中国女子サッカーで替え玉疑惑 ジュニアユース代表で中学対抗大会優勝(産経新聞)
中国で、ある「替え玉事件」が波紋を呼んでいる。重慶市の大坪中学が4月中旬、トルコで行われた学校対抗の女子サッカー世界大会で優勝した。だが、出場したの選手のほとんどが、在校生ではなく中国ジュニアユースチームのメンバーだったことが発覚し、メディアは「国威発揚のためでも、してはならないことがある」と一斉に批判している。
大会は国際学校スポーツ連盟の主催で、大坪中学はブラジル、ドイツなどの強豪を破り、5試合で28得点を決めるなど圧倒的な強さを見せつけた。だが、「中国のサッカーがこんなに強いはずはない」と疑問を抱いた中国紙「体壇週報」の記者らが、選手や関係者を取材した結果、チームの18人中15人が各地から集められたジュニアユースの選手だったことが判明した。
学校側は当初、「メンバー全員が在校生」と主張した。しかし、選手たちが次々と「替え玉」として出場したことを認めたため、張建玲校長も「教育省の指示に従っただけで、(出場は在校生のみという)大会のルールを知らなかった」と認めた。政府関係者が関与していたことも示唆した。
China school returns world football crown after fraud(Bangkok Post)
In one of the more audacious cheating stories to emerge out of Chinese sport, which has recently thrown up numerous cases of athletes lying about their ages, principal of Daping Junior High School apologised for the fraud.
"What we have done goes against sportsmanship and has undermined the image of our city as well as soccer's development in China," Zhang Jianling said in comments published widely in Chinese media on Friday.
"We sincerely apologise for what we have done."
Chinese media have for days been seeking to know the truth behind what always seemed a story too good to be true -- how the small school could do what no senior national team could and win a world championship in football.
発端は中国の新聞だったらしいのだが、タイの新聞まで反応している。主催者のInternational School Sport Federationは何の記事も出していないが、英語でこれだけ発信されていることを考えると世界中に広まっていくことは間違いないだろう。
サッカーのいかさまがいろいろ取りざたされてきた中国。果たして、これからどうなるのか。よい方向に行くといいけれども。インチキの質を高めるということにならなければいいけれどね。
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