2009年4月2日木曜日

ラモス瑠偉は東京Vからいったん離れることに

ラモス瑠偉が日本のサッカーに素晴らしい貢献をしたことは否定しない。彼はブラジルではフラメンゴのプロテストにも合格しなかったという話だったが、日本では中盤の司令塔として超一流。他の日本人と違うテイストで読売クラブ(現東京V)を名門と言われるまでのチームに押しあげた。

子供たちのために、試合終了後に車でわざわざサッカーボールを届けにいったこともある。

その情熱は否定しない。素晴らしいことだと思う。

東京Vラモス常務退任、チームには協力か(日刊スポーツ)

東京Vの株主総会が2日、東京・港区の日本テレビ本社で行われ、萩原敏雄会長兼社長、ラモス瑠偉常務の退任が決まった。小湊義房常務が新社長に就任した。なお、ラモス氏は、小湊新社長からチーム運営にかかわる形でクラブに残るよう要請された。ポストや役職は今後検討される。ラモス氏は「いろいろな人に相談したいし、考えたい。ボクは誰よりもヴェルディを愛しているし、協力したい気持ちはある」と語った。


しかし、彼には悪い噂が付きまとう。かりゆしFCで揉めた理由は、彼のマネージャーがあることないこと吹き込み、マネージャーに絶対的な信頼を置いているラモスが経営陣の話を聞かなかったことにあると言われている。

東京Vに関してもそう。口では「緑の血が流れている」とか「ヴェルディを愛する気持ちは誰よりも強い」と言いながら、東京Vを掻き回すようなことばかりしている。監督時代にはチーム財政を考えず補強をしてJ2からの昇格に2年もかかった。

そしてJ1では監督を辞任し、フロント入り。責任を最後までとらなかった。

うがった見方をすれば、ラモスの悪名高いマネージャーが余計な口出しをしてラモスの商品価値が傷つかないようにしているのではないかという気さえする。

ラモス本人の情熱は間違いないだろうが、傍に置く人間、信用する人間が悪すぎる。マネージャーから自立しない限り、迷走人生と言われても仕方がないだろう。

あるいはセルジオ越後もそうだったように、責任ある立場というのが本当に嫌なのかもしれない。

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