2008年10月3日金曜日

ゼニトの八百長疑惑騒動は本当なのか

オシムも注目しているロシアからのニューカマー、ゼニトに八百長疑惑が持ちあがった。ゼニトは否定しているが、5000万ユーロという具体的な金額や試合の特定もあり、ロシアマフィアが関係している可能性もあって、UEFAは調査に乗りだしている。

Zenit, ombre sul trionfo Uefa
Bayern: "Siamo all'oscuro"
(La Gazzetta dello Sport)

La Gazzetta dello Sportは八百長が行われたのはUEFA CUPセミファイナルのセカンドレグ。ゼニトは5000万ユーロでバイエルン・ミュンヘンから星を買ったと報道している。

Mutkó: "¿Cómo se soborna a Kahn, Klose, Toni o Lucio?"(AS)

ASは可能性は低いと言いながらもバイエルン・ミュンヘンのカーンクローゼトニ、ゼ・ロベルト、ルシオが八百長に関係した可能性を報じている。

Russian mob 'fixed Gers UEFA final'(The Sun)

Two alleged leaders of a Russian mob were among 13 people nabbed in Spain over claims 32MILLION was paid so Zenit would win the trophy.

Zenit beat the Ibrox side, skippered by Barry Ferguson 2-0 in the final in Manchester in May.

It’s alleged the mob also fixed the Russian side’s 5-1 semi-final aggregate win over German giants Bayern Munich.


八百長のために3200万ポンドも支払われたということなのだが、詳しくはThe Scottish Sunと書かれている。

Russian mob 'fixed Gers final'(The Scottish Sun)

やはりここでも5000万ユーロという具体的な金額が出ている。本当にあったのか、それとも逮捕された人間がただ言っているだけなのか。さらにバイエルン戦だけではなく、レンジャーズ戦でも行われた可能性があるとしている。

バイエルンVSゼニトに八百長疑惑(スポーツニッポン)

昨季のUEFA杯で八百長疑惑が浮上した。バイエルンMがゼニトに0―4で敗れた準決勝第2戦でロシアのマフィアが試合結果に関与した疑いがあるとし、スペインの判事がドイツの捜査当局に情報提供を行ったことが1日に判明した。スペインにおける盗聴捜査でマフィア関係者が試合結果に言及し、バイエルンに報酬が支払われたと話していたという。バイエルン側は「情報を収集中」との声明を発表した。


日本では扱いは小さいが、このことが事実なら今季のチャンピオンズリーグポルト、バイエルン・ミュンヘン、ゼニトと八百長疑惑のある3チームが出場していることになる(ポルトは国内リーグの不正行為でペナルティが下されている。UEFAは出場停止処分としたがポルトが提訴して出場することに)。

徹底的に調査をしても、追放があるのかどうかはわからない。それでもクリーンということのためには徹底的に調査をして厳罰を下す必要がある。

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