2009年4月29日水曜日

名古屋、奇策も実らず広島とゴールレスドロー

J League Division 1 Matchday 8 Nagoya 0-0 Hiroshima @ Mizuho Athletic Stadium

Nagoya Grampus Eight 2.00 X 3.20 Sanfrecce Hiroshima 3.35(bwin)

名古屋は赤、黒、赤のファーストジャージ。システムは3-3-2-2。

Nagoya Grampus (J League Division 1 Matchday 8)
MakiDavi
OgawaNaoshi Nakamura
AbeHayuma Tanaka
 Yoshimura 
MasukawaTakeuchi
 Yoshida 
 Narazaki 


広島は白一色のセカンドジャージ。システムは3-4-2-1。

Sanfrecce Hiroshima (J League Division 1 Matchday 8)
 Hisato Sato 
TakahagiKashiwagi
HattoriHan-Jae Ri
AoyamaKazuyuki Morisaki
MakinoMoriwaki
 Nakajima 
 Nakabayashi 


前半。広島のキックオフ。

5分、広島。高萩が増川からボールを奪い、戻してリ・ハンジェのシュート。枠の上。

増川が安易にボールをゴールラインに見送ろうとしたところを奪われた。致命的にもなりかねないミス。

16分、広島。青山からのこぼれ球を拾った佐藤寿人がそのままミドル。GK楢崎の正面。

こぼれた瞬間に名古屋の足が止まり、佐藤寿人がコースを見つけてシュート。楢崎は落ち着いていた。

ロングボールの蹴り合いで、相手の陣形を崩すというよりも一発でというサッカー。広島はこういう守備的なサッカーに慣れているだろうが、名古屋はこういう戦術に離れていない。そして、このシステムではサイドの数的優位は作りづらい。

25分、名古屋。小川のシュートがこぼれたところを左サイドで阿部が拾ってクロス。中央で巻がヘッドを合わせるがクロスバーに嫌われる。

阿部のオーバーラップからのクロス。巻が強引にヘッドを合わせるがクロスバーに嫌われた。セカンドボールも広島がクリア。

31分、広島。ゴール正面右遠目からのFK。柏木が直接狙うがゴール右に外れる。

柏木が思いきって狙うが風下でもあり、ボールが失速。ゴール右に外れる。

38分、名古屋。中村直志からのパスに抜けだしたダビが右サイドを深くえぐってクロス。巻が飛びこむが森脇がブロックして触ることができず。

GK中林も完全に振られて無人のゴールだったが、森脇が反応。巻のシュートを許さず。

41分、名古屋。ゴール正面右からのFK。ダビが直接狙うがGK中林の正面。

風上からの強いボールを期待したのだが、ダビはコントロールショットで中林が難なくキャッチ。

アディショナルタイムはなく、このまま前半終了。0-0で折り返し。

トータルショッツは名古屋6、広島5。

後半。名古屋のキックオフ。

46分、広島。クリアボールを前線で受けた佐藤寿人がキープ。上がってきた高萩に流してシュートを撃つがゴール左に外れる。

佐藤寿人がそのままゴールに向かっていたらビッグチャンスだったのだが。キープしたために名古屋の戻りが間に合い、高萩にもプレスがかかっていた。

54分、名古屋。小川のCK。ファーで竹内が戻して吉田が下がりながらシュートを撃つがゴール上に外れる。

竹内が戻すまでは完璧だったが、吉田がフリーで撃ったシュートは枠には飛ばず。疲れというのもあるかもしれない。

56分、名古屋。吉村に代えて山口を投入。

今日の吉村はインコントリスタとして安定していた。交代はカードを考慮したのか。

58分、名古屋。右サイドから切れ込み小川とのワンツーでエリア内に入り込んだダビが強烈なシュート。GK中林が弾いたところに詰めるが広島がクリア。

ダビがワンツーで抜けだしてシュート。強烈だったが中林が横っ飛びでセーブ。

63分、名古屋。高萩へのファールで中村直志にイエローカード。

ダビのミスパスを奪われてのカウンター。高萩に後ろからファールでイエローもやむなし。

64分、名古屋。巻に代えて杉本を投入。

巻は決定機が合ったものの決めきれず。

71分、広島。中央でボールを持った柏木がエリア内の高萩をポストに使ってのミドル。枠をとらえられず。

広島のカウンター。青山が持ち上がって、柏木が狙うが枠に飛ばず。

75分、名古屋。竹内に代えて花井を投入。

システムを4-4-2に戻すかたち。

75分、広島。右サイドエリア角付近からのFK。柏木がふわっとあげ、ファーで森脇が頭を合わせるがGK楢崎がキャッチ。

広島のビッグチャンス。森脇が上手く頭を合わせたが楢崎の正面だった。

77分、名古屋。花井からのパスを受けたダビが強引に突破をはかり、ゴールに迫るがGK中林が飛び出してキャッチ。

ダビのドリブル突破でエリア内まで切れ込むが中林が飛び出して抑える。

78分、広島。GK中林からのゴールキックで抜けだした佐藤寿人がシュートを撃つがゴール右に外れる。

吉田がクリアミスで佐藤寿人に入れ替わられてのピンチ。

81分、広島。リ・ハンジェに代えて楽山を投入。

リ・ハンジェは右サイドで田中隼磨のマークに徹底していた。

89分、名古屋。山口のインターセプトから前線の杉本へ。杉本がドリブルでエリア内に切れ込み、シュートを撃つがサイドネット。

山口がボール奪取。ワンタッチで杉本にボールが出ての決定機だったが角度がなく、サイドネットに。

アディショナルタイムは3分。

92分、名古屋。最終ラインでボールを奪い、小川、中村直志とつないでダビへ。ダビがドリブルで仕掛けてエリア内まで攻めあがるがシュートは撃てず。

名古屋はダビ頼みになりつつある。

最後は広島がボールをキープして、タイムアップ。0-0のゴールレスドロー。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

前半は巻の頑張りもあり、良い流れでした。
後半になると、仰るとおりダヴィ頼みになっていきましたね。
ダヴィももうちょっと周りを使えると良いのでしょうが、
使えると思えるほど周りが動けてなかったのでしょうか。

終盤、花井が投入されたのですが、
一番元気なはずなのに、もっと動けよと思いました。
今日はNHK名古屋で中継されていたのですが、
解説の宮澤氏にも同様の指摘をされていました・・・。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

前半は風上でもあり、攻めている時間がながかったですね。

決定機はどちらにもあったのですが、巻のヘッドは惜しかったですね。

ダビについていける選手が玉田、小川、マギヌンしかいなくて、小川しか動けないとなるとキツイでしょうね。

花井はニューカッスル戦でもすぐに下げられたし、動けないのは選手として致命的ですね。
モダンサッカーでは走れないと厳しいですからね。