めて特殊だ。リーグごとに移籍期間が設定されているが、スター獲得のためなら、自由自在に変更。冬季の移籍市場は通常の1月ではなく、12月に前倒しにする計画も存在するため、今年の天皇杯期間中にも引き抜かれる可能性もある。


浦和がオファーを無視したというのはさすがにまずい。具体的な条件がなければ何も答えなければいいのかというとそれは違う。サッカーの世界でも返事をしないということは信頼関係を気付くことができないという悪い方向に向かう可能性が高くなる。浦和のフロントが返事をしなかったために、軽く見られていると考えたカタールや中東のクラブが契約切れやボスマンルールをついて直接選手と交渉することもありうるのだ。サポーターにさえ無能扱いされる浦和フロント陣がJリーグのシステムをおかしくするということもありうる。

それはともかく、ブラジル人はもともとヨーロッパ志向が強く、外国人扱いされないポルトガルを中心にその力を見せつけてきた。ポルトガル経由がいつしか西ヨーロッパのクラブからビッグクラブへという流れとなり、今はエネルギーで莫大な利益を得ているロシアや東ヨーロッパ、中東のクラブからビッグクラブへと言う流れになっている。

Jリーグもブラジルとは深い関わりがあり、それほど数は多くないが、Jリーグ経由でヨーロッパのクラブに渡ったブラジル人もいる。そういう中でお金のために中東のリーグへと転出する選手も出てきたということか。エメルソンが浦和からカタールに渡ったように、彼に続くブラジル人がいるということ。

日本はバブルがはじけてもう20年、サッカーバブルも開幕直後のようにはいかず、年俸制限がかかっている。

ウズベキスタンのクラブのように年俸70億という金額を払えるクラブはひとつもなく、お金のためにという選手はロシアへ中東へと移籍していく。それを止める手段がないのが現状でもある。

スター選手獲得のために移籍機関を変更するというおかしな手法を使う中東もおかしいのだが、Jリーグのクラブも移籍に関してはきちんとしたルールを作る必要がある。ヨーロッパには移籍に関して明確なルールがあり、その弱点も今見えてきている。それを参考にして、日本独自のそして、ヨーロッパへの移籍にも対応できるシステムを考えたらどうか。

動かないことは美徳ではないということは身をもって知る必要があるだろうね。

2 件のコメント:

King-Y さんのコメント...

 仕方がないといえば仕方がないですよね。欧州委も近く金銭面でも満足できるものが得られるのであれば、欧州3大リーグやブンデス、エールディビジといったドイツ、オランダリーグも見据えて出ていく選手が多いのかも。

 Jもアジア枠導入に向け、どんどんオープンな移籍市場にしなければいけないのに、肝心のアジアディフェンディングチャンピオンの浦和がしっかりと対応しないと駄目ですよね。

kiri220 さんのコメント...

>king-yさん

ヨーロッパからも近いですし、ヨーロッパの選手もやってくるリーグですからね。
お金もステップアップも手に入るなら中東を選ぶかも。

浦和は選手に疲労がたまっているようですね。
名古屋戦は後半足が止まっているように見えました。
マギヌンがいればもっとチャンスを作られて危険だったかもしれないですね。
サイドに振られると弱いということをエンゲルスも気付いていないわけはないと思うのですけどね。