闘莉王、起用法など主張…浦和の契約更改(サンケイスポーツ)
浦和が10日、“厳冬”の契約更改交渉をスタートした。3年契約の3年目を迎えるDF闘莉王が、新たに就任した信藤チーム・ダイレクター(TD)に、自身が前線に上がる戦術の廃止、攻撃陣の補強を強く訴えた。3日に手術した左ひざは「大丈夫じゃない」と話した。
闘莉王が前線に上がるようになったのは浦和に来てからのことではない。それに、戦術として確定していなかったアテネ五輪でも勝手に上がって前で潰れ、ピンチを招いていた。それをいまさら、上がるのは嫌だというのは虫がよすぎないか。
上がるのを禁止したらそれでまた不満を爆発させるような気もする。
坪井ブチギレ!無冠の浦和“厳冬更改”(デイリースポーツ)
秋山祐輔代理人を伴い、約40分の交渉を終えた坪井の顔はゆがんでいた。交渉の席上、クラブ側から「絶対に必要な選手」との言葉がかけられたものの、出されたのは単年契約でのダウン提示だった。「提示を見て?正直言っていいのかな。これじゃ、契約しませんよ」。今季は序盤こそ定位置を譲ったが、リーグ21戦を含む公式戦33試合に出場。チームが苦しみ続けた後半戦、縁の下で支えた男にとっては非情な提示だった。
今季、無冠だったのは坪井の責任ではない。浦和のゲームを全部見たわけではないが、坪井のディフェンスは素晴らしく、サイドからのアタックをかなり潰していた。足の速さというのもあり、カバーリングも的確。ミスもあったけれども、それを言い出したら完璧なDFは存在しなくなる。
それでもダウンというのはどういうことなのか。
ヨーロッパのサッカーでクラブの財政状態を説明して給料のカットということはあるが、降格以外の理由で単純に順位による年俸ダウンというのは聞いたことがない。しかも、坪井はレギュラーなのだ。
こういうことなら坪井は浦和と契約解除をして、海外に移籍したほうがもっといいサッカーをすることができるだろう。
減収が予想されるとはいえ、浦和はJリーグで一番の金満クラブであることは間違いない。そのクラブが選手にかけるお金をケチるということはどういうことなのだろうか。
闘莉王が帰郷…“無期限休養”を宣言(デイリースポーツ)
J1浦和の日本代表DF田中マルクス闘莉王(27)が11日、成田空港からブラジルに帰郷した。3日に左ひざの内視鏡手術を終えたばかり。日本代表は若手を中心に1月10日から、浦和は同12日にも始動するが「早く帰ってきたい気持ちはあるが、完治が先。10日になるか、20日になるか、30日になるか分からない」と“無期限休養”を宣言した。
このニュースを聞くとエメルソンがカタールへの移籍を模索して、シーズンに入っても帰ってこなかったことを思い出す。闘莉王も移籍を考えているのだろうか。
彼の両足の状態が悪いことはよくわかっている。手術もしたし、リハビリにも時間がかかるだろう。それでもリハビリは日本でもできる。南半球のブラジルのほうが温かくリハビリの進みが早いというなら、そうはっきり言えばいい。ブラジル人の特徴なのか、はっきりしたことは言わない。闘莉王は日系だが、やはりずるがしこいブラジルの血がそうさせるのだろうか。
阿部、欧州移籍へ!浦和の3年契約保留(スポーツ報知)
「海外移籍は昔からの夢。年齢的にもラストチャンスかも」高い次元で自身の研磨を願う求道者は、常々こう語り、クラブ側にも伝えてきた。強化部も、移籍金4億円で昨季千葉から加入時に将来的な欧州挑戦を確約。昨季のアジア・チャンピオンズリーグ制覇にも貢献し、幹部は「これで移籍金の元は取った」と話した。そんな阿部の実力を欧州も高く評価。今夏の移籍市場でも、セリエAなどの数クラブが獲得に乗り出していた。
浦和は阿部が海外移籍を望むなら止める手段はない。千葉からの移籍の際、「海外移籍容認」が条件に入っていたからだ。もし拒否すれば、契約不履行ということになってしまう。
阿部としては当然の権利を主張したまでで、浦和が3年契約を全うしてからと考えていたとしてもそれは阿部の知ったことではない。
移籍をしたいという阿部の気持ちがあるなら、気持ちよく送り出してやることだ。そう約束したのは浦和であり、いまさら空手形にするわけにはいかないのだから。
その他にも永井の移籍問題があり、両サイドのフルバックの獲得問題がある。
来季の浦和の立て直しは本当に前途多難だと言わざるをえない。
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