鹿島は札幌に勝てば文句なしの優勝、引き分けでも得失点差の差が大きいために優勝の可能性が高い。
名古屋は勝利した上で鹿島の負けが条件。鹿島が引き分けの場合は大分に13点差をつけての大勝が条件となる。
川崎は東京Vに4点差以上をつけて勝ち、鹿島が敗れ、名古屋が引き分け以下となるのが条件。
鹿島は小笠原、中田浩二、ダニーロ、名古屋は楢崎という怪我人を抱えて万全ではないが、サスペンションもなく、各チームは最後の調整を行っている。
名古屋は今季限りで退団が決まっているヨンセンが復帰と明るいニュース。
ヨンセン「プレーできる」 全体練習合流!奇跡V弾置き土産だ!!(中日スポーツ)
「痛みは少し残っている。でも大丈夫、プレーはできる。応援してくれたサポーターのために勝利をプレゼントしたい」
ホーム最終戦となった札幌戦で、ヨンセンの胸が熱くなった。ゴール裏を埋めたサポーターが、100本の手作りノルウェー国旗でヨンセンを迎えたからだ。
「国旗はうれしかった。本当にありがとうと言いたい。痛くても100%の力で戦う」
奇跡の逆転優勝。そして、応援してくれたサポーターの期待に応えるため、たとえ痛みがあっても、ヨンセンは大分戦に出場するつもりでいた。
「このチームの雰囲気は最高だった。出ていくのは悲しいよ」
元気な姿を見てチームメートも安心している。DF増川は「心強いです。いるといないとでは大違い」と話した。一緒にプレーする最後のリーグ戦。万全な状態でヨンセンが試合に臨んでほしいのは、チーム全員の願いだった。昨年はハットトリックを決めている敵地・九州石油ドームで、北欧の巨人が36個目のゴールを置き土産にする。
まだできると思うのだが、年齢だけで退団というのはJリーグの悪しき習慣だろう。ベテランは若手のよい見本となり、選手を少しずつ入れ替えることでチームは熟成に向かっていく。ヨンセンのような選手はいるだけでチームに安心感をもたらす。
しかし、ヨンセンの退団はフロントが決めたこと。フロントがサッカー音痴なのは昔からわかっていたことで、仕方がない。藤田も必要な選手だが、今季限りの退団となっている。
その彼らが優勝を置き土産にという意識の高さでチームを引っ張っている。国外国内のリーグを含めてリーグ戦の優勝経験があるのは、ヨンセン、バヤリツァ、藤田だけ。フワフワと入っていくとナビスコカップセミファイナルと同じ結果になりかねない。
Nagoya Grampus (J League Matchday 34 preview)
Tamada | Johnsen | ||
Magnum | Ogawa | ||
Yoshimura | Naoshi Nakamura | ||
Abe | Takeuchi | ||
Masukawa | Bajalica | ||
Nishimura |
名古屋はおそらくこのメンバーで戦うはず。DFは増川、吉田、バヤリツァの3人で不確定、中村直志のパートナーは吉村か山口のどちらかはわからないが、どちらにしてもストイコビッチは勝てるメンバーを送り出し、勝つための努力をするだろう。
最終戦にまずは勝つこと。これが名古屋の絶対条件となる。
2 件のコメント:
ヨンセンが出場できそうとのことで、まずは一安心です。
楢崎が間に合わなかったのが残念ですが・・・。
ヨンセンが今季限りというのは大変残念ですが、
フロント(及び首脳陣?)の判断なので仕方ないかなと思い込ませています(苦笑)
昔と違って、清水などでGMを務めた久米さんがクラブ初のGM職として頑張っていらっしゃるので、
フロントは昔ほど無能ではなくなってると思います。
事実、最終節まで優勝争いできるようになってますしね^^;
とにかく明日は勝つことです。
後は、運を天に任せるのみ・・・。
>どらぐらさん
ヨンセンは奮闘しましたが、大分のゴールを最後まで割ることはできませんでしたね。
シュートはかなり撃ったのですが。
フロントは確かにストイコビッチの要望に沿った補強をしているとは思います。
深井はいい選手でしたが真ん中に入り込むことが多くて、サイドアタックができないと見ると放出という柔軟さもありますし。
GMが有能で指揮官といい関係を保っていてほしいですね。
ただ、使える選手を年齢で切るというのはやめてほしいものです。
鹿島が勝ってしまったので仕方がないですね。
鹿島におめでとうをいいつつ、来年の活躍を期待しましょう。
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