キリンチャレンジカップのウルグアイ戦に向けて、日本サッカー協会は日本代表メンバー19人を招集した。
日本代表 メンバー発表!
キリンチャレンジカップ2008 ~ALL FOR 2010!~
(8/20 vsウルグアイ代表@札幌ドーム)(日本サッカー協会)
GK
川口 能活 KAWAGUCHI Yoshikatsu
1975.08.15 180 cm 77 kg ジュビロ磐田 114 / -103
楢﨑 正剛 NARAZAKI Seigo
1976.04.15 187 cm 80 kg 名古屋グランパス 59 / -57
DF
中澤 佑二 NAKAZAWA Yuji
1978.02.25 187 cm 78 kg 横浜F・マリノス 78 / 15
高木 和道 TAKAGI Kazumichi
1980.11.21 188 cm 75 kg 清水エスパルス 0 / 0
田中 マルクス闘莉王 TANAKA Marcus Tulio
1981.04.24 185 cm 82 kg 浦和レッズ 15 / 3
駒野 友一 KOMANO Yuichi
1981.07.25 172 cm 76 kg ジュビロ磐田 38 / 0
阿部 勇樹 ABE Yuki
1981.09.06 177 cm 77 kg 浦和レッズ 29 / 2
MF
小野 伸二 ONO Shinji*
1979.09.27 175 cm 74 kg VfLボーフム(ドイツ) 55 / 6
中村 憲剛 NAKAMURA Kengo
1980.10.31 175 cm 67 kg 川崎フロンターレ 25 / 2
鈴木 啓太 SUZUKI Keita
1981.07.08 177 cm 67 kg 浦和レッズ 28 / 0
山瀬 功治 YAMASE Koji
1981.09.22 173 cm 70 kg 横浜F・マリノス 11 / 5
青木 剛 AOKI Takeshi
1982.09.28 183 cm 75 kg 鹿島アントラーズ 0 / 0
今野 泰幸 KONNO Yasuyuki
1983.01.25 178 cm 73 kg FC東京 24 / 0
長谷部 誠 HASEBE Makoto
1984.01.18 179 cm 72 kg VfLヴォルフスブルク(ドイツ) 11 / 0
FW
玉田 圭司 TAMADA Keiji
1980.04.11 173 cm 67 kg 名古屋グランパス 47 / 10
大黒 将志 OGURO Masashi
1980.05.04 178 cm 73 kg 東京ヴェルディ 20 / 6
佐藤 寿人 SATO Hisato
1982.03.12 170 cm 68 kg サンフレッチェ広島 20 / 3
大久保 嘉人 OKUBO Yoshito
1982.06.09 170 cm 73 kg ヴィッセル神戸 29 / 4
田中 達也 TANAKA Tatsuya
1982.11.27 167 cm 63 kg 浦和レッズ 8 / 1
メンバーは相変わらずセンター中心。サイドができる選手は駒野、阿部、今野、青木と守備的な選手ばかり。小野、山瀬も攻撃的な位置でサイドはできるが、ふたりとも中央に寄りたがる癖がある。攻撃陣では玉田と田中達也がサイドに寄ったプレーをするが、ふたりとも左サイドが得意。右からのサイドアタックは捨てたかのような招集になっている。
岡田監督決めた!サイドは“五輪組”(スポーツ報知)
「メンタルを含めたコンディションと、今試したいポジションを考えた時(五輪組を)今招集することはない」。そう語った岡田監督だが、今年から続けて起用してきた内田は脇腹の肉離れで全治2~3週間と診断されバーレーン戦出場は微妙。右足甲外側の打撲の安田は全治1週間~10日ほどでバーレーン戦は影響ないが、そういう状況でも「五輪トリオ+駒野」以外は頭にない。
それだけ人材難とも言える。実際7月下旬に行った合宿では阿部翔(名古屋)や村井(磐田)をテストしたが指揮官を五輪組以上に満足させるものはなかった。「メンバーに入っていないということはそういうこと」と少し言いにくそうに、非情の決断を認めた。ウルグアイ戦だけは阿部勇(浦和)や今野らをサイドに起用して乗り切ることになる。
メンバー固定が競争力を低下させるということを岡田は理解していないのだろう。あるいはサイドアタックは両サイドのフルバックでしかしないという理解なのか。
この程度の理解で世界を驚かせようというのだから、恐れ入る。
両サイドはフルバックとサイドハーフのふたりで崩すのが世界水準なのだが、それも知らないというのはなんのためにEURO 2008を見に行ったのかわからない。
単なる仕事だからか。それでもヨーロッパのサッカーがピッチ上に描くタクティクスをチームにフィードバックできない監督などバカでしかないし、いらない。
もっといい選手がいるだろうに、選ばれるのは相変わらず同じメンバー。何とかのひとつ覚えということか。
それでウルグアイを相手に3-4-1-2を使うなら、解任したほうがいいということにしかならない。
反町監督「後悔はない」も選手に号泣謝罪(スポーツニッポン)
しかし、ある選手によると、解散式では「勝たせてあげられなくて申し訳ない」と号泣しながら選手に謝罪したという。本音は隠したが、メダル獲得を宣言しながら3戦全敗という結果に少なからずショックを受けた様子だ。また、不発に終わったFW森本は「不完全燃焼です。帰ってしっかり結果を残したい」と言葉少なだった。
北京五輪で結果を残せなかったのは、監督の責任。それは間違いない。笛吹けと選手は踊らずということでも監督には言い訳はできない。選手選考から起用、戦術、モチベーションの維持、コンディション管理、その他いろいろ、サッカーに関するすべてのことについて監督が責任を持たなければならない。
だが、実際のところはプレーをするのは選手であり、期待に応えられなかったのは選手だ。反町さんが号泣して謝罪したというのなら、選手も答えられなかったことに責任を感じなければならない。そのことがわからず、反町さんの責任にしてしまう流れは危険なことではないか。
森本のコメントなど他人事のようだ。これでは勝てる戦術を作っても勝てるわけがない。
そして、岡田は反町さんよりも上なのか。
実際のところ、反町さんではなく、岡田が北京五輪で指揮を執っていればよかったと思う。そうすれば、惨敗の結果を取らざるをえなくなっていただろうから。違った結果になったとは思わない。もっと惨敗したはずだ。そうすれば、オシムの復帰は無理にしても、ヨーロッパへの回帰がなされたはず。
そうならなかったことが残念でならないということが見えた今回の招集だった。
4 件のコメント:
日本代表的にはどうか分かりませんが、浦和レッズサポとしては、小野の復帰はうれしかったりもする。機能するかどうかは別ですけど。
>king-yさん
小野はどこまでフィットするのでしょうね。
メンバー的に見ると3-4-1-2が濃厚で、小野の居場所はなさそうなのですが。
タクティクスがぶれる岡田のほうが心配だったりします。
本当にサイドがいないですね。
ここまで来るとわかっていないんでしょうね。呆れます。長友が追加招集されましたけどそれだけですからね。駒野と阿部翔あたりは同レベルに見えるのですけどね。というかJ1にはフラットな中盤が少なくサイドアタッカーが継続して育たないのも問題としてはありますけどね。まぁ、それも浦和の永井や柏の太田など、使ってみたらいいプレーしそうな選手はいるだけに、やはり岡田はダメだなとそう感じてしまいます。
J2からも選んでいるのならチームが悪くても力のあるマリノスの両利きの小宮山(自身がマリノス時代に獲得した)を使うべきかと思いますけどね。
とにかく、岡田に残された時間はもう少ない。そう感じています(苦笑)
>soccerkyoさん
今日の試合もセンターの選手を4人中盤において、フリーに動かしただけでしたね。
アンカーが青木で前に3人並べたかったのでしょうか。
長谷部と中村憲剛はサイドのスペースに飛びこんでクロスをあげた場面もありましたが、小野はゴール前に飛びこむシーンばかり。
そういう役割ですかね。
前線のサイドでいい選手はたくさんいるのに、サイドが主戦場というだけで選ばれていないような気がします。
なぜ選ばないかはメディアも聞かないですからね。
たぶん、使ったことがない駒を使うのは怖いのでしょう。
バーレーンに負けたら首が飛ぶのですかね。
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