2010年6月5日土曜日

岡田さんの会見では見えない日本の弱点

International Friendly Match Japan 0-2 Côte d'Ivoire @ Stade de Tourbillon,Sion
Côte d'Ivoire:Own goal(Tulio Tanaka) 13,Kolo Touré 80

ドログバ右腕骨折「オレのW杯は終わった」(スポーツニッポン)

【W杯強化試合 コートジボワール2―0日本】コートジボワールのエースのW杯出場が絶望的となった。開幕前最後の強化試合となった日本戦で、FWディディエ・ドログバ(32=チェルシー)が右腕を骨折。AP通信によると、ドログバは同僚DFのK・トゥーレに対して「オレのワールドカップは終わった」とW杯を欠場する見通しを明かしたという。

アクシデントが起きたのは前半15分。浮き球の奪い合いの際、日本代表DF闘莉王から跳びひざ蹴りのような激しいチャージを受けた。苦もんの表情を浮かべて2分以上も起き上がれず、スタッフに支えられながらピッチを後にした。すぐに病院に搬送されて検査を受けた結果、右腕の骨折が判明した。

負傷する2分前の先制点の場面でも、2人が絡んでいた。前半13分、ゴール前やや左から約25メートルのFK。ドログバが右足で放った強烈なシュートは日本の壁を破って、闘莉王のオウンゴールを誘った。

エリクソン監督は闘莉王のプレーについて「アンラッキーだった。ケガをさせようとした悪質なものではない」と語ったが、ドログバについては「まだ分からない。まだ可能性はあると思う」と祈るように話した。指揮官が「主将であり、世界屈指の選手のひとり」と評する今季プレミアリーグ得点王が不在となればブラジル、ポルトガル、北朝鮮と同居する1次リーグG組の勢力図にも大きな影響を与えそうだ。


闘莉王のプレーに悪意はなかっただろうが、ドログバを骨折させたことで結果的にコートジボワールのファンを失望させることになり、非常に申し訳ないと感じている。決して、ブラジルポルトガルを利するつもりはなかっただろうし、グループGを楽なグループにするつもりもなく、真剣勝負の結果なので怪我は仕方がないと思うが、結果は非常に残念なことになったということだ。

それよりもリードされてもリスクを背負って攻撃を仕掛けない日本のことは非常に残念だったわけだが。

コートジボワール戦後 岡田監督会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

コートジボワールという非常に身体能力と技術が高いチームと(試合を)やるということで、カメルーンも同じレベルのチームだと思います。それに対して、先に失点しないということで、流れの中でシュートを打たせることもなかったんですが、セットプレーで失点してしまった。やはり1点(を取られること)はあり得ることなので、その後の攻撃については前半、ボールを受けに来ないというか、選手の距離が遠くてなかなかボールが回らなかったなと。後半はボールが動き出したんですが、逆にみんな下がってきて前に人がいないという。まあ、組み合わせの問題もありましたけど、このへんのところは今日の試合で(問題が)明確になった部分もあります。ディフェンスでは今のやり方を続けながら、セットプレーのマークであったり、壁がよけないとか、基本的なところを変えていかないと。攻撃に関しては、もう少し走れないと。やはり走れていないので、出て行けないという状況が続いています。コンディションを上げて出て行けるように。ある程度、リスクを冒してでも出て行けるようにしていかないといけないと思っています。


日本代表は十分に走っていたのではないか。効率的ではなかったけれども、岡田さんの考えている以上に走っている。ただ、サイドに開いてもボールがこないとか、突っ掛けて抜かれるとか、そういうことが繰り返されたために動けていなかったように見えたのだろう。

それにボールがなかなか回らないというのはW杯アジア予選のころからずっと言っているような課題である。結局修正することができないままにあと10日になってしまった。今更修正することは無理だろう。岡田さんが曲がりなりにも日本代表を率いてこられたのはオシムの遺産があったからだ。過去に率いたクラブも遺産があり、食いつぶして成績を残してきた。今回はオシムの遺産をW杯予選で食いつぶし、あとは余力がない状態で突っ走らなければならない。いつ倒れてもおかしくはない状態だ。選手選考でも23人中11人ほどが怪我という状態を抱えている。半数が怪我人というのもありえない状態だろう。

――監督が今、手がかりとしている日本の良さとは何か

守備に関してはある程度コンパクトにして、少々下がっても裏を取られないということ。それとともにボールに出て行って、正直、今日は頑張り切れなかったところもありますが、人が1人でなく2人で頑張れるというところ。攻撃に関しては、後半の(ように)ハーフラインを超えるところまで、ある程度ボールをシンプルに動かして攻めていくというところ。最後のところ、後ろから飛び出していくところは、良さが出なかったかなと思っています。

――本大会までの最後の試合だが、4連敗の影響は(外国人記者)

4試合、勝つために弱いチームと(試合を)組むこともできましたが、われわれは強いチームとやることが必要だった。これは事前に選手にも伝えてあります。自信という意味では、ひょっとしたら不安も持っているかもしれませんけれど、もうここまで来たら、逆に追いつめられたというか、選手たちの奮発が出てくるのではないかと思っています。

――この合宿での成果と課題は? それから今日、フィジカルコンディションが問題だったと思うが、本番に1戦目と2戦目でメンバーを大幅に変えることを考えているのか(田村修一/フリーランス)

これは試合状況の中でどうなるか分からないですが、自分の想定の中で、第1戦、第2戦で、けがとかではなくて大幅に変える戦い方というものは、今のところ考えていないです。この合宿に関しては、最初は韓国に負けた後こちらに来て、かなりディフェンス面で組織としてプレッシャーを掛けるというところはできてきたと思っています。攻撃面に関しては、そんなに何回も本大会でチャンスを作れるとは思っていません。セットプレーとかの精度を上げないといけないと思いますが、それはやっていなかったことで、ここから攻撃の方ももう少し、やっていかないといけない。ボールを取ってからのところをやっていかないといけないと思っています。


トルシエには日本には守備の文化がないとまで言われてしまった。といって攻撃サッカーができるわけではない。中途半端なチームのまま本戦に向かうことになる。

現実問題として、岡田さんを招聘したのは川淵会長と小野技術委員長(どちらも当時の役職)だ。川淵さんは名誉会長として身を引き、小野さんは職を辞している。南アフリカで惨敗すれば間違いなく責任をとらなければならない立場なのだが、川淵さんが名誉会長から降りて日本サッカー協会から出るしかない。

犬飼会長と原技術委員賞については東アジア選手権直後の解任騒動で岡田続投を支持した責任がある。韓国戦後の進退伺いでも岡田更迭とはならなかった。

同じ3敗だとしても、コートジボワール戦のようなつまらない何も希望がないサッカーを3試合やられるのと、将来に向けて希望が持てる、日本はよくやったと言える3敗では違ってくる。勝ち点0でも相手を十分に苦しめての3敗であってほしいが、今のままだと相手が日本の守備陣をどうやって崩すかということだけが焦点になる可能性はある。

日本サッカー協会への要望として、南アフリカで惨敗するようなことがあれば理事全員が辞表を書かなければならないほどの裏切りと伝えた上で、指導者ライセンスを持つ人間だけに配られる雑誌のみ読むことができる総括をファンに報せること、責任問題を岡田さんだけではなく、サッカー協会共有のものとしてとらえることを出している。

といっても犬飼さんが責任をとるつもりなのかは、闘莉王のことでの軽い発言からはネガティブとしかいいようがないのだが。

実際、東アジア選手権の韓国戦、セルビア戦、韓国戦、イングランド戦、コートジボワール戦と本戦前に5連敗。これから上昇カーブを描くような試合はついに見られなかった。

試合後、コートジボワール代表エリクソン監督会見
国際親善試合
(スポーツナビ)

――ドログバのけがについて

現在言えるのはひじのけがらしいということだけだ。病院で手当てしてもらっている。心から心配している。なぜならキャプテンであり、チームの重鎮だからだ。

――けがの原因については

分からない。非常に痛がっていた。そしてちょっとしたショックも受けているようだ。けがの詳細だが、痛みがひどいため脱臼しているかもしれない。

――闘莉王のタックルについて(原田公樹/フリーランス)

サッカーではついてまわる仕方のないことだ。アンラッキーだったと思う。

――(日本と同じアジアの)北朝鮮との試合に向けて

今日はフィジカルなゲームで、気温も高く暑かった。その意味で良いテストだった。結果に対しては満足している。

――日本代表の印象は

日本は良いチーム。イングランド戦を見て、今日はとても手ごわいからベストを尽くせと選手には言った。結果に満足している。


エリクソンじゃなくてもあのタックルを責めることはないだろう。あれはプレー中の出来事であり、問題はなかった。ただ、闘莉王の士気が落ち、日本のファンが申し訳ないと思っているだけだ。

会見が短めだったのはドログバについて非常に心配だったからということもあるだろう。彼はコートジボワールのエースであり、キャプテンであり、絶対の存在だ。

出場できるかどうかは大きな問題になる。病院にすぐにでも行きたいというのが心情だったに違いない。

それでも会見で、闘莉王については責めるつもりはなく、アンラッキーだったとプレー中によくあるということをきちんと話したのはプロの監督として長年務めてきたという自負があるからだろう。

ドログバの不在がもたらしたもの
宇都宮徹壱の墺瑞日記(6月4日@シオン)
(スポーツナビ)

■新たな「ベストメンバー」の誕生?

ワールドカップ(W杯)本大会に向けた日本代表の親善試合最後の相手は、アフリカの強豪「ジ・エレファンツ」ことコートジボワール代表である。会場はヴァリス州の州都であるシオンのスタッド・ド・トゥルビオン。キックオフは何と12時20分である。スイスと日本との時差は7時間。この社会人大会のようなキックオフの設定は、言うまでもなく日本のゴールデンタイムに合わせたものである。

日本代表の強化費用が、入場料収入やグッズ収入のほかに、企業スポンサードや放映権料収入を抜きして成り立たないことは、誰もが自明とするところではある。それでも、あくまでもプレーヤーズ・ファーストでやっていただきたいものだ。4年前の本番直前の試合、対マルタ戦も昼間に行われたが、あの試合は15時(日本時間22時)キックオフだった。それが今回は12時20分。おそらく選手は午前5時くらいには起床しなければならなかったはずだ。いささかうがった見方だが、昨今の代表人気の低下によって、協会はテレビ局に対して、あまり強く主張ができなくなっているのかもしれない。いずれにせよ、こうしたビジネス優先の是非については、もっと議論されてよいように思う。

一方で、評価すべき点もある。それは試合後、オプションで45分の練習試合が行われることだ。前日の日記にも書いた通り、この時期にできるだけ多くの選手を試しておきたいというのは、代表監督ならば誰もが考えること。地元のユースチームと90分のテストマッチを行うよりも、W杯出場チームと45分一本勝負を行う方が、はるかに本番に近い感覚でプレーできることは言うまでもない。幸い相手のコートジボワールも、北朝鮮という同じ東アジアのチームと同組になっており、少なからずのメリットがあると考えたのだろう。かくして90分の国際Aマッチの後に、さらに45分の練習試合を行うという、極めて珍しい形式の代表戦が行われることとなった(当然ながら最後の45分は、テレビではオンエアされていない)。

この「変則マッチ」は、図らずも岡田武史監督が現状で考えるチーム内の序列を、にわかに明確化させることとなった。90分は「本気モード」、その後の45分が「テストモード」となったことで、指揮官が対カメルーン戦について、どのような青写真を描いているか、その一端をうかがい知ることが可能となったのである。


昼間のゲームにしろ、15時キックオフではないかと考えていた。まさか、これだけ消耗する真昼のゲームになろうとは。これでは各国2部リーグの試合と変わらない。いや、2部のほうがもっと恵まれているはずだ。放送時間の関係で正午キックオフというのはありうるが、いつもではない。テレビ局の都合で振り回されるのはいつものこととはいえ、あまりにもひどすぎた。視聴率のために選手を壊していいとは思えない。

■またしてもオウンゴールで失点

試合については、ゴールデンタイムで放映されたおかげで、多くのファンが中継映像を視聴できただろうから、ここではポイントを絞って振り返ることにしたい。
序盤から日本は押し込まれる展開。守備ブロックでなんとかしのぐものの、相手はとにかくスピードとパワーが半端ではないため、日本の守備陣はクリアするのが精いっぱいである。そうこうするうちに、コートジボワールが先制する。前半13分、FKのチャンスを得ると、今季プレミアリーグの得点王に輝いたキャプテンのドログバが、闘莉王のオウンゴールを誘ってネットを揺らす。闘莉王は前回のイングランド戦に続く、2試合連続のオウンゴール。だがこの2分後、彼はさらに世界中を驚愕(きょうがく)させるプレーを披露することになる(もちろん結果論だが)。

前半15分、パスを受けたドログバが、中澤を振り切って一気に加速。その動きを止めようと、闘莉王が飛び込む。その際、彼の右ひざとドログバの右ひじがクラッシュ。次の瞬間、ドログバは声にならない叫びを上げて倒れ込み、試合は2分ほど中断する。結局、ドログバはプレー続行不能となり、右ひじを抱えながらベンチへ下がった。その苦悶(くもん)の表情から、かなりの重症であることは明らかである。前半は0-1のまま終了。

後半、岡田監督はMFを一気に3人代えてきた。本田、阿部、遠藤を下げて、中村俊輔、中村憲剛、稲本潤一を投入。中村俊はそのまま右MFに入り、中村憲はトップ下、そして稲本は長谷部と守備的な位置でコンビを組む。コンディションの不調が心配されていた中村俊は、後半5分にいきなり見事なFKを披露。低い弾道はGKにキャッチされたが、どん底の状態からの復調傾向を感じさせるキックであった。だが、その後の見せ場といえば、中村憲とのワンツーでチャンスを作った以外、ほとんどなし。後半20分、森本貴幸が大久保に代わって投入されるようになってからは、前線でボールを持ちこたえる場面が多く見られるようになったものの、なかなかシュートにまで持ち込めない。結局のところ、日本の攻撃面での課題は、この試合でも解消されることはなかった。

後半35分、コートジボワールが追加点を挙げる。またしてもセットプレーのチャンスから、ティエネがゴール前にクロスを入れ、フリーで走り込んできたコロ・トゥーレが右足で豪快にゴールを突き刺して2-0とする。後半のジ・エレファンツは、明らかにペースを緩め、自らが走るよりもボールを走らせる「省エネサッカー」にシフトしていた。それでも、決めるところできっちり決める。ドログバがピッチを去った後には、攻守においてより組織的なプレーを見せるようになり、あらためてチームとしての完成度の高さを感じさせた。残念ながらコートジボワールの方が、日本よりもはるかに「大人のサッカー」をしていたように思えてならない。その意味でも、結果は至極当然のものであった。


オウンゴールについては仕方がない。カバーに入ったためにコースが変わるのはよくあることだ。壁に当たってコースが変わることもあるのだし、そこまで行けばGKのセンスの問題になってしまう。

闘莉王のタックルも仕方がないだろう。怪我をさせたことは頂けないが、悪質ではなかった。イエローはもらったけれども、いつもタラタラと戻っている闘莉王が危機管理能力に目覚めたのならいいとしなければならない。

問題は失点してからも日本は攻撃のかたちを思うようにつくれなかったこと。暑さのために省エネサッカーに徹していたコートジボワールに対して、日本は追い込むことができなかった。パスはつなぐが横パスばかり、トラップが浮いたところを狙われた。コンディションはよくなかったというのもあるだろうが、本番まで1週間と迫って、コンディションがどうのというレベルではないはずだ。

■見えにくくなった日本の課題

「流れの中でシュートを打たせることもなかったんですが、セットプレーで失点してしまった」(岡田監督)

与えてはならない先制点を与えてしまい、その後は何度か攻撃のいい形を作れたものの、追いつくことができずに敗れてしまう。ただし、決して相手に崩されて失点したわけではない。その意味で守備面では、ある程度の評価ができる――岡田監督の評価は、先のイングランド戦とあまり変わらない、本番前の最後の親善試合にしては、あまりにも新味のないものであった。

確かに、評価の難しい試合ではあった。何より、この日の日本はコンディションが悪すぎた。ここ数日、あえて高地トレーニングで追い込んでいたことに加え、低地では当たり前のような夏の気候が選手たちを苦しめたからだ。この日のシオンの気温は25度。キャンプ地のザースフェーと比べると、20度近い温度差があった。冬の大会を戦う日本にとって、こうした状況での試合は本当に必要だったのであろうか。せめて、気温が下がる夜に試合をするべきであったと思うのだが、前述した放映権をめぐる「大人の事情」が、それを許さなかったようである。

もっとも、岡田監督は(意図していたかどうかは不明だが)、日本のディフェンスについて、重要な要素を語っていなかった。それは「ドログバの不在」である。前半早々に負傷のためピッチを退いたドログバだが(その後、右手のひじを骨折していたことが明らかになった)、限られたプレー時間の中で何度となく、そのスピードとバネの強さで中澤を振り切ってみせた。プレミアリーグの得点王が、あのままプレーを続けていたなら、日本最高のセンターバックをもってしても、世界レベルではまったく通用しないことが明らかになっていた可能性は、十分に考えられる。

確かに、ドログバに代わって投入されたドゥンビア(かつて徳島ヴォルティスと柏レイソルでのプレー経験を持つ)や右ウイングのディンダンなど、縦方向に突破したり、遠めから積極的にミドルを打ってくる選手に対しては、日本の守備ブロックはそれなりに機能していたと思う。しかしながら、そこにもしドログバがいたら、日本のディフェンス陣はどこまで持ちこたえていただろうか。そうした究極のシミュレーションが、不幸なアクシデントによって不履行に終わったことは、返す返すも残念でならない。もっとも、それはあくまでも日本の都合であり、世界中のサッカーファンは間違いなく「南アフリカでドログバのプレーが見られなくなるかもしれない」という事実を嘆いているわけだが。


この結果でエースを潰せばなんとかなるとは考えてほしくはない。イエローの代わりに相手のエースが消えれば楽になるのは事実だが、エース抜きの相手でも攻撃のかたちはつくれなかったのは事実。テストマッチの45分のほうがましなサッカーをしていたことを考えれば、岡田さんのサッカーに縛られない選手のほうがいい動きをしているという矛盾に辿り着く。

それはあまりにも皮肉なことだが、犬飼さんは脳天気なコメントをしている場合ではなく、もっと現実を見なければならないだろう。ファンのほうを向かなければ日本サッカーはひどい状態になっていくのだから。

そんなことはわかっているのだろうけれどね。

5 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

ドログバが怪我したことは残念ですが、あのプレー自体は仕方がないですよね。
ツイッター上である教授が「日本はW杯を辞退するべき」と信じられないコメントを残していましたが、こういう時にどうして日本人は必要以上に卑屈になってしまうのか、違和感を感じます。
結局、悪質なタックルによって負傷した今野はW杯欠場へ・・・。
某教授の言葉を借りるならば「コートジボワールはW杯を辞退するべき」なのでしょうか(苦笑)

キックオフの時間ももう少し遅らせるべきでしたね。
21時からの番組を潰されるのが嫌なら、23時からでも良かったのに。

犬飼さんは、日本代表の現状に危機感を持っているのでしょうかね。
「どうせW杯後も続投だし」とでも思っているのかなぁ・・・・。

どらぐら さんのコメント...

すみません、今野は「カメルーン戦欠場」の間違いでした・・・。

Unknown さんのコメント...

結局、最後まで何がしたかったのかがわからなかったゲームでしたね。

前でボールを競れる選手がいないし、FWはポストプレーがうまいわけではない岡崎。

攻撃の核としていた本田が機能しなくても当たり前の気がします。

それ以上に何がやりたいのかわからない。守備はこのままいって、攻撃は前の本田頼みと言うことがしたかったのでしょうか?

もともと岡田さんは、高い位置でプレスを仕掛け、ボールを奪取してからのショートカウンターというサッカーを志向していると思ったのですが、そんなシーンは見られずじまいで。

どうしたらあんなぬえみたいな一貫性のないチームになってしまうのか不思議でなりません。
すみません。ちょっと腹立ってて、言葉が過ぎてしまいました。

でも、みんな怒りを通り越して、もう無視している状態なので、なんとかして欲しいとは思っているのです。

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

日本はW杯を辞退するべきというのはあまりにも卑屈すぎますね。
ドログバの怪我についてはピッチ上のことですし、コンタクトプレーがあるからああいうことも起こりえます。
ただ、日本戦で起こったこと、フレンドリーマッチということで、コートジボワールのファンには申し訳ないなと。
今野はカメルーン戦欠場ですね。
あれは悪質なタックルでしたし、カードは当然でしょう。

キックオフが15時なら22時放送、16時なら23時放送で、ヨーロッパの試合を見慣れているファンなら苦ではないのですけどね。

犬飼さんは続投と考えているなら恐ろしいことですね。

kiri220 さんのコメント...

>カーリクさん

ポストプレーができないならサイドのスペースの振ってとか、いろいろ攻め方はあるのですが、岡田さんは正攻法にこだわりすぎていて、ちょっと感覚がわからないですね。

つまらない試合だったのはたしかで、このレベルで3試合なら間違いなく3連敗でしょう。

岡田さんの中ではプレッシングで相手ボールを奪ってポゼッションで攻めるというかたちがあったのでしょうが、ショートカウンターという選択肢はないので残念です。

たぶん、ロングカウンター頼みでしょうね。

こういうチームになったのは監督、協会、選手すべての責任です。
メディアもファンも関係しているかもしれません。

希望が持てないというのは本当に辛いですね。