2010年8月31日火曜日

日本代表監督は堅守速攻スタイルのザッケローニに

Calcio, Zaccheroni nuovo allenatore della nazionale giapponese(Reuters Italia)

TOKYO (Reuters) - L'ex allenatore di Milan e Juventus Alberto Zaccheroni è stato nominato nuovo coach del Giappone.
Lo ha annunciato oggi l'Associazione di calcio giapponese (Acg), precisando che il 57enne ha raggiunto un accordo per guidare i Blue Samurai e che sarà presentato domani in conferenza stampa a Tokyo.

L'identità del nuovo allenatore della squadra asiatica è stata molto incerta negli scorsi giorni, con gli olandesi Marco van Basten e Ronald Koeman tra i nomi papabili.

L'allenatore uscente Okada ha superato le aspettative portando il Giappone agli ottavi della Coppa del Mondo sudafricana, dove è stato battuto ai rigori dal Paraguay.

Zaccheroni dovrebbe sedere sulla panchina giapponese dopo le amichevoli contro Paraguay e Guatemala di mese prossimo.

Il primo compito dell'allenatore di Meldola (Forlì-Cesena) sarà quello di guidare la squadra del sol levante alla Coppa d'Asia, in programma a gennaio in Qatar.


“ザック・ジャパン”9・2合宿で始動!(スポーツニッポン)

日本サッカー協会は30日、次期日本代表監督に前ユベントス監督のアルベルト・ザッケローニ氏(57)が就任すると正式に発表した。同氏と日本協会の双方の弁護士が基本合意に達した。契約は1年ごとに更新するが、年俸2億円の2年契約で2年間の延長オプションがつく。日本代表の外国人監督は6人目で初のイタリア人。29日に緊急来日していたザッケローニ氏は早速代表スタッフとミーティングを行った。31日には都内で就任会見を開く。(金額は推定)

4年後のW杯ブラジル大会を託す指揮官がついに決定した。午後6時から東京都文京区のJFAハウスで急きょブリーフィングを行った、日本協会の大仁邦弥副会長(65)は「大変心配をおかけしましたが、新監督がようやく決まりました。アルベルト・ザッケローニ氏にお願いする」とザッケローニ新監督の就任決定を発表した。

チリ代表のビエルサ監督、元ポルト監督のフェルナンデス氏、元ビルバオ監督のバルベルデ氏に断られるなど、迷走を続けた代表監督人事だったが、ザッケローニ氏の緊急来日から一気に進展した。ザッケローニ氏は29日朝に日本に到着すると、原博実強化担当・技術委員長(51)との最終交渉に臨み大筋で合意に達した。同日午後には都内で日本協会の小倉純二会長(72)と会談し、協会トップからも就任の了承を得た。一夜明けたこの日午後には、ザッケローニ氏と日本協会の双方の弁護士同士が細部の詰めを行い、基本合意に達した。

イタリアでは「ザック」の愛称で親しまれているザッケローニ氏は、31日に都内で就任会見に臨み、日本代表監督としての第一声を発する。生みの苦しみを経て誕生する“ザック・ジャパン”が、4年後のブラジルに向けてついに船出する。

◆アルベルト・ザッケローニ 1953年4月1日、イタリア北部エミリア・ロマーニャ州メルドラ生まれの57歳。ケガのため現役を引退し30歳で指導者に転身。83年4部チェゼナーティコの下部組織で監督業をスタート。95年から指揮したウディネーゼでは当時革新的な3―4―3を採用。97~98年に3位に入りUEFA杯出場権を獲得。98~99年にACミランの監督に就任。1年目でスクデットを獲得し年間最優秀監督に選ばれた。01~02年ラツィオで6位、03~04年インテル・ミラノで4位、06年に当時、大黒(FC東京)が所属していたトリノを指揮したが途中で解任。昨季途中からユベントスを率いたが7位に終わった。大のインテリスタ(インテルのファン)。


日本代表監督への関心の温度差なのだろう。Reuters Italiaスポーツニッポンでは書き方に違いがある。

Reuters Italiaが淡々とアルベルト・ザッケローニ氏が日本の監督になることで日本サッカー協会と合意した。日本はワールドカップ南アフリカ大会パラグアイにPK戦で破れたチームで、ザックは岡田監督のあとの監督として親善試合のあとにベンチ入りして指揮をとり、プライオリティをアジアカップにおくと説明し地得るのに対し、スポーツニッポンはこの記事の他にも数本ザックに関する記事を書いている。選手たちの反応や、イタリアでの取材も通してということも含めてだ。

ヨーロッパの新聞なら、これだけで紙面が6ページくらい埋まりそうな本数だが、日本のスポーツ紙は記事が短いために、1ページくらいで終わってしまうのだろうけれども。

ザックに関してはウディネーゼでの躍進があげられる。ユベントス相手にDFが退場したときに穴埋めをおこなわずカウンター主体で3-0を破ったのをきっかけとして3-4-3システムを導入。イタリアにファンタジスタの居場所を作るとともに超守備的な3-4-1-2システムでカウンターサッカーを流行らせるきっかけとなった。おかげでイタリアのサッカーはカテナチオの印象とあいまっていつまでも守備的といわれるようになっていくのだが。

戦力的に劣るミランをスクデットに導いたのがザックのキャリアの頂点。ミランも翌年には解任され、その後インテルトリノユベントスなどで指揮をとったがそこそこの成績しかあげられず。サプライズは起こせなかった。

強引なまでに3バックにこだわりを見せていたが、昨シーズンのユベントスの指揮では4-3-1-2、4-3-2-1を併用するなど戦術の柔軟さを見せたが、崩壊したユベントスを立ち直らせるまでにはいかず。勝ち点を伸ばせず7位に終わり、契約を延長されることなく退団した。

人格者で対話を重視するが、優柔不断なところがあり、試合を修正できないという弱点も持つ。ビッグネームを重用する癖もあるが、日本代表ではほとんどメンバーを知らないだろうから大丈夫と思うが。

いずれにしてもポゼッションスタイルのスペインから、カウンターのザックへの転換はどういうことなのか。日本サッカー協会の会見をきちんと確認したい。

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