2009年9月9日水曜日

すぐに報道方針を変更するマスコミは情けなくないか

Friendly Match Japan vs. Ghana @ Stadion Galgenwaard 9th September 2009 19:00(現地時間12:00) kick off 予定 TBS系列にて生中継

岡田監督、亀裂阻止!俊輔・本田対立報道に待った(スポーツ報知)

珍しい光景だった。ガーナ戦に向けた囲み取材に応じていた岡田監督がおもむろに、報道陣に問いかけた。「(6日の)午前中にスタッフから聞いたけど、本田1人批判されているらしいね。本田が本領を発揮できなかったのはあるかもしれないが、チームの成績が彼1人の責任というのはアンフェア。責任は僕にある」。本田に関する異例の“擁護”発言だった。

言及したのは0―3で大敗したオランダ戦後の報道。後半から投入された本田は運動量を欠き、日本の守備も徐々に組織力が低下した。ゴール前の直接FKで俊輔に対してキッカーを直訴する場面もあり、異分子であるような見方もされた。指揮官は「(俊輔と本田の)コミュニケーションが悪いというふうに言われるのは困る。普通だと、オレは思っている」と過熱する報道に待ったをかけた。

日本代表には06年ドイツW杯で苦い経験がある。チーム内の人間関係などから勝利に対して一丸となれず、結局、1次リーグで敗退。今回も俊輔と本田の対立軸を必要以上にあおるような一部報道がチーム内に少なからず波紋を呼んだ。「ドイツの時もそうだけど、マスコミの力はけっこう大きい」とある選手。「今回もお互い悪く言っているつもりはないと思う。こうした方がいいというようなアドバイス的なもの」と話す。


スポーツ報知はこういう報道でも他人事なのか。自分たちが煽り立てたことを、岡田から要請があったとしてそれは問題だということを報道してしまう。取材がぶれまくっているとしか思えない。

最初から最後まで中村俊輔本田圭佑の対立を煽ればいいのだ。途中で折れるくらいなら書かなければいい。売るためだけに書いているからこういう風にぶれが起こる。

それにこの報道は大本営発表だ。日本サッカー協会にとって都合が悪いことは報道しないという姿勢が日本のサッカーをひどくしているということを考えなければならない。

そのスポーツ新聞を読んでも内容はほどんと変わらないのではつまらないのだから。

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