相性最悪…それでもピクシー「勝ちに来た」(スポーツニッポン)
23日のACL準々決勝・川崎F戦に臨む名古屋は地元でミニゲームなどの軽い前日練習を終え東京入りした。会見したストイコビッチ監督は「(2試合で考えると)あすは前半。ただ明らかにしておきたいのはわれわれは国立競技場を見に来たわけではないし休暇に訪れたわけでもない。勝ちに来たんだ」と勝利への意欲を示した。
川崎F戦はリーグ戦最近9試合勝ちがない。今季も1―3、0―2と2試合とも完敗している。DF吉田は「1年で同じチームに2回負けるのは屈辱。3回目はあってはならないし、気合を入れて臨みたい」という。
ただ今回、相手本拠地等々力が陸上大会開催で使用できず会場が国立となったのは好材料だ。国立は2度の天皇杯優勝を飾った場所。公式戦通算成績も21勝6敗と抜群の相性を誇る。指揮官は「われわれのスタイルを信じてやりたい。お客さんがワクワクするような試合を見せたい」と4―4―2の攻撃的布陣で真っ向勝負を挑む構えだ。
勝つためにきた。それは監督として当然口にすべきこと。システムを3-4-1-2にいじって目先の勝利にこだわったこともあったが、それも封印。
恩師ベンゲルから教わった4-4-2でフラット4の戦い方で川崎に挑むことになる。
ストイコビッチに監督としての経験が足りないのは最初からわかっていた。それでも結果を出してきたのはヨーロッパのサッカーをきちんと見ていたからだろう。
迷いが出たのは日本式に染まったからかもしれない。
どんな戦い方をしても確実に勝てる方法はない。たとえ3点リードされていてもタイムアップの笛を聞くまでは勝利を目指して指揮を飛ばすのが監督の仕事。
ピクシーには選手のモチベーションをあげて、国立で最高の結果を残してきてほしい。ホームで川崎を迎え撃ってリーグ戦の敵を討ってほしい。ファンの願いはこの一点に尽きる。
2 件のコメント:
原点回帰で臨んだ第1戦でしたが、結果は惜しくも逆転負けでした。
勝ちに行くということで、今回も自らのスタイルで善戦したかと思われましたが、
後半は完全にペースを握られ、お約束のように逆転を許しました。
とは言え、広野がかなり頑張ってくれましたし、隼磨の攻撃参加も効いていて、見るべきところもあったように思えます。
アウェーゴールを奪っての1点差負けは、本当に最低限の結果。
瑞穂でも楽な試合にはならないでしょうが、4度目の正直に期待したいです。
>どらぐらさん
前半、菊地のケネディへの執拗なファールにカードが出ていればまた違っていたのでしょうね。
昼間観られなかったため、BS朝日で観ていますが、広野は楢崎の不在を感じさせないし、攻撃もあとは決めるだけというシーンがあってかなわない相手という印象ではなかった気がします。
アウェイゴールを奪っての1点差というのはイタリアのクラブなら得意なシチュエーションなのですが、名古屋はどうでしょうか。
瑞穂では2点以上とっての完封勝ちといきたいですね。
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