2008年12月19日金曜日

UEFA Champions League First knockout round draw

UEFAチャンピオンズリーグのノックアウトラウンド1回戦のドローが、中央欧州標準時の19日正午(日本時間20時)にスイス・ニヨンのUEFA本部で抽選が行われた。

抽選の模様はスカパー!で午後8時から午後9時まで放送された。

UEFA Champions League 08/09決勝ラウンド抽選会

居酒屋かどこかで話しているようなグダグダな内容だったから、ドローだけ見てチャンネルを変えたけど。見どころは抽選会のところで十分。

Holders United to take on Inter(uefa.com)

2008/09 UEFA Champions League
First knockout round – to be played 24/25 February and 10/11 March
Team named first at home in first leg

Chelsea FC (ENG) v Juventus (ITA)

Villarreal CF (ESP) v Panathinaikos FC (GRE)

Sporting Clube de Portugal (POR) v FC Bayern München (GER)

Club Atlético de Madrid (ESP) v FC Porto (POR)

Olympique Lyonnais (FRA) v FC Barcelona (ESP)

Real Madrid CF (ESP) v Liverpool FC (ENG)

Arsenal FC (ENG) v AS Roma (ITA)

FC Internazionale Milano (ITA) v Manchester United FC (ENG)


組み合わせを見ての雑感を。

Chelsea vs. Juventus

ここまで来ると弱いところはないけれども、その中でも外れくじをユーベは引いてしまった。ただし、チェルシーはモウリーニョ時代の強さがあるわけではなく、カウンター主体からポゼッションに変更しつつある過渡期。ドログバに移籍の噂もある。ショートカウンターの威力を磨いてきたユーベは守備のギャップがあるチェルシーの穴をつけるのではないか。ユーベはブッフォンを始めとして多くの怪我人がウインターブレイク明けには戻って来るはずで戦力が整う2月はベストな状態。ペナルティを償い、新生ユーベとして復活を叫びたい。

Villarreal vs. Panathinaikos

ビジャレアルは1位の中でもっとも楽なクラブを引き当てた。パナシナイコスもインテルを抑えて1位抜けしたチームなので弱くはないのだが、スペインとギリシャの噛み合わせではスペインのほうが強い。マルコス・セナのボール狩りをどうクリアしていくかが問題か。

Sporting vs. Bayern München

バイエルンは油断をしなければスポルティングを圧倒するのではないか。スポルティングは個人スキルこそ高いが、このところ主力を引き抜かれてそれほど強いというイメージはない。冬のマーケット次第ではあるし、バイエルンはゼニトとのUEFA CUPでの八百長問題にも絡んでいるから、ピッチの外のほうが騒がしくなるかもしれない。

Atlético vs. Porto

アトレティコはポルトガル・スーペルリーガで八百長問題を抱えているポルトと。ポルトの有罪は確定していて、今は裁判で係争中。こういうチームはペナルティで早く消えてもらいたい。今季出場を認めたのも間違い。存在が許されないクラブと同じ程度の扱い。アトレティコ頑張れ。

Lyon vs. Barcelona

リヨンは絶好調のバルセロナを引き当てた。1位の中で一番の外れくじ。今のバルセロナのまま2月を迎えるとは思えないが、破壊力は抜群。リヨンは守備からのカウンターを狙うか、それとも堂々と撃ち合うか。グループリーグでは派手な撃ち合いをやってきたクラブだけに、バルセロナ相手でも撃ち合いを望むのではないか。バルセロナは受けて立つと危ないかも。バルセロナは2試合のホーム使用禁止をいつになったら実行するのか。それを理由に処分してもいいのでは。

Real Madrid vs. Liverpool

レアル・マドリーはファン・ニステルローイが怪我で離脱し、フンテラールを獲得。彼がどこまでゴールゲッターとしての力を発揮するかにかかっていそう。レアル・マドリーのことをよく知っているスペイン人監督のベニテスがスペイン化させたリバプールにプレミア流のスピードを生かしたカウンターでマドリーを苦しめるか。
ファンデ・ラモスもプレミアでは苦戦しただけに、リバプール有利か。

Arsenal vs. Roma

アーセナルはスタイルが似ているローマとの対戦。セリエAでは不調のローマもチャンピオンズリーグではチェルシーを抑えて1位通過。ユナイテッド相手に2シーズン連続で敗退した屈辱を、同じプレミア勢相手に晴らすチャンス。アーセナルはセスクとアデバヨールに引き抜きの噂があるだけに引き留めたい。ふたりがいなくなると勝つ確率が落ちてしまう。

Internazionale Milano vs. Manchester United

前年度チャンピオンはビッグイヤーを狙っているインテルとの対戦。これも2位の中では外れくじ。ユナイテッドはクラブワールドカップで日本までやってきて、ウインターブレイクもなく、勤続疲労が溜まっているはず。インテルは2月までには余剰人員を整理して怪我人も戻る予定で。となるのだが。インテルもレコバのパスポート偽造で司法取引するなど印象面では真っ黒。消えてほしいチームのひとつ。

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