2009年10月31日土曜日

シソコを怪我で失うもチーロは勝ち点3に向かって前進する



Ferrara vuole il bis
Ma Sissoko si ferma di nuovo
(La Gazzetta dello Sport)

VINOVO (TO), 30 ottobre 2009 - Il difficile viene adesso. Dopo la vittoria atomica contro la Samp Ciro Ferrara vuole conferme. Mancherà Sissoko (distrazione alla coscia sinistra), uno dei migliori contro Cassano e compagni. Ma Ferrara cambierà meno possibile per rivedere contro il Napoli, la stessa Juve che ha schiantato la Samp. E pazienza se l'Inter continua a vincere.

CUORE NAPOLI — "E' una squadra che corre fino alla fine, ha recuperato spesso le partite nel finale. Punta sull'aggressività, ci chiuderà tutti gli spazi, ha giocatori con qualità come Hamsik, Lavezzi e Quagliarella che non danno punti di riferimento e possono inventare sempre la giocata. Dobbiamo essere perfetti e attenti. La scossa di Mazzarri? Dopo un cambio in panchina c'è voglia di reazione, di uscire da un momento e ricompattarsi. E' la mia prima volta da allenatore contro Napoli. Per fortuna non mi tocca giocare, quello era il vero problema. Sono molto legato alla mia ex squadra e al suo ambiente. Ho ricordi bellissimi. Ma mi auguro di batterlo. Allenare il Napoli in futuro? Mi piacerebbe".

CERCASI CONTINUITA' — "Vogliamo 3 punti, cercherò di mandare in campo la migliore formazione e i giocatori che mi garantiscono le prestazioni più alte. E' importante quello che abbiamo fatto contro la Sampdoria. Ci mette di fronte alle nostre responsabilità, ora conosciamo il nostro potenziale. La nostra mentalità deve essere sempre quella. E' una gara che ci ha dato delle risposte, ne avevamo bisogno. Ora dobbiamo essere bravi a gestire questo momento, cerchiamo continuità. Domani contro il Napoli siamo tenuti a dare ulteriori risposte, per dare un seguito alla partita contro la Samp".

SISSO-K.O. — "E' un periodo così, ci dispiace per Sissoko ma siamo convinti di poter fare bene nonostante le assenze. Bisogna guardare avanti, non dobbiamo piangerci addosso, cerchiamo soluzioni per sopperire agli infortuni. Penso di avere giocatori che mi possono permettere qualsiasi tipo di soluzione, non credo che l'assenza di Sissoko mi impedisca di giocare col 4-2-3-1. Tiago? Ha più caratteristiche dell'esterno di un centrocampo a 3. E' recuperato e convocato. Il modulo passa in secondo piano, contano la cattiveria e la voglia di vincere. L'atteggiamento ha fatto la differenza contro la Samp, e in questo dobbiamo avere continuità".


チーロにとってナポリは故郷であり、キャリアの振り出しという特別なチームだ。そのチームをオリンピコに迎えてユベントスは今夜試合を行う。

チーロは将来的にはナポリの指揮を執ってみたいという気持ちはあるようだが、現在はユベントスのミステル。まずは勝つことを考えている。サンプドリアを粉砕した攻撃力で再びナポリを粉砕しようとしている。

だが、サンプドリア戦で途中出場だったシソコが再び怪我で1カ月の離脱。デル・ピエロ、イアクインタ、マルキジオと主力選手が次々と離脱しており、ベンチにも若手を入れなければならない状況。

そんな中で中盤の底はフェリペ・メロとポウルセンが組む4-2-3-1でナポリに立ち向かう。ハムシク、ラベッシを押さえ、クアッリャレッラに決定的な仕事をさせなければ、ユベントスは勝利に近づく。ナポリは絶好調というわけではない。

とにかく、インテルに離されないこと。それだけのために勝ち続けなければならない。難敵が相手だとしても。

2009年10月30日金曜日

降格決定の大分から金崎が移籍か!!



金崎、名古屋が本命!ピクシーと“相思相愛”(スポーツ報知)

J2降格が決まった大分MF金崎夢生(20)が、来季は名古屋に完全移籍することが29日、濃厚となった。この日までに大分幹部が、名古屋と浦和から獲得表明を受けたことを明らかにしたもの。将来性豊かな20歳に対し、2年越しのラブコールを送り、現役時代にファンタジスタとして鳴らしたドラガン・ストイコビッチ監督(44)が後継者と期待する名古屋が、本命だ。

涙のJ2降格劇からわずか4日、今冬の移籍市場の目玉だった、次代のエース金崎の去就問題が活気づいてきた。

大分のクラブ幹部は29日、スポーツ報知の取材に対し、「正式なオファーはまだ届いていませんが、名古屋と浦和(の強化担当者)から金崎を獲得に来るという話は聞いています」と語り、名古屋と浦和が完全移籍で獲得に乗り出していることを明らかにした。

今季限りでプロ入り直後に結んだ3年契約が満了となる金崎は、今季Jリーグで新たに導入された移籍ルールにより、11月から他クラブとの移籍交渉が可能となる。移籍先が大分に支払うトレーニング補償金は、わずか2400万円。必要な獲得資金は、本人の年俸分のみという最高に“お買い得”だった。

欧州への移籍願望を強く持っている金崎だが、関係者は「移籍先は名古屋が本命」と説明した。トリッキーなドリブル突破を武器とする金崎は、「ピクシー(妖精)」の異名を持ち、現役時代ファンタジスタとして世界を席巻したストイコビッチ監督を敬愛しており、指揮官も後継者に期待するなど“相思相愛”という。

28日のACL準決勝、アルイテハド(サウジアラビア)戦敗退後の指揮官は「今後は新しく、いい選手をいろいろと見つけていきたい。現有選手以上に戦術を理解した選手がほしい」と大補強を言明。名古屋は昨年も獲得に乗り出した経緯があり、老将・フィンケ体制下で迷走中の浦和を回避し、輝けるカリスマに率いられた名古屋を選択することが有力。正式オファーは近日中に見込まれており、「名古屋・金崎」の誕生は、秒読み段階に突入した。


J2降格が決まった大分から、早くも主力の流出が始まっている。攻撃の軸を背負っている金崎夢生には名古屋浦和からオファーが届いているとのこと。

スポーツ報知の報道によると、金崎はストイコビッチにあこがれており、名古屋と相思相愛の仲ということから、移籍は名古屋が本命という。

さらに移籍ルールはFIFAルールに統一されたこともあり、フリートランスファー(トレーニング補償費は支払わなければならない)での移籍となり、お買い得でもある。もちろん、金崎が大分に置き土産として大分と複数年契約を結んでから移籍金を残すという選択もあるわけだが、そういう考えまでは浮かばないだろう。

それにしても、名古屋は玉田、ブルザノビッチ、小川、マギヌンと同じようなタイプのMFもFWもできるプレーヤーがおり、さらに選手層を厚くするのかという思いはある。それよりも増川、吉田、バヤリッツァの控えに大きな差があるCBを何とかすべきではとか、中村直志、アレックスの後継者をという気もするのだが。

ストイコビッチの要求が攻撃的選手ばかりというのは前輪駆動すぎるのではないか。

マギヌンになんらかのオファーが届いている可能性も否定できないため、来季になってみないとわからないのは確かだが、今季の低迷はダビの獲得で戦術が狂ったことだった。その繰り返しだけは避けてもらいたいものだ。

2009年10月29日木曜日

ラ・シニョーラ、5ゴールの猛攻でサンプドリアを一蹴!!

Serie A Matchday 10 Juventus 5-1 Sampdoria @ Olimpico di Torino
Juventus:Amauri 26,62,Chiellini 42,Camoranesi 50,Trezeguet 88
Sampdoria Pazzini 63

Juventus 8/11 deaw 12/5 Sampdoria 17/4(William Hill)



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Juventus (Serie A Matchday 10)
 Amauri 
 Diego 
GiovincoCamoranesi
Felipe MeloSissoko
GrossoGrygera
ChielliniCannavaro
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、レグロッターリェ、ポウルセン、デ・チェリエ、モリナーロ、トレゼゲ、インモービレ。

サンプドリアはブルセルキアティのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Sampdoria (Serie A Matchday 10)
CassanoPazzini
ZieglerMannini
PoliTissone
ZauriStankevicius
LucchiniGastaldello
 Castellazzi 


ベンチメンバーはGKフィオリッロ、カッチャトーレ、ロッシ、パダリーノ、フランチェスキーニ、ベッルッチ、ポッツィ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

10分、ユーベ。ヂエゴから左サイドのグロッソに振り、グロッソが深くえぐってのティーロ。跳ね返りをジョビンコ、カモラネージとつないでヂエゴにつないでのティーロ。ブロックが入ってアンゴロに。

グロッソが左サイドからエリア内に侵入してティーロ。カステッラッツィが弾いたところをジョビンコ、カモラネージとつなぎ、ヂエゴが狙うがブロックが入る。

10分、ユーベ。ヂエゴのアンゴロ。ファーでキエッリーニがヘッドを合わせるがGKカステッラッツィが右手一本でファインセーブ。

ヂエゴのボールにキエッリーニがヘッドで合わせたがカステッラッツィが横っ飛びでセーブ。

13分、サンプドリア。右サイドから深くえぐったカッサーノからのクロス。ニアにツィークラーが飛びこむがGKブッフォンが体を張ってセーブ。

カッサーノが右サイドを深くえぐっての速いクロス。ツィークラーが飛びこんできたがブッフォンがクロスに飛び出してセーブ。

18分、ユーベ。ツィークラーへのファールでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

ツィークラーへの激しいファールでジャッロもやむなし。

25分、ユーベ先制。ヂエゴのアンゴロ。ニアでボールを受けたアマウリが落としたボールを左足で蹴り込みレッテ。1-0。

ヂエゴのアンゴロにヘッドで競ったアマウリ。シソコに当たって足元に落ちたボールを左足でそのまま押し込んでレッテ。ユニフォームを捲ってメッセージを見せたがジャッロはなし。スタジアムには今日初めてのI will surviveが流れる。

29分、サンプドリア。ジョビンコへのファールでガスタルデッロにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコに対して足を高くあげる危険なプレーでジャッロ。

36分、ユーベ。フェリペ・メロから左サイドのグロッソの振って前線へのフィード。アマウリがヘッドで競るがゴールをとらえられず。

アマウリへの一発のパスだったが枠をとらえられず。

37分、サンプドリア。ザウリに代えてベッルッチを投入。

サンプドリアはレフトバックを削ってFWのベッルッチを投入。ツィークラーがレフトバックでベッルッチが左サイドハーフに入り、かたちの上では4-4-2。

41分、ユーベ追加点。キエッリーニの持ち上がりから左サイドのアマウリに振ってのクロス。キエッリーニが中央からファーに飛びこみ、右足で押し込んでレッテ。2-0。

キエッリーニのボール奪取からそのまま持ち上がり、アマウリに振ってのクロスにキエッリーニがそのまま決めた。今日2回目のI will surviveがスタジアムに流れる。

44分、サンプドリア。中央のティッソーネから右サイドに振ってスタンケヴィチウスが思いきったミドル。わずかにゴール左に外れる。

中央でボールを持ったティッソーネから右サイドのスタンケヴィチウスに振り、フリーでプレスがかからないと見るや、思いきったミドル。わずかに外れる。

アディショナルタイムは1分。

ゲームはこのままプリマ・テンポ終了。2-0とユーベリードで折り返し。

ボールポゼッションはユーベ64.2%、サンプドリア35.8%、ショッツオンゴールはユーベ4、サンプドリア1、ショッツワイドはユーベ3、サンプドリア2、ブロックドショッツはユーベ3、サンプドリア0。

セコンド・テンポ。サンプドリアのキックオフ。

46分、ユーベ。右サイドからのプニツィオーネ。ヂエゴのボールにニアで飛びこんだアマウリが合わせるがGKカステッラッツィが右手一本でビッグセーブ。

ヂエゴのボールにどんぴしゃりでアマウリが合わせたがカステッラッツィがセーブ。

48分、サンプドリア。ティッソーネに代えてパダリーノを投入。

ティッソーネは中盤でボールのさばきを上手くやっていたように見えたのだが。

49分、ユーベ追加点。グロッソからのパスを受けたヂエゴから左サイドのジョビンコに振ってのマイナスのクロス。走り込んできたカモラネージが右足で突き刺してレッテ。3-0。

ヂエゴからジョビンコに振ってのクロス。アマウリではなくその後ろのカモラネージにどんぴしゃり。カモラネージはコースを狙って突き刺してレッテ。今日3回目のI will surviveがスタジアムに流れる。

52分、ユーベ。シソコに代えてポウルセンを投入。

シソコはボールハンターとして活躍。ジャッロをもらっているので早めの交代か。

53分、ユーベ。グリゲラのフィードをアマウリがポストで落とし、ヂエゴから左サイドのジョビンコへ。ジョビンコがドリブルで抜けだしフリーでティーロを撃つがサイドネット。

ヂエゴからフリーのジョビンコへのパス。ジョビンコがドリブルで切れ込みフリーでティーロを撃つが枠をとらえられず。

57分、ユーベ。ヂエゴがヒールで落としたボールをフェリペ・メロが左サイドから中に切れ込んだグロッソにパス。そのままミドルを撃つがわずかにゴール右に外れる。

グリゲラのクロスがこぼれたところをヂエゴが落とし、フェリペ・メロからのパス。グロッソが思いきって狙うがわずかにゴール右。

60分、サンプドリア。スタンケヴィチウスに代えてカッチャトーレを投入。

スタンケヴィチウスはプリマ・テンポに惜しいミドルがあった。

61分、ユーベ追加点。キエッリーニからのフィードをグリゲラが落とし、右サイドのカモラネージからのクロス。真ん中で競り勝ったアマウリがヘッドで突き刺してレッテ。4-0。

右サイドのカモラネージからのクロス。前線はアマウリひとりだったが、競り勝ってゴールにねじこんだ。今日4回目のI will surviveがスタジアムに流れる。

62分、サンプドリア反撃。スローインからボールを制したベッルッチからのクロス。ニアに飛びこんだパッツィーニのヘッドがGKブッフォンを抜いてレッテ。4-1。

ベッルッチがボール争いに勝ってのクロス。今日存在感がなかったパッツィーニが決めて1点を返す。

64分、ユーベ。アマウリに代えてトレゼゲ、フェリペ・メロに代えてデ・チェリエを投入。

アマウリは2ゴール1アシストの活躍。フェリペ・メロも中盤の散らし役で十分な働きだった。スタンドではトレゼゲのお母さんが観戦中。ユーベはトレゼゲ、ジョビンコの2トップにして4-3-1-2にシステムチェンジ。

87分、ユーベ追加点。ヂエゴから左サイドのグロッソに振ってのアーリークロス。ファーから飛びこんできたトレゼゲがヘッドで決めてレッテ。5-1。

ヂエゴがグロッソに戻してのアーリークロス。トレゼゲが一歩抜けだしてのヘッドで突き刺してのレッテ。トレゼゲのお母さんも喜んでいる。ずっとフォリジョーコでチャンスをふいにしていたからね。よく決めた。今日5回目のI will surviveがスタジアムに流れる。

アディショナルタイムはほとんどなくタイムアップ。5-1でユベントスの勝利。ユーベは2位にジャンプアップ。

ボールポゼッションはユーベ63.6%、サンプドリア36.4%、ショッツオンゴールはユーベ9、サンプドリア2、ショッツワイドはユーベ6、サンプドリア3、ブロックドショッツはユーベ5、サンプドリア1。

2009年10月28日水曜日

イアクインタは左膝の手術で40日間の離脱!!



Iaquinta undergoes surgery: 40 days recovery period confirmed(Juventus Official Website)

This morning, at the Clinica Fornaca in Sessant, Vincenzo Iaquinta underwent an operation under Professor Flavio Quaglia. The surgical intervention was carried out in order to fix the external meniscus and the asportation of the hypertrophic synovial membrane as well as micro-perforations to the left knee.

The operation carried out as an arthroscopy lasted one hour and was successful. The recovery period is that of 40 days.


ユベントスのFWイアクインタは左膝の半月板の手術をしたとユベントスのオフィシャルで発表した。手術は成功し、40日ほどで復帰できる模様という。

しかし、40日という期間はウインターブレイクまでの期間とほぼ一致。

カンピオナートの前半戦とチャンピオンズリーグのグループステージのゲームも欠場する見込みとなった。

シエナ戦のスタメン候補として名前が挙がっていたのに、ベンチから外れたのはそういうわけだったのかと納得。

それにしても、ユベントスは怪我人だらけ。デル・ピエロももうすぐ復帰のはずだがまだコンディションは悪いまま。

しばらくはアマウリとトレゼゲのコンビで回すしかないけれども。ふたりでどこまで頑張れるか。

まずはサンプドリアを叩いて自信を回復してほしい。勝利こそ、ユベントスにとっては良薬だからね。

2009年10月27日火曜日

約束も守れない岡田は薄バカ以外の何者でもない

岡ちゃん指令で代表ユニ変更!炎の赤復活(日刊スポーツ)

岡田ジャパンが「炎の赤」を復活させる。10年W杯南アフリカ大会用の日本代表の新ユニホームが11月9日に発表され、同14日の親善試合南アフリカ戦(アウェー)から使用されることが分かった。新ユニホームには闘志を象徴する「赤」がデザインされており、岡田監督のもとで日本が初めて本戦に出場した98年大会当時、そでに入っていた「炎の赤」が形を変えてよみがえった。また、体にフィットしたタイプと通常タイプの2種類を用意して選手に選択させるなど、W杯4強を目指すチームにふさわしい戦闘服になりそうだ。

チームコンセプトを大切にする岡田監督が、たっての願いで「炎の赤」を復活させた。岡田監督は就任以来、戦術的な決め事と同じくらい、気迫、精神力の強さを選手に求めてきた。赤い色が象徴するのは戦い、闘志。岡田監督の思想をより強く反映させるため、来年の本大会時に使用する新ユニホームに「赤いライン」が入ることになった。

日本代表は90年前後に全身赤のユニホームを採用していた。98年のフランス大会で岡田監督が采配をふるった際も、炎をイメージするデザインを肩口からそでに向けて配し、闘う姿勢を強調した。W杯初出場の日本は1次リーグで全敗したが、そこを出発点にして4大会連続出場を決めた。もう1度「原点」に立ち返り、W杯4強の大目標に向けてまい進するとの意思が込められている。

もう1つの特徴は「選択制」の採用だ。今回、より肌に密着する「ピチピチ」タイプと通常タイプの2種類を準備。好きな方を選手に選んでもらう。他国も含め、「選択制」は異例の試み。集中力をより高めやすい環境を用意する。11月9日に岡田監督以下選手が出席して、大々的に新ユニホームを発表する。

この日、都内のJFAハウスでのスタッフ会議を参加した岡田監督は、11月14日の南アフリカ戦は欧州組優先で選び、22、23選手で臨む考えを示した。18日のアジア杯香港戦(アウェー)については「南アフリカで出た欧州組はそのまま帰すかもしれない」と説明した。14日はベストメンバーが新ユニホームをまとい、まさに本番と全く同じ条件でアフリカの強豪に挑むことになる。


日本代表のユニフォームに赤が入るのはいいことだ。SAMURAI BLUEという愛称はネイティブが読むと「憂鬱な侍」という意味になりかねない。世界を驚かせるどころか、ああ、日本は本大会に出るのが憂鬱なのかととらえられかねないニックネームなのだ。そこに赤が入ることで、日本の戦う姿勢が現れる。まあ、愛称を決めた段階で英語能力0というのがわかってしまったわけだが。

問題は南アフリカと対戦したあとの岡田の言葉。「南アフリカで出た欧州組はそのまま帰すかもしれない」というコメントは香港に対する重大な裏切りだ。香港にはアジアカップ予選の公式戦をホームでずらしてもらった恩がある。その代わりとしてアウェイの香港戦はベストメンバーでと約束した。ホームでベストメンバーで戦ったからといって約束を反故にしていいわけはない。

南アフリカ戦も香港戦もベストメンバーで戦わなければならない。それは協会同士がかわした約束だからだ。日本サッカー協会は約束も守れないのかということになると、世界中から信用を失う。満足なマッチメイクも出来なくなるだろう。香港には勝てるだろうから、メンバーを落としても構わないという考えは許されないのだ。

約束したことも守れないのでは、岡田は監督でいる資格はない。

2009年10月26日月曜日

浦和サポーターはまたも社長をつるし上げ

J League Division 1 Matchday 30 Urawa 0-3 Omiya @ Saitama Stadium 2002
Omiya:Rafael 16,55,Ishihara 89



浦和、埼玉ダービー惨敗…監督解任も(デイリースポーツ)

大宮とのダービーマッチに0-3で惨敗後、浦和サポーターから容赦ないブーイングが飛んだ。橋本社長は一部サポーターの呼びかけに応じ、約70人と約1時間半、会談した。バスは居残ったサポーターに取り囲まれ、2時間後にようやく発進した。

橋本社長は「サポーターがあってのクラブだ、と言いたかったと認識している」と説明した。信藤チームダイレクター、フィンケ監督とも話し合いの場を持ち「基本路線は変えない」としながらも、指揮官の続投については「ノーコメント」と明言を避けた。

フィンケ監督とは来月上旬に契約更新を行う予定。「来年には上積みがあると思う」とする一方で「1年ごとに監督を代えること自体は悪くない」とも言った。11日の天皇杯2回戦で北信越リーグの松本山雅FCに敗れるなど、ふがいない戦いが続いているだけに、今季限りで解任に踏み切る可能性も出てきた。

前半16分に先制を許し、同40分にMFポンテが退場したチームに、逆境をはね返す力はなかった。「私も責任を持って(判断を)やります」。橋本社長が出す結論が注目される。


浦和というと日本一熱いサポーターと語られることが多いが、負けが続くたびに社長をつるし上げをしているような印象ばかりが目につく。どこのクラブのサポーターでもチームが勝てば嬉しいし、負ければ悲しいに決まっている。怒りをぶつけることも必要だろう。負ければやけ酒を飲むことも必要だ。

浦和サポーターを傷害容疑などで逮捕 フジ社員らに暴行(産経新聞)

サッカーJリーグの取材中だったフジテレビのカメラマンらを殴るなどしたとして、埼玉県警浦和東署は30日、暴力行為法違反と傷害の疑いで、浦和レッズサポーターでさいたま市中央区鈴谷の無職、小竹光成容疑者(29)を逮捕した。

浦和東署の調べでは、小竹容疑者は6月13日午後4時半から約30分の間に、さいたま市緑区の「埼玉スタジアム2002」で、数人と共謀して男性カメラマン(35)らに「横断幕を破いただろう」などと因縁をつけ、素手で顔を殴ったり髪を引っ張るなどの暴行を加え、一緒にいた系列会社社員(24)に軽傷を負わせた疑いが持たれている。

浦和東署によると、小竹容疑者は「髪の毛を引っ張っただけ」と供述、傷害容疑を否認しているという。

この日は浦和レッズ対大宮アルディージャのナビスコ杯の試合が行われており、カメラマンらは試合を取材していた。縦約10メートル、横約5メートルの横断幕に撮影機材が引っかかり、横断幕が破れたためトラブルになったという。



しかし、浦和はフジテレビの社員に暴行したり、敗戦のたびに社長を取り囲んだりと、フーリガンと化しつつあるような気がしてならない。今に敗戦のたびにさいたまの街で大暴れするのではないかと心配になる。

毎年なんらかのタイトルがとれるほど、いつから浦和は強いクラブになったのだろうと不思議に思う。たしかに金持ちクラブにはなった。クラブワールドカップで3位にもなった。だが、それだけだ。あのときを頂点に無冠が続いている。いい選手が揃っている。監督も実績がある。しかし勝てないのはどこかにゆがみがあるからではないか。

たとえば、サポーターの応援が単調でパスのつなぎに影響しているのではないかとか考えないのだろうか。

気持ちはわからないではないが、歴史上常勝だったクラブは存在しない。シーズン無敗のクラブもその時期が長く続いたわけでもない。いいときもあれば、悪いときもある。悪いときだからこそあたたかく見守るという姿勢も必要だ。

毎回毎回、ヒステリックに社長を取り囲むだけでは問題は解決しないと思うのだが。どうなのだろうか。

2009年10月25日日曜日

ラ・シニョーラ、ワンチャンスをものにして勝ち点3をゲット!!

Serie A Matchday 9 Siena 0-1 Juventus @ Stadio Comunale Artemio Franchi
Juventus:Amauri 72

Siena 5/1 draw 13/5 Juventus 8/13(William Hill)



シエナはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Siena (Serie A Matchday 9)
CalaiòMaccarone
 Jajalo 
EkdalVergassola
 Codrea 
Del GrossoTerzi
BrandaoFicagna
 Curci 


ベンチメンバーはGKペゴロ、ロージ、ロッシ、ガロファロ、ヤロリム、レジナウド、パオルッチ。

ユベントスは灰色のビアンコネーロの襷のセカンドジャージ。システムは4-3-1-2。

Juventus (Serie A Matchday 9 )
AmauriTrezeguet
 Diego 
De CegliePoulsen
 Felipe Melo 
MolinaroGrygera
ChielliniLegrottaglie
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、カンナバーロ、カセレス、グロッソ、シソコ、カモラネージ、ジョビンコ。

プリマ・テンポ。シエナのキックオフ。

14分、ユーベ。ヂエゴからのパスを受けたデ・チェリエがドリブルでゴール前に。そのままミドルを撃つが枠の上。

ユーベのここまでの攻撃は縦へばかりでサイドアタックはほとんどない。アーリークロスばかりではなく、ディープクロスからのほうがチャンスがあるはずだが。

22分、ユーベ。右サイドからポウルセンのクロスが跳ね返されたところ、ヂエゴから浮き球のパス。デ・チェリエが反応してティーロまでも持ちこむが枠をとらえられず。

カライオの治療中にチーロがヂエゴを呼んで話をしていた。サイドアタックの指示だったか。かなり増えてきた。

24分、ユーベ。左サイドからデ・チェリエがドリブルで中に切れ込んでクロス。ポウルセンが折り返してヂエゴのティーロ。わずかに枠の上。

サイドアタックが増えてチャンスは増えた。クロスの質がもう少し上がれば。

29分、シエナ。GKカラチからのロングフィード。こぼれたボールを拾ったマッカローネがティーロ。GKブッフォンが落ち着いて押さえる。

ロングボール一発でのシエナの反撃。マッカローネのティーロは力なし。

31分、ユーベ。ゴール正面やや左からのプニツィオーネ。ヂエゴが放り込んだボールにキエッリーニがヘッドを合わせるがGKカラチがキャッチ。

キエッリーニのヘッドは当たりが弱かった。サイドアタックのオプションがほしいが、クロスの精度が今ひとつ。

36分、ユーベ。マッカローネへのファールでレグロッターリェにカルテリーノ・ジャッロ。

両足でのタックル。ジャッロもやむなし。

38分、ユーベ。フェリペ・メロからの浮き球。トレゼゲが落とし、アマウリが右サイドのポウルセンに振ってのクロス。トレゼゲが合わせるがフォリジョーコ。

ティーロもGKカラチに止められていたし。ユーベはゴールが遠い。もっとティーロを撃たなければ。

41分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ヂエゴが放り込んだボールにアマウリがヘッドを合わせるが枠をとらえられず。

アマウリはコースを変えるだけでよかったのだが、厚く当てすぎて枠の上。

アディショナルタイムは2分。

46分、シエナ。マッカローネのクロスのこぼれを拾ったヤヤロからエクダルにつないでループを狙うがGKブッフォンが右手をいっぱいに伸ばして落としてキャッチ。

ユーベからローンに出しているエクダルのティーロ。危なく先制点を奪われるところだった。

ボールポゼッションはシエナ27.4%、ユーベ72.6%、ショッツオンゴールはシエナ1、ユーベ0、ショッツワイドはシエナ3、ユーベ3、ブロックドショッツはシエナ0、ユーベ4。

45分、ユーベ。グリゲラに代えてカセレスを投入。

グリゲラは無難なプレーに終始して、キレはなかった。

セコンド・テンポ。ユーベのキックオフ。

45分、ユーベ。ヂエゴのアンゴロ。跳ね返ったボールを拾ったヂエゴのクロスにアマウリがヘッドですらし、ファーに飛びこんだキエッリーニが押し込もうとするが、ポストに嫌われる。しかし、キエッリーニのプレーがフォリジョーコ。

ヂエゴのクロスにアマウリが合わせたまでは完璧。キエッリーニはわずかにフォリジョーコ。

51分、シエナ。ヤヤロがマッカローネに当てて拾ったボールをそのままティーロ。ユーベDFに当たってアンゴロに。

ヤヤロのウーノ・ドゥーエで一気にティーロまで持っていくがブロックが入った。

53分、ユーベ。モリナーロに代えてカモラネージを投入。

モリナーロも出来はよくなかった。ミスパスも多かったし。デ・チェリエがレフトバックに入るかたち。

58分、シエナ。テルツィに代えてロージを投入。

テルツィは無難にライトバックの仕事をしていた。

70分、シエナ。ヂエゴの突破を止めたコドレアにカルテリーノ・ジャッロ。

ヂエゴのカウンターを止めたコドレアにジャッロ。

71分、ユーベ先制。ゴール正面遠目からのプニツィオーネ。ヂエゴがエリア内に放り込んだボールをアマウリがヘッドで叩き、GKカラチを破ってレッテ。0-1。

ヂエゴの精度の高いボールにようやくアマウリのヘッドに合った。アマウリが押し込んで先制。

74分、シエナ。カライオに代えてレジナウドを投入。

カライオは前線の起点になれなかった。ことごとくレグロッターリェに潰されていた。

82分、シエナ。コドレアに代えてパオルッチを投入。

コドレアは失点のきっかけとなるファールをしてしまった。パオルッチもユベントスの出身。FWを増やしてきた。

83分、ユーベ。エクダルをファールで止めたカモラネージにカルテリーノ・ジャッロ。

エクダルの突破をファールで止めてジャッロもやむなし。

85分、ユーベ。ヂエゴが左サイドからドリブルで駆け上がってそのままティーロ。ゴール左に外れる。

サイドから有効なクロスが入らないために決定機がなかなか作れない。 ヂエゴも焦りがあるのか。

87分、ユーベ。ヂエゴに代えてシソコを投入。

ヂエゴは先制点をアシスト。動きまわって活躍したがプレーの幅は少し狭いか。もっとサイドでプレーできればいいのだが。

アディショナルタイムは4分。

93分、シエナ。ロージのロングボールに左サイドで追いついたマッカローネがティーロ気味のクロス。レジナウドが詰めていたがGKブッフォンが飛び出してセーブ。

マッカローネの巻いてくるクロスだったが、ブッフォンが落ち着いて処理。

最後のマッカローネのプニツィオーネも跳ね返してタイムアップ。0-1でユベントスの勝利。

ボールポゼッションはシエナ33.4%、ユーベ66.6%、ショッツオンゴールはシエナ2、ユーベ1、ショッツワイドはシエナ3、ユーベ5、ブロックドショッツはシエナ1、ユーベ6。

ショッツオンゴールが1でゴールもひとつ。貧打解消は課題だね。

大分は奮戦むなしくJ2に降格決定!!

J League Division 1 Matchday 30 Kyoto 1-1 Oita @ Nishikyogoku Athletic Stadium
Kyoto:Hayashi 21
Oita:Takahashi 6



大分トリニータを愛するすべての皆様へ(Oita Trinita Official Website)

本日、大分トリニータはJリーグディビジョン1第30節京都サンガ戦において1対1で引き分け、この結果、J2降格が決定いたしました。

チームは今シーズン全ての試合において全力で取り組み、ファン、サポーターの皆さんと一緒に戦ってまいりました。今日まで様々な形でJ1リーグ残留に向けて監督をはじめ、選手、スタッフ、フロントが一丸となって努力をして参りましたが、残念ながらこのような結果となりました。大分トリニータを愛する多くのファン、サポーターの皆様のご声援、ご期待にこたえることができずに申し訳ない気持ちでいっぱいでございます。

今シーズンの残された全ての試合において引き続き全力で戦い、皆様のご期待に添えられるように頑張ります。またこの瞬間から、来年J1に復帰するという新たな目標を見据えて、これからも大分トリニータを挙げて努力し続けて参ります。

引き続き皆様方のご声援、ご支援の程よろしくお願いいたします。


大分のフロントは最大限の努力をしたはずだ。シャムスカ体制からの移行が遅れたことに対し、後悔は残るかもしれないが、それでもシャムスカの功労を考えればそれも致し方ない。だが、降格という現実は重く、厳しい。勝てなければ降格という厳しいゲームにも大分からは多くのサポーターが参加していた。そのことをよく考え、チームの再建をはかってほしい。

主将の高松号泣「サポーターに申し訳ない」…大分降格(スポーツ報知)

終了の笛が鳴り響くと、大分の選手は次々とピッチに崩れ落ちた。「苦労してJ1に上がったのに…サポーターに申し訳ないです」。主将のFW高松は、目を真っ赤にして言葉を絞り出した。

J1残留には勝利しか許されない一戦。スタートは最高だった。前半6分。MF高橋のシュートで先制。退場者を出して1人少なくなった京都を圧倒するかにみられたが、同21分に守備陣のミスから同点弾を献上すると、ゴール前で守備を固める相手にしのがれた。

クラブはシャムスカ前監督(44)のあとを受け、14連敗からチームを立て直したポポヴィッチ監督(42)を評価。関係者が「続投は既定路線」と話すなど、来季も指揮を執らせる方針を固めている。一方、MF金崎、日本代表GK西川ら若手の主力には複数のクラブが興味を示しており、争奪戦が展開されれば主力の大量流出は避けられない状況。来季も厳しい戦いを強いられそうだ。

高松は「自分が先頭に立ってJ1に上がれるようにやっていきたい」と残留を示したが、西川や金崎は「先の事は考えられない」と、呆然(ぼうぜん)とした様子でバスへと乗り込んだ。


カウンターに構える京都に、前がかりにならなければならない大分。攻め込んではカウンターを食らい、なんども逆転のピンチに立たされた。それでも、ゴールを許さず、大分は最後までチャンスが残っていた。それを活かせなかったのが最大の敗因だろう。この試合だけではなく、今季の大分のゲームは何かちぐはぐだった。勝たなければならないという重しが選手の足を重くしていた気がする。

それでも、彼らは強いチームであることは間違いない。育成も上手くいっている。来年はJ2だけれども、すぐに上がってくることを楽しみにしている。

2009年10月24日土曜日

ユーベの進撃のために、さらなる勝利が必要とキエッリーニ



Juventus Needs To Win Next Games - Giorgio Chiellini(Goal.com)

Juventus defender Giorgio Chiellini expressed his satisfaction for the winning goal he scored against Maccabi Haifa on Wednesday evening in the third matchday of the Champions League.

However, Chiellini warned the Bianconeri that they need more wins under the belt in order to get back on track and they must start doing so from this weekend against Siena.

"The goal against Maccabi was a nice satisfaction," declared the Italian international to Ansa.

"The three points give us more conviction and confidence.

"If we want to give a strong sign to the league, after a series of negative results, we now need a series of wins," he added.

"Let's hope to obtain full points against Siena and then beat Maccabi away from home. In the space of a week, we have the possibility to give a turning point to our season."

Juventus are currently third in Serie A with 15 points from eight games, four points behind league leaders Inter.


チャンピオンズリーグでは初勝利をあげたものの、セリエAではふがいない戦いを続けているユベントス。週末のシエナ戦、ミッドウィークのサンプドリア戦に勝利することでネガティブな雰囲気を一掃しようとしている。

マッカビ・ハイファ戦で決勝ゴールを決めたキエッリーニは勝利がすべてを変えると主張。まずはシエナ戦で勝利をつかむことが重要だとインタビューに答えている。

たしかに、カンピオナートではふがいない戦いが続いているユベントス。チーロが新たに導入した4-2-3-1を使うのか、それとも4-3-1-2を継続するのか注目するところでもある。

La Gazzetta dello Sportの予想はアマウリを1トップにおき、イアクインタを左サイドにおいた4-2-3-1だがどうなるだろうか。

Juventus (Serie A Matchday 9 Preview)
 Amauri 
 Diego 
IaquintaCamoranesi
PoulsenFelipe Melo
GrossoCaceres
ChielliniCannavaro
 Buffon 

2009年10月23日金曜日

トレゼゲはポジション奪回に自信を見せる



Trezeguet: «We will continue working»(Juventus Official Website)

Juventus got back to victory against Maccabi Haifa. The win was important to climb up the table of Group A but it did not satisfy the bianconeri totally. David Trezeguet, the protagonist of Filo Diretto on Juventus Channel showed he is happy with the result but insisted on the necessity to continue working hard: «It was a difficult match. We are happy with the three points but we will have to work harder both on a defensive and an attacking level, in order to find the right equilibrium. Our best man on the field was once again Gigi and if one hand it is a positive thing to have the best goalkeeper in the world, on the other hand it is evident that there is great room for improvement. We are trying different schemes to find a solutionto which the players can adapt better».

Agianst Maccabi, Ferrara fielded a new 4-2-3-1 formation: «This team played with two strikers for many years and the coach wanted to change tactics to help the midfielders. The system of play can be changed but the important thing is to re-establish the equilibrium. We started the season with a formation and after some time we started to suffer. Yesterday we changed and again we suffered, therefore we need to be more determined. I, however, have faith in this team».

The victory against Maccabi re-launched the bianconeri’s ambitions in the Champions league and it is an important injection of faith when it comes to the championship: «Yesterday’s victory was hard to obtain but we needed it. Everything is still open in the Champions League. We know that the return match against Maccabi will be very important and then we will have to manage well the two matches against Bordeaux and Bayern. At this moment, however, we are concentrated on ourselves: we must re-establish our game and on Sunday there is an important test to try and cut down on the margin from Inter which at the moment is the strongest team in the championship. In the Champions League, I think Chelsea is the team that is doing best, but we at this point must only look at ourselves and try to improve».

Against Maccabi, David marked his 300th appearance as a bianconero: «I reached an important milestone in my career. 300 matches with Juventus is not something that anyone can achieve. On a personal level I hope to continue contributing. I need three goals to reach Sivori in the Juventus top-scorers of all time and then I would like to end the season with a positive result, that is by winning the championship or the Champions League».

With regards to his future at the end of the season, David seems to be undecided: «I am outspoken and I say what I feel. Surely, last year I went through a delicate moment. I spoke clearly but I also saw the attitude towards me by my team mates, the club and the coach and this is important for me. If I were to leave Juve at the end of the season it will surely not be for a choice to do with the sport side: I have been here for 10 years and far from my family. My children are growing and at times I really miss them. It would be a choice of life but I have surely been youched by the attitude of my mates after the goal against Lazio. It was really important for me on a human level. Here I have a great friendship with all and this is what makes me happy».


ユベントスのエースストライカーとして君臨してきたトレゼゲだが、最近はベンチスタートが続いている。マッカビ・ハイファ戦ではスタメンを張り、新戦術の4-2-3-1を上手く機能させたがトレゼゲ自身はノーゴール。システムにももう少しの熟成が必要に見えた。

トレゼゲが機能するためにはこのシステムできちんとポストプレーをこなし、2列目にチャンスボールを落とすこと。イアクインタは左サイドにも右サイドにも対応できるために、アマウリかトレゼゲかという選択になるが、トレゼゲはポジションを譲るつもりはないようだ。

チームメイトからの信頼も厚く、決定力が手術前に戻れば間違いなくCFのポジションは戻ってくるはず。

そのためにもゴールに叩き込む技術を思い出してほしい。ユーベの勝利のためにも。

2009年10月22日木曜日

UEFA Champions League Group stage Matchday 3 21th October 2009

UEFA Champions League Group stage Matchday 3 21th October 2009

Group A

FC Girondins de Bordeaux 2-1 FC Bayern München @ Stade Chaban-Delmas - Bordeaux - France
FC Girondins de Bordeaux:Ciani 27, Planus 40
FC Bayern München:Ciani (o.g.) 6,Müller(send off) 30,Van Buyten(send off) 88

Bordeaux prevail despite Butt heroics(uefa.com)

オウンゴールで幸先よく先制したバイエルン・ミュンヘンだっただ、そのオウンゴールを決めたシアニに同点ゴールを決められるとさらにプラニュスに勝ち越しゴールを奪われ、反撃もならず。ロッベン、リベリを欠くとやはりバイエルンのアタックは落ちる。ミュラーとヴァン・ブイテンの退場も痛かった。ボルドーはこれでグループリーグトップに躍り出た。

Juventus 1-0 Maccabi Haifa FC @ Stadio
Olimpico
- Turin - Italy
Juventus:Chiellini 47
Maccabi Haifa FC:Dutra(Send off) 68

Juve upwardly mobile thanks to Chiellini(uefa.com)

ユベントスはこの試合は4-2-3-1の布陣。パスがつながるようになり、サイドアタックも増えてチャンスを多く作った。マッカビ・ハイファのハードワークと守備からのカウンターに苦しんだものの、ヂエゴのフリーキックからキエッリーニが叩き込んで決勝点をあげると、マッカビ・ハイファに退場者が出たこともあってきっちり逃げ切った。勝利したユベントスは2位に浮上した。

Group B

PFC CSKA Moskva 0-1 Manchester United FC @ Luzhniki Stadium - Moscow - Russia
Manchester United FC:Valencia 86

Valencia seals United late show(uefa.com)

ロシア開催ということでセントラルヨーロッパよりも早く始まったこの試合。マンチェスター・ユナイテッドはポゼッションでも上回り有利にゲームを進めるがなかなか点がとれない。しかし、終了間際にバレンシアがゴールを叩き込み、これが決勝点。貴重な勝ち点3を獲得。3連勝でグループステージ突破に王手をかけた。

VfL Wolfsburg 0-0 Beşiktaş JK @ VfL Wolfsburg Arena - Wolfsburg - Germany
VfL Wolfsburg:Grafite(send off) 74

Beşiktaş withstand Wolfsburg mauling(uefa.com)

ヴォルフスブルクが攻めてベシクタシュが耐えるというかたち。しかし、ベシクタシュの前にヴォルフスブルクは最後までゴールを奪うことができず、ゴールレスドロー。勝ち点を伸ばすことができなかった。ベシクタシュもポゼッションでは負けていなかったが、ショッツオンゴールが2ではどうしようもなかった。

Group C

Real Madrid CF 2-3 AC Milan @ Santiago Bernabéu - Madrid - Spain
Real Madrid CF:Raúl González 19, Drenthe 76
AC Milan:Pirlo 62, Pato 66, 88

Pato blow decides heavyweight contest(uefa.com)

レアル・マドリーはミランを十分に警戒していたはずだった。昨シーズン、ユベントスに2連敗した屈辱を晴らし、イタリア勢に雪辱するチャンスだった。ラウールの先制点まではよかったのだが、ミランが少ないチャンスをものにしてショッツオンゴール4本のうちの3本をゴールに叩き込んで、白い巨人を沈めた。

FC Zürich 0-1 Olympique de Marseille @ Letzigrund - Zurich - Switzerland
Olympique de Marseille:Heinze 69,Bonnart(send off) 92

Heinze goal brings Marseille relief(uefa.com)

ボールポゼッションはチューリッヒ。しかし、ショッツオンゴールは両チーム合わせて6本という貧打戦。その中でエインセが値千金のゴールを決めて、マルセイユに歓喜の初勝利をもたらした。ここで負けていれば3連敗となり、グループステージ突破が危なくなるだけにまさにクラブを救うエインセのゴールだった。

Group D

FC Porto 2-1 APOEL FC @ Estádio do Dragão - Porto - Portugal
FC Porto:Hulk 33, 48(pen),Mariano González(send off) 74
APOEL FC:Álvaro Pereira (o.g.) 22

Hulk marvel leaves Ferreira smiling(uefa.com)

アポエルは御運オールで先制したもののフッキに連発を浴びて逆転される。ポルトは退場でひとり少なくなったものの、アポエルにチャンスを与えず逃げ切り、勝ち点3をあげた。グループ2位をキープして3位以下を引き離し、グループステージ突破へと前進している。

Chelsea FC 4-0 Club Atlético de Madrid @ Stamford Bridge - London - England
Chelsea FC:Kalou 41,52,Lampard 69,Perea(o.g.) 90+ 1

Powerful Chelsea brush Atlético aside(uefa.com)

スタッツを見るとチェルシーが圧倒的に攻めたわけではない。ボールポゼッションはほぼ互角。ショッツオンゴールも5本ずつ。しかし、チェルシーは5本のうち4本を叩き込んでアトレティコ・マドリーを大差で沈めた。アトレティコ・マドリーは今季はまだ1勝。どん底に喘いでいる。立て直しには時間がかかるだろう。

ラ・シニョーラ、キエッリーニの一発でチャンピオンズリーグ初勝利!!

UEFA Champions League Group stage Matchday 3 Juventus 1-0 Maccabi Haifa FC @ Stadio
Olimpico
- Turin - Italy
Juventus:Chiellini 47
Maccabi Haifa FC:Dutra(Send off) 68

Juventus 1/5 draw 5/1 Maccabi Haifa 14/1(William Hill)

ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Juventus (UEFA Champions League Group A Matchday 3)
 Trezeguet 
 Diego 
GiovincoCamoranesi
SissokoFelipe Melo
GrossoZebina
ChielliniCannavaro
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、カセレス、イアクインタ、アマウリ、ポウルセン、デ・チェリエ、レグロッターリェ。

マッカビ・ハイファはザ・グリーンズのファーストジャージ。システムは4-4-2。

Maccabi Haifa (UEFA Champions League Group A Matchday 3)
ArbeitmanDvalishvili
OsmanRefaelov
CulmaBoccoli
MasilelaMeshumar
KeinanTeixeira
 Davidovitch 


ベンチメンバーはGKエドリ、ハラジ、マイモン、ストラーマン、ドゥトラ、ガディル、ザグリ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

1分、マッカビ・ハイファ。スローインから右サイドでつなぎ、ボッコリからのクロスをゴール前に飛びこんだドヴァリシュヴィリがヘッドで合わせるがGKブッフォンが片手でセーブ。

スローインからのアタック。単純なアーリークロスだったが、ドヴァリシュヴィリが飛びこんでいきなりの決定機。

6分、ユベントス。ゴール正面やや右からのプニツィオーネ。グロッソが直接狙うがGKダヴィドヴィッチが弾き出す。

トレゼゲの抜けだしから得たプニツィオーネ。グロッソが狙うがダヴィドヴィッチが正面で弾き出した。

10分、マッカビ・ハイファ。ジョビンコへのファールでクルマにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコのドリブル突破を止めたクルマにジャッロの判定。

19分、ユーベ。グロッソのボール奪取からのクロス。跳ね返ったところをグロッソがあげ直し、ニアでトレゼゲが合わせるがゴール右に外れる。

グロッソの前線でのプレスでボールを奪取。クロスにトレゼゲが合わせるがジャストミートできず。

24分、ユーベ。フェリペ・メロから右サイドのカモラネージ、ジョビンコとつないでエリア内からシソコに戻してのティーロ。ゴール左に外れる。

理想的な流れからのアタックだったが、マッカビ・ハイファがゴール前を固めていて襟得ないにはスペースがなかった。シソコのミドルも精度を欠いた。

30分、マッカビ・ハイファ。ジョビンコのドリブル突破を止めたテイシェイラにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコの突破はゴール前まで迫っていた。止めなければ危険だったがジャッロ覚悟だったか。

34分、ユーベ。ゼビナに代えてカセレスを投入。

ゼビナの負傷による交代。

37分、マッカビ・ハイファ。ジョビンコの突破を止めたオスマンにカルテリーノ・ジャッロ。

ジョビンコのドリブル突破は完全に潰されている。ジャッロ覚悟なのだろうなあ。

39分、ユーベ。右サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。カモラネージのボールにシソコがヘッドを合わせるがゴール左に外れる。

カモラネージのボールにシソコが真ん中で合わせるが枠をとらえられず。

43分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。ヂエゴが直接狙うがゴール右に外れる。

強烈なティーロだったが、枠をとらえられず。

アディショナルタイムは2分。

45分、マッカビ・ハイファ。左サイドのボッコリからのクロスをドヴァリシュヴィリがミドル。GKブッフォンが押さえる。

ユーベのミスパスからボッコリのクロス。ドヴァリシュヴィリが狙うがブッフォンが余裕を持ってセーブ。

プリマ・テンポはこのまま終了。0-0で折り返し。

ボールポゼッションはユーベ59%、マッカビ・ハイファ41%、ショッツオンゴールはユーベ2、マッカビ・ハイファ3、ショッツワイドはユーベ6、マッカビ・ハイファ1、ブロックドショッツはユーベ1、マッカビ・ハイファ0。

45分、マッカビ・ハイファ。アルバイトマンに代えてガディル、マシレラに代えてザグリを投入。

セコンド・テンポを前に2枚替え。確かに目立たなかったが。

セコンド・テンポ。マッカビ・ハイファのキックオフ。

46分、ユーベ先制。左サイド高い位置からのプニツィオーネ。ファーから飛びこんだキエッリーニがヘッドで叩き込んでレッテ。1-0。

ヂエゴの質の高いボールにキエッリーニがフリーで飛びこんでレッテ。今日初めてのI will surviveの演奏。

49分、マッカビ・ハイファ。カモラネージの突破を止めたザグリにカルテリーノ・ジャッロ。

ドリブル突破はどこでもチャージをかけてくるなあ。カモラネージを引っかけてジャッロ。

52分、ユーベ。シソコのボール奪取からヂエゴに渡してのループ。わずかに枠をとらえられず。

高い位置でボールを奪い、GKダヴィドヴィッチが前に出ているのを見てのループ。枠をとらえることができず。

54分、ユーベ。キエッリーニからジョビンコ、ヂエゴとつないで左サイドのグロッソに振ってのクロス。トレゼゲが飛びこむがGKダヴィドヴィッチがビッグセーブ。

最終ラインからの流れるようなパスワークでのアタック。グロッソからのクロスはトレゼゲにどんぴしゃりだったが、ダヴィドヴィッチがビッグセーブ。

56分、マッカビ・ハイファ。ラファエロフに代えてドゥトラを投入。

マッカビ・ハイファは早くもすべての交代カードを切ってきた。

61分、ユーベ。フェリペ・メロに代えてポウルセンを投入。

フェリペ・メロの負傷による交代。

67分、マッカビ・ハイファ。キエッリーニをファールで止めたドゥトラにカルテリーノ・ロッソ。

ドゥトラは入ったばかりでいきなりロッソ。一発退場でマッカビ・ハイファはひとり少ない状況に。

80分、ユーベ。トレゼゲに代えてアマウリを投入。

トレゼゲはポストプレーに守備によく頑張った。できればゴールもほしかったが。

81分、マッカビ・ハイファ。前線でボールを受けたドヴァリシュヴィリがミドル。GKブッフォンがセーブ。

ユーベは守備に重点を置いている。そこをひとり少ないマッカビ・ハイファに攻められているのだが。もう少し落ち着いてできないものか。

84分、ユーベ。ヂエゴからのパスをエリア内で受けたカモラネージのティーロはポストに嫌われる。

ヂエゴからの絶好のパス。カモラネージはGKダヴィドヴィッチのニアをついたがポストに嫌われた。

89分、マッカビ・ハイファ。ヂエゴにファールしたボッコリにカルテリーノ・ジャッロ。

ゴール前でボールを受けたヂエゴを倒してボッコリにジャッロ。

90分、ユーベ。ゴール正面左からのプニツィオーネ。ジョビンコが直接狙うがGKダヴィドヴィッチがセーブしてアンゴロに。

ジョビンコが直接狙うがダヴィドヴィッチが横っ飛びでセーブ。

アディショナルタイムは3分。

92分、マッカビ・ハイファ。カウンター。左サイドから持ち上がったオスマンからエリア内にパス。ガディルが狙うがGKブッフォンがセーブ。

危ないカウンター。オスマンからエリア内に通されてのガディルのティーロをブッフォンがセーブ。


ゲームはこのままタイムアップ。1-0でユーベの勝利。

ボールポゼッションはユーベ57%、マッカビ・ハイファ43%、ショッツオンゴールはユーベ7、マッカビ・ハイファ6、ショッツワイドはユーベ10、マッカビ・ハイファ2、ブロックドショッツはユーベ2、マッカビ・ハイファ0。

2009年10月21日水曜日

UEFA Champions League Group stage Matchday 3 20th October 2009

UEFA Champions League Group stage Matchday 3 20th October 2009

Group E

Debreceni VSC 3-4 ACF Fiorentina @ Ferenc Puskás - Budapest - Hungary
Debreceni VSC:Czvitkovics 2,Rudolf 28,Coulibaly 88
ACF Fiorentina:Mutu 6,20,Gilardino 10,Santana 37

Mutu shines as Viola edge thriller(uefa.com)

激しい撃ち合いとなったデブレツェニとフィオレンティーナ。最終的にはフィオレンティーナが前半のリードを守りきって勝ち点3を手に入れた。先制されながらもひっくり返す攻撃力はさすがだが、力が落ちると見られていたデブレツェニに3点をとられるというのは問題。単独2位となったが、折り返しの4節ではきっちり建て直す必要があるだろう。

Liverpool FC 1-2 Olympique Lyonnais @ Anfield - Liverpool - England
Liverpool FC:Benayoun 41
Olympique Lyonnais:Gonalons 72 , Delgado 90+ 1

Lyon leave Liverpool shell-shocked(uefa.com)

絶対的な強さはリバプールからは消えている。リーグ戦の不調を引きずるように、先制しながらもリヨンに逆転負け。リードを守りきれず、アンフィールドで敗れて3位転落。リヨンは3連勝でトップ。リバプールは早くも2敗。それにしてもアンフィールドで逆転されるとは。昨シーズンまでは見られなかったこと。大きな問題を抱えているようだ。

Group F

FC Barcelona 1-2 FC Rubin Kazan @ Camp Nou - Barcelona - Spain
FC Barcelona:Ibrahimović 48
FC Rubin Kazan:Ryazantsev 2,Gökdeniz Karadeniz 73

Rubin down champions Barça(uefa.com)

バルセロナはカンプノウでまさかの敗戦。先制を許し、同点に追いついたものの勝ち越し弾を奪われて痛い黒星を喫した。メンバーを落としていたわけでもなく、しかもホームでの敗戦はディフェンディングチャンピオンにとっては誤算だったのではないか。

FC Internazionale Milano 2-2 FC Dynamo Kyiv @ Stadio Giuseppe Meazza - Milan - Italy
FC Internazionale Milano:Stanković 35,Samuel 47
FC Dynamo Kyiv:Mikhalik 5,Lucio (o.g.) 40

Inter and Dynamo make their point(uefa.com)

インテルはまたも勝ちきれず。3試合連続のドローで最下位に転落した。それにしてもインテルの内弁慶ぶりはひどい。今季も優勝候補の一角にあげられながら、未勝利。先手をとられ、追いつくという展開で、結局一度も勝ち越すことができなかった。

Group G

Rangers FC 1-4 FC Unirea Urziceni @ Ibrox - Glasgow - Scotland
Rangers FC:Ricardo Vilana (o.g.) 2
FC Unirea Urziceni:Bilasco 32,Lafferty (o.g.) 49,McCulloch (o.g.) 59,Brandán 65

Unirea rejoice in Ibrox triumph(uefa.com)

ウニレア・ウルジチェニがレンジャーズの堅守を乱しての4得点で勝ち点3を獲得。オウンゴールの応酬となった試合で、レンジャーズは持ちこたえられなかった。ウニレア・ウルジチェニはこの勝利で2位に浮上。レンジャーズは最下位となった。

VfB Stuttgart 1-3 Sevilla FC @ VfB Arena - Stuttgart - Germany
VfB Stuttgart:Élson 74
Sevilla FC:Squillaci 23,72,Jesús Navas 55

Squillaci heads Sevilla to victory(uefa.com)

セビージャはシュトゥットガルトをアウェイで一蹴し、3連勝。グループトップに立った。次節で勝ち点3ならノックアウトラウンド進出が決まる。シュトゥットガルトはセビージャを止められず、敗戦。勝ちきれない試合が続いて3位となっている。

Group H

AZ Alkmaar 1-1 Arsenal FC @ DSB-Stadium - Alkmaar - Netherlands
AZ Alkmaar:Mendes da Silva 90+ 3
Arsenal FC:Fàbregas 36

AZ time it right to hold Arsenal(uefa.com)

AZは会心の勝ち点1だろう。ベンゲルキラーのクーマンがアーセナル相手に追いついてのドロー。できれば勝って勝ち点を積み上げたかっただろうが、それでも負けなかったことは選手の自信となるだろう。アーセナルは勝てる試合を最後の最後で追いつかれて勝ち点2を落としてしまった。

Olympiacos FC 2-1 R. Standard de Liège @ Georgios Karaiskakis Stadium - Piraeus - Greece
Olympiacos FC:Mitroglou 43 , Stoltidis 90+ 3
R. Standard de Liège:De Camargo 37

Late Stoltidis header stuns Standard(uefa.com)

オリンピアコスがアディショナルタイムのゴールでスタンダール・リエージュを振り切り勝ち点3を獲得。2位をキープした。スタンダール・リエージュは勝ち点を伸ばすチャンスだったが、最後にオリンピアコスに突き放された。これで最下位となったスタンダール・リエージュ。3位狙いが現実的な目標か。

2009年10月20日火曜日

イングランドは敗北の歴史に終止符を打てるか!!

England must exorcise ghost of World Cups past(Telegraph)



Now that the splenetic Diego Maradona has become the Hand of Gob, following his rant at reporters after Argentina’s nervy qualification for South Africa, most of England’s ancient and modern foes seem to be hurtling towards the World Cup.

Portugal and Russia aim to join up via the play-offs being drawn in Zurich on Sunday. Germany have already booked their ticket.

The adrenalin flows at the thought of all these arch-enemies descending en masse. For England, it will be like James Bond attending the SPECTRE Christmas party and meeting Ernst Stavro Blofeld, Dr No, Rosa Klebb, Emilio Largo plus their invited guests, Odd Job, Jaws and Scaramanga. If only Fifa could sneak Scotland into South Africa.

When Wayne Rooney remarked he hoped Cristiano Ronaldo's Portugal and Lionel Messi's Argentina failed to make the cut, it was depicted as him declaring his dislike of those two individuals. Rooney is neither complicated nor malicious. He just wanted the pair absent because it would make England's life easier. Fair point.

Of course, the World Cup should be a celebration of current form not past reputation. If Serbia or Slovakia enjoy good qualifying campaigns, they deserve to take their place at the top table of world football. But for those dreaming of an England World Cup triumph, it would heighten the sense of historic achievement if teams who have haunted them were overcome. Rooney would make a great ghost-buster.

England have history with Brazil, notably the defeat in 1970 and the tournament-ending embarrassment of 2002. Germany have made it, and they are becoming almost lovable now their attacking wit has been enhanced by Mesut Ozil.

Werder Bremen's clever playmaker was even born in Gelsenkirchen, a name to stir terror in English hearts (as the site for the 2006 penalty eclipse by Portugal). Russia are organised so well by Guus Hiddink, the man who refused to audition for the FA so England ended up with Steve McClaren. England were promptly beaten in Moscow. More history.

But it is Argentina's passage that will most dominate the thoughts of England fans and past players. Games between the nations always seize the imagination. So much goes on. Penalties, red cards, great goals, cheating.

Nearly 44 years have elapsed since the notorious Antonio Rattin game under the Twin Towers, yet the memory remains fresh in the mind of England's fullback, George Cohen.

"Argentina did one or two nasty things, one or two excesses you couldn't put up with, like raking your Achilles when the ball was gone,'' he recalled. That was why Alf [Ramsey] got angry with them.'' Ramsey, famously, stopped his players from swapping shirts with opponents he called "animals''.

History always hangs heavily on England but now is the time to banish past spectres. Diego, of course, not Dr No.


イングランドはW杯における敗北の歴史をなんとかしようと必死だ。自国開催で優勝して以来、イングランドは優勝から遠ざかっている。サッカーの母国ではあるけれども、サッカーには向いていないのではないかと言われたこともある。

アルゼンチンはその象徴であり、マラドーナはイングランドに対して大きな屈辱を残していった。彼はまるでゴーストのようにイングランドを悩ませ続けている。

1998年フランス大会ではアルゼンチンに敗れ、2002年日韓大会では雪辱したもものブラジルに敗れ、2006年ドイツ大会ではポルトガルに敗れている。

ずっとラテン系のチームに敗れているわけで、イングランドは彼らの楽観性に対して真面目すぎるために負けている可能性がある。

とはいえ、今回はアルゼンチンを叩くチャンスでもある。ということを楽観的に考えるのか、カペッロというラテン系の監督がイングランドからゴーストを追いはらうのか。

どうなるだろうね、ワールドカップ。

2009年10月19日月曜日

W杯ヨーロッパ予選プレイオフドロー!!

France face Ireland in play-offs(uefa.com)

2010 FIFA World Cup qualifying play-off draw

Matches 14 & 18 November 2009

Republic of Ireland v France
Portugal v Bosnia-Herzegovina
Greece v Ukraine
Russia v Slovenia


W杯南アフリカ大会のヨーロッパ予選、最後の4つの椅子を争う組み合わせが決まった。

フランスはもっとも難敵と思われるアイルランドを引き当てた。守備の堅さは折り紙付き。攻撃力もある。この相手だけは避けたかったのではないか。

ポルトガルボスニア・ヘルツェゴビナとの対戦。テクニック系ではあるが、ボスニア・ヘルツェゴビナは最近力をつけてきており、決定力不足がここで出てしまうと本戦への道は閉ざされる。

ギリシャウクライナとの対戦。このカードはどちらが勝ってもおかしくはない。ウクライナは勢いがあり、ギリシャは堅守速攻は徹底されていない。その点がどう出るか。

ロシアスロベニアとおそらくはもっとも楽なカードを引き当てた。ロシアは確実に勝ち点を加えて勝ちに来るだろう。そのための準備も怠りないはずだ。スロベニアは抵抗したいところだが、どうだろうか。

フットボール誌はバロンドール候補者30人を発表!!



Les trente nommés sont...(France Football)

Andreï Archavine (Russie, Arsenal)
Karim Benzema (France, Lyon puis Real Madrid)
Iker Casillas (Espagne, Real Madrid)
Cristiano Ronaldo (Portugal, Manchester United puis Real Madrid)
Diego (Brésil, Werder Brême puis Juventus Turin)
Didier Drogba (Côte d'Ivoire, Chelsea)
Edin Dzeko (Bosnie, Wolfsburg)
Samuel Eto'o (Cameroun, FC Barcelone puis Inter Milan)
Cesc Fabregas (Espagne, Arsenal)
Fernando Torres (Espagne, Liverpool)
Diego Forlan (Uruguay, Atletico Madrid)
Steven Gerrard (Angleterre, Liverpool)
Ryan Giggs (Pays de Galles, Manchester United)
Yoann Gourcuff (France, Bordeaux)
Thierry Henry (France, FC Barcelone)
Zlatan Ibrahimovic (Suède, Inter Milan puis FC Barcelone)
Iniesta (Espagne, FC Barcelone)
Julio Cesar (Brésil, Inter Milan)
Kakà (Brésil, Milan AC puis Real Madrid)
Frank Lampard (Angleterre, Chelsea)
Maicon (Brésil, Inter Milan)
Lionel Messi (Argentine, FC Barcelone)
Luis Fabiano (Brésil, FC Séville)
Franck Ribéry (France, Bayern Munich)
Wayne Rooney (Angleterre, Manchester United)
John Terry (Angleterre, Chelsea)
Nemanja Vidic (Serbie, Manchester United)
David Villa (Espagne, Valence)
Xavi (Espagne, FC Barcelone)
Yaya Touré (Côte d'Ivoire, FC Barcelone)


France Footballは2009年のバロンドール候補30人を発表した。国別ではスペインの6人が最多、クラブ別では移籍のイブラヒモビッチとエトーを含んでバルセロナの6人が最多となった。ユベントスからは唯一ヂエゴが選出されている。

この中から受賞者を選ぶとしたらイニエスタかメッシだろう。チャンピオンズリーグ覇者のバルセロナから選ばれるのはほぼ間違いない。シャビも候補者ではあるが、ユーロ2008のMVPでも届かなかったことを考えると、評価の基準は難しいところにあるのではないか。ゴールを決めなければ駄目というのなら、このふたりだろう。

2009年10月18日日曜日

ラ・シニョーラ、アマウリのレッテで追いつきドロー!!

Serie A Matchday 8 Juventus 1-1 Fiorentina @ Olimpico di Torino
Juventus:Amauri 19
Fiorentina:Vargas 5

Juventus 3/4 draw 23/10 Fiorentina 17/4(William Hill)



ユベントスはビアンコネーロのファーストジャージ。システムは4-3-1-2。

Juventus (Serie A Matchday 8)
IaquintaAmauri
 Diego 
PoulsenSissoko
 Felipe Melo 
GrossoGrygera
ChielliniCannavaro
 Buffon 


ベンチメンバーはGKマニンガー、ゼビナ、レグロッターリェ、デ・チェリエ、カモラネージ、ジョビンコ、トレゼゲ。

フィオレンティーナはヴィオラのファーストジャージ。システムは4-2-3-1。

Fiorentina (Serie A Matchday 8)
 Gilardino 
 Jovetic 
VargasMarchionni
ZanettiMontolivo
GobbiComotto
DainelliGamberini
 Frey 


ベンチメンバーはGKアヴラモフ、デ・シルヴェストリ、パスクワル、ドナデル、サンターナ、ムトゥ、カスティージョ。

プリマ・テンポ。ユベントスのキックオフ。

55秒、ユーベ。シミュレーションでシソコにカルテリーノ・ジャッロ。

引っかかっているように見えたのだけど。飛んだから印象が悪かったのかなあ。シソコは復帰戦で1分も経たないうちにいきなりジャッロ。

4分、フィオレンティーナ先制。スローインからジラルディーノ、ヨベティッチとつないで左サイドをドリブル突破。ラストパスをバルガスが左足でGKブッフォンを抜いて押し込んでレッテ。0-1。

ヨベティッチの突破を止められず。バルガスをフリーにしてブッフォンまで破られた。

8分、ユーベ。左サイドエリア角付近からのプニツィオーネ。ヂエゴのボールの跳ね返りをポウルセンが狙うが大きく右に外れる。

ヂエゴが放り込んだボールは跳ね返され、ポウルセンが左足で狙うが大きく枠を外れた。

14分、ユーベ。フィオレンティーナのDFのクリアボールが浮いたところをシソコがゴール前に頭で押し込み、ボールをおさめたイアクインタがそのままティーロ。GKフレイがビッグセーブ。

ゴール前に浮いたボールをシソコがエリア内に放り込みイアクインタがおさめて至近距離からのティーロ。しかし、フレイの壁を破れず。

17分、ユーベ。フェリペ・メロから左サイドのグロッソに振ってのクロス。イアクインタ、アマウリが飛びこむがわずかに合わず。

グロッソのボールはゴール前を水平に横切る高速のクロス。イアクインタ、アマウリが飛びこむがゴールに押しこめず。

18分、ユーベ同点。ポウルセンからの縦パスをイアクインタがエリア内で受けて横に流し、アマウリが右足で無人のゴールに流しこんでレッテ。1-1。

ポウルセンからの一発のパス。イアクインタがフレイを引きつけてフリーのアマウリへ。アマウリが無人のゴールに流しこんでレッテ。アマウリは今季初得点。今日初めてのI Will Surviveが流れる。

23分、フィオレンティーナ。マルキオンニに代えてサンターナを投入。

マルキオンニは負傷による交代。

29分、フィオレンティーナ。ザネッティが放り込んだボールの跳ね返りを右サイドからコモットが想いきたミドル。DFに当たってアンゴロに。

コモットの強烈なミドル。あの位置でもフリーで持たせると危険だ。

32分、フィオレンティーナ。右サイド高い位置からのプニツィオーネ。バルガスが直接GKブッフォンを抜いて放り込むが、ゴール前のファールがあってノーゴール。

キエッリーニがダイネッリに倒されており、ブッフォンの前での出来事だったということか。

32分、フィオレンティーナ。審判への異議でダイネッリにカルテリーノ・ジャッロ。

執拗に抗議していたためにジャッロ。

37分、ユーベ。バルガスをファールで止めたグリゲラにカルテリーノ・ジャッロ。

バルガスの突破をファールで止めたグリゲラにジャッロ。

アディショナルタイムは3分。

46分、フィオレンティーナ。ヨベティッチのパスをジラルディーノがポストプレイ。ボールを左サイドのバルガスにパス。バルガスが狙うがGKブッフォンが触ってアンゴロに。

ペナルティアーク付近でボールをおさめたジラルディーノからのパス。バルガスがフリーで狙うがGKブッフォンがわずかに触ってアンゴロに。

プリマ・テンポはこのまま終了。1-1で折り返し。

ボールポゼッションはユーベ61.8%、フィオレンティーナ38.2%、ショッツオンゴールはユーベ3、フィオレンティーナ3、ショッツワイドはユーベ4、フィオレンティーナ1、ブロックドショッツはユーベ0、フィオレンティーナ1。

セコンド・テンポ。フィオレンティーナのキックオフ。

48分、ユーベ。フェリペ・メロからグロッソに振り、イアクインタに当ててこぼれたボールをヂエゴが浮かし、アマウリが落としたところに走り込んだシソコが狙うがGKフレイが左足でビッグセーブ。

流れるようなユーベのアタックだったが、シソコの強烈なティーロはフレイが止めた。

57分、フィオレンティーナ。ヂエゴをファールで止めたゴッビにカルテリーノ・ジャッロ。

フィオレンティーナのアンゴロのクリアボールからのカウンター。ヂエゴに渡ったところでゴッビが潰してジャッロ。

58分、フィオレンティーナ。右サイドのコモットからのパスを受けたサンターナが内に切れ込んでのティーロ。GKブッフォンが正面で押さえる。

コモットからの縦パス。サンターナが右サイドから内に切れ込んでのミドル。ブッフォンが押さえる。

63分、ユーベ。ヂエゴから右サイドのグリゲラに振ってのクロス。アマウリがニアでヘッドを合わせるがGKフレイがキャッチ。

グリゲラのクロスはアマウリの頭にどんぴしゃりだったが、フレイの正面。

65分、ユーベ。アマウリのポストプレイを拾ったヂエゴのドリブルから右サイドのグリゲラに振ってのクロス。アマウリが中央でヘッドを合わせるがGKフレイがキャッチ。

左サイドから右サイドに変えてのアタック。グリゲラのクロスの質は高かったがアマウリのヘッドは当たりが浅かった。

67分、フィオレンティーナ。ヨベティッチに代えてムトゥを投入。

ヨベティッチは先制点を演出。惜しいティーロもあった。

68分、ユーベ。シソコに代えてカモラネージを投入。

シソコは十分な復帰戦。十分に動きまわっていた。

70分、ユーベ。カモラネージからのパスを受けたヂエゴのスルーパス。アマウリが受けてのティーロはゴール左に外れる。

カモラネージとのウーノ・ドゥーエ狙いに見えたがアマウリがカット。ティーロを狙うがゴール左に外れる。

71分、フィオレンティーナ。バルガスに代えてパスクワーレを投入。

バルガスは先制点。セットプレイも彼からだった。

76分、フィオレンティーナ。ムトゥのアンゴロ。ショートコーナーからパスクワーレにつなぎ、右サイドのサンターナへ。サンターナのクロスにダイネッリが飛びこむがヘッドは枠の上。

サンターナのクロスにダイネッリが体ごと飛びこむがが枠をとらえられず。

79分、ユーベ。イアクインタに代えてデ・チェリエを投入。

イアクインタは同点ゴールをアシスト。決めるべきところは決めたかったのだが。

82分、ユーベ。ヂエゴに代えてトレゼゲを投入。

ヂエゴはボールを触ってはいたがチャンスは作れず。4-4-2にシステムチェンジ。

アディショナルタイムは3分。

ゲームはこのままタイムアップ。1-1のドロー。

ボールポゼッションはユーベ57.2%、フィオレンティーナ42.8%、ショッツオンゴールはユーベ7、フィオレンティーナ6、ショッツワイドはユーベ9、フィオレンティーナ4、ブロックドショッツはユーベ1、フィオレンティーナ7。

攻撃は少しずつだが機能しつつある。とはいえ、決定機を作るまでは至っていない。今日はフレイに完全に止められた。3度の決定機で1点というのは情けない。

2009年10月17日土曜日

チェルシーは明日CASで弁論を開始!!

Chelsea to lodge appeal against Fifa's transfer ban with Court of Arbitration(Telegraph)

Fifa found the Premier League pacesetters guilty of inducing teenager Gael Kakuta to breach his contract with Lens two years ago and banned them from signing any new players in the next two transfer windows.

Chelsea will lodge their full appeal with CAS and are expected to request a 'fast-track' hearing, to which Fifa would also have to agree to.

Once the club has notified CAS of its intention to appeal, which must be done by tomorrow, they have a further 10 days to lodge the papers with them.

A one-window ban is unlikely to hurt Chelsea too much as they have carried out little business in January during previous seasons.

Meanwhile, goalkeeper Hilario is expecting to make way for Czech Republic international Petr Cech against Aston Villa on Saturday.

Hilario was impressive when he deputised for the suspended Cech in the 2-0 win over Liverpool at Stamford Bridge prior to the international break.

Hilario, who signed a new contract with Chelsea in the summer, knows that Cech will want his shirt back and has no complaints.

"I am pleased to be here," said Hilario. "I love this club, I like very much the people around and I love London.

"My family is really settled, my kids too and I want to continue here, I want to do good work."

Midfielder Michael Ballack is expected to be fit to face Villa after recovering from an ankle injury sustained on international duty with Germany.


FIFAから2011年冬までの移籍禁止のペナルティを言い渡されているチェルシーだが、明日までにCASに対して弁論を行う必要がある。

チェルシーはFIFAのペナルティをひっくり返すことに自信を持ち、結果を楽観視しているが、現実はそんなに甘くはない。

FIFAはチェルシーの件をきっかけにしてプレミアリーグの移籍問題について踏みこもうとしており、移籍金の高騰、未成年の移籍について厳しい態度を貫くつもりでいる。

チェルシーの件は有罪がはっきりしていることであり、この件できっちりペナルティを下すことで移籍に関する曖昧な部分をなくそうとしているのだ。

一方、チェルシーはきちんと移籍金を払っており、無罪を主張している。チェルシーにしてみれば、移籍ウインドウを2回も閉ざされることは高齢化の進むチームの活性化を止めることになり、致命的なことになる。それは避けなければならない。

CASがどういう判断をするかはまだわからないが、チェルシーにとっては運命を決める1日となりそうだ。

2009年10月16日金曜日

アルゼンチンの本戦出場への波瀾万丈の物語

2010 FIFA World Cup South Africa South America Qualifiers Uruguay 0-1 Argentina @ Montevideo - Centenario
Argentina:Bolatti 84



Maradona's Argentina survive turbulent campaign(Reuters)

BUENOS AIRES, Oct 14 (Reuters) - Diego Maradona's Argentina survived a turbulent World Cup qualifying campaign to finally clinch their place in South Africa next year with a 1-0 win over neighbours Uruguay on Wednesday.

Substitute Mario Bolatti stabbed home the winner in the 85th minute to seal the fourth automatic spot for Argentina, who had been in danger of missing out on the finals after a rollercoaster year under Maradona's leadership.

Maradona, who has used more than 70 players in his time in charge, wept and hugged his coaching staff and insulted the media after Argentina joined Brazil, Chile and Paraguay as South America's representatives in South Africa next year.

Uruguay, who finished fifth in the 10-team South American group, will have another bite at the cherry via a playoff with Costa Rica over two legs.

It is the third consecutive World Cup qualifying campaign where Uruguay's fate will be decided by a playoff -- the twice world champions beat Australia to qualify for the 2002 tournament and lost to the same opponents four years later.

Ecuador were the other team who went into Wednesday's matches with a realistic chance of qualifying but their hopes were killed off with a 1-0 defeat in Chile.

Humberto Suazo, the competition's leading scorer, scored the winner with his 10th goal of the campaign to leave Ecuador sixth with 23 points, one behind Uruguay.

BRAZIL TOP

Brazil finished top of the group with 34 points but completed their campaign with a lacklustre goalless draw at home to Venezuela in Campo Grande -- the first time they have failed to beat their northern neighbours in 19 competitive internationals.

Paraguay (33 points) missed a chance to pip Brazil when they lost 2-0 at home to Colombia, Gustavo Ramos and Hugo Rodallega scoring in the last half hour.

They dropped to third behind Chile on goal difference.

Argentina finished fourth with 28, but a defeat against Uruguay, coupled with an Ecuador win on Wednesday, would have seen Argentina miss out on their first finals since 1970.

"I have a memory, for those who didn't believe in this team and those who treated me like dirt," Maradona said in a post-match news conference peppered with insults at the media.

Midfielder Juan Sebastian Veron was more measured.

"This isn't a celebration, it's a case of getting things off our chest," he said. "We have to think about improving."

Nearly all the action happened in the last 10 minutes, starting with a red card for Uruguay defender Martin Caceres after for a second bookable offence.

Veron then lobbed the ball into the penalty area and it fell for Bolatti to score from near the penalty spot.

The hosts also had Cristian Rodriguez dismissed in injury time for fighting.

Despite leading Argentina to qualification, huge doubts still surround Maradona's coaching abilities and temperament.

Since replacing Alfio Basile in a surprise appointment a year ago, his credibility has been seriously damaged by World Cup qualifying defeats away to Bolivia, Paraguay and Ecuador and at home to Brazil.

His training sessions have resembled little more than playground kickabouts and some of his selections -- such as giving an international debut to defender Rolando Schiavi at the age of 36 -- have been bizarre.

One of his gambles paid off on Saturday, however, when 35-year-old striker Martin Palermo scored an injury-time winner to give them a crucial 2-1 win over Peru.


劇的な勝利でW杯本戦の出場権を手にしたアルゼンチンだが、マラドーナの手腕は疑問を通り越して無能というレッテルが貼られている。世界中の新聞はマラドーナはアルゼンチン国内においても神の座から引きずりおろされたと見ており、解任があるかもしれないとも考えられている。

とはいえ、このアルゼンチンの生き残りに懸けた2連戦2連勝は本当に必死の戦いだった。選手の力は確実に上。しかし、アルゼンチンがここまで苦労したのは監督の迷走にある。本来ならもうここは決めておき、隣国で仲のよいウルグアイに4位の座を譲るということができる状態でなくてはならなかったのだ。

だが、あまりにも星を落としすぎたアルゼンチンは最後にいつも助けてくれる隣国を蹴落とし、本戦へと出場を決めた。激しい戦いだったはずだが、退場者をふたりも出したウルグアイに最少得点というのはあまりにも情けない。

アルゼンチン国民もマラドーナの辞任を望んでいるが、もし、このまま本戦にいくなら2002年以来のグループリーグ敗退という悪夢が起こるかもしれない。