2008年7月21日月曜日

アーセナルに何が起こっているのか!! ヤングガナーズ解体の危機!!

ベンゲルの求心力が落ちているのか。それともエミレーツスタジアムの新築問題で移籍資金や選手が満足する年俸が出せなくなっているのか。それとも若くて優秀な選手を揃えていることが災いとなったのか。降格したわけでもないのにアーセナルは草刈り場となりつつある。

Arsene Wenger faces fight to keep Arsenal duo William Gallas and Robin van Persie(Telegraph)

フラミニはフリートランスファーでミランに移籍、フレブは1500万ポンド(約32億円)でバルセロナに移籍、ジウベルト・シウバパナシナイコスに移籍。アーセナルは昨シーズンが終わってからレギュラークラス、準レギュラークラス3人を失った。

マルセイユからナスリを1400万ユーロ(約24億円)で獲得しているものの、ナスリだけでは3人の穴を埋めることはできない。特にセスク、フラミニで組んでいたセントラルMFのうち、汚れ役のフラミニとバックアッパーのジウベルト・シウバが抜けたことでこの部分の補強は絶対条件なのだが。

噂ではゼニトアルシャービンに1900万ポンド(約40億円)のオファーをかけて、2400万ポンド(約51億円)必要だと返答があったり、リーベルのファルカオに800万ポンド(約17億円)でオファーを出したりはしているようだが、この穴を埋める様子はない。ディアビやソングで埋める予定なのかもしれない。

逆にアシュリー・コールを手放した見返りのように獲得したギャラスにパリ・サンジェルマンから600万ポンド(約13億円)で狙われていたり、ファン・ペルシーにはユベントスから1500万ポンド(約32億円)のオファーが届いたり。バルセロナから執拗にアデバヨールを狙われたりと本当に草刈り場になりつつあるのはたしか。

移籍金で稼いでもその大部分がエミレーツスタジアムの建設費の返済に充てられるというのでは、ベンゲルも腕の振るいようがないだろう。若手を確実にカップ戦で育てているとはいえ、レギュラーを何人も抜かれて補強もままならず、優勝争いを命じられるというのでは愚痴も言いたくなるだろう。

アーセナルもクリーンなだけのクラブではないし、スペインの契約の空白の1年を利用してセスクを獲得したという例もあるのだけれどね。

今季、ちゃんとしたチームになるかどうかというのはベンゲルのモチベーションということになるのかもしれないね。

最後のターゲットはベンゲルになるのかもしれないけれど。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ホント草刈り場と化してますね。
まったく悲しい限りです・・・。
すっかり他チームに目を付けられちゃって(悲)

やはりエミレーツスタジアムの件がかなり大きいのではないかと・・・。

これ以上持ってかないで~~

kiri220 さんのコメント...

>char1029さん

Bに陥落したユーベも草刈り場と化しましたが、カンナバーロ、テュラム、ザンブロッタ、ヴィエラ、ムトゥ、イブラヒモビッチと主力級6人の離脱で済みましたが。

こういう降格なら正規の移籍金を払わなくてもいいという契約条項があったりするからわかるのですけどね。

アーセナルはチャンピオンズリーグにも出られるし、どうなっているのでしょうね。

エミレーツで欲張りすぎたのでしょうか。

ユーベのファン・ペルシーは契約が満了となる2011年を睨みながら、ネドベド引退後の来季が本命らしいですけどね。

ジョビンコが活躍すればこの話は立ち消えになるかと。