2008年11月23日日曜日

ラ・シニョーラ、一瞬の隙を突かれてDerby d'Italiaを落とす

Serie A Matchday 13 Internazionale Milano 1-0 Juventus @ Stadio Giuseppe Meazza
Internazionale Milano:Muntari 72

インテルはネッラズーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Internazionale Minan (Serie A Matchday 13)
AdrianoIbrahimovic
 Stankovic 
MuntariZanetti
 Cambiasso 
MaxwellMaicon
SamuelMaterazzi
 Julio Cesar 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 13)
Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
SissokoTiago
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

ユーベはいきなりキエッリーニのハンドがあったけれども故意ではないということで見逃してもらう。ラッキーといえばラッキー。

このハンドの場面が繰り返し流れている。疑惑のシーンということだね。

しかし、ユーベはチアゴがスタンコビッチと絡んで負傷。

3分、ユーベ。チアゴに代えてマルキジオを投入。

結局、チアゴは負傷退場。マルキジオが久々に登場。

今度はデルピエロがマテラッツィに後ろからチャージされて倒れている。今日のインテルはかなり激しい。

ユーベは高いディフェンスラインを保ち、フォリジョーコをとってイブラヒモビッチ、アドリアーノの2トップの抜け出しを押さえる作戦か。今のところポゼッションはユーベでインテルは前線へのフィードが多い。

11分、インテル。マクスウェルのロングフィードにスタンコビッチが抜け出すが、キエッリーニが何とかアンゴロに逃れる。

フォリジョーコのラインを完全に破られた。スタンコビッチがダイレクトで撃っていたら危険な状態だった。

インテルはデルピエロにマテラッツィがマンマークでついてユーベのチャンスメイクを潰している。身長の差がかなりあるのだが、デルピエロはフィジカルで負けていない。

完全にポゼッションはインテルに。

今度はマルキオンニがエリア内でムンタリに倒されるがリゴーレの笛はなし。

こちらも何度もリプレイ。キエッリーニのハンドといってこいかなあ。

24分、ユーベ。アマウリにカルテリーノ・ジャッロ。

カンビアッソと揉めていたようだけれども、ボールのないところでのファールかな。

26分、インテル。右サイドのプニツィオーネ。アドリアーノのボールにファーでムンタリがヘッドを合わせるがGKマニンガーがセーブ。

アドリアーノが放り込んだボールはそのままファーのムンタリのところへ。フリーでヘッドを撃たれるがコースは完全にGKマニンガーが防いでいた。

28分、ユーベ。イブラヒモビッチへのファールでレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

執拗にイブラヒモビッチのキープに絡んで倒したことへのカード。

29分、インテル。左サイド高い位置からのプニツィオーネ。マイコンが直接狙ってくるがGKマニンガーが弾き出してアンゴロ。

マイコンが右足で強烈なティーロ。GKマニンガーが何とか弾き出す。

32分、インテル。マルキジオからレグロッターリェのミスパスをかっさらったイブラヒモビッチが抜けだし、完全にGKマニンガーと1対1になるが左足のティーロはわずかに右に外れる。

ミスパスというかレグロッターリェのトラップミスというか。バイタルエリアでのミスは失点につながる。集中力が途切れていたのか。

34分、インテル。イブラヒモビッチのポストプレーから抜けだしたアドリアーノが確度のないところから強烈に狙うがGKマニンガーのスーパーセーブ。

たしかにマニンガーが触っていたのだけれどアンゴロはなし。それにしてもイブラヒモビッチが潰れたところにアドリアーノが走り込んでいてビッグチャンスに。皇帝陛下は復活なのか。

39分、ユーベ。自陣からネドベド、シソコ、グリゲラとつないで前線のアマウリのポストプレー。マルキオンニに預けて右に開いたアマウリに戻してのクロスにマルキオンニが左足を合わせるがGKジュリオ・セーザルの正面。

素早くつないでのカウンター。アマウリとマルキオンニが逆なら決まっていたかもしれない。

43分、ユーベ。グリゲラからのフィードをアマウリが落とし、中央のネドベドに。ネドベドが戻したところにマルキジオが強烈なティーロ。GKジュリオ・セーザルが弾き出してアンゴロ。

このところアマウリのポストが上手く機能している。アマウリにボールが収まればユーベもビッグチャンスを作って相手ゴールを脅かすことができる。

アディショナルタイムは2分。

45分、インテル。イブラヒモビッチの左サイドでのキープから中に戻してのムンタリの強烈なティーロ。GKマニンガーがビッグセーブでアンゴロに。

中に飛びこんだムンタリはフリー。強烈なティーロによくマニンガーが反応した。

プリマ・テンポはここで終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはインテル47.5%、ユーベ52.5%、ショッツオンゴールはインテル7、ユーベ1、ショッツワイドはインテル2、ユーベ3、ブロックされたシュートはインテル3、ユーベ1。

セコンド・テンポ。インテルのキックオフ。

発煙筒が投げこまれていてちょっとだけ中断。緑色の煙がもくもくと。

49分、インテル。デルピエロへのファールでマテラッツィにカルテリーノ・ジャッロ。

完全にアフタータックル。デルピエロは平然として立ち上がったけれども。

さっきのモリナーロのロングスローをカンビアッソがエリア内で手で処理したのではないかとリプレイ。肩に見えるからリゴーレは吹きにくい。

53分、インテル。アマウリへのファールでサムエルにカルテリーノ・ジャッロ。

もつれて倒れた感じに見えたけれども。あれでカードか。

ポゼッションはユーベに戻ってくる。インテルはロングボールで裏をとる戦術か。

63分、インテル。マイコンからのカウンター。中盤でスタンコビッチがためを作って左サイドのイブラヒモビッチへ。クロスを入れるがアドリアーノのヘッドは枠の上。

ユーベが攻めにかかってモリナーロとデルピエロのウーノ、ドゥーエを奪われてのカウンター。アドリアーノのヘッドは精度を欠いた。

64分、インテル。スタンコビッチからのパスでフォリジョーコのラインを破ったイブラヒモビッチが抜け出すがティーロはゴール左に外れる。

フォリジョーコかと思ったのだけど、旗はあがらず。今日のイブラヒモビッチは決定的なチャンスを二度外した。

69分、ユーベ。マルキオンニに代えてカモラネージを投入。

マルキオンニの出来はよかったのだけど、ゴールには結びつかなかった。カモラネージは怪我から復帰後どこかで回復しているか。

71分、インテル先制。GKジュリオ・セーザルのロングフィードをイブラヒモビッチが競ってアドリアーノが落としてイブラヒモビッチが逆サイドに。飛びこんできたムンタリが左足で押し込んでレッテ。1-0。

GKマニンガーは一歩も動けず。ムンタリはフリーでぽっかりとディフェンスに穴があいてしまった。フォリジョーコをアピールしているがリプレイではフォリジョーコではなく。

76分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

ユーベはポゼッションを完全にインテルに奪われている。攻撃がうまく組み立てられず。ことごとくパスがインテルにひっかけられている。

80分、ユーベ。カモラネージのアンゴロ。デルピエロがニアでヘッドを合わせるがGKジュリオ・セーザルがビッグセーブ。

完璧に枠をとらえたヘッドだったが、ジュリオ・セーザルの反応がすごかった。あれが入らないと痛い。

82分、インテル。アドリアーノに代えてフリオ・クルスを投入。

85分、インテル。スタンコビッチに代えてブルディッソを投入。

89分、インテル。ムンタリに代えてビエラを投入。

アディショナルタイムは3分。

インテルはゴール前の接触で何でもないのに倒れてファールをもらうパターンが多い。マテラッツィはデルピエロのボールコントロールだけでバタン。そんな柔なフィジカルじゃないだろう。ビエラもあんな接触で倒れなかったのに倒れてファールをもらいにいっている。

ゲームはこのままタイムアップ。インテルが1-0で勝利。

ボールポゼッションはインテル46.8%、ユーベ53.2%、ショッツオンゴールはインテル9、ユーベ2、ショッツワイドはインテル7、ユーベ3、ブロックされたシュートはインテル4、ユーベ2。

0 件のコメント: