2009年9月8日火曜日

本田はみずからのプレースタイルを貫き、ガーナ戦で捲土重来を期す!!

Friendly Match Japan vs. Ghana @ Stadion Galgenwaard 9th September 2009 19:00(現地時間12:00) kick off 予定 TBS系列にて生中継

戦犯扱いにも…本田“オレ流”で攻める!(デイリースポーツ)

戦犯扱いにも、信念は揺るがない。本田が、ガーナ戦もオレ流で挑む。中村俊に、オランダ戦でプレスが崩壊した原因と指摘されたものの「守備で足りない部分があったのは受け止める。守備を言うのは日本らしい。だが、どちらかといえばシュートを(1本も)していないことをポイントにしてほしい」と、あくまで攻撃面に己の価値を見いだす構えだ。

「自分が点を取って勝ちたいために、個人技を向上させる」と、孤高の道を歩む覚悟まで口にした。冷戦状態に突入しつつある中村俊に対しては「言いたいことがあるなら、直接言ってほしい。オレもそうする。その方が代表は強くなる」と対話を求めた。オランダ戦ではFKを奪い合ったが「いろいろとチーム内の関係がある。オレがバランスを保った。無視して蹴れたかもしれないけど譲った。リスペクト(=敬意)もしっかり持っている」と説明した。

本田の理解者でもあるMF橋本は「外国人選手のようなもの」と評する。本田が目指すのは、守備免除という特権の代わりに、ゴールを量産する点取り屋的な存在。所属するVVVではボールは集まるものの、新参者の日本代表では「パスがこないのがオレの実力」というほど孤立しているのが現状だ。

DF長友に「マークがついていてもパスをくれ。何とかする」と要求するなど、ガーナ戦の準備に余念はない。「このスタイルで質を高めれば、オレは必ず日本代表に必要と自覚している」(本田)。今季リーグ戦で5戦5発をもたらしたVVVでそうだったように、居場所は自らの手で得るしかない。


本田圭佑はとまどいがあるのかもしれない。ゴールを量産すれば信頼される海外とは違い、誰もが守備のタスクを平等に課せられる日本代表。相手が強ければボールを受ける位置が低くなり、攻めていくにも時間がかかる。かつて、オシムが低い位置でボールを持ったロナウジーニョはもはやロナウジーニョではない。と言ったように、本田もバイタルエリアで動きまわってこそ活きる。それを活かせないなら監督の責任なのだが、そういうことを岡田はわかっているかどうか。

中村俊輔も自分の発言の重みを考えなければならない。本田が戦犯扱いされるのは中村俊輔の不用意な発言にある。海外では守備をある程度免除された選手もいる。その代わり攻撃では中心となりゴールなり、アシストなり存在感を示さなければならないわけだが、エスパニョールも例外ではない。ピボーテの位置に入るまではデ・ラ・ペーニャは守備のタスクを免除されていた。本人も守備をすることは考えられないと過去のインタビューで答えている。彼は攻撃で存在感を見せられるからそれが許されるわけだが、本田は違うというならその根拠を示さなければならない。VVV フェンロという昇格チームでチャンスが少ないなか結果を残した選手に、日本代表では新人なのだから守備もやりなさいというのでは新人いじめと同じだ。トルシエに守備力が足りないからと失格の烙印を押されたことを繰り返す悪例にもなりかねない。

W杯3位と欧州選手権王者から日本代表に“お誘い”(スポーツニッポン)

欧州を視察している日本サッカー協会の犬飼基昭会長は7日、来年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に向けた強化試合の誘いをドイツとスペインの両協会から受けたことを明らかにした。

同会長は「両方の会長から来てくれと言われた。実現の可能性は強いけど、タイミングもある。(1次リーグで)同じ組にならなかったら、大会直前にやろうと話した」と説明した。

ドイツは前回W杯3位で、スペインは昨年の欧州選手権覇者。犬飼会長は「敵陣(アウェー)でやることで力をつけられれば」と話した。


ドイツスペインともに、オランダとの試合を観て日本ならいいテストマッチになると考えたのではないか。激しいプレッシングを前半から仕掛けてくるチームだが、ダーティーなプレーをするわけではない。プレッシングに慣れて、選手は壊れない。そして、致命的な敗戦を負う可能性は0に近い。

日本に声をかける国は多くなるだろう。グループリーグで当たらなければ、日本は格好のテスト台なのだ。

強豪と試合ができることは喜ぶべきだが、こういう裏事情があることも考えなければならないね。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

俊輔の試合直後の発言は、賛否両論あるのですが、
あの場面で暗に本田を批判するのは、そりゃないよと思っちゃいますね。
そのことを本田自身に伝えてからメディアに言うならともかく。

今日のガーナ戦直前の会見で、岡田監督が本田と話し合ったと語っていますが、
早く俊輔も本田に直接話しあうべきです。
(もう話してるかもしれませんが)

FKの件で俊輔が「右回りなら遠藤に任せるし、(中略)どれが一番チームとしていいかというのを判断したい」と語っていますが、
その選択肢の一つに本田が入っているのかどうか。

マスコミが指摘するような確執も、実はないと信じたいのですが・・・。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

チーム内のことをメディアに先に言ってしまうとヨーロッパでは徹底的に叩かれますからね。

本田も先に自分に言ってくれと言っていましたし、あの場面では中村俊輔に非がありますね。

今日の試合も中村俊輔を見なくなっただけ、交代後の攻撃が連動したのは、実は中村はいらないのではと思ってしまった部分でした。

相手の足が止まった時間とたまたまあっただけということも言えますけどね。