2008年11月13日木曜日

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria 13th November 2008

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2008 Japan 3-1 Syria @ Home's Stadium Kobe
Japan:Nagatomo 3,Tamada 26,Okubo 52
Syria:Al Zeno 78(r)

両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。シリア国歌「祖国の守護者よ」の独唱、TASAKIペルーレFC DF池田浩美選手、FW大谷未央選手、DF下小鶴綾選手&兵庫県内(神戸市・西宮市)の小学生による日本国歌「君が代」の合唱。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。


Japan (Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria)
 Tamada 
 Tatsuya Tanaka 
OkuboOkazaki
AbeKengo Nakamura
NagatomoUchida
Tulio TanakaTerada
 Kawaguchi 


シリアは赤一色のファーストジャージ。システムは3-4-1-2。

Syria (Kirin Challenge Cup 2008 Japa vs. Syria)
ChaaboRafe
 Al Sayed 
AyanJenyat
AbdullahAl Rashid
DakkaDyab
 Esmaeel 
 Balhous 


前半。日本のキックオフ。

犬飼会長はバックパス禁止という話だったのにいきなりバックパスから入る。川口はフィードは大丈夫なのだっけ。彼はハイボールだけが弱点ではなかった記憶があるのだけど。

2分、日本。左サイドでボールを奪った長友がドリブルで中に切れ込みながらロングで運び、エリア外から右足でシュート。ゴール左隅に決まってゴール。1-0。

いきなり日本は長友の長いドリブリングからのミドルでシリアの守備網を切り裂いた。

6分、日本。右サイドの内田から田中達也にパス。田中達也が右サイドでキープ、内田とのワンツーからマイナスのクロスを受けた玉田がシュート。ゴール左に外れる。

展開の速さからなのか、田中達也のクロスは玉田の足下に入ってしまった。足下では玉田の左足が強烈でも狙いはつけづらい。

15分、シリア。玉田をファールで止めたシャーボにイエローカード。

19分、日本。中村憲剛のCK。ファーで寺田が叩きつけたがゴールラインでDFが弾き、闘莉王のシュートもライン上でシリアが弾き返した。

GKバルフスは完全に抜いたが、シリアはゴールライン上できっちりカバーに入っていた。

23分、日本。右サイドで細かくつなぎ、内田のクロスのこぼれ球を拾った長友からの折り返し。岡崎が合わせるがゴールのはるか上。

長友のクロスが強かったというけれども岡崎が振らなければゴールに突き刺さっていたはず。岡崎は相変わらずシュートが下手だ。

25分、日本追加点。右サイドで岡崎、田中達也、内田と振って中村憲剛に。中村憲剛からの浮き球にファーで左足を合わせた玉田がネットに突き刺してゴール。2-0。

オフサイドぎりぎりで飛び出した玉田が左足を合わせただけでゴール。やっぱり彼はボールコントロールが素晴らしい。

それにしてもテレビ朝日は雑談ばかりでシリアの選手の名前を言わないなあ。

38分にはトラブルになった長友とジェニアトがレフェリーの仲裁で握手。

アディショナルタイムは2分。

前半はこのまま終了。2-0と日本リードで折り返し。

45分、日本。玉田に代えて佐藤寿人、田中達也に代えて香川、寺田に代えて今野を投入。

45分、シリア。シャーボに代えてアルジノ、アルラシドに代えてアルエイトゥニを投入。

後半。シリアのキックオフ。

サイドから攻めろという指示が出ているはずだが、プレスがかからない分、中に入り気味になっている。もうちょっと上からのワイドな映像があればわかるのだが、2列目の3人の幅は狭い。

50分、シリア。イスマイルに代えてアルアミナを投入。

53分、日本。今野のボールキープから右サイドを香川が駆け上がり、エリア内で放して長友に渡してのシュート。GKバルフスがセーブ。

香川のドリブリングでエリア内に切れ込んで外に放してのシュート。それにしてもシリアはまったくプレスがかからない。

54分、日本。中村憲剛のCK。ファーサイドで今野がヘッドを合わせるがGKバルフスがセーブ。

今野がフリーでヘッドを叩きつけるがGKバルフスがビッグセーブ。

55分、日本。闘莉王に代えて高木を投入。

CBのコンビは阿部と高木に。

57分、日本。右サイド内田からのパスでオフサイドラインを破った香川がGKバルフスと1対1になり、ループで頭を越すが大きすぎて枠に入らず。

あそこはループしかないけれど。なぜ枠に飛ばせないかなあ。

58分、日本。アヤンにファールをした内田にイエローカード。

ちょっとタックルが深かった。ボールにいっていたけれどももうひとつの足が足を刈ってしまった。

61分、日本。左サイドをドリブルで上がった長友からのクロスを大久保が右足の爪先でシュート。シリアのDFダッカに当たってコースが変わったボールはそのままゴール。3-0。

長友からのクロスはきっちり大久保のところへ。蹴ればいいというボールに、相手DFに当たってコースが変わるという運も加わってゴール。GKバルフスはコースに入っていたのにね。

63分、シリア。川口にファールをしたラフェにイエローカード。

64分、シリア。バルフスに代えてアルアズハルを投入。

GK同士の交代。出来の問題ではないとは思うけれども。

66分、日本。右サイドでボールをキープした香川からのクロス。相手DFに当たって佐藤寿人のところへ。右足でゴールを狙うがわずかにゴール左に外れる。

佐藤寿人のところにビッグチャンスが来るような巡りなのか。ここは決めなくては。惜しいシュートではレギュラーは勝ち取れない。大久保も詰めていたが動けなかった。

67分、日本。大久保に代えてを投入。

4人のFWを全員投入。シリア相手に3-0とはいえ、そろそろゲームをクローズする準備も必要なのではないか。前がかりになる危険性を考えているのだろうか。

なぜ内田がそこにいるというくらい高い位置に内田がいる。高い位置にいてもかまわないのだけど、香川だったり佐藤寿人だったり岡崎だったりがいるべき場所ではないのか。サイドアタックは両サイドのフルバックはサポートに徹するものでメインの武器ではないぞ。

76分、日本。エリア内で香川がアルアミナが倒してPKの判定。

香川は経験という面では今ひとつ。あそこは倒しても一緒に倒れるとか。そういう狡猾さを見せてほしかった。レフェリーを見てはね。PK?と聞いているようなもの。

77分、シリア。PK。アルジノがGK川口の逆をついて右足で左隅に決めてゴール。3-1。

守護神川口も届かず。ゴール内のボールを持って帰らないというところで勝負に対しては淡泊なのかと思う。

78分、日本。内田に代えて駒野を投入。

80分、シリア。ジェニアトに代えてアルアガを投入。

81分、シリア。岡崎をファールで止めたダッカにイエローカード。

日本はホームでこんなに疲れていてどうする。カタール戦ではアウェイでほとんどの選手が90分走らなければならないというのに。

今の日本はレギュラーと控えの差が大きすぎる。このシリア戦はもっと控え組を使ってもよかったのでは。

アディショナルタイムは1分。

中村憲剛も正直にボールを放り込まなくてもサイドでキープという練習をすればよかったのに。あやうくカウンターを仕掛けられるところだった。

ゲームはこのままタイムアップ。3-1で日本の勝利。前半の出来に比べて後半はかなり落ちたゲームだった。

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