2010年6月18日金曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group B & Group A

2010 FIFA World Cup South Africa Group B Argentina 4-1 Korea Republic @ Soccer City Stadium - Johannesburg
Argentina:Own Goal 17(Park Chu Young),Gonzalo Higuain 33,76,80
Korea Republic:Lee Chung Yong 45+1

アルゼンチンを相手に韓国は慎重に入りすぎた。大敗を怖れて引いたためにスペースを与え、判断のスピードも落ちてしまった。最初のオウンゴールは仕方がないが、イグアインに決められて2点差となってようやく開き直ったように思う。アルゼンチンの最終ラインのミスをついてイ・チョンヨンがゴール。後半に入ってプレスをかけて、アルゼンチンに食い下がる。イ・チョンヨンがビッグチャンスをものにしていれば勝負はわからなかったはず。しかし、プレッシングに慣れたアルゼンチンはメッシのシュートのこぼれをイグアインが押し込むと、さらにアグエロのクロスをまたもやイグアインが押し込み、南アフリカ大会初のハットトリックでゲームを決めた。

2010 FIFA World Cup South Africa Group B Greece 2-1 Nigeria @ Free State Stadium - Mangaung/Bloemfontein
Greece:Dimitrios Salpingidis 44,Vasileios Torosidis 71
Nigeria:Kalu Uche 16,Sani Kaita 33(Send Off)

勝たなければノックアウトラウンド進出が遠くなる両チームが序盤から積極的にアタックを仕掛ける見応えのある試合となった。先制点はナイジェリア。ウチェがFKをそのまま沈めてゴール。1点をリードする。しかし、ナイジェリアはカイタがタッチライン際の攻防でトロシディスを蹴ってストレートでレッド。ナイジェリアは10人での戦いとなる。優勢に立ったギリシャは前半終了間際にサルピギディスのシュートが相手DFに当たってコースが変わるラッキーもあって同点。後半に入って、ナイジェリアは勇敢に攻めるがウチェは決めきれず。逆にCKからのこぼれ球をツィオリスがシュート。GKエニェアマが弾いたところに詰めたトロシディスがきっちり押し込んで今大会初の逆転勝ちをおさめた。

2010 FIFA World Cup South Africa Group A France 0-2 Mexico @ Peter Mokaba Stadium - Polokwane
Mexico:Javier Hernandez 64,Cuauhtemoc Blanco 79(Pen)

前半はフランスのペースだった。マルダを先発に使い、リベリとマルダがポジションチェンジをすることで攻撃のかたちがいびつになることなく、メキシコのファールを度々誘うことに成功していた。メキシコも遅攻でかたちを作ったものの最後の詰めがあまく、前半は0-0で折り返す。しかし、フランスは最終ラインを高めにセットしながらプレスがかかっていないツケをはらうことになる。マルケスのパスに抜けだしたハビエル・エルナンデスがGKヨリスもかわして無人のゴールに流しこむとフランスはチャンスを作れなくなる。さらにバッレーラをエリア内でアビダルが倒してしまいPK。これを長い助走でブランコがきっちりと決めて2点差。最終的にマルダのミドルしか惜しいシーンがなかったフランスはウルグアイとメキシコがドローならノックアウトラウンドに進めないという窮地に陥ることとなった。

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