2008年8月2日土曜日

リリアン・テュラム、心臓疾患のため現役引退!!

モナコパルマユベントスバルセロナで活躍したDFリリアン・テュラムが現役引退を発表した。



パリ・サンジェルマンへの移籍直前のメディカルチェックで心臓疾患が見つかっての引退だった。

Thuram getta la spugna
"Me lo chiede la famiglia"
(La Gazzetta dello Sport)

Il 36enne difensore francese ha annunciato la fine della sua carriera, nonostante la malformazione al cuore riscontratagli un mese fa non sia così grave. "E' triste chiudere così, ma ci sono aspetti familiari di cui devo tenere conto"


La Gazzetta dello Sportは心臓のことではなく、家族のためにという理由を強調している。すばらしいキャリアを続ける気力は十分だったが、やはりピッチの上での心臓疾患は致命的だった。

テュラムがサッカー連盟幹部に?(Goal.com)

テュラムの家族はピッチへ戻ることに反対しているようで、輝かしい彼のキャリアは終焉へと向かっている。


メディカルチェックで心臓疾患が見つかってから、家族はピッチに戻ることに反対していた。彼が続けるといったところで、クラブのほうで引退を勧めたかもしれないが。

テュラム、現役引退を発表(Goal.com)

パリで記者会見を行ったテュラムは、「家族の希望を尊重するために、現役を引退することを決定した」と、決断に至った理由を説明している。また、「PSGのパオロ・マルディーニ(ミラン)になりたかったけど、不可能になってしまった。こういった形で現役を退くのは悲しい」とコメントした。


こういうことで現役引退となってしまうのは残念だが、この引退で確実にドメネクの呪縛からは解き放たれるだろう。代表引退を宣言しながらドメネクの執拗な招集に応えなければならなかった彼にどれだけの疲労が蓄積されていったか。

自慢のスピードも衰え、読みで勝負する頭脳派のDFとして活躍したがEURO 2008ではその限界が見えてしまった。

13年ぶりにフランスに戻るということで注目されていたが、その思いは叶わぬままにテュラムは現役を引退する。

彼のキャリアに敬意を示しつつ、これからの人生に幸多からんことを祈りたい。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

テュラム。

俺がフランス代表を好きになったのはフランス大会からでプラティニでもジダンの存在でもなく、彼の2ゴールからでした。

あの時は最高のスピードをもった素晴らしいサイドバックだと思ってましたが、いつしか世界最高のDFになりましたよね。

EURO2008は散々でしたが、ドイツW杯は最後の素晴らしい戦いでした。

今後はその素晴らしい頭脳で監督として輝いて欲しいですね☆

kiri220 さんのコメント...

>soccerkyoさん

テュラムはユーベの主力ということもあり、すごく好きな選手でした。
あのクレバーさがあったからこそ、カンナバーロとの守備ユニットも完璧に機能したのだと思っています。
薬物をつかってしまったユリアーノ、フェラーラ、ペソットなど老練なDF陣がいるなかでよくポジションを勝ち取ったなあと。

監督になるのが楽しみですね。