Juventus:Del Piero 23 Sissoko 41(espulso)
Palermo:Miccoli 39 Mchedlidze 81
ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。
Juventus (Serie A Matchday 6)
| Del Piero | Amauri | ||
| Giovinco | |||
| Poulsen | Marchisio | ||
| Sissoko | |||
| De Ceglie | Grygera | ||
| Knezevic | Mellberg | ||
| Buffon | |||
パレルモはピンク、黒、白のファーストジャージ。システムは4-3-1-2。
Palermo (Serie A Matchday 6)
| Miccoli | Cavani | ||
| Simplicio | |||
| Bresciano | Nocerino | ||
| Liverani | |||
| Balzaretti | Cassani | ||
| Bovo | Carrozzieri | ||
| Amelia | |||
プリマテンポ。ユーベのキックオフ。
ラニエリはユーベのDNAに刻まれているとまで言った4-4-2を捨てて4-3-1-2にシステムをチェンジ。ジョビンコを２トップ下に置くパレルモとのミラーシステムでこのゲームをスタートさせた。
ユーベは序盤から早い出足でボールを拾い、ショートカウンターに構えている。パレルモにもバルザレッティ、ノチェリーノ、ミッコリとユーベでプレーした選手がおり、ユーベの戦い方を知っている選手に変化をつけたかったのかもしれない。目先の変化はあまりよくないのだが。
それでもユーベはブッフォンが復帰、デルピエロもこの試合最初のプニツィオーネで枠をとらえるなど、明るいニュースで始まった。レグロッターリェの怪我、カモラネージ、ネドベドはベンチというネガティブな面もあるのだが。
１７分、ユーベ。ポウルセンから左サイドのデ・チェリエに振って前線のアマウリに当ててキープ。深くえぐってのクロスにデルピエロが飛びこむがＧＫアメリアが飛び出して先に触る。完全な決定機だったが、アメリアの飛び出しに止められた。この判断はさすが。
デルピエロは立っているだけでぶつかれてファールをとられたり、オンサイドなのにフォリジョーコをとられたりとおかしな判定も多いのだけど、それでもきちんとプレーするのはさすが。プレーの質が落ちているのは否めないけれども。
２３分、パレルモ先制。ゴール正面右からのプニツィオーネ。リベラーニからのボールを右サイドの角度のないところからカバーニがティーロ。ＧＫブッフォンが弾いたところをミッコリが右足で蹴り込んでレッテ。０－１。
またもや先制される展開に。ユーベが押している展開だっただけに一発のプニツィオーネから決められてしまった。
ミッコリは負傷でピッチの外に出ていたものの治療後元気に戻ってきた。
ユーベは五分のボールが拾えなくなり、ボールを支配される展開。ＧＫアメリアの壁は厚いだけにボールを支配しての攻めじゃないとなかなかチャンスは作れない。
２８分、パレルモ。ミッコリに代えてミリアッチョを投入。
ジョビンコのプニツィオーネの直後、アメリアが右手を気にしている。フィジオも入っていたが何事もなかった様子。
３２分、ユーベ。メルベリに代えてサリハミジッチを投入。メルベリは守備の対応に問題があったか。負傷には見えなかったけれども。
３５分、ユーベ。ノチェリーノへのファールでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。失点もシソコのファールからだったし、ちょっとネガティブな印象がこのところ強い。
ゴール正面左近い位置でアマウリが倒されてのプニツィオーネ。デルピエロの得意の角度、距離だが。
３８分、ユーベ同点。デルピエロが右足でぷにつぃを直接ねじ込んでレッテ。ＧＫアメリアが横っ飛びで跳んだのだけど届かず、右隅に突き刺した。１－１。
今日はピントが会っているというのは間違いではなかったらしい。あれだけ強烈に決めるとアメリアもどうしようもない。
４０分、ユーベ。ミリアッチョへのファールでシソコに２枚目のカルテリーノ・ジャッロ。カルテリーノ・ロッソでもちろんエスプルソ。彼のフィジカルなコンタクトは確かに魅力だが、それはカードと表裏一体ということを知らなければならない。せっかく同点になって落ち着くかなと思ったのに台無し。シソコは失点につながったファールもそうだし、その前にも危険なプレーはあったし、最近ラフになりすぎている。相手がそうだからといって合わせる必要もないのに。
中盤センターをポウルセンとマルキジオでカバー。ジョビンコが運動量でカバー、デルピエロが少し下がり、アマウリの１トップ気味。
アディショナルタイムは３分。
プリマテンポはこのまま終了。１－１で折り返し。シソコの穴をラニエリがどうカバーするのかは注目。今のままなのか、それともカモラネージを入れてアマウリの１トップにかけるのか。
セコンド・テンポ。パレルモのキックオフ。
セコンド・テンポはどうやら選手交代はなし。ユーベはポウルセンをボール狩り専門において、前方への素早いフィードでショートカウンターに構えるかたち。ポウルセンが真ん中で右にジョビンコ、左にマルキジオ、アマウリが下がり目でデルピエロがトップ。デルピエロとアマウリはポジションチェンジをするのか。
５０分、ユーベ。ノチェリーノへのファールでグリゲラにカルテリーノ・ジャッロ。
またもやゴール前の危険な位置。ボボのティーロは壁で跳ね返し、こぼれ球も跳ね返した。
ユーベはひとり足りない影響でボールをほとんど拾えない。普段から拾えないのだけど。それにミスパスも目立つ。
サリハミジッチからのスローインからジョビンコが中央に切れ込んでいってゴール前で倒されてのファール。距離は同じ角度は逆。デルピエロのプニツィオーネはわずかにゴール左角をかすめるように外れていく。
５９分、パレルモ。ブレシアーノに代えてムチェドリーゼを投入。ブレシアーノは足を引きずっていたのでその影響か。
ユーベはサイドを上手く使っているのだけど、真ん中にいるのがジョビンコだったりとミスマッチが多い。ジョビンコは効いているのだけどね。彼はフィニッシャー向きではないというか。
６５分、ユーベ。ポウルセンに代えてカモラネージ。これでボール狩りはマルキジオだけに。どれだけ前がかりなのかというくらいの布陣。
ユーベはティーロが本当に枠にいかない。焦りばかりがあるのかもしれないけれども。ブッフォンにまでアタックうぃ仕掛けられていっぱいいっぱいでクリアというユーベがやらなければならないサッカーをやられている。
アマウリが満足な態勢でティーロに持ち込めないのはポジショニングの問題なのかなあ。サリハミジッチのクロスもアマウリには合わず。
７２分、パレルモ。デルピエロの突破を体で止めたボボにカルテリーノ・ジャッロ。
７５分、ユーベ。リベラーニへのファールでアマウリにカルテリーノ・ジャッロ。思うようにプレーできなくていらいらしているのはわかるけれども。荒っぽくなっては駄目だ。
アマウリはサイドに開いているチームメイトが見えていないのかなあ。叩けば簡単にクロスという場面でもボールを持ちすぎる。
７７分、パレルモ。アマウリへのファールでリベラーニにカルテリーノ・ジャッロ。
７８分、パレルモ。ノチェリーノに代えてテデスコを投入。
７９分、ユーベ。ジョビンコに代えてネドベドを投入。これでドリブルという武器はなくなったが左右どちらでも撃てる強力な
８０分、パレルモ。シンプリシオのドリブル突破からのスルーパスに抜け脱したムチェドリーゼが左足でＧＫブッフォンを抜いてレッテ。１－２。
またもやリードを許す展開。勝ち点３のためには落とせない試合なのに。残り１０分でどれだけアタックをかけられるか。
ゴール正面右の近い位置でデルピエロがバルザレッティに倒されてのプニツィオーネ。距離は得意のはずが落ちきらずクロスバーの上。
アディショナルタイムは３分。
ユーベはコーナーフラッグめがけてロングボールを入れるというロングカウンターに弱いということがすっかり相手に研究されているようだ。しかもひとり少ないからボールも奪えない。グリゲラはバックパスをアンゴロにしてしまうミス。
ゲームはこのままタイムアップ。イタリア語でも言っているようにシソコのために負けたような試合。彼がプリマ・テンポでゲームをぶちこわした。
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