2009年10月15日木曜日

トーゴ戦のあとで、誰もが考えたことはアウェイに行くことの大切さ

Friendly Match Kirin Challenge Cup 2009 Japan 5-0 Togo @ Miyagi Stadium
Japan:Okazaki 5,8,65,Morimoto 11,Honda 85

トーゴ戦後 岡田監督会見 (1/2)
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

――1トップと2トップ両方やるということだったが、最初の2トップと森本についての評価は

そのあとのいろんなやりくりを考えたときに、このメンバーでスタートして変えていくのが一番スムーズだという計算のもと、2トップでスタートしました。その中で森本に関しては、もちろん点を取ることを期待していました。それ以外の要求はほとんどしなかったです。得点に絡んだプレー、それから自分でも1点取ってくれたらと。彼が(ゴール前に)つっこんで取れた点もあった。そういう意味で、まだ2試合目の中でよく結果を出してくれたんじゃないかと。ただまだまだ、彼がこのチームで先発としてやっていくには、やらないといけないことがあると思っています。しかし、切り札的な使い方であれば、今でも十分にやっていける感触は持っています。

――選手の評価基準は、戻りや切り替えの速さといったハードワークに対してなのか?

ハードワークよりも基本的なことをきっちりやる。システムや戦術面も大事ですが、基本的なことをどんな時にもきっちりやる。それが癖になるように。この相手なら戻らずとも大丈夫だろう、ということだと、戻らないといけないときに戻れなくなる。どんな時でもストッパーが上がったら、全力で戻れと。今日は闘莉王、中澤含めて本当に、上がった時の戻りというのが素晴らしかったと思います。そういう意味で、前提としてハードワークというよりも、基本的なことをきっちりできたということを、今回の評価基準としています。


トーゴが協会とのごたごたで非常にモチベーションが低い状態だったため、練習試合以下のゲームになってしまったわけだが。攻撃陣については3点を開始早々にとってしまったことで、攻撃が単調になったということを反省しなければならない。クロスもスルーパスも有効だったから使い続けるというのではなく、ドリブル突破という日本が苦手にすることを積極的にやっていく姿勢がほしかった。

基本的なことをきっちりやるというのなら、プレーエリアが守れない中村俊輔は失格ということになるはずだが、岡田の頭の中にはプレーエリアという感覚はないのだろう。これが世界との差でもある。

――岡崎の成長についてどう評価するか?

ある意味、驚きがあります。彼の成長のスピードというか、初めて代表に来てからこの1年あまりの間に、彼の成長というものは驚きに値するものがあります。ボディーバランス、体幹(のトレーニング)をやっているんだと思いますが、蹴ったあとに(体が)ぶれない。また、今まではあまりボールを蹴るのが得意ではなかったんですけど、顔を出せるようになった。何よりも彼の得点というのは、ほとんどがワンタッチプレーです。ボールを持ったときではない。そういう意味で、自分の特長を知っていて、それで飛び込んでいく。確か代表で18試合で14得点だったと思うんですが、これは驚異的な数字であって、このままもう一皮むけたら、本当にいいストライカーになると期待しています。


岡崎については彼を軸にして攻撃陣を作るべきところにきていると言っていい。彼が得点するという決定機を作るというのが周りの仕事になるだろう。釜本に続く決定力は日本代表のとって大きな力となるだろう。岡崎の招集は岡田の手柄かもしれないが、岡田には彼を活かすための責任もある。

――9月のガーナ戦で出た課題を、この試合で試すつもりだったと思うが、今日のトーゴはそれに値する相手だったのかどうか。また今後のスケジュールの中で、そうした課題に取り組むことは考えているか?

相手がどうなるかは、僕にできることではないので、その中で例えば僕らが見ているのは、ロングボールを蹴られたりしたときに、周りの選手は止まっているのか戻っているのか。じゃあこれがガーナが相手だったときに(どうか)、というふうに感じて見ています。そういう意味で、まったく(計画は)狂っていないですし、相手がこうだったからこのテストができなかったとか、そんなことは思っていないです。それは強いところとできるに越したことはないですけど、全く問題はない。

今後の強化スケジュールに関しても、ある意味、今までもずっとそうですけど、日本でやる試合というは、なかなかタイミングというか、いい時期でないと、いいメンバーでは来られない。これは当然のことで、この極東の東の端にまでインターナショナルデー3日間で、ベストメンバーで来てくれるというのは、そうはないと思います。その意味でわれわれが行くしかない。ラッキーなことに、3月に1度、インターナショナルデーが3日間あります。そこは調整がついてないんですが、弾丸でもいいので、こちらから出向いて(試合を)やりたいという要望は出してあります。Jリーグとの調整はありますし、まだ未定ですけど、できたらそういう試合を1試合、5月になるまでにやっておきたいと思います。ただ来月、南アフリカ遠征に行けるので、そこで1試合できる。これはアジアの国としては本当に恵まれた状況だと思っています。


トーゴについては何も言えなかったということではないか。あのレベルはあまりにもひどすぎた。トーゴとやるならJリーグのクラブとゲームをしたほうがましだったかもしれない。それくらいのレベルだった。

岡田はアウェイで強化試合を行うことをきちんと明言している。本戦のドローが12月に行われるため、対戦できない相手もできるわけだが、できるなら強豪国と当たって己の立ち位置をきちんと知っておきたい。まあ、岡田は自分の立ち位置を過大評価しているのだろうけれども。

試合後 トーゴ代表べリ監督会見
キリンチャレンジカップ2009
(スポーツナビ)

――日本のレベルが高いということだが、具体的には?

特に技術、それからチーム力。日本に不足するものがあるとすれば、それは体力かもしれない。

――今、最も後悔していること、恨んでいることは何か? またベストメンバーだったらスコアはどうなっていたと思うか?

われわれはフルメンバーだったら、もっと日本を不安にさせられたと思う。もっと攻撃的にプレーすることができた。そこは残念に思うところだ。

――今日のメンバーで、普段のレギュラーの選手は何人いたか

1番(オビラレ)、5番(アカクポ)、6番(トゥーレ)、18番(ガクペ)がフルメンバーだ。12番(アキンソラ)は1.5軍といったところ。GKは若干フィジカルに問題があったが、それでもかなりセーブしていた。13番(マンゴ)もまだ若いが、非常にいい活躍をした。

――日本がアフリカのチームと戦うために必要なことは何か?

アフリカのチーム、例えばカメルーン、コートジボワールなどは確かに強いチームだ。わたしが思うに、それらのチームと対戦するとき、日本は体力的に不利だと思う。しかし日本はチーム力で、そうしたレベルの高いチームとも十分に戦えると思う。


体力というよりもフィジカルというところが正しいだろう。90分プレスをかけつづけられる馬鹿げたスタミナではなく、当たり負けしないだけのフィジカル。それは圧倒的に不足しているものだ。Bチームですらないトーゴ相手に当たり負けする部分もあった。体幹は鍛えなければならないだろうし、コンタクトプレーもきちんとしなければならない。その部分をもっとアップし、ボールキープできなければ1勝もおぼつかないのではないか。特にアフリカ勢はフィジカルには優れている。その対策はきちんとやるべきだろう。

岡田監督ぶ然!トーゴ前払い契約金で大もめ!やる気なし(スポーツ報知)

史上最悪の親善試合と呼んでも、過言ではないだろう。闘莉王が「格下」とまで言い切った空虚なトーゴ戦大勝直後、岡田監督は義務化されている中継局のTBSテレビのフラッシュインタビュー出演を前代未聞のドタキャンに打って出た。過去の出演番組でのトラブルが一因だが、眼鏡の奥には9カ月後に迫る南アW杯に向けた強化計画に誤算が生じた焦燥感や緊迫感を浮かべていた。

「もちろん強い相手とできることに越したことはない」。記者会見で憤然と語った指揮官。シュート数は日本の30本に対し、トーゴは1本。森本の代表初得点や岡崎の出場2試合連続ハットなど、明るい話題もあったが、W杯1次リーグで同組となる可能性の高い重要なアフリカ対策の機会で10月の代表3連戦の集大成となるはずだった一大決戦が練習試合と化した。

マンチェスターCアデバヨルら主力の大量ボイコットでわずか14人の来日メンバーは試合前夜午前12時に現地入り。10日のW杯予選カメルーン戦から2度の機内泊となる合計40時間のフライトを終えた選手は体調最悪。トーゴサッカー協会幹部によると、14選手は試合直前、宿舎で30万円~50万円の出場給を現金で受け取った。本来なら試合後に振り込みで支払うべきものをトーゴ側の要望で試合前に受け取るのすら異例だが、選手は個々の価格差を巡って大げんか。昇給を求めたGKオビラレが一時欠場を主張し、会場入りが開始1時間前になるなど、「初の開催キャンセルも頭を過ぎった」と日本協会幹部が嘆いたほどだ。


トーゴが協会と揉めるのはW杯ドイツ大会のときと同じこと。そのトラブルを予期できなかったというのは日本サッカー協会の落ち度だろう。ただ、まだ極東までやってきて強化試合をやる意味はないと思われているのもたしか。そのためにはもっと強くならなければならない。ただ、岡田では無理なだけで。

TBSへのインタビュー拒否は過去に番組内で三浦知良の落選問題について聞かれたことが原因らしいが、そんなこともかわせない岡田の器量の狭さに呆れるばかり。「メンバー選考は私の趣味の問題」と言い切ったオシムのほうがはるかに潔い。ベスト4に行けなければ国賊扱いされるのは間違いないのだ。いまさら、いい人ぶってどうするのか。

マスコミのレベルが低いのは確かだが、それに合わせて自分もレベルを落とす必要はないのだが。岡田は結局は子供の喧嘩に付き合っているということだろう。

10月シリーズで得た収穫 (1/2)
日本代表 5-0 トーゴ代表
(スポーツナビ)

試合前日の13日、トーゴ代表一行の到着が遅れて、前日練習と監督会見がキャンセルされたことが報じられた(結局、18時すぎに成田着)。ここまでは、アフリカのチームであればよくある話だ。だが、メディアルームに配布されたプリントによると、この時点で確認された来日予定選手は、たったの14名。つまり、スタメン11名+控え3名しかそろわないことが判明した。しかもリストの中には、当初来日が予定されていたエマヌエル・アデバヨルやジュニオール・セナヤの名前はなく、2軍半以下のメンバーであることは明らかだ。関係者の誰もが「やられた!」と思ったことだろう。

これほど日本が「やられた!」のは、実に6年ぶりのことである。

2003年8月の親善試合で来日したナイジェリア代表も、ほとんど招へい側を小ばかにしたような顔ぶれで、知っている名前は「ババンギダ」くらい。しかもこのババンギダは、1998年のワールドカップ(W杯)に出場したティジャニ・ババンギダではなく、弟のハルナ・ババンギダだったというおまけ付き(結局この人の代表キャップは、この日本戦だけだったようだ)。それ以上に驚かされたのは、来日メンバーが15名しかいなかったことである。これほどひどいマッチメークは、当分はないだろうと思っていたが、今回のトーゴはナイジェリアの「15名」という記録をあっさりと塗り替えてしまった。

実は先日、たまたま今回のマッチメークのお仕事をされている方とお話する機会があり、その尋常ならざる内情を知ってがく然とした。詳細はあまり書けないが、およそ十全に機能しているとは言い難い協会を相手に、ヨーロッパやアフリカや中東に散らばった代表選手を招集させ、彼らを遠い日本まで連れてくる気苦労というものは、決して生半可なものではないとだけは断言しておこう。「よくマッチメークについて苦言を呈される方がいますけど、現場で頑張っている人間からすると、本当にがっくりきますよね」と、その方はため息交じりに語っていた。少なくとも今回、何とかアデバヨルを日本に呼ぼうと必死で奔走していた人たちは確実にいたわけで、そんな彼らの必要以上の苦労と深い落胆を思うと、私は安易な批判などする気にはなれない。

ただ、今後に向けての反省点として指摘するなら、それは「相手をよく見て選べ」ということである。トーゴといえば06年のW杯で、選手のボーナス問題をめぐって協会と選手が対立。あわや試合をボイコットするという騒ぎを起こしている。その間、監督も辞任と辞任撤回を繰り返すなど、およそ真っ当なナショナルチームの体(てい)をなしていなかった。そうした前歴を持つチームを招へいするリスクというものを、主催者側はもっと吟味すべきだったと思う。そして今後、もし日本がアフリカのチームとの「真剣勝負」を望むなら、先月のガーナ戦のようにヨーロッパまで出向く必要があるだろう。


まあ、こういうメンバーというのは予測はできたわけだ。お金のために日本には行くが選手はそろわない。日本に行ってもメリットはないし、疲れるだけ。週末にはクラブの試合がある。となれば行く気も失せるだろう。普通はこのボイコットを理由に代表追放というのがあるのだが、アフリカではそういうことはあまり行われない。選手の縛りははるかに緩い。

実際に来日に骨を折ってくれていた人も多くいるのだろう。その方たちの努力が実らなかったことは本当に気の毒だが、やはりベストメンバーで戦うためにはアウェイに乗りこむことが重要だと思う。日本代表興業ということでは日本は強くならない時期にきているのだ。

あらためて今回のシリーズの収穫と課題について、簡単に総括することにしたい。

収穫は3点。まず、前述した「ゴール前での迫力」。次に、森本や石川や岩政といった新戦力が、それぞれの持ち味を発揮したこと。そして、岡崎のストライカーとしての覚醒(かくせい)が、本物であることが確認できたこと。メディアはおそらく、森本の代表初ゴールを大いに喧伝(けんでん)するだろうが、私は岡崎の2試合連続ハットトリック(自身が出場した試合に限って)に、もっと着目すべきだと思う。6日前、9年ぶりに代表でのハットを達成した男は、その後も慢心することなくゴールを目指し続け、この日もまたあっさりと3点をゲットしてしまった。「この1年あまりの間の彼の成長というものは、驚きに値するものがあります」という岡田監督の発言も、大いにうなずける。私たちはようやく、それこそ中山雅史以来となる「背番号9の似合うストライカー」を手にすることができたのだ。この事実こそ、今回のシリーズでの最大の収穫であると、私は確信している。

一方で課題もあった。その最たるものがセンターバックのバックアッパー問題だ。

2試合目で岩政を試すことができたのはよかった。だが、そのパートナーは阿部勇樹。トーゴ戦では、中澤か闘莉王と組ませるべきだった。そして初招集の岩下敬輔に至っては、今回も出番はなし。岩下について、指揮官は「練習の中で十分に存在感を出してくれた」と語っているが、果たして当人にとって、いかほどの慰めになっただろうか。これまでも岡田監督は、センターバックのバックアッパー候補を招集しては、一度も使わずにチームに戻すということを何度も繰り返してきた。森重真人しかり、槙野智章しかり、山口智またしかり。岩下もまた、同じ道をたどる可能性は、残念ながら否定はできない。それにしても岡田監督は、徳永を3試合も試しておきながら、なぜ新しいセンターバックを試さないのだろう。これは課題というよりも、むしろ不思議というしかない。

■あらためて気付かされる「アウエー戦の大切さ」

最後にもう1つ、課題を挙げておきたい。それは、マッチメークの難しさである。もちろんこれは、課題というよりも「日本の永遠のテーマ」である。が、端なくも今回のシリーズで、あらためて浮き彫りとなったことは間違いない。

この3試合分のノートを見返して、驚いたことがある。このシリーズで、日本が対戦相手から受けたシュートは、合計4本しかなかったのである(香港が2、スコットランドとトーゴが1ずつ)。こんな相手ばかりでは、守備の強化にもおのずと限界があるだろう。

岡田監督の指摘する通り、わざわざ極東に位置する日本にまで「ベストメンバーで来てくれるというのは、そうはない」。そこまで苦労して遠征したところで、得るものが決して多くないとなれば、どの国も二の足を踏むのは必定。ジャパン・マネーの威光が相対的に薄れている今、これはまさに死活問題である。そうなると、やはり「われわれが行くしかない」(岡田監督)だろう。

あまり話題になっていないようだが、実は年内における国内での代表戦は、これが最後である(11月14日の南アフリカ戦と18日の香港戦は、いずれもアウエー)。来年のマッチメークは、興行的なホームゲームを犠牲にしてでも、本大会直前までアウエー戦を極限まで増やすことを望みたい。国内での観戦を楽しみにしているファンには申し訳ないが、本大会である程度の成果を望むなら、それしか道はないと思う。この日のトーゴ戦を含むシリーズ3連戦は、今さらながらに「アウエー戦の大切さ」を明らかにしてくれた。これは「課題」というより、もう1つの「収穫」としたいところである。


岡崎については先に書いたとおり。彼に得点をとらせるようなサッカーを組み立てれば、方向性は決まってくるだろう。

それに対して、センターバックの問題は深刻と言える。岩政にしろ、岩下にしろゲームに出られて失格と言われるのならまだ納得できるはずだ。しかし、小心者の岡田はBチーム以下のトーゴ相手にもレギュラーを起用。せっかくのテストの場をふいにしてしまった。W杯ドイツ大会で坪井が怪我をしたらCBは茂庭しかいなかったという驚きに何も学んでいないということになる。

そして、やはりアウェイゲームの大切さ。来日メンバーが貧弱だからといって、相手のせいにすることはできない。相手にも事情があり、無理をしてきてもらっているのだ。意味のない試合と判断されればクラブからストップもかかる。そのためにはまず日本が出向いて誠意を見せることだ。そうすれば、相手もそれなりに誠意を見せるはず。それができてこそ、強化と言えるのではないか。日本代表興業にこだわっている場合ではない。

2 件のコメント:

どらぐら さんのコメント...

ホームでフレンドリーマッチを行うのは興行的には大事なことなのですが、
日本の場合はそういうのがあまりにも多いので、なかなかアジア勢以外との真剣勝負ができないですよね。
欧州、南米、アフリカの国々がベストメンバーで来日してくれないのであれば、やはりアウェーでの試合を増やしていくしかないのでしょう。
仮に代表チームが見つからないのであれば、クラブチームでも良いと思います。

結局、岩下や山本海人の出場はありませんでしたね。
3試合もありながら、起用されないと言うのは、本人たちにとっては悔しいでしょう。
ましてや今回は、清水のホーム・日本平での試合もあったわけですし。
(香港戦は公式戦なので、チャンスはなかったかもしれませんが)

kiri220 さんのコメント...

>どらぐらさん

日本代表興業というシステムは電通が考えたことかもしれませんから、そうなると電通に説明責任を果たしてもらいたいところですが、サッカー批評のインタビューの申し込みに対して拒否しているのですよね。
そのあたりははっきりしてほしいものですが。

日本のファンが見られるという前提で試合を組むというのは重要なことですが、そのために相手にばかり負担を押しつけるというのもおかしな話です。

日本も出かけていかないとだめでしょうね。
列強に出かけていけばオランダのように相手もきちんとベストメンバーでもてなしてくれるでしょうし。

トーゴ戦は来日メンバーが決まった時点で山本海人や岩下を試してもよかったと思うのですが、それができないのが岡田ですね。
小心者というか。
スカウティングをきちんとしていれば相手の力量ははっきりしていたわけでしょうし。

それとも観客に失礼のないようにと考えたのでしょうかね。
それこそ日本代表興業の弊害だと思うのですけどね。