Juventus:Iaquinta 8,Marchisio 30
Juventus 2/7 draw 4/1 Livorno 10/1(William Hill)
ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。
Juventus (Serie A Matchday 4)
Iaquinta | Trezeguet | ||
Giovinco | |||
Marchisio | Camoranesi | ||
Poulsen | |||
Grosso | Grygera | ||
Chiellini | Legrottaglie | ||
Buffon |
ベンチメンバーはGKマニンガー、カセレス、ゼビナ、デ・チェリエ、モリナーロ、マッローネ、アマウリ。
リボルノはアマラントのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。
Livorno (Serie A Matchday 4)
Tavano | Lucarelli | ||
Candreva | |||
Moro | Pulzetti | ||
Mozart | |||
Pieri | Raimondi | ||
Miglionico | Diniz | ||
De Lucia |
ベンチメンバーはGKベヌッシ、ペルティコーネ、アントニオ・フィリッピーニ、マルキーニ、チェッレリーノ、ヴィターレ、ダニレヴィチウス。
プリマ・テンポ。リボルノのキックオフ。
4分、リボルノ。ルカレッリのティーロがこぼれてタバーノへのパスに。抜けだしたタバーノがティーロを撃つがGKブッフォンがセーブ。
ルカレッリのティーロのこぼれでタバーノにDFラインの裏に抜けられた。ブッフォンのセーブでアンゴロに。
6分、ユーベ。ジョビンコのドリブルから前線へのパスがこぼれたところをカモラネージがミドルを狙うがわずかにゴール右に外れる。
ジョビンコのドリブリングからの前線へのパス。こぼれたところをカモラネージが狙うがわずかに外れる。
7分、ユーベ。先制。左サイドからのトレゼゲからのパスを受けた右サイドのカモラネージのアーリークロス。ファーでイアクインタがヘッドを合わせてGKデ・ルチーアを破り、レッテ。1-0。
右サイドでボールを持ったカモラネージがアーリークロス。トレゼゲとイアクインタが競ってイアクインタがヘッドでデ・ルチーアを破って先制。I Will Surviveの演奏。
19分、ユーベ。右サイド高い位置からのプニツィオーネ。カモラネージが中に入れたボールにニアに走り込んだトレゼゲが合わせるがヒットせず。
カモラネージのグラウンダーのボールにトレゼゲは合わせきれなかった。
24分、リボルノ。左サイドからのタバーノのティーロがブロックでこぼれたところをカンドレーヴァが狙うがわずかにゴール左に外れる。
タバーノのティーロはキエッリーニがブロックするがこぼれ球にカンドレーヴァが反応。鋭いティーロを撃つが枠をとらえられず。
29分、ユーベ追加点。左サイドをジョビンコ、カモラネージとつないでエリア内に走り込んだマルキジオにラストパス。マルキジオが左足で浮かしてGKデ・ルチーアを破ってレッテ。2-0。
ユーベのカウンター。左サイドを駆け上がったジョビンコからカモラネージ、さらにマルキジオへの正確なラストパスにマルキジオが左足を合わせてレッテ。2回目のI Will Surviveの演奏。
33分、リボルノ。カンドレーヴァからのスルーパスに反応したルカレッリがユーベの最終ラインを破ってGKブッフォンと1対1になるがティーロはブッフォンがセーブ。
中盤からの一発のパスでルカレッリに通された。ティーロはブッフォンが弾いてアンゴロに。
45分、ユーベ。ゴール正面右からのプニツィオーネ。ジョビンコがエリア内に入れたボールにイアクインタが合わせるがGKデ・ルチーアがビッグセーブ。
強烈なイアクインタのティーロだったがデ・ルチーアの正面。弾くことなくがっちりつかんだ。
アディショナルタイムは1分。
45分、リボルノ。ジョビンコをファールで止めたモーロにカルテリーノ・ジャッロ。
ジョビンコのカウンターをたまらずモーロが止めてジャッロ。
46分、リボルノ。審判への異議かルカレッリにカルテリーノ・ジャッロ。
ファールのあとの異議だったか。ルカレッリにもジャッロ。
プリマ・テンポはこのまま終了。2-0とユーベリードで折り返し。
45分、リボルノ。モザルトに代えてアントニオ・フィリッピーニを投入。
モザルトのフィルターが効いていなかったということなのだろう。
セコンド・テンポ。ユベントスのキックオフ。
51分、リボルノ。エリア内でルカレッリのキープ。追い越したアントニオ・フィリッピーニからのクロスをGKブッフォンが弾き出してアンゴロに。
ファーにリボルノの選手が詰めていたので抜けていたら1点ものだった。ブッフォンの攻守が光る。
59分、ユーベ。ジョビンコに代えてデ・チェリエを投入。
デ・チェリエを中盤センターに入れてカモラネージをトレクァレティスタに入れる作戦か。ジョビンコは悪くなかったが球離れの判断は遅い。
62分、リボルノ。ルカレッリに代えてダニレヴィチウスを投入。
ルカレッリは疲れからの交代か。チャンスには絡んでいたのだが。
64分、リボルノ。タバーノのプニツィオーネのこぼれ球を拾って左サイドからクロス。ダニレヴィチウスが強烈なティーロを撃つがGKブッフォンがセーブ。
ゴールラインを割ったとユーベが気を抜いたところでボールを拾われてのクロス。ダニレヴィチウスのティーロは至近距離で強烈だったがブッフォンが止めた。
68分、リボルノ。タバーノに代えてチェッレリーノを投入。
タバーノは何度か決定機があったが決めきれなかった。
72分、ユーベ。カモラネージに代えてマッローネを投入。
カモラネージはいい出来だったが、セコンド・テンポは無理目の前線へのパスが目立った。戦術的な交代ということ。マッローネはプリマヴェーラから上がってきた選手で大抜擢。
75分、ユーベ。ゴール正面右からのプニツィオーネ。ファビオ・グロッソが直接狙うが枠をとらえられず。
直接ゴールを狙ったが左に外れる。
76分、ユーベ。右サイドを駆け上がったマルキジオからのクロス。ファーでトレゼゲがボレーを合わせるがジャストミートせず、叩きつけすぎてゴールの上を越えていく。
トレゼゲのティーロの精度はかなり落ちている。もう少しフィット感を高めなければならないか。
79分、ユーベ。トレゼゲに代えてアマウリを投入。
トレゼゲはまだフィットしていない。チャンスはあったが決めきれなかった。トレゼゲのお母さんも悲しそうな表情。
86分、ユーベ。右サイドからマッローネのフィード。ファーでイアクインタがヘッドを合わせるがGKデ・ルチーアがセーブ。
またもやデ・ルチーアに阻まれた。イアクインタも決めきれないシーンが目立つ。
88分、リボルノ。ゴール前の混戦からのこぼれ球をカンドレーヴァがミドル。GKブッフォンが横っ飛びでセーブ。
カンドレーヴァの目の覚めるようなミドル。プレスがかからずDFの間を抜けたがブッフォンが素早い反応でセーブ。
アディショナルタイムは4分。
92分、リボルノ。左サイドでボールを受けたダニレヴィチウスがドリブルで中に切れ込んでのティーロ。枠をとらえられず。
リボルノのチャンスが多くなっている。ユーベはしのいでいるが苦しい。
ゲームはここでタイムアップ。2-0でユーベの勝利。ユーベは開幕4連勝を飾った。
4 件のコメント:
こんにちは。
初めてコメントしますanierriです。
あちこちでジョビンコが叩かれていますね。
ちょっと疑問に思うのですが
リボルノ戦におけるカモラネーシのプレイを
チーロはどのように評価するのでしょうか。
私見ですが、強引過ぎてボールロストしたり
守備のタスクをサボったりと
彼がバランスを崩すことで
ジョビンコは左端に追いやられていた感が。
勿論アタックするということは
数や時間のリスクを負うし、
バランスも崩すのはわかるのですが。
あれを2アシストで結果オーライ、
というのでは先行き不安な気がします。
カモラネーシにあれを期待するのなら
最初からマッローネを使うような。
(チナミに僕はカモラネーシも
ジョビンコも、好きです)
kiriさんがどう思うのかちょっと拝聴したいと思いまして。御手隙ならご教授下さい。
>anierriさん
こんにちは。
初めまして。
ハンドルネームがユベントスのオーナー(ユベントスは独立採算性のクラブですが)のファーストネームと一緒ですね。
カモラネージのプレーは確かに強引過ぎるところがあり、中盤センターとしてはあまりよくない出来でした。彼のところからピンチになる場面がありましたね。
中盤の底でポウルセンが頑張っていたのですが、あまりも彼が守備的に振る舞ったためにカモラネージとポウルセンの間が少し空き気味でした。
後半は意識してポウルセンを使って展開ということをやっていましたが、ちょっと機能し
ていませんでしたね。前線の足元にというパスが目立って、止められていましたし。
ヂエゴがいない状態では4-4-2フラットでジョビンコが左サイド、カモラネージが右サイドでクリエイティブに振る舞うほうがバランスが取れていた気がします。
チーロはその点で4-2-3-1や4-1-2-3も考えているというコメントを出しているのですが、十分には伝わっていないのでしょう。
あるいはヂエゴがいないことでカモラネージにフリーの権限を与えていた可能性はあります。
守備的に振る舞うと攻撃的に振る舞えないところがありますし、気分良くプレーするかぎり、ゴールに絡んでくれるのでしょうから。
4連勝と結果オーライですが、ブッフォンのスーパーセーブに頼りきりという気もします。
個人的にはカモラネージは4-2-3-1や4-1-2-3の右サイドが適正であのポジションはチアゴやマルキジオのほうがあっている気はしますね。
カモラネージはサイドから飛びこむのは得意ですが、パワフルなミドルを持っているわけではないですから。
ジョビンコについては、もう少し自信をもってプレーしたほうがいいような気がします。
3センターの守備がポウルセンひとりにのしかかっていたせいか、ミスを怖れてミスを繰り返すという悪循環のプレーでした。
ただ、マルキジオがレギュラーを勝ち取ったようにジョビンコも堂々とプレーすれば、きっちり結果を残せるとは考えています。
実際マルキジオのゴールはジョビンコのドリブルからカモラネージとつながってのゴールですからね。
基本的にチーロは前半リスクを冒してゴールを奪いにいくという作戦を立てていたのだと思っています。
後半のペースダウンは守備的な意図があったのではないかと。
そのために、ジョビンコもカモラネージも中途半端なプレーになってしまったのではないでしょうか。
答えになっていないような気がして申し訳ないですが、こういう回答とさせてください。
ちなみにCamoranesiですが、イタリア語で母音に挟まれたsは濁るのでカモラネージが正しい発音です。
参考までに。
こういうコメントはぼくのサッカー観を見直す意味でも勉強になりますから、どんどん書きこんでください。
これからもよろしくお願いします。
緻密な考察とご返事ありがとうございます。
私自身書いていて色々気づきましたし
お答えを拝読して成る程と思うところも多々ありました。(後半ポウルセンが精度の低いロングパスを多用していたのは、そういう見方もあるか。など)
今回の疑問については
kiriさんがおっしゃった
「中盤センターとしてはあまりよくない」
これが全てな気がします。
持ち駒がジョビンコとカモラネージと
ポウルセンとマルキジオという、
歪なパズルはチーロもアタマを悩ませたのではないでしょうか。
ポウルセンは純粋なクラッシャーで、展開力に期待できないセンター。
カモラネージは右サイドハーフ、
または右ウイング。
マルキジオは機動力のインサイドハーフ。
ジョビンコはトップ下。
きっとカモラネージへ自由を与えつつ(kiriさんの読み通り)、あまり整理できないままに(あるいはプレイヤーの腑に落ちないままに)ゲームへ。フィジカルの低調と相まって
あのような展開になった、という気がします。
リボルノ戦に関して、
ジョビンコのプレーに自信が足りなかったのは確かですね。ただ戦術のリテラシーが高いが故に陥ったデフレスパイラルはあるかもしれません。本能に任せた、ある種セオリーから逸脱するプレーの織り交ぜ方というか、突っ込みドコロは経験によってしかもたらされないでしょうから、これからに期待ですね。
マルキジオはボールハントするタイミングが良くなってますよね。ザネッティのようなコクを時折感じます。
なんだか散漫に長文を書き綴ってすみません。チナミにkiriさんはご存知だと思いますが、イタリア(特に南部)ではsの清音濁音の区別が非常に曖昧でして(ホントどっちでもイイみたいw)、私が最初にカモラネージの名前を覚えたときが耳からだったものでつい、カモラネーシと書いてしまうのでした。勿論ご指摘の通り、日本語表記の揺れを正すという意味においてCamoranesiは100%カモラネージだと思います。
ご教授ありがとうございました!
また意見をお伺いできると幸いです。
ではでは
>anierriさん
こんにちは。
たしかに、カモラネージ、ジョビンコ、ポウルセン、マルキジオという選択肢しかなかった今回はチーロも頭を悩ませたでしょうね。
プレマッチではマッローネも結果を残していますが、まだまだ経験が足りないからスタートは託せない。
といって、シソコ、チアゴ、フェリペ・メロ、ヂエゴの怪我がすぐに治るわけでもなく。
イアクインタを左サイドのウイングタイプといて使えればまた別の選択肢もあったのでしょうが、リッピがそういう使い方をして結果が出ませんでしたからリスクは背負えませんし。
あの布陣でぼくなら、中盤の底にポウルセンを入れて、その前にマッローネとマルキジオを並べ、カモラネージ、ジョビンコをウイングとして置いてイアクインタを1トップでしょうか。
あるいはカモラネージを左ウイング(これはアッズーリで試されています)、イアクインタを右ウイングというかたちにするかもしれません。
こういう戦術論はかなり難しいですね。
ミッドウィークのジェノア戦はヂエゴの復帰を考えながら、カモラネージをトレクァレティスタとして起用する考えのようです。
ジョビンコは休養を与えるということで。
リボルノ戦は結果オーライですが、フィジカルが低下すると去年の失速と同じようになりかねないですからね。
ラニエリの失敗を繰り返さないためにもチーロにはきちんとした戦術を練ってほしいものです。
怪我人も戻ってくることが確実ですし、ジェノア戦には期待しましょう。
anierriさんのおかげでいろいろ考えることができました。
こういう議論はお互いのサッカーインテリジェンスを高めるためにも必要ですし、長文でもまとまりがなくても結構ですから、どんどん書きこんでください。
カモラネージの発音について。
イタリア語の曖昧な部分は確かにあります。
スカパー!の放送もイタリア語で聞いているのですが、シソコはシッソコとなるはずなのにシソコと発音するし、カモラネージも濁ったり濁らなかったりですからね。
ラテン気質なのかもしれませんね。
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