2009年3月2日月曜日

犬飼発言は東京五輪ありきのものではないのか

東京五輪のコンセプトはコンパクトなオリンピック。8万人以上を収容可能な競技場を造る予定はないに違いない。現実に現存する施設を中心にオリンピックを開催するとしている。

東京五輪ダメでもW杯招致は手を降ろさず(日刊スポーツ)

都内で講演した犬飼会長は、東京が10月に決定する五輪開催地に選ばれなかった場合でも「サッカー協会単独で招致ができないか検討している」と説明した。W杯開催には日本にない8万人以上を収容可能な競技場が必要。日本協会は五輪開催で大規模な競技場建設が進むことを見込み、W杯の招致を目指しているが、仮に五輪招致失敗で18年はあきらめても、22年の開催地に手を挙げる可能性を示した。


W杯開催のために、8万人収容の会場がいくつ必要なのか。日本サッカー協会に質問してみたところ、会場すべてが8万人収容ということではないらしい。そして、東京五輪開催が決まれば、東京都内に8万人収容のスタジアムが建設される予定なので招致には問題ないという。

現在日本でもっとも収容人数が多いスタジアムは横浜国際スタジアム(収容人数72,327)だろう。埼玉スタジアム2002(収容人数63,700)がおそらく2番手。さらに大きなスタジアムが必要となる。W杯南アフリカ大会の代替開催ができないというのは8万人収容のスタジアムがなく、1年以内に建設することが不可能だからということが理由になる。

FIFAのサイトを調べてみたが、すぐには見つからなかった。1日かけて検索にヒットしたところを全部読むしかないようだ。

日本サッカー協会はひとつあればいいというのだが、本当にそれで大丈夫なのだろうか。

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