2009年3月8日日曜日

ラ・シニョーラ、キエッリーニのヘッドでデルビー・デッラ・モーレをものにする

Serie A Matchday 27 Torino 0-1 Juventus @ Olimpico di Torino
Juventus:Chiellini 81

トリノはグラナダのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Torino (Serie A Matchday 27)
RosinaStellone
 Dzemaili 
BaroneAbate
 Corini 
PisanoColombo
DellafioreNatali
 Sereni 


ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 27)
AmauriIaquinta
GiovincoSalihamidzic
MarchisioPoulsen
MolinaroZebina
ChielliniMellberg
 Buffon 


デルビー・デッラ・モーレ。ユーベにとっては特別な戦い。アウェイとはいえ、トリノに負けるわけにはいかない。本当に絶対に負けられない戦い。

ユベントスはベンチにGKマニンガー、アリアウド、シソコ、チアゴ、ネドベドデル・ピエロトレゼゲと主力を温存。ミッドウィークのチャンピオンズリーグセカンドレグ、チェルシー戦に備えてきた。ホームでは1-0と勝利しているが、簡単な相手ではないことはわかっている。それでも、このトリノ戦に勝利するだけのメンバーはピッチに送り出している。

プリマ・テンポ。トリノのキックオフ。

1分、ユーベ。GKブッフォンからのフィードをヤクインタが落とし、ジョビンコがティーロ。GKセレーニの正面。

ヤクインタのポストプレーは上手くなっている。ボールが落ち着いてジョビンコに入ったことでチャンスにつながった。

2分、ユーベ。左サイドからドリブルで切れ込んだジョビンコから中央のヤクインタへ。フリーでティーロを撃つがGKセレーニが左手1本で弾いてアンゴロに。

トリノのDFはアマウリに引っ張られてヤクインタがフリーに。決定機だったがセレーニのビッグセーブにネットをゆらすことはできず。

6分、トリノ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ロジーナのティーロはユーベがクリア。左サイドにこぼれたところを拾ってピザーノがクロスにするがステッローネのヘッドはクロスバーの上。

ゴールに近いところでのプニツィオーネ。ロジーナのティーロを跳ね返したものの、セカンドボールを拾われて決定機を作られた。

11分、トリノ。右サイドのコリーニからエリア左サイドのバローネへどんぴしゃりのパス。バローネが狙うがGKブッフォンがセーブしてアンゴロに。

コリーニのパスの精度はさすが。あれだけ正確なパスを通されると一発で危険な状態になる。

15分、ユーベ。右サイドのゼビナがサリハミジッチとのウーノ・ドゥーエで抜けだし角度のないところからティーロを撃つが枠をとらえられず。

一瞬のスピードで抜け出すのがゼビナの魅力。サリハミジッチのパスから抜けだしてチャンスメイクをしたが決定機まではいかず。

18分、トリノ。左サイドのスローインからピザーノのクロス。ニアでバローネがヘッドをあわせるがGKブッフォンが横っ飛びでキャッチ。

危ないプレー。完全にバローネがフリーだった。ブッフォンじゃなければ破られていたかもしれない。

21分、ユーベ。コロンボへのファールでマルキジオにカルテリーノ・ジャッロ。

コロンボの抜け出しを引っかけたファール。ジャッロも致し方なし。

25分、ユーベ。右サイド高い位置からのプニツィオーネ。ジョビンコのボールにファーでヤクインタがヘッドをあわせるがGKセレーニが横っ飛びでセーブ。

ラインを割ったかに見えたがリプレーで見てもボールはゴールライン上。完全には割っていなかった。

29分、トリノ。ジョビンコへのファールでコリーニにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコの突破を引っかけたかたち。体格で劣るジョビンコだけに痛々しい。

40分、ユーベ。クリアボールを拾って左サイドを駆け上がったアマウリからのパスを受けたマルキジオがミドル。GKセレーニが弾くがユーベは詰めきれず。

トリノの攻勢からのカウンター。アマウリが素晴らしい突破を見せたが決定的なクロスは上がらなかった。

アディショナルタイムはまったくなく、プリマ・テンポ終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはトリノ62.3%、ユーベ37.7%、ショッツオンゴールはトリノ2、ユーベ4、ショッツワイドはトリノ3、ユーベ2、ブロックされたシュートはトリノ4、ユーベ0。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

マニンガーがブッフォンにカピターノのマークを巻いている。何かあったのだろうか。

48分、ユーベ。マルキジオのパスに抜けだしたアマウリが角度のないところからティーロを撃つがGKセレーニがセーブしてアンゴロに。

一発の縦パスでアマウリが抜けだしたが、角度があまりにもなさ過ぎた。

50分、トリノ。ロジーナに代えてベントラを投入。

カピターノのマークはコリーニに。負傷による交代。筋肉系かなあ。

ユーベはデル・ピエロがアップ中。

58分、ユーベ。ゼビナに代えてアリアウドを投入。

ゼビナは故障明けだし無理はさせられないということかな。メルベリがライトバック、アリアウドはCBに。

64分、ユーベ。ゴール正面からのプニツィオーネ。ジョビンコが狙うが枠をとらえられず。

ジョビンコのプニツィオーネはどんどん精度が落ちてきているような気がする。ヤクインタが狙ったほうがよかったのでは。

ユーベはネドベドが準備中。

67分、ユーベ。ジョビンコに代えてネドベドを投入。

プレーの精度が落ちていたジョビンコに代えてネドベド。これで攻撃にダイナミズムが生まれればいいが。

70分、トリノ。バローネに代えてガスバッローニを投入。

バローネはかなりゴール前で危険だっただけに。ガスバッローニはユーベのプリマベーラ育ちのはずだけれどもどうだろう。

71分、ユーベ。左サイド高い位置からのプニツィオーネ。メルベリのヘッドはGKセレーニが弾き、サリハミジッチのティーロはポストに嫌われた。

またもや押しこめず。ネドベドのボールは完璧だったがゴールを奪えなかった。

74分、トリノ。コリーニに代えてソイメルを投入。

カピターノのマークはステッローネへ。コリーニの精度の高いパスもなくなった。

80分、ユーベ先制。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ネドベドがボール前にあげたボールにファーから飛びこんだキエッリーニがヘッドを叩き込んでレッテ。0-1。

待望の先制点。GKセレーニのビッグセーブに阻まれてきたがようやくキエッリーニが壁を打ち破った。

83分、ユーベ。ポウルセンに代えてシソコを投入。

ポウルセンはよく動きまわっていた。ミスも多かったが十分に役割を果たした。

アディショナルタイムは4分。

92分、トリノ。シソコをファールで止めたピザーノにカルテリーノ・ジャッロ。

シソコの突破をピザーノが止めたファール。ジャッロ覚悟だったか。

ゲームはこのままタイムアップ。0-1でユーベの勝利。勝ち点3を積み上げてインテルとの差を7と保ったまま2位をキープした。

ボールポゼッションはトリノ56.7%、ユーベ43.3%、ショッツオンゴールはトリノ2、ユーベ8、ショッツワイドはトリノ5、ユーベ5、ブロックされたシュートはトリノ7、ユーベ3。

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