金崎、名古屋が本命!ピクシーと“相思相愛”(スポーツ報知)
J2降格が決まった大分MF金崎夢生(20)が、来季は名古屋に完全移籍することが29日、濃厚となった。この日までに大分幹部が、名古屋と浦和から獲得表明を受けたことを明らかにしたもの。将来性豊かな20歳に対し、2年越しのラブコールを送り、現役時代にファンタジスタとして鳴らしたドラガン・ストイコビッチ監督(44)が後継者と期待する名古屋が、本命だ。
涙のJ2降格劇からわずか4日、今冬の移籍市場の目玉だった、次代のエース金崎の去就問題が活気づいてきた。
大分のクラブ幹部は29日、スポーツ報知の取材に対し、「正式なオファーはまだ届いていませんが、名古屋と浦和(の強化担当者)から金崎を獲得に来るという話は聞いています」と語り、名古屋と浦和が完全移籍で獲得に乗り出していることを明らかにした。
今季限りでプロ入り直後に結んだ3年契約が満了となる金崎は、今季Jリーグで新たに導入された移籍ルールにより、11月から他クラブとの移籍交渉が可能となる。移籍先が大分に支払うトレーニング補償金は、わずか2400万円。必要な獲得資金は、本人の年俸分のみという最高に“お買い得”だった。
欧州への移籍願望を強く持っている金崎だが、関係者は「移籍先は名古屋が本命」と説明した。トリッキーなドリブル突破を武器とする金崎は、「ピクシー(妖精)」の異名を持ち、現役時代ファンタジスタとして世界を席巻したストイコビッチ監督を敬愛しており、指揮官も後継者に期待するなど“相思相愛”という。
28日のACL準決勝、アルイテハド(サウジアラビア)戦敗退後の指揮官は「今後は新しく、いい選手をいろいろと見つけていきたい。現有選手以上に戦術を理解した選手がほしい」と大補強を言明。名古屋は昨年も獲得に乗り出した経緯があり、老将・フィンケ体制下で迷走中の浦和を回避し、輝けるカリスマに率いられた名古屋を選択することが有力。正式オファーは近日中に見込まれており、「名古屋・金崎」の誕生は、秒読み段階に突入した。
J2降格が決まった大分から、早くも主力の流出が始まっている。攻撃の軸を背負っている金崎夢生には名古屋と浦和からオファーが届いているとのこと。
スポーツ報知の報道によると、金崎はストイコビッチにあこがれており、名古屋と相思相愛の仲ということから、移籍は名古屋が本命という。
さらに移籍ルールはFIFAルールに統一されたこともあり、フリートランスファー(トレーニング補償費は支払わなければならない)での移籍となり、お買い得でもある。もちろん、金崎が大分に置き土産として大分と複数年契約を結んでから移籍金を残すという選択もあるわけだが、そういう考えまでは浮かばないだろう。
それにしても、名古屋は玉田、ブルザノビッチ、小川、マギヌンと同じようなタイプのMFもFWもできるプレーヤーがおり、さらに選手層を厚くするのかという思いはある。それよりも増川、吉田、バヤリッツァの控えに大きな差があるCBを何とかすべきではとか、中村直志、アレックスの後継者をという気もするのだが。
ストイコビッチの要求が攻撃的選手ばかりというのは前輪駆動すぎるのではないか。
マギヌンになんらかのオファーが届いている可能性も否定できないため、来季になってみないとわからないのは確かだが、今季の低迷はダビの獲得で戦術が狂ったことだった。その繰り返しだけは避けてもらいたいものだ。
2 件のコメント:
最重要の補強ポイントはセンターバックとボランチだと思うのですが、
金崎はマギヌンの移籍に対する保険の意味合いもあるのでしょうか。
思ったほど決定力はなさそうですが、テクニックのある選手ですよね。
三重出身でまだ若い選手ですし、仮にグラに加入するのであれば、活躍を期待したいです。
>どらぐらさん
CBと中盤センターは補強ポイントですね。
インコントリスタは山口や吉村がいるので大丈夫としてもパスの散らし役は中村直志、アレックス、ブルザノビッチで、ブルザノビッチは出来れば前で使いたいですからね。
金崎は準地元ということもあり、テクニックもあるし、キープ力もあるし、チャンスを多く作ってくれそうです。
加入するなら来年が楽しみですね。
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