2008年12月4日木曜日

岡田監督は日本代表ショートキャンプで23人を招集!!

岡田武史監督は日本代表のショートキャンプに23人を招集した。怪我を抱えている楢﨑正剛中澤 佑二、田中マルクス闘莉王、阿部勇樹らも招集されており、相変わらず新戦力を試す気がないのはあきらか。日程確認という基本的なことも忘れるバタバタぶりで不安を増長させる結果となった。

日本代表候補 ショートキャンプ(12/8~9@東京) メンバー(日本サッカー協会)

GK
 川口 能活 KAWAGUCHI Yoshikatsu
 1975.08.15 180cm  77kg  ジュビロ磐田
 楢﨑 正剛  NARAZAKI Seigo
 1976.04.15 187cm 80kg 名古屋グランパス
 都築 龍太 TSUZUKI Ryota
 1978.04.18 185cm 81kg 浦和レッズ
 川島 永嗣 KAWASHIMA Eiji
 1983.03.20 185cm 80kg 川崎フロンターレ


DF
 寺田 周平  TERADA Shuhei
 1975.06.23 189cm  80kg  川崎フロンターレ
 中澤 佑二  NAKAZAWA Yuji
 1978.02.25 187cm  78kg  横浜F・マリノス 
 高木 和道 TAKAGI Kazumichi
 1980.11.21 188 cm 75kg 清水エスパルス
 田中 マルクス 闘莉王 TANAKA Marcus Tulio
 1981.04.24 185cm 82kg 浦和レッズ
 駒野 友一 KOMANO Yuichi
 1981.07.25 172cm 76kg ジュビロ磐田  
 阿部 勇樹 ABE Yuki
 1981.09.06 177cm 77kg 浦和レッズ
 水本 裕貴 MIZUMOTO Hiroki
 1985.09.12 183 cm 72kg 京都サンガF.C.
 長友 佑都 NAGATOMO Yuto
 1986.09.12 170 cm 65 kg FC東京
 内田 篤人 UCHIDA Atsuto
 1988.03.27 176cm 62kg 鹿島アントラーズ
 

MF
 中村 憲剛 NAKAMURA Kengo
 1980.10.31 175 cm 67 kg 川崎フロンターレ
 今野 泰幸 KONNO Yasuyuki
 1983.01.25 178cm 73kg FC東京
 香川 真司 KAGAWA Shinji
 1989.03.17 172cm 63kg セレッソ大阪

 
FW
  玉田 圭司 TAMADA Keiji
 1980.04.11 173cm 67kg 名古屋グランパス
 巻 誠一郎 MAKI Seiichiro
 1980.08.07 184cm 81kg ジェフユナイテッド千葉
 佐藤 寿人 SATO Hisato
 1982.03.12 170cm 68kg サンフレッチェ広島
 大久保 嘉人 OKUBO Yoshito
 1982.06.09 170cm 73kg ヴィッセル神戸
 田中 達也 TANAKA Tatsuya
 1982.11.27 167cm 63kg 浦和レッズ
 岡崎 慎司 OKAZAKI Shinji
 1986.04.16 173cm 70kg 清水エスパルス
 興梠 慎三 KOROKI Shinzo
 1986.07.31 175 cm 67kg 鹿島アントラーズ


G大阪の遠藤保仁、安田理大クラブワールドカップのために招集されないとはいえ、この中盤の薄さは何だろう。

海外組を除けばわずかに3人。闘莉王、阿部ら中盤もできる選手をいれても5人。そしてサイドのスペシャリストは0。

岡田のタクティクスは4-2-3-1で2列目に田中達也、大久保、香川を並べれば1チームはできるとしても、中盤のこの薄さは気になるところだ。

岡田がまったくゲームを見ていないのか、それとも海外組がいるから大丈夫と思っているのか。

インターナショナルAマッチデイの確認を怠る監督なのだから、日本代表を任せるのに不安があることは確かだ。

岡ちゃん勘違い!?1・28欧州組呼べない (1/2ページ)(サンケイスポーツ)

11月27日の前回会議。指揮官は「バーレーン戦は豪州戦のメンバーでいきたい。海外組も呼べるなら呼ぶ」と同戦を、南アW杯予選A組で首位に立つ強豪・豪州戦への前哨戦と位置づけていた。

ところがこれ、1月28日を国際サッカー連盟(FIFA)の定める親善試合デー(代表側に試合開始48時間前から選手の拘束権が発生)や、国際Aマッチデー(4日前から拘束権)と思い込んでの発言だった様子。

この日の会議後には「国際マッチデー以外で出してくれといって、出してくれるクラブはないでしょ。一応、打診してくれといってあるけど、まず無理でしょ」と半ば逆ギレ気味に説明。冬季休暇中のブンデスリーガに所属するMF稲本、長谷部についても「ドイツは31日に再開する。(再開戦)直前だから…」とトーンダウンしてしまった。


この記事を読む限り、岡田だけのチョンボではなさそうだ。スタッフ会議で全員が気付かず、報道したメディアも気付かなかったということ。岡田は日本代表の日程をFIFAのスケジュールにあわせて確認するという責任があるのだが、スタッフ全員もその責任はある。岡田をサポートするのが仕事なら指揮官に丸投げすることなる情報をきちんと調べておくべきだ。

日本代表の強化のことばかり考えていたというのならまだ救いはあるのだが、実際はどうだったのかわからない。公式戦なのだからインターナショナルAマッチデイになっているはずと思いこんでいたのなら最低の話だ。

マスコミにも責任がある。大本営発表で日程の確認という裏付けをとらないからこういうバタバタになる。取材をするなら前もって情報を精査するのは当然のこと。

杉山茂樹さんは国のサッカーのレベルを代表、マスコミ、ファンが同じレベルでどれかが突出することはないと書いているのだが、そのことがレベルの低さで証明されたかたちとなった。

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