2008年12月7日日曜日

ラ・シニョーラ、ジョビンコ、アマウリのゴールでレッチェを振り切る

Serie A Matchday 15 Lecce 1-2 Juventus @ Stadio Via del Mare
Lecce:Cacia 83
Juventus:Giovinco 52 Amauri 90

レッチェはジャッロロッシのファーストジャージ。システムは4-4-1-1。

Lecce (Serie A Matchday 15)
CastilloTiribocchi
AriattiMunari
GiacomazziVives
EspositoSchiavi
FabianoStendardo
 Benussi 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 15)
GiovincoAmauri
NedvedMarchionni
MarchisioSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


デルピエロ、カモラネージは怪我で離脱。La Gazzetta dello Spottの予想ではヤクインタ、アマウリの2トップだったが、ジョビンコ、アマウリのコンビに。ヤクインタは怪我なのか、ベンチにも入っていない。

プリマ・テンポ。レッチェのキックオフ。

ユーベは左サイドからモリナーロ、ネドベド、ジョビンコの連携で崩そうとし、レッチェはロングボールで右サイドに振って崩しにかかっている。どちらも決定的なかたちはつくっていないが、バランスが崩れるとそれだけで失点という可能性はある。ユーベもレッチェも今は玉際に強くて凌いでいるけれども。

9分、レッチェ。ネドベドに後ろからファールをしたスキアービにカルテリーノ・ジャッロ。

ネドベドに対して後ろからスキアービが強烈なヘッドをかましてふたりともノックアウト。スキアービにジャッロが出るが、ふたりとも治療のためにピッチの外へ。

ふたりとも戻ってくる。画面では元気にプレーしているように見える。

18分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ジョビンコがゴール前に放り込み、アマウリとキエッリーニが重なりながらボールに絡むがゴール左に外れる。

ジョビンコのボールは高く精度が高かったが、ユーベはアマウリとキエッリーニが重なって有効なティーロは撃てず。

ずっとロングボールの蹴りあいが続く。ユーベにとってはレッチェが守備を固めているから仕方がないところだが、レッチェもカウンターの精度が序盤ほどではない。

25分にはGKベヌッシがこぼれ球を追いかけたネドベドをリゴーレで後ろから倒したがホイッスルはなし。何度もリプレイで変だというコメントとともに流れている。

28分、ユーベ。スキアービの突破を止めたキエッリーニにカルテリーノ・ジャッロ。

スキアービが抜けたらレッチェのビッグチャンスになるところ。キエッリーニはスピードについていけず、体で止めることに。

ユーベは3本連続のアンゴロがあったものの決定機にはならず。

レッチェの選手がファールをとられるたびにビア・デル・マーレはものすごいブーイング。

アディショナルタイムは1分。

45分、レッチェ。GKベヌッシのボールが前線までこぼれたところ、カスティージョがシュートを撃つが大きく枠の上。

アルゼンチンからやってきたストライカーも少ないチャンスに苛立ち気味。

ボールポゼッションはレッチェ32.2%、ユーベ67.8%、ショッツオンゴールはレッチェ0、ユーベ0、ショッツワイドはレッチェ1、ユーベ2。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

ポゼッションは圧倒的にユーベだが、落ち着いてボールを持っているのが最終ラインと中盤くらい。完全に引いて守ってバイタルエリアも正面ではファールはせず、アンゴロやサイドからのプニツィオーネは人数をかけて守る。あとはロングボールでカスティージョを走らせる。ちょっとの接触で倒れるのも忘れない。

引いて守るというのは本当に楽ではない。一瞬の隙でやられてしまうわけだし。失点すれば引くだけではだめだから。最初の1点が遠いというわけ。

51分、ユーベ。モリナーロのロングフィードをアマウリがポストで流し、ジョビンコが深くえぐってのクロス。アマウリの足下に入ったがティーロは大きく枠の上。

ユーベは初の決定機だったが、アマウリがリゴーレにこだわっていたためか準備がきちんとできておらず。

56分、ユーベ先制。ゴール正面左からのプニツィオーネ。ジョビンコが右足で直接ゴール左隅を撃ち抜きレッテ。GKベヌッシはわずかに届かず。0-1。

ジョビンコはユーベでの初レッテ。素晴らしいファンタスティックなゴールだった。あの美しい奇跡はデルピエロにも優るとも劣らない。

これでレッチェが高く上がってくれればいいのだけれど。

60分、レッチェ。シソコの突破を止めたアリアッティにカルテリーノ・ジャッロ。

アリアッティはプニツィオーネを蹴ってチャンスを演出したのだけれども、戻りも早かった。

レッチェは予想以上に攻勢を仕掛けてきた。最終ラインは3人。しかも高め。ユーベも受けていては危ない。早めにショートカウンターでもう1点ほしい。

66分、レッチェ。最終ラインから右サイドのアリアッティに出たボールをそのままキープ。深くえぐってのクロスにティリボッキがヘッドであわせるがわずかにゴール右に外れる。

ロングボールに弱いユーベはスピード勝負になると負ける。この弱点は高めの守備ラインでなんとか凌いでいるのだが、同じ位置からのスピードで負けては。

68分、レッチェ。アリアッティに代えてカゼルタ、スキアービに代えてジュリアットを投入。

レッチェはジャッロを持っている選手を2枚替え。これで荒っぽくてもゴール前でごりごりやるつもりか。

75分、ユーベ。ティリボッキへのファールでレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

ボールにいっていたと思うのだけど、後ろからのタックルをとられたようだ。

シソコのミスパスが目立つ。彼のパスがカットされてピンチになることも少なくない。インコントリスタとしては文句がないが、ゲームメイカーとしてはマルキジオのほうが上。

78分、レッチェ。左サイドを駆け上がったジュリアットのクロスにカスティージョがヘッドで飛びこむが大きく枠の上。

押し込むだけのクロスにカスティージョはあわせきれなかった。

80分、レッチェ。ムナーリに代えてカチーアを投入。

FWの選手が3人に。レッチェは攻撃的になった。

80分、レッチェ。入ったばかりのカチーアがリゴーレに侵入してフリー。ユーベのDFをかわして角度のないところからティーロ。GKマニンガーがセーブ。

完全にカチーアが抜けだしていた。マーカーがいなくなってしまったのかは謎。修正できるのか。

81分、ユーベ。マルキオンニに代えてデ・チェリエを投入。

修正のために守備のいいデ・チェリエを投入。

82分、レッチェ同点。右サイドを上がっていたファビアーノからの浮き球のパスを左サイドから走り込んできたカチーアが左足であわせてレッテ。1-1。

アウトサイドにかかったボールはカーブがかかってそのままゴールに。ユーベは危険な選手を2度もフリーにしてしまった。

守備がいいはずのデ・チェリエもついていけず。完全にカチーアがフリーに。しかも、アウトサイドにかかっていたボールを見送るしかないというレッテ。

89分、ユーベ。勝ち越し。左サイドからのサイドチェンジ。デ・チェリエからのクロスをファーで高い打点でアマウリがヘッドで叩きレッテ。1-2。

ストレスが溜まっていたアマウリが起死回生のレッテ。デ・チェリエのクロスに完全に抜けて叩きつけた。

アディショナルタイムは3分。

ユーベは残り時間を潰してクローズさせるだけ。右サイドでボールをキープ。

レッチェがロングボールで狙ったものの、ユーベはボールを跳ね返し。中盤で回してゲームをクローズさせた。1-2でユーベの勝利。なんとか2位タイに留まった。

ボールポゼッションはレッチェ35.1%、ユーベ64.9%、ショッツオンゴールはレッチェ4、ユーベ3、ショッツワイドはレッチェ3、ユーベ6、ブロックされたシュートはレッチェ0、ユーベ4。

0 件のコメント: