2010年6月25日金曜日

2010 FIFA World Cup South Africa Group F & Group E

2010 FIFA World Cup South Africa Group F Slovakia 3-2 Italy @ Ellis Park Stadium - Johannesburg
Slovakia:Vittek 25,73,Kopunek 89
Italy:Di Natale 81,Quagliarella 90+1

イタリアは立ち上がりがいいチームではないが、最後にはなんとかしてきたという歴史がある。ノックアウトラウンドには進出してくれるはずという願いはもろくも崩れ去った。デ・ロッシのミスパスをかっさらわれてビテクに決められると、後半にもCKのクリアが甘く、2点目を奪われてしまう。ディ・ナターレが1点差ににしたあとも果敢に攻めるがスローインからゴールというありえないミスを犯してしまう。クアリアレッラの芸術的なゴールで1点差にしたもののラストプレーでペペのシュートはジャストワイド。ディフェンディングチャンピオンはチームとして機能しないままにグループステージで姿を消した。スロバキアはビテク、ハムシクの活躍により、最終戦でノックアウトラウンド進出の権利を勝ち取った。

2010 FIFA World Cup South Africa Group F Paraguay 0-0 New Zealand @ Peter Mokaba Stadium - Polokwane

この大会の一番の驚きはニュージーランドの活躍だった。イタリア、パラグアイ、スロバキアと同居するグループで3分、勝ち点3の3位。イタリアより上というのは賞賛に値する。パラグアイ戦も一方的に攻められながらもGKパストンを中心に守りきりドロー。あれだけシュートが入らないというのは本当にすごい。ラグビーの強い国という印象だったが、サッカーも強くなる要素がある。実はこのグループが死のグループだったのではないかと感じたほどだ。パラグアイは負けることなく、勝ち点を5まで伸ばして1位抜けが確定。日本と対戦することになった。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Denmark 1-3 Japan @ Royal Bafokeng Stadium - Rustenburg
Denmark:Tomasson 81
Japan:Keisuke Honda 17,Yasuhito Endo 30,Okazaki 87

引き分け以上で突破が決まる日本と勝たなければならないデンマーク。立ち上がりはデンマークがポゼッションを高く保持して日本のゴールを脅かす。しかし、本田圭佑が狙い澄ましたFKで先制すると遠藤もFKを叩き込み2点差。有利に試合を運んでいく。デンマークは焦りからかミスパスも多くなり、日本のポゼッションが上がっていく。長谷部のファールをとられてPKはあったものの、トマソンは川島に止められリフレクトを押し込む始末。大久保のパスから本田、岡崎とつないでの駄目押しのゴールで日本が堂々の2位通過を決めた。これで世界を驚かすという目標は達成したね。

2010 FIFA World Cup South Africa Group E Cameroon 1-2 Netherlands @ Green Point Stadium - Cape Town
Cameroon:Samuel Etoo 65 (Pen)
Netherlands:Robin Van Persie 36,Klaas Jan Huntelaar 83

敗退が決まっているカメルーン。なんとか一矢を報いたいところだが、オランダがファン・ペルシがワンツーから抜けだして先制する。カメルーンは積極的に攻めるもののゴールを割れず。しかし、FKをファン・デル・ファールトが手で止めたとしてPK。エトーが決めて同点に追いつく。勝ち点1をと願ったカメルーンだが、スナイデルからのパスに抜けだしたロッベンが中に切れ込んでのシュート。ポストに弾かれたところに詰めたフンテラールが決めて勝利を引き寄せた。オランダはこのまま勝利して堂々の1位突破。カメルーンは1勝も勝ち点1もとれないままに大会をあとにすることになった。

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