MARCAはトレゼゲがバルセロナ移籍に気持ちが傾き、アンリと連絡を取り合っているという記事を載せて、バルセロナによるトレゼゲ強奪の記事を載せた。
Trezeguet espera al Barça(MARCA)
Ranieri perde la pazienza
"Ronnie? Parlerà il campo"(La Gazzetta dello Sport)
これに対して、ラニエリはLa Gazzetta dello Sport紙上でアルミロン、チアゴ、ゼビナの放出の可能性は否定しなかったが、トレゼゲについてはユベントスの重要なストライカーであるとして放出を否定。
以前にトレゼゲがユーベでキャリアを終えたいとコメントしたことを裏付ける信頼ぶりを見せた。
トレゼゲはユベントスで唯一といっていい剛のタイプのストライカーでデルピエロ、ヤクインタ、アマウリとの補完性はかなり高い。ピアチェンツァ戦で確かに機能しなかったアマウリ、トレゼゲのコンビだが、それはまだコンディションが上がっていないこともあり、合流してからまだ時間が足りないというところもある。
イブラヒモビッチがいたときもレギュラーとして使われたトレゼゲが外れることは怪我とサスペンション以外ではまずない。新生ユベントスのエースとしてヨーロッパを席巻するためには絶対不可欠な存在でもある。
それに、バルセロナが狙っているのはエトーを放出してのアデバヨール獲得。セカンドプランというのはトレゼゲのプライドが許さないのではないか。それに、アンリですら控えが多かったバルセロナというチームに不信感もあるだろう。レギュラーになれる可能性も行ってみなければわからない。チャーミングなトレゼゲのお母さんもユベントスのユニフォームを着てよく踊っているし、トリノの街を離れることはないのではないか。
一方で、ラニエリはアルミロン、チアゴ、ゼビナの放出は否定しなかった。モナコ、アトレティコ・マドリー、サンプドリアの名前が挙がっている。
ラニエリはさらに新しい補強もコメントしており、一時は撤退と報じられたスタンコビッチ、シャビ・アロンソの電撃獲得もあるのかもしれない。
ポウルセンの入団で中盤の守備は安定するもののダイナミズムな展開力には落ちる。ダービッツ、タッキナルディというコンビも展開力がそれほどあるわけではなかったのだが、豊富な運動量でボールを奪取、ショートカウンターに貢献した。
ショートカウンターに徹するならポウルセン、シソコでいいのではないか。展開力まで考えるとユーベのサッカーができなくなる可能性はある。魅せるサッカーという意味ではユーベはその路線を採ってこなかったのだから。
補強のポイントとしてはビリンデッリが退団、ゼビナが放出濃厚になってグリゲラ、サリハミジッチになるライトバックだろうか。メルベリができるからいいといえばいいのだが。
新チームとして確実にチームを作り上げているユーベ。完成形になるのはやはりカルチョメルカートの〆切直前なのだろうか。
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