2008年11月14日金曜日

ラ・シニョーラ、攻撃陣の爆発でジェノアを圧倒!!

Serie A Matchday 12 Juventus 4-1 Genoa @ Olimpico di Torino
Juventus:Grygera 6,Amauri 26,Iaquinta 85,own goal(Papastathopoulos) 92
Genoa:Milito 89(r)



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 12)

Del PieroAmauri
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 



ジェノアはロッソブルのファーストジャージ。システムは3-4-3。

Genoa (Serie A Matchday 12)
 Milito 
GasbarroniPalladino
RossiPotenza
JuricMotta
CriscitoBiava
 Ferrari 
 Rubinho 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

5分、ユーベ先制。右サイドのスローインを入れたグリゲラがデルピエロからの戻しを受けてそのままリゴーレに切れ込み右足でティーロ。GKルビーニョを破ってレッテ。1-0。

スローインを入れたのがグリゲラ。デルピエロが受けてそのままグリゲラがドリブルで切れ込んでゴールに叩き込んだ。素晴らしいレッテ。

カモラネージは怪我は大丈夫だろうか。ベンチでピーナッツか何かを投げ上げて食べてニコニコと笑っている。機嫌はよさそう。マルキオンニが今はキレキレだからポジションを取り戻すのは大変そうだけど。

ユーベはシソコがインクルソーレの仕事をしている。レジスタはチアゴなのだろうけれども。プレーメイカーはネドベドもデルピエロもいるし。インコントリスタというイメージだったシソコがダイナミックに活躍している。すごい運動量だよね。ラフプレーが多いのが欠点なのだけど。

18分、ジェノア。フェッラーリからのロングフィードを左サイドで受けたミリートがドリブルで中に切れ込みながらティーロ。サイドネット。GKマニンガーも反応したけれども強烈なティーロ。

ロングフィード一発から危険な状態に。レグロッターリェとキエッリーニがついていたけれどもつききれず。

パッラディーノもユベントスではあまり出番がなかったけれどもジェノアではウイングの一角として左右にポジションチェンジをしながらいい仕掛けを見せている。もったいないけれども、ユベントスでは彼のポジションにはネドベド、カモラネージ、デルピエロと分厚いからなあ。ベンチというにももったいないし。敵としては嫌らしい。

25分、ユーベ追加点。キエッリーニ、マルキオンニ、アマウリとつないで右サイドのグリゲラに振ってのクロス。リゴーレに飛びこんだアマウリがヘッドでゴール左隅に決めてレッテ。2-0。

キエッリーニのボール奪取から流れるような流れでアマウリが高い打点から叩き込んだ。彼もようやくピントが合ってきたみたいでティーロが枠に飛ぶようになってきた。枠を外して天を仰ぐことが多かったからね。

30分、ジェノア。パッラディーノからのクロスのこぼれをユリッチが左サイドのガスバッローニに振ってのクロス。GKマニンガーが叩き落としたところにミリートが合わせるが空振り。ユーベがクリア。

左サイドのポテンツァ、パッラディーノがキープしてのクロス。こぼれ球もユリッチが支配とジェノアがユーベゴールを包囲してのアタック。ミリートの位置がフォリジョーコかどうかはわからないけれども、当たっていればわからなかった。

37分、ユーベ。チアゴ、シソコ、デルピエロとつないで左サイドから飛びこんできたモリナーロへ。GKルビーニョを左足のティーロで抜いたもののクリシートがクリア。

流れるようなパスワークでジェノアの守備網を切り裂いての決定機。モリナーロが一瞬ためらわなければ決定的な3点目だったかもしれない。

アディショナルタイムは1分。

ジェノアが攻勢をかけたもののプリマ・テンポはこのまま終了。2-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ52.6%、ジェノア47.4%、ショッツオンゴールはユーベ2、ジェノア0、ショッツワイドはユーベ3、ジェノア4、ブロックされたシュートはユーベ3、ジェノア0。

45分、ジェノア。ガスバッローニに代えてスクッリを投入。

セコンド・テンポ。ジェノアのキックオフ。

ジェノアが開始早々から怒濤のアタック。ユーベはゲームをクローズするつもりなのか若干引き気味に。

49分、ジェノア。右サイドのポテンツァから前線のミリートに。ミリートからのクロスにパッラディーノが合わせるがブロックが入ってゴール左へ。

本当に敵に回すと厄介なプレーヤー。前線のどこにでも現れるし、こぼれ球を拾っているような気がする。

52分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。モリナーロのボールにグリゲラがヘッドを合わせるがGKルビーニョがキャッチ。

ピンポイントでグリゲラがヘッドで叩いたがルビーニョの正面。ジャストミートでも正面では難しい。

ユーベはカモラネージがアップ中。そろそろサイドで復活かなあ。マルキオンニもいいプレーをしているからね。昨シーズンはカモラネージ不在のときにパッラディーノ、ヤクインタ、サリハミジッチで回していたからね。スペシャリストがふたりというのは心強い。

56分、ジェノア。ネドベドへのファールでモッタにカルテリーノ・ジャッロ。

60分、ジェノア。ポテンツァに代えてボッケッティを投入。

64分、ジェノア。チアゴとの争いを制してボールを持ったモッタからユリッチ、右サイドのスクッリにつないでのティーロ。サイドネットに突き刺さる。

シソコのミスパスが目立ち、チアゴが上手くコントロールできない。そこをモッタに突かれて一瞬でビッグチャンスに。スクッリも元ユーベだし、期するものはあるのだろうなあ。

68分、ユーベ。マルキオンニに代えてカモラネージを投入。

マルキオンニには場内から拍手。カモラネージもパフォーマンスが戻っていなければまたベンチに逆戻りだからね。いいパフォーマンスを期待している。

69分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがわずかにゴール右に外れる。

左側は壁で固められて狙うところがなかった。右隅はあまりにもタイトすぎた。

ユーベはどうやらクローズに向かっているようだ。デルピエロが持ち上がっても両サイドは上がっていかない。リスクをとらない戦術。残り12分で2点リードなら当然の戦略か。

79分、ジェノア。ビアーバに代えてパパスタソプロスを投入。

負傷による交代。

カモラネージは十分に切れている。あとは試合勘かな。守備では貢献しているし、ワンタッチパスもあって8割は戻ってきている感じ。

81分、ユーベ。左サイドを駆け上がったモリナーロのクロス。ジェノアDFがキープしたもののバックパスはアマウリの足下に。アマウリからデルピエロに戻してのティーロはGKルビーニョが弾き出してアンゴロ。

モリナーロの長い距離のドリブルからのクロス。精度は今ひとつだったが、こぼれ球を奪ったアマウリからデルピエロへの理想的な戻し。GKルビーニョの反応を褒めるしかない。

83分、ジェノア。デルピエロをファールで止めたロッシにカルテリーノ・ジャッロ。

84分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

今日はアマウリもレッテがあったからね。交代にも機嫌がよさそう。

84分、ユーベ追加点。レグロッターリェからのパスをデルピエロがワンタッチで前線へ。抜けだしたヤクインタが落ち着いてGKルビーニョの逆を突いて右足でゴール右隅に決めてレッテ。3-0。

交代後わずか50秒でのレッテ。ヤクインタは強運を持っている。ゴールへの嗅覚は素晴らしい。

87分、ユーベ。デルピエロに代えてジョビンコを投入。

今日は2アシスト。場内からも拍手。

87分、ユーベ。右サイドからのアーリークロスをエリア内でレグロッターリェがハンドをとられてリゴーレ。

ヘッドでクリアしようとしたボールが流れて手に当たったという感じ。あれは流してもらえないだろうなあ。こういうところでミスをするのがニコラというところか。

88分、ジェノア追撃。リゴーレ。ミリートが右足でゴール左隅に決めてレッテ。3-1。

GKマニンガーもコースを読んでいたがミリートのティーロの速度が優る。

ネドベドは今日は受難の日。3度も倒されて点を見あげることに。

アディショナルタイムは4分。

91分、ユーベ追加点。ジョビンコからのパスを受けて右サイドを抜けたカモラネージのクロスにニアでクリアしようとしたパパスタソプロスがそのままゴールに押し込んでしまいレッテ。オウンゴールで4-1。

ジョビンコからパスでカモラネージが右サイドを完全に抜けだしてのクロス。高速のクロスにパパスタソプロスはクリアしきれなかった。抜けていればヤクインタがファーにいたからね。

ゲームはこのままタイムアップ。4-1でユーベの勝利。

ボールポゼッションはユーベ46.8%、ジェノア53.2%、ショッツオンゴールはユーベ5、ジェノア1、ショッツワイドはユーベ6、ジェノア7、ブロックされたシュートはユーベ3、ジェノア0。

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