俊輔獲得先送り…横浜M資金難認める(スポーツ報知)
獲得が見送られた最大の原因は400万ユーロ(約4億7600万円)とみられる移籍金の準備が困難となったことだ。斎藤社長は「あくまでマリノス、クラブとして来年度の予算をどう成立させるかの問題。クラブ経営の環境が苦しい中で、予算が立てられていない」と説明するが、米サブプライムローン問題に始まった世界的金融危機の影響で、親会社である日産自動車の業績が急激に悪化したことも痛手となった。
スポーツ報知は400万ユーロ(約4億7600万円)とユーロ換算になっている。中村の値段はローマからパリ・サンジェルマンに移籍したジュリとほぼ同程度。年齢も近いし、フォリクラッセというレベルではないにしても、名手とか、ジョーカーとか言われるレベルならこの程度が妥当な国際評価なのだろう。
Nakamura's January exit on hold(BBC)
Celtic's Shunsuke Nakamura will now stay with the Scottish champions until the end of the season.
BBCはいろいろ書いているが、キャッチで書いている中村はシーズン終了までセルティックに残ることになるだろう。というのが読者へのメッセージだと思う。willは強い意思を示す単語でかならずするという意味で使われることが多い。
中村の残留はスコットランドだけではなく、イングランドでも大きな関心があったに違いない。
大久保移籍問題 神戸10億譲らん(スポーツ報知)
和田昌裕チーム統括本部長(43)はこの日、「明日送るレターは、神戸としては条件は何も変えません、という内容」と中身に言及。移籍金約10億円を求める神戸に対し、相手の希望額は1億円程度(金額はすべて推定)。双方の隔たりは埋まっていない。和田本部長は「これで向こうがどう変えてくるか。本気で獲りたいなら、すぐに返事もくれるでしょう」と最後まで強気な姿勢を崩さなかった。
一方の大久保。神戸の和田統括本部長は売りたくないならそう言えばいいのに、10億円という値段を突きつけた。ウォルフスブルクも1億円だから大久保にオファーをかけたのであって、10億円ならもっといいFWがふたりは買える。
夏のマーケットで10億円の移籍金がついたFWの選手で有名どころといえば、EURO 2004の得点王ミラン・バロシュがリヨンからガラタサライに移籍したときの約9億円、レアル・マドリーからヘタフェに移籍したロベルト・ソルダードが約7億円。MFだが、レアル・サラゴサからベンフィカに移籍したパブロ・アイマールが約11億円。
FWならリーグ戦で二桁得点を奪う選手というのが基準になるだろう。大久保はマジョルカ時代にリーグ戦で2点か3点。といって、アイマールのような決定的なパスが出せるタイプでもない。
強気の10億円というのが出さないというメッセージならかまわない。それは神戸の選んだ道だ。
本当にストライカーとして必要で10億円も出すのなら、値段が高くない2部のストライカーをとるだろう。そういうことを理解して、売るという判断をしているのなら国際評価というものがわかっていないとしか思えないのだが。
0 件のコメント:
コメントを投稿