2008年10月15日水曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Japan vs. Uzbekistan 15th October 2008

2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 3 Japan 1-1 Uzbekistan @ Saitama Stadium 2002
Japan:Tamada 40
Uzbekistan:Shatskikh 27

両国国旗、フェアプレー旗に続いて両国選手の入場。村上利明さんによるウズベキスタン国歌「O'zbekiston Respublikasining Davlat madhiyasi」、和田アキコによる日本国歌「君が代」の演奏。

日本は青、白、青のファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Japan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 3)
 Tamada 
 Okubo 
KagawaShunsuke Nakamura
EndoHasebe
AbeUchida
Tulio TanakaNakazawa
 Narazaki 


ウズベキスタンは白一色のファーストジャージ。システムは4-4-2フラット。

Uzbekistan (2010 FIFA World Cup South Africa Asian Qualification Round 4 Matchday 3)
Djeparov Shatskikh
Jasur HasanovMagdeev
AhmedovKapadze
DenisovGafurov
IsmailovAlikulov
 Nesterov 


前半。ウズベキスタンのキックオフ。

なぜ、怪我をしている闘莉王がスタメンなのか。怪我をしている彼のほうが他の選手よりも上なのか。

日本はウズベキスタンのプレスに苦しみ、U.A.E.戦で見せたボールポゼッションは見られない。逆にパスをカットされてのショートカウンターで前線まで運ばれる場面が目立つ。

ウズベキスタンは中村俊輔にマーカーをしっかりつけているのだが、日本はジェパロフがフリーになっていることが多い。怖い選手と言いながらあれだけ自由にするという意味はわからない。マンマークじゃなくてもいいのだけれど、マーカーの受け渡しはうまくいっているようには見えない。

20分、日本。左サイドエリア角付近からのFK。中村俊輔がエリア内に放り込むが、アリクロフがクリア。

FKのチャンスはともにサイド。放り込みのボールには慣れているのか、ウズベキスタンは落ち着いてクリア。

27分、ウズベキスタン先制。闘莉王のクリアミスを右サイドからマグデーエフがヘッドで前線に送り、カパーゼのクロスにシャツキフが左足を伸ばして、GK楢崎を抜いてゴール。0-1。

闘莉王は本調子ではないのでは。あれは足に力が入らないためにバイシクルでのクリアが小さかったのでは。背後にボールを出されるともうついていけなかった。

シャツキフは難しいボールだったのだが、左足を伸ばすだけでゴールに流しこんでしまった。さすがに力がある。しかも初めての決定機。

32分、日本。右サイド高い位置からのFK。中村俊輔のボールに大久保が飛びこむが、その前にGKネステロフがパンチングでクリア。

大久保の頭に当たっていれば1点だったが、ネステロフの判断がよく。さらにカウンターで日本はピンチを招く。

33分、日本。右サイドから中村俊輔が突破。前線の香川へのクロス。トラップして左足で撃とうとするがアリクロフが体で止める。

中村俊輔が右サイドから中に入りながら香川へのパス。香川はトラップしてから反転して撃とうとしたが、体を寄せられた。

37分、日本。中村俊輔から右サイドから内に切れ込んだ内田にスルーパス。香川にラストパスを出すが、オフサイド。

中村俊輔のスルーパスに内田が抜けだし、ラストパス。内田はここでは撃たず、ラストパスを出すがオフサイド。

39分、日本同点。左サイドの闘莉王、中村俊輔とつないでのクロス。大久保がエリア内右でスライディングをしながら折り返し、玉田が左足で合わせてゴール。1-1。

中村俊輔が右サイドにポジションを変えてのクロス。大久保がぎりぎりで折り返し、玉田が押し込んだ。

アディショナルタイムは2分。

日本のCKからウズベキスタンがカウンターに走るが中村俊輔が潰して、ここで前半終了。1-1で折り返し。

後半。日本のキックオフ。

51分、日本。遠藤から長谷部、内田と右サイドに振ってのクロス。マイナスの位置で玉田が合わせるが枠には飛ばず。

中盤のボールの奪い合いを日本が制して、遠藤から右へと展開。決定機を作ったが玉田のシュートは枠をとらえきれず。

57分、ウズベキスタン。マグデーエフに代えてメルジジノフを投入。

62分、日本。大久保に代えて岡崎を投入。

63分、日本。右サイド高い位置からのFK。遠藤がエリア内に放り込んだボールはGKネステロフがパンチングでクリア。こぼれ球を拾った中村俊輔がボールを放り込むが、前線の選手はオフサイド。

GKが出られる位置というのはほとんどノーチャンス。ネステロフの判断力は非常に高い。

67分、日本。遠藤のCK。ショートコーナーから中村俊輔がクロス。岡崎のヘッドはどんぴしゃりだったが、中澤の頭にブロックされる。

決定機だったが、味方に当たるという不運。中澤のブロックが壁にならずコースを変えていたら。というポイント。

70分、日本。ロングフィードを岡崎がポストで落とし、玉田がシュート。GKネステロフがファインセーブ

玉田が完全な形でシュートを撃ったがGKネステロフの反応は見事。

71分、ウズベキスタン。シャツキフに代えてゲインリフ、アフメドフに代えてハイダロフを投入。

72分、ウズベキスタン。阿部を後ろから蹴ったメルジジノフにイエローカード。

75分、日本。香川に代えて稲本を投入。

79分、日本。玉田に代えて興梠を投入。

中村俊輔は唇から出血。あれは止めなければならないのだが。レフェリーは気付かず。

日本は闘莉王を前に上げての完全なパワープレー。

ようやく中村俊輔はピッチ外で止血。

89分、日本。阿部、中村俊輔とつないでのクロスに闘莉王がヘッドを合わせるがGKネステロフがファインセーブ。

闘莉王を上げてのパワープレーが功を奏したかに見えたが、最後の壁は破れず。

アディショナルタイムは5分

日本は猛攻を仕掛けているがゴールに結びつかず。

92分、ウズベキスタン。ゲインリフのポストプレーから右サイドのカパーゼに振ってのシュート。GK楢崎が押さえる。

戻されると危険だった。ウズベキスタンの攻撃が淡泊で助かったという感じ。

95分、ウズベキスタン。イスマイロフにイエローカード。

中村修助が前線に放り込んだボールはクリアされ、ここでタイムアップ。1-1のドロー。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

 同じホームで戦って、カタールを全く寄せ付けずに4-0で大勝したオーストラリアと比べてしまうと、必然的に両チームの現時点での実力差を感じた今日の試合。

 まあ岡田が監督やっている時点で、潜在能力を眠らせている状態で戦っているようなものですが・・・

 多分オーストラリアとの差は本来はさほどないはずなのですが今の状態では日本はグループ2位をかけて、カタールなどと争う戦いを強いられそうな気がします。

匿名 さんのコメント...

ご無沙汰しています。
昨日も実家と電話をしたり、お弁当の支度をしたりで試合を見ていませんでした。
息子が「何で憲剛出さないんだよ!」と叫んでいたのが印象に残っています。
もし、次の試合で勝てたとしても岡田で大丈夫?の思いは消えないです。

kiri220 さんのコメント...

>king-yさん

オーストラリアは強かったですね。
彼らはホームで確実に勝つというコンセプトで戦っていて、抜け出しつつあります。
直接対決で2連勝というのも今のままでは現実的じゃないですね。

カタールとは分が悪いしということで、もしかしたらプレーオフに回ることも考えられます。

世界を驚かせるというコンセプトなのに、これでは忘れ去られてしまいそうです。。。

kiri220 さんのコメント...

>jasminteaさん

川崎のファンでしたっけ。
昨日の香川の出来なら、前半終了時点で中村憲剛を入れたほうがよかったかもしれません。
それで、真ん中に中村憲剛で左に大久保のほうがワイドに使えたのではとか。

次はアウェイでカタール戦です。
足元のテクニックは非常に高く、ウズベキスタンのねばり強い守備を崩して3点とっているくらいの攻撃力があります。

あと1カ月で闘莉王の怪我が治るのか、そして得点力不足は解消されるのかというとそういう明るさはなく。

本当に心配ですね。