2009年3月1日日曜日

ラ・シニョーラ、マルキジオの幸運なゴールでナポリを撃破!!

Serie A Matchday 26 Juventus 1-0 Napoli @ Olimpico di Torino
Juventus:Marchisio 44

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Juventus (Serie A Matchday 26)
Del PieroTrezeguet
GiovincoMarchionni
MarchisioPoulsen
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ナポリは。アッズーリのファーストジャージ。システムは3-3-2-2。

Napoli (Serie A Matchday 26)
LavezziDenis
HamsikPazienza
VitaleMontervino
 Blasi 
ContiniSantacroce
 Cannavaro 
 Navarro 


ユベントスは2トップにデル・ピエロトレゼゲ。中盤センターをポウルセンとマルキジオ、両サイドをジョビンコとマルキオンニで組んできた。このメンバーだとどうしても攻撃がナローになりそうなのだが、ナポリの3バックを広げる意味でもワイドなアタックが要求される。ラニエリの指示が徹底していればいいけれども。

ベンチにはGKマニンガー、メルベリ、シソコ、チアゴ、サリハミジッチ、アマウリ、ヤクインタ。引退宣言をしたばかりのネドベドはベンチから外れた。その他、シソコ、アマウリというカンピオナートの多くの試合に出ているふたりを休ませたのはやはりチャンピオンズリーグの影響だろう。リフレッシュも必要との判断に違いない。

プリマ・テンポ。ナポリのキックオフ。

10分、ユーベ。左サイドのジョビンコからマルキジオ、ポウルセンとつなぎ、トレゼゲに当ててこぼれたところをデル・ピエロが狙うがGKナバーロが落ち着いてセーブ。

アンゴロに逃れてくれればまだチャンスもあったのだが、真上に弾いてしっかりキャッチ。初めて作った決定機だったのだが。

14分、ユーベ。右サイドからのスローイン。デル・ピエロが右サイドのスペースに浮かし、追いついたマルキオンニからのクロス。トレゼゲがニアであわせるがGKナバーロが弾く。リフレクトをジョビンコが叩くが枠の上。

これも決定的なチャンス。トレゼゲの得点感覚は鈍っていない。

16分、ユーベ。ゴール正面からのプニツィオーネ。デル・ピエロが直接狙うがGKナバーロが右手1本で弾き出してアンゴロに。

これも枠にいっていた。今日のナバーロは当たっている。調子に乗る前に1点とりたいところだが。

ユーベは高いポゼッションでアタックをかけているものの、ナポリの抵抗に決定的なチャンスを作れないでいる。

32分、ユーベ。デニスへのファールでレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

バイタルエリアでのファール。この位置はかなり厳しい。ナポリはデニスを走らせるという戦法を再三使ってきているのだが。

37分、ナポリ。中盤のハムシクから左サイドのビターレに振り、デニスが落としたところにハムシクが飛びこんでのティーロ。GKブッフォンがセーブ。

ナポリの初めての決定機。ハムシクを起点とした流れが美しく、最後はハムシクが飛びこんだがコースがなかった。

43分、ユーベ先制。左サイドでボールをキープしたジョビンコからポウルセン、マルキジオとつないで右足のミドル。相手DFに当たったティーロはGKナバーロの逆をついてゴール右隅に決まってレッテ。1-0。

ジョビンコは単純なクロスではなくポウルセンに戻し、タメを作ってマルキジオへ。マルキジオの前のコースが空いており、思いきったミドル。ジャストミートの感覚で左に跳んだナバーロとは逆にナポリDFに当たったボールはゴール右隅に決まった。オリンピコには今日初めてのI will surviveが流れる。

アディショナルタイムはまったくないままにプリマ・テンポ終了。1-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ54%、ナポリ46%、ショッツオンゴールはユーベ4、ナポリ1、ショッツワイドはユーベ2、ナポリ1、ブロックされたシュートはユーベ3、ナポリ0。

45分、ナポリ。モンテルヴィーノに代えてダトロを投入。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

ユーベはヤクインタがアップ中。今日はスタメンの予定だったようだったし。この前の愚行を繰り返さなければいいけれども。

51分、ナポリ。ブラージが放り込んだボールをキエッリーニがクリア。ダトロが競り合ってこぼれたところをハムシクがティーロ。GKブッフォンが抑える。

ロングボールに対してキエッリーニが無理な体勢でクリア。小さくなったところをダトロにつながれハムシクに狙われた。キエッリーニは痛めた可能性があったのだが無事に復帰。

ユーベはヤクインタに続いてチアゴもアップ中。

52分、ユーベ。ジョビンコに代えてサリハミジッチを投入。

今日のジョビンコは積極的にボールに絡み、チャンスも演出。ティーロを狙う姿勢もあってよかった。空中戦が多くなったために小兵のジョビンコよりはサリハミジッチのほうがという判断かな。

トレゼゲはまだ実戦感覚が戻っていないのかフォリジョーコを繰り返している。手術して実戦から遠ざかっていたから仕方がないけれども、アマウリが調子を落としているからね。早い復活が望まれる。

68分、ユーベ。デル・ピエロに代えてアマウリを投入。

デル・ピエロは本調子ではなかったようだ。判断が遅く、ドリブルで突っかけてはボールを奪われるということの繰り返し。リフレッシュは必要だろう。

カピターノのマークはデル・ピエロからブッフォンへ。

69分、ナポリ。左サイドからのプニツィオーネ。ラベッシのボールにハムシクが飛びこむがレグロッターリェがクリア。

レグロッターリェとブッフォンが交錯してレグロッターリェは大の字に。立ち上がってピッチの外に出たが意識が朦朧としているように見える。

レグロッターリェは戻ってきたが膝を気にしている。メルベリが準備中。

72分、ユーベ。レグロッターリェに代えてメルベリを投入。

負傷による交代。かなり痛そう。たいしたことがなければいいのだけど。

77分、ナポリ。パツィエンツァに代えてルッソット、ビターレに代えてアロニカを投入。

ビターレは再三に渡って左サイドでチャンスを作っていた。パツィエンツァは今ひとつ存在感がなかった。

マルキジオが熱いプレーをやっている。激しいチェイシングでボールを追い、プレスをかけている。もう少し冷静なレジスタと思っていたのだけど。激しさは持ち合わせているようだ。ベンゲルに狙われているというだけのことはある。

87分、ナポリ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ダトロが放り込んだボールをカンナバーロが競り合い、こぼれたところをラベッシが押し込むが、カンナバーロのフォリジョーコの判定。

一瞬破られたかと思った。ブッフォンはフォリジョーコをアピールしていたし、実際そうだったのだけど。カルチョポリ以降ユーベに不利な判定が続いていたからね。

アディショナルタイムは4分。

91分、ユーベ。右サイドのサリハミジッチからセンターに飛びこんでいたマルキオンニへ。振り向きざまにティーロを撃つがゴール左に外れる。

マルキオンニが左に、サリハミジッチが右にポジションを取っている。マルキオンニは中に入り込むことが多くなったからね。カモラネージの影響だろうか。

オリンピコはすごい騒ぎになっている。ユーベ、ユーベの応援と口笛とブーイング。ブーイングはナポリに向けてのようだ。

92分、ユーベ。デニスへのファールでキエッリーニにカルテリーノ・ジャッロ。

肘でも入ったか。キエッリーニはファールじゃないと言っていたみたいだが。

ナポリのプニツィオーネは2回あったがともに決定機にはつながらず。このままタイムアップ。1-0でユーベの勝利。貴重な勝ち点3を奪って暫定2位のまま。

ボールポゼッションはユーベ49%、ナポリ51%、ショッツオンゴールはユーベ4、ナポリ2、ショッツワイドはユーベ3、ナポリ2、ブロックされたシュートはユーベ4、ナポリ1。

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