2008年10月26日日曜日

ラ・シニョーラ、アマウリのゴールでデルビー・デッラ・モーレを制す!!

Serie A Matchday 8 Juventus 1-0 Torino @ Olimpico di Torino
Juventus:Amauri 48

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 8)
Del PieroAmauri
De CeglieMarchionni
NedvedSissoko
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Manninger 


トリノは臙脂色のファーストジャージ。システムは4-4-1-1。

Torino (Serie A Matchday 8)
RosinaBianchi
RubinAbate
ZanettiBarone
PisanoDiana
NatariDi Loreto
 Calderoni 


プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

オープニングはロジーナのドリブルからのミドル。ゴール右に外れたが誰もロジーナを止められなかった。またいつもの入りの悪さかと思う。

特攻のようなトリノの序盤の攻撃をしのぎ、ユーベも徐々に攻勢を強めていく。チャンピオンズリーグで自信を取り戻していればいいのだけど。

5分、ユーベ。グリゲラからのロングフィードをアマウリがヘッドで落とし、シソコのミドルは左に外れたけれども強烈だった。

こういうシュートをきちんと続けていけばかなり面白いのだけど。どんな相手でも受け身に回ってしまうのは今のユーベの悪い癖。

10分、ユーベ。左サイドでモリナーロ、デルピエロ、デ・チェリエとつないで中央に戻してのシソコの目の覚めるようなシュート。GKカルデローニにぎりぎりで弾かれてアンゴロに。

ユーベの攻勢は今のところ、シソコのミドルか、サイドに振ってのアマウリの頭という流れ。シソコのミドルは当たっているけれども、アマウリのヘッドは精度が今ひとつ。

18分、ユーベ。ザネッティにファールを仕掛けたシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

またまたシソコ。本当に気をつけないとまたエスプルソだよ。カードばかりコレクションしなくてもいいのに。ジャッロかというと微妙なプレーだったけれども、すっかり目をつけられてしまった。

22分、ユーベ。右サイドのデルピエロの突破からマイナスのクロス。マルキオンニのティーロはGKカルデローニがセーブ。リフレクトをもう一度マルキオンニが叩くが、これもカルデローニがスーパーセーブでアンゴロ。

ゴール右で潰れていたはずなのに、左隅へのティーロへも反応。すごい集中力だなあ。さすがにデルビー・デッラ・モーレ。

26分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。デルピエロが直接狙うがGKカルデローニが横っ飛びでセーブ。

デルピエロのプニツィオーネも一時期の宇宙開発ではなく、ようやくまともに枠に飛ぶようになってきた。

プニツィオーネの直前にラニエリとレグロッターリェが話していたけれども、なんだろう。守備のところの修正かなあ。

ディアナのタックルを受けてネドベドが負傷。アフタータックルで相当に危険。ベンチのサブのセンターはエクダルしか入っていないのに。

33分、トリノ。デルピエロへのファールでバローネにカルテリーノ・ジャッロ。

これがジャッロならディアナのファールもジャッロでいいような気がする。

ネドベドはピッチに復帰。センターのサブが今日は薄いからね。プリマ・テンポで失うのは痛い。

ユーベの攻撃はマルキオンニもデ・チェリエも真ん中に寄りすぎていてサイドアタックが効いていない。サイドアタックが身上のクラブだけに両サイドで起点を作ってのアタックを仕掛けてもらいたいものだけれども。

アディショナルタイムは2分。

プリマ・テンポはずっとシソコがレジスタだったけれどもパスの精度は今ひとつ。仕掛けはすごいのだけど、いつでもジャッロの不安は付きまとう。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはユーベ52.8%、トリノ47.2%、ショッツオンゴールはユーベ4、トリノ0、ショッツワイドはユーベ4、トリノ2。

45分、ユーベ。グリゲラに代えてメルベリを投入。

怪我とか出来の悪さではないとは思うのだけど。マルキオンニとリズムが合わなかったからかなあ。

セコンド・テンポ。トリノのキックオフ。

47分、ユーベ先制。ロジーナからボールを奪ったネドベドから前線のアマウリへのパス。そのままドリブルして左サイドから左足でのティーロ。GKカルデローニが触ったがボールはそのままゴールに吸いこまれてレッテ。1-0。

ショートカウンターの見本のようなプレー。ネドベドのボール奪取からアマウリへのパス出しの判断が非常に早かった。アマウリも落ち着いて決めたし。

ピッチの外ではジョビンコがアップ中。ジョビンコもこのところスタメンから外れているからね。レギュラー定着のためにも存在感を見せてほしい。

ユーベは1点のリードでゲームをクローズさせようとしているのか。少しプレスが甘い。ラフになっては駄目だけれども、きちんとプレスをかけていかないとサッカーは何が起こるかわからない。被っただけでパスは通ってしまうのだし。

56分、トリノ。ルビンに代えてアッブルスカートを投入。

トリノはゴールを狙いにきた。明確なアッブルスカート投入の意図。

61分、トリノ。右サイドのディアナに振ってのディープクロス。ユーベのゴール前にはユーベの選手しかいなかったけれども。危うくオウンゴールというピンチ。

危険なプレー。タッチが変わればゴールのほうに行くところだった。レグロッターリェは成長してミスが少ない選手になったけれども。ああいう場面は今でも怖い。

63分、ユーベ。デ・チェリエに代えてジョビンコを投入。

デ・チェリエもいい感じで貢献していたけれども、仕掛けは少なかった。ジョビンコにはドリブルでの仕掛けを期待したい。

ユーベはヤクインタがアップ中。彼はシュートは上手いからね。アマウリの分のポストというのはあまり期待できないけれども。

68分、ユーベ。アバーテの突破をファールで止めたジョビンコにカルテリーノ・ジャッロ。

これは突破されたらピンチになっていただけにジャッロ覚悟のファール。

70分、トリノ。ビアンキに代えてアモルーゾを投入。

機能していなかったビアンキに代えての投入。点をとるというメッセージ。

ジョビンコの出来は本当に悪い。ジャッロで自重しているわけではないだろうけれども、持ち前のドリブルがあまり効果的ではない。

73分、頼の。デルピエロへのファールでディ・ロレトにカルテリーノ・ジャッロ。

デルピエロがかなり狙われている。彼がゲームメイクをしているから仕方がないのだけど。壊されないように祈るしか。

このところ、ユーベは決定機を作れていない。本当にクローズという意図なのか。あまりにも守備的というのはモダンサッカーの流れに逆らっている。

79分、トリノ。ロジーナのアンゴロからザネッティのヘッド。ジャストミートだったがゴールの右に。

相手に主導権を渡すとこういうことになる。レグロッターリェの守備統率はすごいけれども、トリノの攻めを受けてばかりだと危険なことに。

80分、ユーベ。アマウリに代えてヤクインタを投入。

ポストが効かなくなっているアマウリに代えてヤクインタに。フレッシュな選手で追加点をというメッセージか。

81分、トリノ。ロジーナに代えてベントラを投入。

トリノはさらにFWの投入。アッブルスカート、アモルーゾ、ベントラと3枚のカードを全部FWに切ってきた。

85分、トリノ。ジョビンコの突破をファールで止めたザネッティにカルテリーノ・ジャッロ。

ようやくジョビンコらしいドリブリング。バローネから奪ってのショートカウンターはジャッロ覚悟のファールで止められた。

ユーベはセコンド・テンポにほとんどチャンスを作っていない。アマウリの先制点くらい。まさか。プリマ・テンポでガス欠になったわけではないだろうけれども。レグロッターリェとモリナーロの奮闘が目立つ。

デルピエロがナターリのファールを受けて負傷。ピッチの外へ。

ジョビンコのプニツィオーネの後で復帰。

アディショナルタイムは4分。

本当にもう1点ほしい。今季のユーベはこういうどん欲さに欠けている。デルピーとはいえ、ホームでトリノに主導権を渡してどうする。

このまま1-0でタイムアップ。ユーベはカンピオナートで5試合ぶりの勝利。暫定で10位まで順位を戻した。

ボールポゼッションはユーベ44.3%、トリノ55.7%、ショッツオンゴールはユーベ5、トリノ0、ショッツワイドはユーベ5、トリノ4。

ユーベはセコンド・テンポでティーロ2本。クローズするのが早すぎるよ。まったく。

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