2008年10月30日木曜日

ラ・シニョーラ、ネドベドのドッピエッタでボローニャを下す!!

Serie A Matchday 9 Bologna 1-2 Juventus @ Stadio Renato Dall'Ara
Bologna:Di Vaio 74
Juventus:Nedved 12,56



ボローニャはロッソブルのファーストジャージ。システムは3-4-2-1。

Bologna (Serie A Matchday 9)
 Marazzina 
Di VaioLavecchia
BombardiniZenoni
MudingayiMingazzini
TerziMoras
 Castellini 
 Antonioli 


ユベントスは金色のセカンドジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 9)
IaquintaAmauri
NedvedMarchionni
TiagoSissoko
MolinaroMellberg
ChielliniKnezevic
 Manninger 


プリマ・テンポ。ボローニャのキックオフ。

序盤はユベントスの仕掛け。今季初スタメンのチアゴをレジスタにどこまでできるか。抄出候補とずっと言われながらもラニエリは我慢して使っている。

6分、ボローニャ。マルキオンニのドリブル突破をカット。マラッツィーナを経由して左サイドのディ・バイオへ。そのままフリーでティーロ。GKマニンガーがかろうじて触ってアンゴロ。

あまりにも危険なカウンター。一瞬ゴールに叩き込まれたかと思った。裏側だってわかってほっとしたけれども。相変わらずスピードに弱い。リプレーで見るとマニンガーは触っていないのだけどね。

11分、ユーベ。先制。中盤のボール回しからチアゴに戻して左サイドのネドベドに。エリア内に切り込んでの右足のティーロがGKアントニオーリを破ってレッテ。0-1。

チアゴのパスを受けてからのネドベドの個人技。エリア内にドリブルで切れ込んでコースを見逃さず突き刺した。体調はキレキレでまだまだ現役でできる。

攻勢はユーベ。ボローニャはカウンターの構え。ボールを不用意に失わなければディ・バイオの怖さも半減だけれども。マルキオンニのところは奪われると一気に走られる危険性があるところが心配。

ミンガッツィーニがネドベドの肘打ちを受けて負傷治療中。ネドベドにジャッロはなし。

さらにアンゴロに見えたのだけど、ユーベのゴールキック。今日はジャッジが比較的ユーベに甘い。

23分、ユーベ。ラベッキアへのファールでモリナーロにカルテリーノ・ジャッロ。

それほどキツイファールではなかったのだけど。ジャッロはジャッロ。モリナーロは気をつけないと。まだゲームをクローズさせるには早すぎる時間帯。

リプレーは繰り返しメルベリのエリア内でのチャージを流している。リゴーレをとられてはおかしくないプレーではあるけれども。今日はユーベに甘いといえば甘い。揺り返しが怖いほど。

ユーベはゆっくりとしたパス回しから一気に左右どちらかのサイドに振ってのクロスを多用するようになってきた。右サイドのマルキオンニはそれほど機能していないが、ネドベドは効果的なクロスが上がっている。

今日もアマウリのポストは今ひとつ。もう少しキープできればチャンスになるのだけれど。

モリナーロ、ヤクインタとサイドからのアタックのかたちはいいのだけれど、クロスの精度は今ひとつ。

42分、ボローニャ。右サイドでボールを受けたラベッキアがワントラップでモリナーロをかわしてのクロス。下がりながらボレーで合わせたマラッツィーナのティーロはゴール右に外れる。

ボローニャのサイドからの崩し。モリナーロの守備が軽いといえばそれまでだけど、あれだけ簡単に抜かれては危ない。

アディショナルタイムは1分。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-1とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはボローニャ48.9%、ユーベ51.1%、ショッツオンゴールはボローニャ0、ユーベ1、ショッツワイドはボローニャ2、ユーベ2。

45分、ボローニャ。ゼノーニに代えてマルキーニを投入。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

セコンド・テンポもユーベの攻勢から。マルキオンニのドリブルにはカバーがつくようになった。マルキオンニも積極的に追っているし。彼のボール奪取でチャンスにもなっている。

50分、ユーベ。マルキオンニの中央からのドリブルから左サイドのネドベドに振って、ネドベドがエリア内でキープしてのクロス。ファーでアマウリがヘッドで合わせるがポストに弾かれる。リフレクトをマルキオンニが叩くが枠の上。

マルキオンニが中に寄りすぎてというところだったのだけど、ビッグチャンスなら仕方がないかと。右サイドでもきっちり仕事をしているからね。中ばかりだと困るわけだけれども。

ボローニャのサポーターは怖いなあ。シソコの負傷に一斉に親指を下にして殺せのジェスチャー。

55分、ユーベ追加点。アマウリのポストプレーのこぼれ球をヤクインタが左サイドのネドベドに振っての速いクロス。GKアントニオーリに当たってゴール内へこぼれてレッテ。0-2。

ネドベドの強烈なクロスがアントニオーリのボール処理のミスを呼んだ。止めたはずのボールが自分に当たってゴール内へ。

57分、ボローニャ。チアゴへのファールでマルキーニにカルテリーノジャッロ。

59分、ユーベ。シソコに代えてエクダルを投入。

エクダルも初登場だね。シソコは負傷の影響かな。週末にはローマ戦もあるしね。

62分、ボローニャ。メルベリへのファールでムディンガイにカルテリーノ・ジャッロ。

ユーベはキエッリーニがエリア内でボールを奪ってから一気のカウンター。アマウリが左サイドを独走してティーロというかたちだったが、GKアントニオーリに止められる。ラベッキアを倒したということでボローニャサポーターは騒いでいたけれども。リゴーレではないかな。

ただこの試合はユーベに笛は甘め。ボローニャにリゴーレ2本でもおかしくはない。

67分、ボローニャ。ミンガッツィーニに代えてカッルスを投入。

ユーベの攻勢はかわらず。まだまだクローズさせるつもりはなさそう。ジョビンコも用意してさらにゴールを狙っていく。今日はネドベドばかりが目立っているからね。ドッピエッタのネドベドに代えてが妥当かな。

69分、ユーベ。アマウリに代えてジョビンコを投入。

出来は確かによくなかったけれども。週末に向けての休養と見るべきか。それともジョビンコのセコンダ・プンタの適正か。

ユーベはどうやら4-2-3-1へとシステム変更をしたようだ。ヤクインタを1トップにジョビンコはその下。

73分、ボローニャ追撃。左サイド遠目からのプニツィオーネ。カッルスが放り込んだボールに前線で倒れながらもディ・バイオがヘッドを合わせてレッテ。1-2。

ディ・バイオの危険性はわかっていた

さらにマラッツィーナのヘッドがユーベゴールに突き刺さるがフォリジョーコで助かった。

76分、ボローニャ。ジョビンコへのファールでカッルスにカルテリーノ・ジャッロ。

ユーベは悪い癖というか、残り10分を過ぎてクローズさせようと守備的になりつつある。ゴール前で固めて簡単なクリアも拾われる始末。

83分、ユーベ。チアゴに代えてカモラネージを投入。

チアゴは足を攣っていた様子。今季初スタメンで張り切りすぎたか。カモラネージの交代はマルキオンニに代えてではなかったかなあ。センターハーフがカモラネージとエクダルでは攻撃的すぎないか。

チアゴは笑顔で戻ってきた。十分に試合に出られたということか。きっちり仕事もしたし、今日は合格点だろうね。

88分、ボローニャ。ラベッキアに代えてベルナッチを投入。

ボローニャもFW同士の交代。前線をフレッシュな選手に替えてきた。

アディショナルタイムは4分。

マニンガーは今日の試合、派手なところはないけれどもきっちりと危ないところをカットしている。彼はブッフォンの代役を十分に務めてあまりある。安定度は高いね。

ボールキープで時間がつぶせなくて苦しいゲームであったけれども、このままタイムアップ。1-2でユーベの勝利。

これで暫定8位タイに上がった。レアル・マドリー戦で勝利してから3連勝。ようやく選手にも自信が戻ってきたかな。首位ウディネーゼとの勝ち点5差は変わらないけれども、調子が出てくれば序盤戦のこの差はなんとかなりそう。

ボールポゼッションはボローニャ50.2%、ユーベ49.8%、ショッツオンゴールはボローニャ2、ユーベ4、ショッツワイドはボローニャ4、ユーベ7。

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